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宇宙
560
:
とはずがたり
:2014/03/07(金) 23:39:06
光の84%って速いことは速いけどほぼ光速と云うにはのろいんじゃないの?
ブラックホール、ほぼ光速で回転
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130304002
Andrew Fazekas
for National Geographic News
March 4, 2013
最新研究によると、地球から6000万光年の距離にあるブラックホールは、超高速回転によって宇宙のスピードの限界に挑戦しているようだ。
同研究では、超大質量ブラックホールの回転速度を測定することに史上初めて成功した。結果は光速、すなわち物理法則における最高速度の84%というものだった。
「この発見で最も心躍るのは、重力場が巨大で、周囲の時空特性が標準的なニュートン力学とは完全に異なるこのような極端な状況下で一般相対性理論を検証できる点だ」と、研究を指揮したグイド・リザリティ(Guido Risaliti)氏は述べる。同氏はハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CfA)、およびイタリア国立天体物理学研究所(INAF)が運営するイタリアのアルチェトリ天文台に所属する。
恒星を引き裂き、飲み込むことで知られる超大質量ブラックホールは、地球のある天の川銀河を含めたほとんどの銀河の中心に存在する。太陽の数百万〜数十億倍もの質量を誇る超大質量ブラックホールは、その重力によって周辺の時空を歪め、捕まったら光さえも脱出することはできない。
◆銀河のモンスター
リザリティ氏によると、地球から比較的近い渦巻銀河NGC 1365の中心に存在する超大質量ブラックホールは、質量が太陽の約200万倍、直径が約320万キロ(地球から月までの距離の8倍以上)に達すると推定されるという。
リザリティ氏の研究チームは、高エネルギーX線を検出するNASAの宇宙望遠鏡「NuSTAR」(ニュースター: Nuclear Spectroscopic Telescope Array)と、低エネルギーX線を検出する欧州宇宙機関(ESA)のXMMニュートンX線観測衛星の観測データを組み合わせることで、ブラックホールの回転速度を割りだすことに成功した。
研究チームは、ブラックホールの周囲を回るパンケーキ型の降着円盤から恒星の残骸のX線粒子を検出し、そのデータをもとにブラックホールの回転速度を決定した。
回転速度が判明したことで、周囲の時空をねじ曲げる巨大ブラックホールの内側で何が起こっているのか解明が進むことが期待されている。
研究チームがそれ以上に関心をもっているのは、今回の発見がブラックホールの過去、およびその周囲にある銀河の進化に関する手がかりをもたらすことだ。
◆宇宙の進化をたどる
超大質量ブラックホールは、自身が属する銀河の進化に大きな影響を及ぼす。2つの構造の間に自動調節プロセスが生じるのだ。
「形成される星が増えると、それらが投じるガスによってブラックホールの質量は増大するが、この降着による放射が銀河内のガスを温め、さらなる星形成を抑止する」とリザリティ氏は述べる。「つまり、ブラックホールの降着と新たな星形成という2つの現象は、互いに作用しあっているのだ」。
ブラックホールの回転速度を知ることは、宇宙全体の進化の過程を解明する上でも役立つ可能性がある。「宇宙の各時代に生まれた銀河の平均回転速度を突き止めることで、宇宙の進化の足取りを現在よりはるかに正確にたどることが可能になるかもしれない」とリザリティ氏は述べている。
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