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宇宙
543
:
とはずがたり
:2014/02/07(金) 01:16:46
>>541-543
歴史に残る最初の定住者はポルトガル人フェルナンド・ロペスである。1584年5月27日には、日本からヨーロッパへ向かう途中の天正遣欧少年使節が寄港している。
セントヘレナに来航した最初のイングランド人はトーマス・キャベンディッシュである。
オランダ(ネーデルラント連邦共和国)は1633年にこの島の領有権を主張するが、彼らが島を占拠したり要塞化をしたりした証拠は残っていない。1651年、オランダがアフリカ南端の喜望峰周辺に植民を開始する頃までには、島はほとんど打ち棄てられた状態であった。
イギリス東インド会社領
1657年、オリヴァー・クロムウェルはイギリス東インド会社にこの島の行政権を認めた。東インド会社はこの島の要塞化と植民を決定し、1659年に初代総督ジョン・ダットン(Captain John Dutton)が着任した。これをもって、セントヘレナはイギリスで二番目に古い(バーミューダに次ぐ)植民地となったとされる。1660年の王政復古後、東インド会社は王の特許状を手に入れ、島の要塞化と植民地化が認められた。東インド会社によって1658年建設された砦が現在の首都ジェームズタウンであり、この名は当時の王弟ヨーク公(のちのジェームズ2世)にちなんで名づけられたものである。当時の住民のほぼ半分はアフリカからの黒人奴隷であった。
なお、1676年からエドモンド・ハレーが天文台を設置し、天体観測の拠点としていた。
1810年以降は、東インド会社による広東貿易の寄港地として使用されるようになる。
ナポレオンとセントヘレナ
ナポレオン1世がエルバ島脱出ののちワーテルローの戦いで敗れると、ウィーン会議により身柄の扱いはイギリスに一任された。イギリスはナポレオンの亡命受け入れを拒否し、保護を名目としてこの絶海の孤島に閉じ込めることにした。ナポレオンは1815年10月にセントヘレナに到着し、1821年5月に死亡するまで島中央のロングウッド・ハウスに暮らした。しばしば「流刑」と称されるが、裁判や条約に基づかない不法拘留であった。イギリスはハドソン・ロー総督に監視させるにとどめ、館での生活はナポレオン一行の自由にさせていた。
ナポレオン幽閉の時代もこの島は東インド会社領のままであったが、イギリス政府の関与はより大きくなった。ナポレオン派を警戒して島には部隊が駐屯したほか、海軍の艦船が島の周辺を警戒した。また、隣の島であるアセンション島やトリスタンダクーニャ島[1]にもイギリス軍が派遣された。
1817年の国勢調査によれば、島には821人の白人住民、820人の兵士、618人の中国人労働者、500人の黒人自由民、1540人の奴隷がいたことが記録されている。ナポレオンの死後、数千人の「滞在者」たちは島を去り、東インド会社が島の統治を続けた。ナポレオンが幽閉中に島のコーヒーを称賛したことから、パリではセントヘレナ産コーヒーの評判が高まった。
王領植民地
1833年に発布された「インド法」により、1834年4月22日に王領直轄地となった。 1853年1月米国ペリー提督のミシシッピ号が日本への来航途中に石炭補給のため寄港した。 1870年代半ばまで、大西洋とインド洋を結ぶ航海の要地として繁栄したが、スエズ運河開通(1869年)以降は交通量が激減した。しかしなお多くの船がセントヘレナに寄港を余儀なくされた。第2次ボーア戦争の間(1899年-1902年)には、数千人のボーア側捕虜の収容所となった。
経済
主な経済活動は漁業、家畜農園、手工芸品であるが、これだけでは全住民の生活を支えられず、不完全雇用がセントヘレナの大きな問題となっている。島を離れる良い機会とばかりに、多くの住民はアセンション島で仕事を探している。フォークランド諸島のマウント・プレザント空港の建設工事に従事する人もいる。
現在の人口は少なく、経済は生産性の低いモノカルチャー(単一作物生産)経済であり、主にロンドンからの移入物資によって島民の生活は支えられている。島は小さく、また現代経済における重要性が小さいことから、島民にはイギリス政府が島を軽視しているとの不満が絶えない。
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