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宇宙

499荷主研究者:2013/11/01(金) 00:13:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131023t15005.htm
2013年10月23日水曜日 河北新報
小惑星内に水蒸発の痕跡 東北大木村助教らカナダの隕石分析

磁鉄鉱コロイド結晶の走査電子顕微鏡像。右下の白い太線の横幅が1ナノメートル

 東北大大学院理学研究科の木村勇気助教(結晶成長)らの研究グループは22日、カナダに落下した隕石(いんせき)に含まれる磁鉄鉱から、特殊な渦状の磁場構造をしたコロイド結晶の粒子を見付けた、と発表した。

 46億年前に誕生した太陽系の形成期の宇宙環境を知る手掛かりになるという。成果は23日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズのオンライン版で公開された。

 太陽系ではガスとちりによる冷たい分子雲が収縮し、蒸発や衝突、合体などを経て惑星や小惑星が出来上がった。コロイド結晶は、小惑星内部の無重力空間で水滴がゆっくり干上がった証拠だという。

 研究グループは、カナダで2000年に回収された隕石の中に存在し、磁鉄鉱粒子からなる直径100〜700ナノメートル(ナノは10億分の1)のコロイド結晶に着目。ホログラフィー電子顕微鏡で観察した結果、右巻きまたは左巻きの渦状の磁場構造を持っていることが明らかになった。

 小惑星に他の天体が衝突すると、振動で内部に水滴が大量に作られる。水の蒸発で形成されたコロイド結晶の粒子が、渦状の磁場構造によって整然と並んでいた。小惑星内部の水の動きの解明が期待される。木村助教は「磁性粒子のコロイド結晶は、3次元の超高密度磁気記録媒体の素材として使える可能性も秘めている」と話した。


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