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宇宙

491荷主研究者:2013/10/06(日) 12:43:46

http://kumanichi.com/news/local/main/20130917002.shtml
2013年09月17日 熊本日日新聞
2億年前、直径7・8キロ隕石 熊大など発見

熊本大の尾上哲治准教授

 熊本大の尾上哲治准教授(古生物学)らの研究グループは16日、岐阜、大分両県で発見した地層の研究で、約2億1500万年前に、直径最大7・8キロの巨大隕石[いんせき]が地球に衝突したことが分かったと、英科学誌に発表した。三畳紀後期(約2億〜2億3700万年前)の隕石衝突を示す発見は世界初。

 三畳紀後期は、哺乳類型爬虫[はちゅう]類が絶滅し、代わって恐竜が進化・隆盛し始めた時代。約6500万年前、地球に巨大隕石(直径最大14キロ)が衝突したことが、恐竜絶滅の原因とされており、今回はそれに次ぐ規模。生物の大量絶滅や恐竜の隆盛に、隕石衝突が関わった可能性を示す研究として注目されそうだ。

 研究グループが発見したのは、海のプランクトンの死骸が降り積もってできた岩石。地球上には非常に少なく、隕石に多く含まれる元素「オスミウム」の濃度と、オスミウムの「同位体」という成分の比率を、特殊な技術で分析した。

 その結果、三畳紀後期の層(粘土岩)は、ほかの層に比べ、オスミウムの濃度が約100倍高く、同位体の比率も地表と異なっていた。これらのデータから、隕石の直径を3・3〜7・8キロ、重さ最大約5千億トンと推定した。

 粘土岩を挟んだ新しい時代の層と古い層では、化石の種類も異なり、尾上准教授は「海洋生態系に大きな変化をもたらしたのではないか」と分析した。

 カナダ東部ケベック州に直径約100キロのクレーターがあり、研究グループは、この隕石が衝突し、その成分が地球の広い範囲に飛散したとみている。

 隕石衝突によって何度も生物の大量絶滅が起きたとされる。尾上准教授は「世界の三畳紀後期の地層を調べて、地球環境や生態系にどう影響したかを突き止めたい」と話している。

 尾上准教授らは昨年11月、岐阜県の地層で隕石衝突の痕跡を発見したと発表していたが、隕石の大きさは特定できていなかった。(高橋俊啓)


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