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宇宙

470荷主研究者:2013/05/12(日) 15:46:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130426t15013.htm
2013年04月26日金曜日 河北新報
簡単操作で衛星通信、大規模災害時に力 東北大など開発

東北大などが開発したVSAT(手前)を通じて通話を試す山元町職員ら

 東北大と有料放送事業者のスカパーJSAT(東京)などは、大規模災害時に簡単な操作で設置できる衛星通信の可搬型小型基地局を共同開発した。東日本大震災で甚大な被害が出た宮城県山元町で25日、基地局を使って通話する実演を行った。被災自治体の庁舎や避難所などでの実用化を目指す。

 総務省の研究事業として開発し、名称は「VSAT」。パラボラアンテナと電送機器が一体化し、タッチパネル式のスイッチを入れると自動でアンテナが動いて通信衛星の位置を特定し、電波を受信する。無線LANを通して、電話やインターネットで交信できる。

 縦1メートル、横60センチ、重さ38.5キロで、大人2人で楽に持ち運びできる。ハイブリッド車のバッテリーを使うと1週間動き続ける。

 従来の衛星通信の可搬型基地局はアンテナと電送機器が分離し、設営には技術者による衛星捕捉作業が必要だった。VSATは避難所などで誰でも簡単に基地局を設営できる。

 山元町は東日本大震災で通信インフラがすべて寸断し、3日間ほど外部との交信ができなかった。当時、副町長だった宮城県管財課の平間英博課長は「町の被災状況を外部に発信できなくて困った。簡単に衛星通信が可能となれば現場は助かる」と話した。

 開発に携わった東北大電気通信研究所の末松憲治教授(工学博士)は「衛星通信は災害時に情報を伝達する最後のとりでとなる。全国の自治体や病院、報道関係などに広く活用してもらいたい」と語った。


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