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宇宙

430荷主研究者:2012/03/31(土) 19:15:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120217t15013.htm
2012年02月17日金曜日 河北新報
星の誕生の仕組み探る ロケット使い実験 東北大グループ

実験に使うロケットと同型の観測ロケット(宇宙航空研究開発機構提供)

 東北大大学院理学研究科の木村勇気助教の研究グループが、終末期の星から放出されたガスが冷えて生成される「ナノ粒子」をロケットで宇宙空間に運び、「宇宙ダスト」を発現させる実験に取り組む。宇宙ダストは鉄や炭素を含み、新たな星の材料になる物質で、星誕生のメカニズム解明につながるという。宇宙航空研究開発機構との共同実験で、早ければ年内に実施する。

 ナノ粒子は、ナノメートル(ナノは10億分の1)単位の固体で、宇宙空間に分布する。実験では、木村助教がつくったナノ粒子をロケットに搭載。ナノ粒子が、宇宙ダストに変化するメカニズムを詳しく調べる。

 ロケットが宇宙空間に入ると、実験装置が始動。ナノ粒子が蒸発した後、冷えて宇宙ダストに結晶化する様子を電波で地上に届ける。データを解析し、宇宙ダストが発現しやすい圧力や温度などの条件を探る。

 木村助教は2011年に航空機を急降下させ、無重力に近い環境で同様の実験をしたが、重力が変動する影響で宇宙ダストの生成環境が揺らぎ、データの精度が下がったという。ロケットを使うことで、無重力状態で精度の高いデータが得られる。

 木村助教は「宇宙ダストを作ることができれば、星や惑星の誕生を再現することにつながる。効率よく宇宙ダストを結晶化する技術は、薬品や食品加工など他の分野にも応用できる」と説明している。


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