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宇宙
426
:
とはずがたり
:2012/02/15(水) 00:46:06
矮小銀河、さらに小さい銀河を食べる
2012年2月13日(月)13:55
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120213003&expand&source=gnews
Rachel Kaufman
for National Geographic News
February 13, 2012
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/48555_big.jpg
矮小銀河NGC 4449と、その近くにかすかに見えるスターストリーム(画像右上の赤味がかった細長い部分)。
(Image courtesy NAOJ)
矮小銀河がさらに小さな“伴侶”を食べている姿が、このほど初めて詳細な画像でとらえられた。食べられているほうは、一見すると単なる“しみ”にしか見えないほど小さい。
小さいほうの銀河が元は「何だったのか、これまでずっと謎だった」と研究共著者でカリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)の天文学者であるアーロン・ロマノウスキー(Aaron Romanowsky)氏は話す。
小さな星のしみが最初に見つかったのは、デジタイズド・スカイ・サーベイ(Digitized Sky Survey)プロジェクトによってデジタル化された写真乾板の中だ。
この小さな銀河は、あまりに明るさに乏しいため、5年間その正体を突き止められないままだった。この銀河の明るさは、近隣にあるりょうけん座の矮小銀河NGC 4449の約50分の1だ。
しかし最近になって、ロマノウスキー氏らのチームが矮小銀河とその近隣にあるしみの、より詳細な画像の取得に乗り出した。
研究を率いたドイツ、ハイデルベルクのマックス・プランク天文学研究所のデイビッド・マルティネス・デルガード(David Martinez-Delgado)氏や、研究共著者でアマチュア天文学者のジェイ・ギャバニー(Jay Gabany)氏を含む国際チームは、米ニューメキシコ州にあるブラックバード天文台(Blackbird Observatory)と、ハワイ島のすばる望遠鏡からデータを収集した。
「そしてこの素晴らしい画像を得た。(大きい銀河に飲まれつつある)銀河が星の1つ1つまで見える」とロマノウスキー氏は述べている。
◆マトリョーシカのように大が小を食べる
NGC 4449の周囲に存在するスターストリーム(星の流れ)によって、一方の銀河が他方の銀河を“食べて”いることがわかる。
画像は、大きい銀河の周囲に暈(かさ)状に散らばる恒星の姿を鮮明にとらえていた。これは銀河同士の合併により、小さい銀河が剥ぎ取られてできるものだ。
今回の発見は、あらゆる大きさの銀河は共食いをするという、銀河形成理論の一端を裏付けることになる。「大きい銀河は小さい銀河を食べ、小さい銀河は(さらに)小さい銀河を食べる。まるでマトリョーシカのようだ」とロマノウスキー氏は言う。
今回の発見はまた、NGC 4449が現在活発な星形成領域となっている理由を説明しうるものだ。ロマノウスキー氏によると、小さい銀河は大きい銀河の周囲を楕円形の軌道を描いて回っており、これはちょうど彗星が恒星の周りを回るのと同じだという。
この伴銀河は、われわれの目にはことさらに小さく映るが、ここに暗黒物質が関わっていると考えると、2つの銀河は質量的にぐっと近くなる。その場合、暗いほうの銀河は、明るいほうの銀河の5分の1ほどの質量を持つ可能性がある。「小さい銀河は近くを通過するとき、重力によって(大きい銀河)を押し、乱れさせる」とロマノウスキー氏は言う。
今から約5億年前に起こったそのような現象が、現在NGC 4449において見られる活発な星形成のきっかけとなった可能性が考えられる。
今回の研究をまとめた論文は、「Astrophysical Journal Letters」誌に提出された。
Rachel Kaufman for National Geographic News
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