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宇宙

332チバQ:2011/03/26(土) 13:59:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000019-mai-soci
<東日本大震災>「愛犬だけでも」夫亡くした女性 仙台
毎日新聞 3月26日(土)9時56分配信


愛犬のコロの毛布を見つけた愛子さん=仙台市若林区荒浜で2011年3月24日午前8時7分、浅妻博之撮影

 仙台市若林区荒浜の海沿いに続く松林を午後2時半から午後3時にかけて愛犬のコロと散歩するのを日課としていた大友昇さん(74)が24日、遺体で発見された。妻愛子さん(68)らは悲しみと安堵(あんど)が入り交じった表情を浮かべたが、コロは見つかっていない。愛子さんはがれきの中から見つけたコロの毛布を自宅跡に置いてきた。「もしかしたらコロちゃんがにおいを頼りに家に戻ってくるかも」

 大友さんの家族に遺体発見の知らせが届いたのは、25日午前9時ごろ。自宅から約1キロ離れたがれきの中で見つかった。遺体安置所で2週間ぶりに昇さんと対面した愛子さんは「普段寝ている時の顔。きれいな顔でした」と話した。

 海岸から約200〜300メートルのところにある自宅は大津波で破壊され、土台が残るだけ。朝昼の散歩を日課としていた昇さんは、コロと大津波にのみ込まれた可能性がある。愛子さんら家族4人は外出中だった。

 柴(しば)犬のコロを飼い始めたのは7年前。前に飼っていた犬が死んで1週間もたたない時だった。長男の竹博さん(41)は「犬を飼うのは6匹目で反対したけど。孫が生まれる前で寂しかったみたい」と父の気持ちを代弁する。1年後、家族の関心は生まれたばかりの孫に移ったが「お父さんだけはコロの面倒を見ていたの」と愛子さんは振り返る。

 昇さんは夕方になると、車の後部座席を倒してコロを寝かせた。座席に段ボール、さらに毛布を敷くなどして寝床を作った。底冷えするとコロが寒くて眠れないと昇さんが考えたという。

 被災後、がれきの中を捜し続けた愛子さんは偶然、自宅隣の畑でコロの毛布を見つけた。ふかふかだった毛布も海水で湿って重く、泥だらけになっていた。愛子さんは望みを捨て切れない。「避難先に持っていきたい」という気持ちを抑え、コロの毛布をそっと自宅跡に残した。【浅妻博之】


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