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宇宙

280チバQ:2011/03/13(日) 14:27:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110313-OYT1T00306.htm
町長ら1万人超不明…岩手・大槌、機能停止の町
崩壊した大槌町役場を眺める男性。時計は、2時45分頃を指している=13日、前田毅郎撮影 町の中心部が大津波にのみ込まれた岩手県大槌(おおつち)町。

 避難所で所在が確認されている住民約4600人を除き、町長をはじめ1万人以上の行方がわからないままだ。火災にも見舞われ、何もなくなってしまった町に13日、記者がはいった。

 所々から火災の残り火や煙が上がり、町中心部は焦げ臭いにおいに包まれている。中心部にあった図書館やガソリンスタンドなどは跡形もない。背後にある山で火事が起きているが、消防機能は完全にまひしている。大槌川にかかるJR山田線の橋は橋脚を残し、落下した。

 港から約1キロにある役場は、2階まで津波が押し寄せた。役場では加藤宏暉町長ら幹部が災害対策会議を開こうとしていた、まさにその時だった。東梅政昭副町長は「町長が高いところに避難するよう指示し、約20人が屋上に上がったところで津波が押し寄せてきた。数十人の職員が行方不明となっている。加藤町長は姿が見えなくなった」と話した。町も事実上、機能停止となっている。

 同町城山の中央公民館は遺体の安置所になっていた。約20人の遺体が安置されている。各地で遺体の回収が続いている。

 災害対策本部も置かれ、13日朝までに40人の死亡を確認したという。町内26か所の避難所に約4600人が、命からがら避難している。

 公民館に避難した会社員、阿部正人さん(46)は「もう2日間、何も食べていない。それでも連絡の取れない弟を捜さないといけない」と疲れ切った表情で話した。

 不明の町長に代わり災害対策本部長を務める東梅副町長は「何人の町民が亡くなっているのか全く分からない。約1万5000人の町民で、もっと亡くなった方が増えるのではないか」と苦しい表情で話した。

 町民たちはがれきに埋もれた自動販売機を壊して、中からペットボトルのお茶や缶ジュースを取り出してのどの渇きをしのいでいた。住民はがれきの中から、泥にまみれた預金通帳や食料など使えそうなものを探していた。

 県立大槌病院で、ライフライン(生活物資補給路)が途絶し、医薬品もとぼしい中で、かろうじて診療が続けられていた。岩田千尋院長は「夜は懐中電灯の明かりで診察を続けている。職員も家族と連絡がつかないまま、頑張っている」と話した。

 43人の患者が入院している。事務員岡田和也さん(32)は「水、食料、医薬品はほぼ底をついている。医薬品は1階にあったが、水浸し。ライフラインは全滅だ。患者の搬送を頼みたくても電話や無線は全て壊れており、外部との連絡は断絶状態」と話した。(吉田拓矢)

(2011年3月13日14時02分 読売新聞)


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