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宇宙

273チバQ:2011/03/13(日) 00:35:03
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103120376.html
家・車・船… すべて飲み込み迫る津波 大船渡2011年3月12日18時49分

火災の黒煙が上がる大船渡の市街地=12日午前7時46分、岩手県大船渡市、朝日新聞社機から、樫山晃生撮影
 地震発生時、朝日新聞釜石支局の菊地敏雄記者は、大船渡港に面した岩手県大船渡市の魚市場にいた。三陸産の魚の研究報告会を取材していて、突然、大きな揺れに見舞われた。

 「あー、トタン壁が壊れたぞ」。十数人の参加者から声があがった。すぐに解散となり、みな2階の会議室から外に大急ぎで逃げた。「岸壁が7〜8センチ沈んだぞ」「ここは埋め立て地だったから」。岸壁にいた従業員らの声が聞こえた。

 数分後、潮が引いているのに気づいた人がいた。「やばい、津波がくるぞ。逃げろ」。みな駆け足で逃げ出した。大船渡は、市街地の中央を海岸線に沿ってJRが南北に走っており、踏切を越えないと西側の高台にたどり着けない。どの踏切も避難する車で長い列ができたが、信号も消えてなかなか進まなかった。

 避難所に指定されたのは高台の公園。避難を呼びかける防災放送が午後3時すぎに流れてほどなく、市街地がくすんだクリーム色の煙で覆われた。続けて「大船渡沿岸で3メートルの潮位を観測した」との放送。余震が続き、アンテナに止まったセキレイは頻繁にとまる場所を変えた。

 公園からは津波が迫ってくるのが見えた。「家が流れているぞ」。家も、車も、船も、津波と一緒に坂を上ってきた。眼下の道路を歩いている人に「走れ」と叫ぶ声があがった。

 「大船渡は壊滅だ」。異様な光景を目の当たりにした男性が力無く言った。「小学校はどうなった」「もう行けないの」「家はなくなったの」。他の避難者たちも口々につぶやく。

 「引き潮が始まっており、再度津波の来襲が予想されます」と防災無線が告げた。繁華街にある5階建てのスーパーの屋上には、逃げ場をなくした数十人の人が見えた。

 午後4時すぎ、市の中心部付近で火が上がった。「自然発火なのか」「おまえのうちの方じゃないか」などと中学生たちが心配した。「市内の各所で火災が起きています」。雪が舞うなか、防災無線が繰り返した。


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