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宇宙

241 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/16(金) 12:44:59

 ◇「きぼう」「HTV」高評価 野口さん「国際協力の輪大切」
 「実際に住んでみて、ここで広げられる国際協力の輪はとても大切だと思った」。14日の記者会見で、ISSに
長期滞在中の野口飛行士は宇宙から意義を語った。

 「国際協力のモデルケース」と言われるISS計画で、日本の存在感は増している。

 昨年完成した日本実験棟「きぼう」は故障の少なさで飛行士の信頼が厚い。日本が独自開発した無人補給機
「HTV」は、スペースシャトル退役後の貨物の主力輸送手段になると期待されている。

 「日本と一緒に仕事をしたい。雇ってくれないか」。米国の宇宙開発の拠点、テキサス州ヒューストンにある
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の事務所を2月、米航空宇宙局(NASA)の若い技術者が訪ねた。オバマ大統領が
シャトルの後継機を含む次期宇宙計画の撤回を発表した直後。「仲間はやる気をなくしたが、日本はいい仕事を
している。ぜひ参加したい」と訴える姿に、三宅正純所長は時代の変化を痛感したという。

 「きぼうはISSで最も高機能な実験設備だ」と、有人計画に長くかかわるJAXAの上垣内(かみがいち)茂樹・
技術領域統括は胸を張る。きぼうの船外実験施設では、地球のオゾン層などを常時監視でき、さまざまな材料を
宇宙空間にさらして性能を調べる実験も始まっている。米国とは異なる通信装置があることも、将来の火星有人
探査に向けて宇宙での中継通信技術の開発を目指すNASAには魅力と映る。

 JAXAは今月、現在は片道飛行のHTVを改良し、宇宙での成果物を地球に帰還させるための研究開発室を設置した。
将来は有人化にも対応できる準備だ。立川敬二・JAXA理事長は「有人宇宙船は(米露中の)3カ国にしかなく、
日本も一定の役割を果たしたい。今は(政権交代の)過渡期で開発体制が明確でないが、ISS運用延長などの
問題に早く決定を下してほしい」という。ISSが中断すれば技術者が離散し、培った技術も失われかねない。

 文科省宇宙開発委員会の池上徹彦委員長も「米国は火星の有人探査計画は捨てておらず、中継地点としての
ISSの位置づけは明確だ。日本も早く展望を定めて臨まないと、『きぼう』の実験装置はたちまち各国の研究者に
占められる」と気をもむ。

毎日新聞 2010年4月16日 東京朝刊


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