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宇宙

226 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/02(火) 12:20:57
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-03-02/2010030214_01_1.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-03-02/2010030214_01_1.jpg
2010年3月2日(火)「しんぶん赤旗」

チリ大地震
迫られる観測体制の強化

 北海道・奥尻島の津波以来、17年ぶりの大津波警報。東北3県の太平洋沿岸の高いところで3メートル以上の
津波を予測したチリ地震津波について、気象庁は1日の会見で「結果的に予測が少し過大だった」と説明しました。
しかし、津波の専門家は、気象庁の予想は「適切」と指摘。今回の津波の予報の教訓として、津波の観測体制の
強化がクローズアップされています。

 気象庁が今回の津波で発表した最大観測記録は、岩手県久慈市の1・2メートル(久慈港)でした。

 気象庁が予報で発表する「津波の高さ」は、防災上問題となる「津波の高さ」と一致しないので注意が必要です。
気象庁が予報や観測で発表する「津波の高さ」は、潮位を測る検潮所の潮位計の観測記録に表れる波形の谷から
山までの高さを、2で割ったいわゆる「波の高さ」です。

 しかし、防災上問題となる「津波の高さ」は、平均海水面から比べた浸水場所の高さで表すのが一般的で、津波の
高さを正確に把握する新しい津波観測体制の強化が、これまでの津波災害の教訓として指摘されてきました。

 「潮位計がある場所が1・5メートルでも、湾内で3メートルになるということもあるので、予報が外れたとはいえない」
「局所的には3メートルに達する恐れはあった」「警報を出すべき津波だ」と指摘する津波専門家もいます。

 気象庁によると、津波監視に使っている津波観測施設(検潮所など)は全国171カ所。このうち気象庁の施設は
71カ所だけで、沖合で津波を観測する施設を気象庁は設置していません。

 国土交通省は沖合GPS(全地球測位システム)波浪計(8カ所)を設置し、津波監視にも利用されていますが、
設置されているのは太平洋側だけで日本海側にはありません。

 国土交通省は津波・高潮危機管理対策緊急事業を始めているものの、実施中の津波・高潮観測施設は静岡県の
1カ所だけです。

 気象庁地震津波監視課は1日の会見で「警報は津波から人の命を守るのが最大の目的」として、津波予報について
「いろいろな角度から分析し、精度を高めたい」としています。そのためにも、国には千島列島や小笠原諸島などを
含む多数の日本沿岸での津波計設置が迫られています。(宇野龍彦)


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