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宇宙
211
:
荷主研究者
:2010/01/02(土) 16:30:39
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100101/CK2010010102000023.html
2010年1月1日 中日新聞
浜松から宇宙へ 2年後にも産学連携で超小型衛星打ち上げ
浜松地域の大学と産業界が、連携して超小型人工衛星(マイクロサット)を独自開発し、打ち上げる。地球の気象や自然現象を観測する衛星で、この地域のものづくりを支える広範な技術を宇宙開発に生かすとともに、地上約400キロの周回軌道からとらえるさまざまなデータを共有し、新産業の開拓につなげるのが狙い。早ければ2年後にも、宇宙航空研究開発機構のH2ロケットに載せ「やらまいか(やろうじゃないか)」の気概を乗せた“浜松一号”が宇宙へ飛び立つ。
光産業創成大学院大学(同市西区呉松町)の瀧口義浩教授(51)=光応用計測工学=による衛星搭載用望遠観測ユニットの開発プランが、昨秋、文部科学省の2009年度超小型衛星研究開発事業に採択されたのがきっかけとなった。
事業に向けた産学交流の中で、観測データの有用性と、強い放射線や極低温、超高温にさらされる宇宙環境に耐える技術研究のメリットから「衛星そのものの自主開発と打ち上げを」と構想が発展した。H2ロケットの「相乗り衛星」に応募する形で、これまでに地元企業でつくる宇宙航空技術利活用研究会(SAT研)の約10社が参加することが決まっている。
マイクロサットは大きさが50センチ立方で、構想では口径20センチの高性能望遠鏡を組み込んだ観測ユニットを搭載する。太陽光発電パネルを電源に、周回軌道を回りながら地球を覆う雲や風速の分布、気候変動に伴う森林植生や農業生産の変化、自然災害などを画像データでとらえる。同大が開発中の望遠鏡をはじめ、心臓部となるカメラを浜松ホトニクス(同市中区)、衛星の構造体を原田精機(北区)、画像処理をパパラボ(中区)が開発にあたるなど、浜松地域の技術力を結集したプロジェクトとなる。
超小型のため、得られる画像の解像度は「ひまわり」などの気象衛星より劣るが「ベース部分を市販品でまかなうことも含めコストを大幅に下げ、観測データの提供については中小企業が利用しやすい価格に抑える」(瀧口教授)ことで、ビジネスチャンスのすそ野を広げたい考え。
地域の産業界による衛星打ち上げは、昨年1月の東大阪市の「まいど一号」がある。ハイテク企業が集積した浜松地域の新たな挑戦に「“宇宙産業都市・浜松”の力を世界に発信する絶好の機会。開発プロセスへの学生の積極参加も呼び掛けたい」と同教授。
衛星の名称は今後、公募する。打ち上げまでには、宇宙環境と同一条件での試作機の耐用試験など課題が多いが、研究会の代表を務めるシステム開発「アルモニコス」(中区)の秋山雅弘代表取締役は「宇宙の夢が現実に近づいたのは、一緒に汗をかいてきた仲間たちの力。浜松にとって大きな価値ある取り組み」と期待を込める。
■相乗り衛星■ H2ロケットの搭載能力に余裕がある場合、人工衛星や探査機に相乗させる小型副衛星。50センチ立方以下、50キログラム以下が条件で、宇宙航空研究開発機構が申請者の開発力や資金力を審査して候補者リストに登録し、打ち上げ時ごとに選定する。
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