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宇宙

167とはずがたり:2009/02/14(土) 22:52:29

月の地層、平行に隆起 東北大開発のLRS観測
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090213t15033.htm

LRSが観測した月の海の地下構造(上)。下の曲線は地下の褶曲構造を分かりやすくなぞったもの
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/20090213_a1-01.jpg

 月周回衛星「かぐや」に搭載した月レーダサウンダー(LRS)で月の地下構造を観測する東北大などの研究グループは、地下数百メートルにある地層が平行して褶曲(しゅうきょく)していることを突き止めた。月の進化を解明する第一歩として注目される。

 LRSは東北大大学院理学研究科の小野高幸教授(惑星プラズマ物理学)らが開発した。月の表面にレーダ電波を当て、はね返り方で地下の構造を観測する。

 グループは、月表側の「海」と呼ばれる平らな地形の地下構造を測定。地下数百メートルの地点に玄武岩と砂状堆積(たいせき)物との境界があり、電波を反射する面をつくっていることを確認した。

 月の海には、峰のように細長く盛り上がった地形「リッジ」が見られる。この下の反射面の分布を解析すると、リッジの地形面と平行だった。

 リッジはこれまで、溶岩が堆積した重みで地殻が押し下げられて形成されたとみられていた。今回の観測の結果、地層の厚さが均一なことから、約28億4000万年前の溶岩層が堆積した後に月全体が冷却して収縮し、しわが寄るように形成されたと推測される。

 46億年前に誕生し高熱を帯びていた月は、徐々に冷えて現在の状態になったと考えられる。

 東北大惑星プラズマ・大気研究センターの熊本篤志准教授(惑星プラズマ物理学)は「28億4000万年前以降にも冷却が続いていたとみられることが分かった。今後は月の裏側の地下構造を調べたい」と話す。
 研究成果は、13日付米科学誌サイエンスの特別編集号に掲載される。
2009年02月13日金曜日


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