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東京都議選スレ

7580名無しさん:2021/03/17(水) 12:48:51
>>7579

◇二階氏と会談

一転して「4者会談欠席」のカードを切る前夜、小池氏は自民党の二階俊博幹事長と会談している。

小池氏が森氏に引導を渡した同じ日、IOCの最高位スポンサー、トヨタ自動車の豊田章男社長が「大切にしてきた価値観と異なり、誠に遺憾だ」との談話を発表。

これを先途と国内スポンサー各社が雪崩を打って「遺憾」のコメントを出したタイミングも圧力としては絶妙だった。小池氏は情報を得ていたのだろう。

後任会長人事で、森氏が元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に禅譲しようと、安倍晋三前首相ら関係者に電話で根回しした際も、小池氏は反対しなかった。

森氏は菅義偉首相が「もっと若い人や女性はいないか」とためらった事情も明かしているから、作り話とは考えにくい。

実際、小池氏は川淵案に対し手続き論だけ指摘した。川淵案が潰れて「女性会長」説に意見を求められると、「日本独特の質問だ。女性か男性かではない」とたしなめた。

つまり今回、小池氏は女性の権利問題を正面から恐らく一度も論じていない。発言のメリハリには明らかな政局的意図がうかがえるだけに、狙いが気になるところだ。

第1次安倍政権で、首相補佐官(国家安全保障問題担当)や初の女性防衛相に重用されながら、安倍首相が持たないと見切るや不祥事にかこつけ2カ月足らずで離任。

第2次安倍政権で冷や飯に甘んじられず都知事に転身し、自前の地域政党を結成して都議選で一気に過半数を制した。

余勢を駆った「希望の党」で一時は倒閣寸前の大政局を作ったのは4年前。今年は東京都議選も衆院選もある。

政界の誰もが森会長辞任のミニ政局から当時のジェットコースターのような日々を思い浮かべた。

菅政権の内閣支持率は2月に入って下げ止まりの兆しも見えるが、依然不支持率が上回る。政権の命運を握るキーマンの二階氏が、小池氏と気脈を通じているのも不気味な伏線を予感させる。

(伊藤智永・毎日新聞専門記者)

(本誌初出 「森会長排除」で際立った小池都知事のしたたかさ=伊藤智永 20210302)


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