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東京都議選スレ

6385名無しさん:2017/04/19(水) 07:53:11
「山が動いた」が…  

 ある自民党関係者は「最近の民進党は『左巻き』が効きすぎて、ますます社民党に似てきてる」と指摘する。

 その社民党は現在、国会議員4人という小所帯。「55年体制」の下、前身の社会党が自民党の対抗勢力として一翼を担い、最盛期200人以上の大所帯を誇った時代は今は昔なのだ。

 振り返れば昭和40年、議長選に絡む汚職事件「黒い霧事件」で都議会が解散。自民党への不信感の高まりを追い風に、社会党が45議席を獲得し、比較第1党になった。美濃部都政時代の44年の都議選こそ自民党の後塵を拝したが、社会党はその後も20議席前後をキープしていた。

 そんな中、もう一度「山」がやってきた。平成元年、当時の土井たか子委員長による「おたかさんブーム」で参院選を圧勝。消費税やリクルート事件などで厳しい選挙戦を強いられた自民党中心の与党を参院過半数割れに追い込み、「山が動いた」との名言を残した。

 その前触れは、直前の都議選に表れていた。議席を減らす自民党を尻目に、社会党は29議席(前回比18議席増)を獲得し、第2党にのし上がったのだ。

 だが、5年の都議選では、小池氏が参加していた日本新党が20議席と躍進。一方で社会党は14議席に沈んだ。日本新党は都議選後の衆院選で35人が当選し、非自民・非共産連立政権の誕生につなげた。

 自社さ政権では村山富市首相(当時)が6年に「自衛隊合憲」に転じた変節を境に、党は分裂し「下り坂」を転げ落ちるように勢いを失っていった。8年に社民党に党名を変更して党勢挽回を試みたが、翌9年の都議選も退潮傾向に歯止めをかけられず、わずか1議席どまり。石原慎太郎都政の13年都議選で議席ゼロとなった。その後も、ほそぼそと候補者を擁立するが、議席復活の兆しさえもみられない。

「シロアリ化」

 ここまで長々と民進党(民主党)および社民党(社会党)の党勢の推移を振り返ってきた。党分裂、党名変更、女性党首…。おどろくほど共通点が多い。

 加えて民進、社民両党は「党首落選」という汚点さえもそっくりなのだ。昨年の参院選で社民党の吉田忠智党首が落選。民主党も26年衆院選で海江田万里代表(当時)が比例復活もできず、議席を失っている。

 別の民進党関係者は、現在の民進、社民両党を含めた野党共闘を引き合いに「実態は安全保障関連法制の廃止を掲げている時点で社民党化している」と揶揄し、こう続けた。

 「民進党内には共産党を『シロアリ』に例える議員がいたが、実は民進党自体がシロアリ化している。すでに心身ともに、むしばまれている」

 世論を反映する「映し鏡」の色合いが濃く、国政選挙へのシグナルと受け止められる夏の首都決戦。民進党が社民党になる「議席ゼロ」の日は近いのかもしれない。


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