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東京都議選スレ

6106チバQ:2016/12/19(月) 15:33:28
■目黒区でも第2の候補を擁立

 だが自民党の“裏切り”は、いまに始まったことではない。2013年6月23日に行われた都議選において自民党は、定数3の目黒区に2人目の新人候補を擁立した。富裕層の多い目黒区は旧民主党支持者も多い一方で、自民党の支持基盤も頑強。

 目黒区において、公明党は暗い過去を持っている。2006年11月30日に政務調査費不正使用問題で、公明党目黒区議6名が全員辞職した事件だ。翌2007年4月22日に行われた目黒区議選では、公明党は3議席まで落ち込んだ。

 さらに2009年7月12日に行われた都議選では、公明党は目黒区の候補をベテランの東野秀平氏から北側一雄国交大臣の政務秘書官を務めた斉藤泰宏氏に替えている。斉藤氏は苦戦するものの、2万1531票を獲得して3位で初当選した。

 それに対し、斉藤氏が2013年の都議選で獲得した票数は1万7321票で、前回より4210票減らしている。自民党現職の鈴木隆道氏が1万3877票、“第2の候補”で目黒区議だった栗山よしじ氏の1万4475票を合わせると2万8352票で、前回都議選で鈴木氏が獲得した2万4377票より3975票多い。斉藤氏が最初の都議選で獲得した票の一部を自民党に奪われたと見ることができるのだ。

 選挙における図式は、「隙あらば侵食しようとする自民党」に対し、「攻防戦に打って出る公明党」という構図なのである。

都議会公明党の向かう先は?

 そもそも東京都議会は、1955年の統一地方選で議席を獲得して以来、公明党にとって国政以上に重要な意味をもっていた。たとえば党最高顧問を務めた藤井富雄氏は、1963年から2005年まで11期にわたって都議を務めたベテランで、野中広務氏や古賀誠氏など自民党の大物政治家からも一目置かれ、国政にも大きな影響を及ぼした。

 そんな重要な意味を持つ都議会選において1度ならず2度までの自民党が第2の候補をぶつけてくることに我慢をできなかったのだろう。

 ではこれから都議会公明党は都議会自民党を離れ、小池知事側に付くのだろうか。

 小池知事は、確かに都議会公明党に期待を寄せているようだ。都知事当選直後から、直接間接を問わず「与党にならないか」と都議会公明党に呼びかけていたという。

 そして第4回東京都議会定例会の最終日である12月15日、小池都知事は恒例の挨拶回りで、都議会自民党と都議会公明党とで対象的な態度を見せた。

 「次回も宜しくお願いします」――。小池知事は都議会自民党には形式的な挨拶だけで控室を後にした。小池知事から握手の手は差し出されず、自民党の都議たちも求めなかった。もちろん記念撮影もなく、小池知事の滞在時間はわずか10秒。

 一方で都議会公明党の控室では、小池知事は出迎えた都議ひとりひとりと握手を交わし、満面の笑顔で一緒に写真に収まっている。この差はきわめて大きいといえるだろう。


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