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東京都議選スレ

4928チバQ:2015/04/30(木) 07:54:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150429/CK2015042902000142.html
<統一地方選>駆け歩記(上) 区長選 それぞれのドラマ

2015年4月29日


 統一地方選後半戦の投開票を終え、23特別区では、11区長、21区議が改選された。身近な暮らしに近いとされる地方選挙。注目された世田谷、渋谷、中央区長選をはじめ各区で激動のドラマが繰り広げられた。その一端を担当記者たちが「統一地方選 駆け歩記」としてリポートする。
 ◇それは無理でしょう 四十三歳の若さで渋谷区長選を競り勝った長谷部健さんの事務所に行くと、いつも三十代、四十代の支持者が目立つ。黒っぽいスーツやカラフルな色のおそろいジャンパーを着た年配の方々をよく目にする他候補陣営と異なり、ジーンズにスニーカーといったカジュアルな格好をしている。
 そんな支持者に囲まれている長谷部さんが、二十七日の初登庁で、約百五十人の職員を前にこんなあいさつをした。「ここにいる多くは先輩ですし、あまり区長、区長と言わないで。『ハセケン』とかって呼んでください」。職員からは思わず笑いがこぼれた。
 いかにも長谷部さんらしい発言だが、それはさすがに無理なんじゃないかな…。
 ◇旦那衆のちから 自民党系が三陣営に分裂し、混戦が予想された中央区長選。ふたを開ければ同党の推薦を得られなかった現職が、推薦候補に一万票近い差で圧勝した。それを支えたのは日本橋などの老舗の「旦那衆」たち。
 陣営には料亭など、名だたる老舗の経営者の姿が。彼らは自民党員であったり町会の指導的立場にある場合もあり、彼らの支持は、実質的な集票力があった。現職は生まれも育ちも同区で、多選批判はあっても「区の顔にはふさわしい」という声が勝った形だ。
 ビルが林立する都心の一等地。加えて臨海部には高層マンションに新住民が増えてはいるが江戸以来の商業の中心地の選挙事情は歴史的なものがある。
 ◇祖父の代から伝わる言葉 墨田区長選で当選した山本亨さん(53)の選挙事務所を二十六日夜訪れると、金地に「背私向公(はいしこうこう)」と記した額が掲げられていた。
 署名は、山本さんの父で区議、都議を務めた故・山本賢太郎氏。「私事には背を向けて、公に向かい仕事に励む」という意味で、やはり区議、都議を務めた祖父の代から伝わる言葉だ。
 区では助役出身者が半世紀以上区長を務め、元区議の山本さんへの期待は大きい。一方で「政治とカネ」が象徴するように政治家への世間の目は厳しい。額について聞くと「区職員と共有して仕事をしていく」と話した。翌日の初訓示も早速この言葉を掲げた。四年間、しっかりと家訓の四文字を貫いてほしい。
 ◇ボロい建物! 脱原発や教育の充実を訴え、世田谷区長選で再選を果たした保坂展人さん(59)は子育て中の母親に支持者が多い。
 事務所には連日、母親たちが幼児を連れて手弁当で駆けつけた。一角にキッズコーナーが設けられ、保坂さんにも飛び付いたり、街頭演説中も手を振ったりとうち解けた様子。
 告示日に、区役所前で選挙戦のあいさつをするため、保坂さんが近くの事務所から歩いて移動する際も、子どもたちは手をつないでついてきた。しかし、庁舎を見ると子どもたちは「ボロい建物!」と叫んだ。
 庁舎は築五十年前後で老朽化が進む。苦笑いの保坂さん。改築に向けた基本構想を策定中で二〇二四年度の完成を目指す。中学生になった子どもたちはどんな感想を抱くのか。


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