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東京都議選スレ

4876チバQ:2015/04/20(月) 22:01:07
待機児童ゼロ達成のために家で育てろ?
 さて、村上氏はもう1つ耳を疑う発言をしています。再度津田氏のツイートを紹介。
村上候補「待機児童ゼロを目指すのは皆さんおっしゃること。新しい保育所を作ってもいつまで経ってもゼロにならない。渋谷は保育事情が恵まれているので渋谷以外の人からたくさん渋谷に来る。なのでまずは渋谷区民、勤労者など優先順位をはっきり付けるべきでは。3歳まで家→幼稚園という選択もある」 — 津田大介 (@tsuda) 2015, 4月 18
村上候補「こうした待機児童問題については、ともするとキャリアウーマンだけに光が当たりがち。しかし家で育てている人もいるそういう人たちに光を当てることも重要」

— 津田大介 (@tsuda) 2015, 4月 18

 順序が逆ですよね。子供を保育所に預けて仕事に行きたいのに、どこも定員オーバーで預けられないから待機児童がなかなか解消されない。

 「3歳まで家で育児する」、つまり、家庭内に賃金労働をせず育児に専念する人が必要となると、「働けば得られるはずの収入を得られない」時期が3年間続くことになります。その期間の家計はどうなるのでしょう? また、3歳まで家で子供をみて、それから幼稚園に通園させるとして、親が再就職できる保障はどこにあるのでしょう? 3歳以降、幼稚園に入れる経済的余裕のない家庭もあります。キャリアウーマン以外の「普通に働くウーマン」を見ようとしていない点も気になりますし、ひとり親家庭に関する視点も抜け落ちています。

 そもそも「渋谷は保育事情が恵まれている」という発言もアヤシイ。東京新聞が2014年に行った調査では、渋谷は幼稚園や保育所に入れなかった子供の割合が、23区の中で最も大きく上がっている(前年比、江戸川区も同位)。増設だけが手段ではありませんが……。

 渋谷区長選挙は、今城氏と村上氏だけでなく、同性パートナーシップ条例の提案者である長谷部健氏(43歳)とオール野党が推薦している矢部一氏(64歳)も立候補しています。長谷部氏は同性パートナーシップ条例で評価される一方、宮下公園の改修工事着工のために、公園にいたホームレスを排除したことが「強引だったのではないか」という指摘も受けています。今のところ、長谷部氏、矢部氏、村上氏の三つ巴が予測されていますが、さてどうなることやら。

 読者の皆さんも、投票権を持つ地域の候補者たちのマニフェストに目を通し、「4年間、誰にまちの政治を任せたいか」よくよく判断してください。
(門田ゲッツ)


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