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東京都議選スレ

3894チバQ:2013/12/24(火) 22:05:03
http://mainichi.jp/select/news/20131225k0000m040098000c.html
都知事選:超短期、年明け決戦…「後出し有利」変化も
毎日新聞 2013年12月24日 21時57分

 徳洲会グループからの5000万円授受問題で東京都の猪瀬直樹知事が24日辞職し、次の都知事選に向けた動きが本格化する。多くの企業が9連休となる年末年始を挟むため、「超短期決戦」になるが、告示日と想定される1月23日まで1カ月を切っても名乗りを上げた立候補者はいない。「後出し有利」とも言われる中、実務能力や知名度に加え、猪瀬氏退場の経緯から「政治とカネ」の面での清廉さも重視され、各党の人選は長引きそうだ。

 猪瀬氏が都庁を去った直後の午後2時半、自民党都連は支部長と常任総務の合同会議を党本部で開き、知事選への対応を協議した。「本格的な政治家を選んでほしい」「政党色を抜いた選挙の方が良い」。さまざまな意見が出たが集約には至らず、内田茂幹事長は候補者決定が「1月6日以降」との見通しを示した。民主党都連も24日、選対会議を開いたが結論は出なかった。

 都知事選は昨年12月にも実施されたが、環境は大きく変わった。衆院選と都議選の結果、自公が政権を奪回し、都議会も自民が第1党に復帰。今年9月に五輪開催が決まり、組織委員会の設立など準備は待ったなしの段階だ。政党関係者はこぞって「立候補者は人気だけでなく実務能力が必要」と口にする。

 過去に都知事選に関わった選挙プランナーの三浦博史さんは、今回の焦点を「五輪と防災」と指摘。猪瀬氏が辞職会見で「アマチュアだった」と連発したことから「次は政治のプロに知事になってもらいたい、という思いが(都民には)ある」と話す。

 過去の都知事選を見ると、新人同士が争った年は、最後に立候補表明した主要候補が当選するという「後出しじゃんけん」有利の結果になっている。猪瀬氏も前回は告示の8日前だった。新鮮味を感じさせ、他陣営から批判を浴びる時間が少ないといったメリットがあるためだが、知名度勝負の傾向が強くなり、自民都議は「青島幸男さん以来、すっかり人気投票になってしまった」と嘆く。

 だが今回は、インターネットを使った選挙運動の解禁で「後出し有利」に変化が生じるかもしれない。三浦さんは「告示後の17日間でもネットで落選運動などができるので、後出しでも批判を浴びる。有権者からすると、ネット解禁で選択肢を判断できる材料は増える」とみる。

 松本正生・埼玉大教授(政治意識論)は「米大統領選は、各党の予備選から1年間程度かけて候補者が絞り込まれる。選挙が一過性のイベントにならないよう、出馬の意欲がある人は有権者に判断基準を示すべきで、立候補者の選考プロセスがとても大事だ」と話している。【竹内良和、長谷川豊、川口裕之、木村健二】


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