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東京都議選スレ

3744チバQ:2013/06/24(月) 20:42:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130624ddlk13010174000c.html
’13都議選:自民、順風受け伸びる 民主、不信拭いきれず(その2止) 目立たぬ争点影響 /東京
毎日新聞 2013年06月24日 地方版

 ◆中央区

 ◇岡田さん、議席失う
 定数1を4人で争った中央区では、1期目の民主現職、岡田真理子さん(59)が敗れ、ベテランの自民元職、立石晴康さん(71)に議席を明け渡した。岡田さんは約20人の支持者を前に「若い人がしがらみのない政治を選ぶかと期待したが、時計の針が戻ったようだ」と悔しさをにじませた。

 前回は「築地市場移転反対」を争点に掲げ、告示日に鳩山由紀夫元首相が演説するなど「政権交代前夜」の追い風ムードを一身に受けて当選。しかし今回は序盤から街の厳しい声を感じ「民主党の看板が重荷になった」。選挙期間中は党のカラーを極力出さず「選挙区唯一の女性候補」として、エプロン姿の女性スタッフらと路地をくまなく歩いた。

 元小学校教諭としての経験から「障害の有無に関わらず、皆が幸せになれる教育を」などと訴えたが、及ばなかった。【泉谷由梨子、川口裕之】

 ◆江東区

 ◇大沢さん4選逃す
 江東区で前回トップ当選した民主の大沢昇さん(48)は4選を阻まれた。党都連の幹事長として「政策通」をアピールし、積極的に街頭へ出て防災対策や救命救急センターの充実などを訴えたものの及ばなかった。急落した民主党への支持率。大沢さんは支援者の前で「多くの同志がバタバタ倒れていく中、私も巻き込まれてしまった。力不足です」と肩を落とした。

 前回は党への追い風を受け、2位に約3万1000票の大差をつけた。しかし、今回は厳しく、選挙戦終盤には海江田万里代表ら党幹部が連日選挙区入り。「逆風の中で、あと一歩の後押しを」と声をからした。

 大沢さんは「社会保障を重視し命を守る民主党の政策自体は間違っていなかったと分かってもらえている」と手応えを話していたが、厳しい逆風をはね返せなかった。【泉谷由梨子、川名壮志】

 ◆江戸川区

 ◇共産の河野さん奪還
 主要政党の7人による激戦となった江戸川区では、共産元職の河野百合恵さん(63)が接戦で定数5の枠に滑り込み、前回選で失った議席を奪還。事務所で河野さんは取材に「若者から年配の方まで、演説を聴いて『1票を入れる』との声をいただいた。地元江戸川の環境と街づくりの問題に取り組みたい」と目を潤ませた。

 河野さんは9年にわたる母親の介護経験を踏まえ、高齢者福祉や認可保育園の増設など「命と暮らしを守る都政」を訴え続けた。

 都議会の現状を「都民に冷たいオール与党」と批判。消費増税や憲法96条改正に反対する姿勢を明確にし、2期8年の都議経験も強調した。共産支持層を着実に固め「猪瀬都政」に対する批判票も集めた。【神足俊輔、酒井祥宏】

 ◆昭島市

 ◇星さん訴え浸透せず
 「だめだったか」−−。4人が立候補した昭島市(定数1)で再選を目指した無所属の現職、星裕子さん(55)=民主、生活者ネット、社民推薦=の事務所。落選が確実になると集まった支援者からため息が漏れ、星さんは「地道に介護や子育ての問題を訴え、手応えも感じていたが、組織力には勝てなかった」と肩を落とした。

 昭島市議を3期務めた地元出身の星さんは前回選で政権交代の波に乗り、自民候補に6000票以上の差をつけて初当選。しかし、陣営幹部は「前回は車で回ると家の窓を開けて手を振ってくれた人も多かったが、今回は窓を開けてくれた人がほとんどいなかった」と漏らす。

 民主政権の失態のイメージが尾を引き、地元の地下水保全や脱原発など生活者視点を強調した政策を訴えたが、浸透しなかった。【黒川将光、近松仁太郎】


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