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東京都議選スレ

3574チバQ:2013/06/08(土) 20:50:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130525dde041010018000c.html
つむじ風の下で:’13都議選/中 「脱原発」は長期戦
毎日新聞 2013年05月25日 東京夕刊

 「仲間うちにしか伝わっていなかったのかな」

 多い時は数万人が官邸前に詰めかけた毎週金曜夜の脱原発デモ。仕事を終えてから参加していた東京都三鷹市のホームヘルパー、西川一哲さん(36)は今、そう感じている。

 民主党政権の発足から間もないころだった。脳性まひの障害がある上田要(もとむ)さん(64)の介助で、都内で行われた障害者自立支援法廃止を求めるデモに同行した。想像とは違う、整然とした雰囲気が新鮮な驚きだった。「デモも、まっとうな活動なんだ」

 東日本大震災の後に脱原発のうねりが高まると、自ら運動に関わることが多くなった。広島出身の被爆2世だった上田さんとも思いが共有できた。昨年11月の都知事選告示日の夜はJR高円寺駅前で、脱原発を掲げる候補者を囲む輪の中にいた。ツイッターなどで演説を知った若者が次々集まった。「接戦になるのでは」。期待が高まった。

 だが結果は、約100万票を集めたものの大敗。同日の衆院選も「2030年代の原発ゼロ」を訴えた民主党などが惨敗。運動の成果が見えず、疲れを感じるようになった。仲間からのデモの誘いを「花粉症がひどくて」と断るようになった。

 あの挫折感から半年。アベノミクスへの支持が広がる中、今回の都議選で原発の是非を前面に掲げる陣営は少ない。民主党都連が今月発表した都議選マニフェストからは、原発に関する記述が消えた。「実現への手法や過程を示さずに原発ゼロを約束する方が無責任だ」と現職都議。

 地域政党の東京・生活者ネットワークから出馬予定の候補は<原発ゼロ 放射能から子どもを守る>と書いたのぼりを掲げて街頭演説をしていたところ、通行人に「経済が駄目になるじゃないか」と非難されたという。

 大型連休中、西川さんは上田さんに「車いすを押してほしい」と誘われて久しぶりに脱原発デモに参加した。青空の下、家族連れの参加者たちと太鼓や風船を手に歩いた。ビルや沿道の人々から注目されていると感じた。「また頑張ってみようか。これからは長期戦だ」。少し気が晴れた。

 この半年は、充電期間だったのかもしれない。都議選で支持したい候補はまだ見つからないが、投票するという責任を果たしたうえで意見を言っていきたい。そう思っている。【竹内良和】


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