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東京都議選スレ

3564チバQ:2013/06/05(水) 22:51:04
 政権陥落の影響を最小限にとどめようとする海江田代表の演説とは異なり、都議選を衆院選完敗のリベンジ戦と位置づけているようだ。こんなところにも路線の不統一がうかがえるのが民主党らしい。そういえば、取材した都議の多くが党の衰退の原因を「ガバナンス(統治)の悪さ」に帰していた。菅さんに近い都議会関係者が言う。「ある時、菅さんに『小沢(一郎元代表)さんとうまくやることが大事だ』と言ったら『小沢を排除した方がガバナンスがうまくいくんだ』と切り返された。でも国民からは『大事なときに内輪もめする頼りない政党』というレッテルを貼られ、大敗につながった。結果的に間違った判断だったし、そういう権力闘争に熱心な人たちが主流派だったことは党にとって不幸だった」

 そうした現状を知ってか知らでか、菅さんは民主党の再スタートを巡る持論を語ってよどみがない。「細野君がポスターに使われるのは当然だよ。今、彼は国政レベルで同世代の橋下・日本維新の会共同代表と第2党の座を競っている。それは10年後、どちらが政界でリーダーシップを取っているかの戦いでもあるんです。民主党は細野君や力のある3〜5期生が中心になって、きちんとした政党に生まれ変わる。政権交代が可能なリベラルな政党は絶対に必要なんです。私個人としては、そのために湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)のような既存の政治家枠を超えた人たちと結集できないものか、考えているところです」

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 「民主党は、座して死ぬのを待っているような気がしてならない」。都議選に挑む民主党の現状を手厳しく分析するのは政治学者の御厨貴・東大名誉教授だ。「昨年の衆院選大敗後、次の大型選挙が都議選なのは分かっていたわけです。ならばアベノミクスに匹敵するような政策を仕掛ければ良かったんです。例えば災害時の東京をこうするというグランドデザインを示したりして、都民をアッと言わせるべきだった。そういうものはどこにもない。本気で戦っていないんですよ」

 都政には、中途半端になっている教育改革や市区町村の役割分担など課題が山積しているのに、争点化される気配すらない。有権者は政党に対する好悪の感情だけで判断せざるを得ず、結果的に自民党の独り勝ちとなる可能性が高いと御厨名誉教授は見ている。

 民主党に「復活の日」はやってくるのか。「都市型政党の民主党は、特に風頼みで歩んできた。傘を差し風に乗って飛んだメリー・ポピンズは風がなくなったから落ちたんです。民主党はイデオロギー的な対立軸を作り、自民党が滑っていくのを待つ。風が変わるまでは、敵の失策で延命するしかないでしょう」

 橋下市長の従軍慰安婦などを巡る「失言」騒ぎで維新の支持率が急降下し、民主党内には「少しは楽になるかもしれない」「維新に行って後悔しているやつもいるだろう」との声もあるが、まずは自分たちの4年間を自省してほしい。都議選の告示まで9日。結果やいかに−−。


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