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東京都議選スレ

3449チバQ:2013/04/06(土) 19:15:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20130404-OYT8T02001.htm
[日野市長選 市政の課題]転換期の工業振興策


日野自動車の本社。2020年までに本社工場を段階的に茨城県に移転する方針を示している(3日、日野市日野台で)  「大規模事業者の工場移転」「操業環境の変化への対応」――。

 1日に施行された日野市の工業振興条例の前文に同市の「課題」が並べられた。「今何かをしなければ日野市が、工業都市ではなくなってしまう」と条例の作成に携わった市幹部は危機感をあらわにする。2010年の製造品出荷額等は府中市に次いで都内2位。しかし、数年後には、その地位が揺らぎかねない状況となっている。

 東芝、日野自動車、雪印メグミルク……。日野市では2009年以降、市内の大規模工場の閉鎖や事業縮小方針の発表が相次いだ。

 その中でも、日野自動車の本社工場(同市日野台)の閉鎖と茨城県古河市への移転の表明は市に大きな衝撃を与えた。

 創立の1942年から日野市に本社と本社工場を置いてきた日野自動車は2011年1月、「工場周辺の市街化の進行」を理由に20年までに現在の本社工場を移転、閉鎖することを表明した。新興国への輸出強化を図る同社にとって生産拠点の拡大は不可欠。しかし、本社工場は住宅地に囲まれ、拡張が不可能だった。古河市の新工場は現在の2倍となる約66万平方メートル。また、騒音対策から夜間操業の自粛などをする必要がなく、「24時間操業が可能になる」(同社総合企画部)と説明する。

 市内では工場建設と並行して、住宅地も広がっていった。工場周辺の住民から騒音の防止を求める声も上がる。

 「トラックの交通量が心配」「騒音は大丈夫か」。11年に閉鎖された東芝日野工場(同市旭が丘)の跡地に三井不動産が物流施設を建設することを昨年12月に決めた際にも、周辺の住民からは不安の声が上がった。

 市工業振興条例では、立地誘導など工業振興施策を先導的に行うことを、市の責務と定めている。操業の実態を把握するため、担当の職員が、1年間で、延べ約300社を個別訪問。「工場が手狭になっており、市外に移転したい」「騒音問題があり操業が制約されている」など、日野自動車と同じような悩みをぶつけられたが、市として打てる手はほとんどない。

 それだけに、大規模工場誘致を中心とした振興策からの転換は不可避だ。馬場弘融市長は、「住宅と重工業の共存は難しい。工場跡地は、住民に影響が出にくい研究施設や、環境にやさしい産業拠点などとして、活用されることが望ましい」と話す。工業団地化し、工場の手狭に悩む市内の中小企業の移転先としての利用も視野に入れ、地権者への提案を考えている。新市長には具体策が求められる。

     ◇

 日野市長選が7日告示、14日投開票で行われる。4期16年の馬場市政が残した課題を探る。

(2013年4月5日 読売新聞)


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