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東京都議選スレ

3363チバQ:2012/12/04(火) 22:52:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121201/elc12120104580036-n1.htm
【1076万人の選択 東京都知事選】
(2)電力 生命の支え、安定カギ
2012.12.1 00:54 (1/2ページ)[東京都知事選]

 「生命は電気によって支えられている」

 東京都足立区の水野記念病院の総務課長、篠塚正徳さん(35)は東日本大震災を経て、そんな思いを強くした。

 昨年3月、東京電力福島第1原発事故のあおりで、同病院は計画停電に見舞われた。ピシッという機械音とともに暗闇に包まれた院内。最も危惧したのは、人工呼吸器を使っていた3人の男性患者だった。

 事前に自家発電機に切り替えたが、「何か不具合が起きるんじゃないかと。生きた心地がしなかった」(篠塚さん)。燃料の軽油の残量にも気を配った。長年付き合いがあった患者の家族から200リットル入りのドラム缶を贈られたときは、涙が出る思いだった。

 電子カルテ、レントゲン…。いまや患者の命を支える多くの機器に電気が使われている。「計画停電は原発に依存していた現状を見直すきっかけになった。電気はいつも身近にあるものではない」と篠塚さんは考えている。

 

不安抱える火力


 福島第1原発事故を引き金に東京電力管内の原発はすべて稼働を停止した。いま、都内で消費される1737万キロワットもの電力を支えるのは、運転開始から35年以上が経過し、老朽化した火力発電所だ。

 神奈川県横須賀市にある横須賀火力発電所は、運転開始から48年超が経過。平成22年にいったん“引退”したものの、原発事故をきっかけに再稼働。配管から排ガスが漏れるなどの不具合も多く、「現場の技術者が補修を重ねながら、だましだまし使っている状況」(東電関係者)だ。

 また、11月20日には運転開始41年の鹿島火力発電所2号機(茨城県神栖市)で空気予熱器から油がしみ出すトラブルが発生。運転を停止するなど、電力の受給が逼迫(ひっぱく)する事態となった。

 こうした老朽火力は東電管内で計8カ所。急停止が大規模停電を引き起こす懸念はぬぐえず、都は施設の円滑なリプレース(更新)ができるよう、東電や国との調整を進めている。

 

料金値上げ懸念


 電力の一大消費地である首都・東京のリーダーを目指す候補は、代替エネルギーの推進などを打ち出すが、電気料金の値上げに対する抵抗感は大きい。

 まつげカール器のメッキ加工で、国内シェアのほぼ100%を誇る「小沢鍍金(めっき)工業」(足立区)の2代目社長、小沢栄男さん(69)は「原発は将来的にはなくなったほうがいい。でも、どの町工場も今はギリギリの状態。これ以上の出費は死活問題」と訴える。

 計画停電を経験し、代替エネルギーに関心を持つようにはなったが、製品1個の値段を1銭単位で交渉する苦しい台所事情では、原価の上昇につながる電気代の値上げは痛手だ。

 計画停電では、作業を丸一日休止し、取引先に逃げられそうにもなった同業者もいる。小沢さんは「脱原発もいいが、安定して電気を使える。まずはそこを担保してほしい」と述べた。


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