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東京都議選スレ

3044チバQ:2011/12/20(火) 20:56:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/feature/tokyo231320077852238_02/news/20111102-OYT8T00069.htm
小金井 ごみショック
周辺市「軟化」の兆しも

「懸案」の処理場解決は遠く

 今年4月に初当選した佐藤和雄市長(54)。選挙戦では、周辺市への委託費を含むごみ処理費増を「ムダ」と訴えて市民の支持を集めたが、その後はトーンダウンを余儀なくされた。

 当選直後にはごみ問題で「すべてのエネルギーを使う」としたが、初登庁当日には、引受先の自治体に対して「不愉快な思いをさせた」と謝罪した。その後は、選挙で大きく掲げた「非焼却方式の導入」も後退。旧二枚橋焼却場の跡地に新しい処理場を作るとした前市政の路線をそっくり踏襲した。

 この4年間で小金井市から約6200トンのごみを受け入れてきた昭島市は有力なごみ引受先と期待されていたが、北川穣一市長は、佐藤市長に対して厳しい見方を示してきた。

 「政治の根幹は信頼。首長の選挙になると責任も大きい」と手厳しい。「政治だから調整しながらやるといっても、やり方がある」と小金井市への不信感は高まる一方だった。



 10月25日、府中市で開かれた都市長会全体会。佐藤市長は多摩地域の各市長に、改めてごみの引受先となるよう支援を要請した。しかし、他の市長からの発言はゼロ。佐藤市長の話をただ聞き置いただけで、あとは各市と個別交渉するよう促されたという。

 「市長はみな市民を背負っている。『ムダ使い』と思われたんじゃ、我慢できないんじゃないか」。市長会終了後、八王子市の黒須隆一市長は、各市長の思いをそう代弁した。

 処理場を持つ自治体にとって、他市のごみを受け入れるのは多大な苦労を伴う。住民や議会に納得のいく説明も必要だ。小金井市の支援を検討しようにも、新処理場建設のめどすら示せず、さらに市トップの不用意な発言もあっては、喜んで手を差し伸べる市長が現れるはずもなかった。



 硬化していた周辺市の態度も、1日に佐藤市長が辞職を決断したことで、変化の兆しも出ている。昭島市の北川市長や、八王子、狛江など各市長は、辞職の決断を重く受け止め、小金井市の救済に向けて前向きな姿勢に転じた。

 11月15日頃とされる収集停止が近づく中、同4日の多摩川衛生組合(稲城、府中、国立、狛江市)との交渉は、佐藤市長にとって「ラストチャンス」。市長辞職が受け入れられれば、ここで事態収拾が実現する可能性も高い。

 しかし、ごみ収集停止という最悪の事態を回避できても、根本的な問題解決にはならない。来年度以降、周辺市にどの程度のごみを受け入れてもらうのか。新処理場の建設はどうするのか――。佐藤市長の辞職に伴って行われる市長選の最大の争点は、再び「ごみ問題」となる。

 過去に小金井市のごみを受け入れ、市長会を取りまとめて支援の道筋をつけたこともある黒須市長は、今回の騒動を巡って、小金井市民にも苦言を呈す。

 「もう少し深刻に受け止めてほしい。周辺市が引き受けてくれて当然と思っていたら問題は解決しない」

(2011年11月2日 読売新聞)


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