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東京都議選スレ

2453チバQ:2010/10/25(月) 23:38:20
◆野党会派、一斉に反発


 都議会が継続審議を決めている中での「移転決断」に、都政野党からは批判が相次いだ。「強引に移転を打ち出すのは議会軽視。場合によっては来年度の移転関連予算に反対する」。民主党の大沢昇幹事長は、強く反発した。


 共産党は「移転を強行したら『百年の悔い』を残す」、生活者ネットワーク・みらいも「十分な議論が必要で、知事の発言に強く抗議する」と、そろって都を批判した。


 移転をめぐる各会派のスタンスは、与党の自民、公明両党が「賛成」、野党の共産党、生活者ネットワーク・みらいは豊洲の土壌汚染などを理由に「反対」と鮮明だ。これに対し、民主党は再整備案の検討を続け、移転計画と比較したうえで結論を出したいという考え方をとってきた。


 同党都議の一人は「都が対決姿勢なら、来春の知事選で移転の是非を問うしかない」と話す。ある都幹部は「民主党系の知事が誕生すれば、また同じ議論を繰り返す恐れもある」と漏らした。


 石原知事は会見で、「いたずらな対立は何の生産性もない。議会が事を引き延ばさないよう協力してもらいたい」と野党を牽制(けんせい)。「移転問題は知事選の争点になるか」との問いには、「なりえない。仮に民主党が推す知事が当選しても、民主党のためだけでなく、消費者のためにものを考えるべきだ」と述べた。



◆現在地で再整備、なぜ無理?


 都はなぜ、築地での再整備案は「現実的でない」と判断したのか。最大の理由として挙げるのは、11年以上という工期の長さだ。


 都議会の特別委員会は今春以降、民主党の提案をもとに再整備4案を作成した。このうち2案は、すべての市場機能を晴海地区(中央区)の都有地に仮移転し、現在地で再整備する計画。残る2案は一部の市場機能を晴海に恒久的に移転し、その後、築地の空いたスペースをほかの施設の仮移転地に使って再整備工事を進めるというものだった。


 都の試算で、工期は11年9カ月〜17年1カ月、工費は1430億〜1780億円と見積もられた。


 都中央卸売市場の岡田至市場長らは22日、記者会見し、「築地市場の老朽化は限界」とした上で、再整備案の問題点として、(1)工期が長い(2)土壌汚染の調査なども必要で工期はさらに長期化する恐れがある(3)仮移転や長い工期は市場関連業者の経営に打撃――などを挙げた。市場関連業者の主要6団体のトップは特別委に参考人招致された際、工期の長さなどを理由に、再整備案に否定的な意見を表明している。


 豊洲移転の場合は2014年度中にオープンできる一方、整備費の総額は約3900億円。ただ、再整備案の工費の試算額(最高1780億円)と違い、土壌汚染対策費などが含まれている。都は「実際には再整備の総工費は膨らむ可能性がある」と説明しており、最終的に「再整備案の優位性は認められない」(都幹部)と結論づけた。


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