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2007年参院選スレ

1とはずがたり:2004/07/15(木) 21:12
現時点で

民緑 52(比例19・選挙区33)
自民 49(比例14・選挙区35)
公明 11(比例8・選挙区3)
共産  4(比例4)
社民  2(比例2)
無所  3(秋田・新潟・沖縄)

今選挙区の定数是正がないとすると

北道 民自   岩手 民
宮城 民自   福島 自民
茨城 自民   栃木 自民
群馬 自民   埼玉 自民公
東京 民民自公 千葉 民自
神奈 自民民(今回公明は自民へ・松に遠慮する事はない)
新潟 民自   富山 自
石川 自    福井 自
長野 民自   静岡 民自
愛知 自民民(神奈川に同じ)
岐阜 自民   三重 民
京都 民自   大阪 民公自
兵庫 民自   和歌 自
鳥取 自    島根 自
広島 自民   福岡 民自
鹿児 自

で決まりであろう。民25自27公3。

残りの選挙区は,青森・秋田・山形・山梨・滋賀・奈良・岡山・山口・徳島・香川・愛媛・高知・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・沖縄の18選挙区。

比例は
民主 19〜21
自民 15〜13
公明 7〜8
共産 4〜5
社民 2

といったところか。民主20自民14公明8共産4社民2として結局

民主 20+25+52=97議席を固めた
自民 49+26+14=89議席は固い
公明 11+3+8=22は確定的
共産 4+4=8程度か
社民 2+2=4は死守したい
無諸 3+0(いずれも野党系無所属)

は3年後の参院選後は既に確定し居てるといって良い。自公で111民共社無で112。

従って上記の残り18選挙区が決戦場となる。風向きや定数是正でまだ大きく情勢が変わることも十分予想できるがここは残る18選挙区を今から取りに行きたい。

4167とはずがたり:2007/07/30(月) 21:07:58
さて両方とも民主側が勝った訳だが。得票とかどうだったんでしょうかね?

参院選・もうひとつの戦い さながら衆院選の前哨戦
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408296196

 与野党が激突する参院選は、候補ばかりでなく、「次なる戦い」に臨む衆院議員や衆院選を狙う候補らの闘志を呼び覚ましている。

島根1区
 細田氏、異例の企業回りに懸命
 小室氏、共闘態勢に自信深める

 16日夕、雲南市木次町。同時刻に同町で遊説日程を組んでいた、自民候補と国民新党候補のそばにはそれぞれ、いずれ衆院島根1区で戦うことになる2人がいた。細田博之衆院議員(63)と、民主党1区支部長の小室寿明氏(46)だ。
 1区の議席を守ってきた細田氏は、参院選公示までに旧八束郡、旧松江市、隠岐を一巡。12、13の両日は県東部の企業120社を回り、自民候補への支援を訴えた。関係者が「自分の選挙でもしない対応」と口をそろえるほど精力的だ。

 一方の小室氏は、演説場所で「国民新党候補を応援しています」と、ビラ配りに汗を流す。公示後、民主党の真っ赤なTシャツ姿で、遊説隊とともに県内を一巡。17日は朝から松江市の商店街、事業所を巡り、週末の集会に参加を呼び掛け、頭を下げ続けた。

  ×  ×  ×

 2人の前哨戦が加熱する背景には、参院選で民主、社民、国民新党の共闘が整ったことがある。衆院島根1区では、民主・連合ブロックが組織力で自民に及ばない状況が続いた。だが、今回の共闘が成功すれば、小室氏は次期衆院選で、国民新党支援者や郵政関係者からの「恩返し」も期待できる。
 マイクを握る機会はないが、黒子に徹する小室氏について民主県連幹部は「臨戦態勢だよ」とする。「(参院選に)勝てば、すべてが解決する。自分には勝利を引き継ぎ、発展させていく役割がある」と話す小室氏。胸中では、参院選と自身の戦いがダブっていた。

 細田氏も、将来「小室票」になりかねない、国民新党候補の票の行方に神経をとがらせる。自民党は今、年金問題の逆風下、苦戦中。前回衆院選(2005年)は小泉旋風に乗って大量得票した細田氏も、今回は「都市部は様子が分からない」と話し、松江、安来両市など無党派層が多い地域の動向に気をもむ。
 党経理局長、町村派選対本部長として党本部詰めが求められる細田氏だが、日程を割いて16日に雲南市入り。「島根でもギリギリの選挙。負けるわけにはいかないんです」。声音には危機感があふれた。


 鳥取2区・赤沢氏、勝利への執念むき出し

 鳥取2区では、自民党の赤沢亮正衆院議員(46)が、参院選勝利への執念をむき出しにしていた。
 13日、伯耆町での参院自民現職の集会。2週間で120回こなした街頭演説でからした声を振り絞った。「与党でないとできないことだらけ。自民候補が勝たないと、百害あって一利なし」。敵意をあらわにする演説は、党県連幹部も困惑するほどだ。
 赤沢氏は2005年の衆院選鳥取2区で、無所属現職を破って議席を得た。その相手が、今回の参院選に民主から出馬。今回、相手に大量得票を許せば、次期衆院選で民主を軸にする対立候補の躍進につながりかねない。参院選は、赤沢氏自身の戦いになっていた。

 民主党県連にとっても、今選挙の意味は大きい。今回、擁立した候補は一度は敵として戦った相手。参院選の結果次第では、次期衆院選候補選びは難航するとみられている。
 民主党県連幹部は言う。「今回、勝って次も勝つ。それこそが理想なんだ」。負ければ県連分裂の危機もはらむだけに、参院選の勝敗は既に党県連の命運を握っていた。

('07/07/18 山陰中央新報)

4168とはずがたり:2007/07/30(月) 21:10:57

同じく得票はどうだったんでしょう?

参院選・もうひとつの戦い 因縁の「竹下」VS「亀井」
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408381196

 2005年の郵政解散で、衆院島根2区で激闘を演じた自民党の竹下亘衆院議員と国民新党の亀井久興衆院議員の因縁の対決が、今回の参院選でも熱を帯びる。次の衆院選も視野に、支持者たちを巻き込み、戦いの第二幕が始まっている。

 候補以上に先鋭化 支持者巻き込み火花散らす

 「参議院で野党が多数を持てば、郵政民営化の抜本的な修正法案を参議院に提出するつもり。今回の選挙、絶対に負けてはならない」。亀井久興国民新党幹事長の声が、鹿足郡に響いた。公示前は、全国を飛び回る予定もあったが、国民新党候補が出馬した島根選挙区にほぼ張り付く予定だ。
 郵政民営化を持ち出しての自民党への攻撃に対して、竹下氏も国民新党への闘争心を隠さない。「野党は批判だけ。政権政党のわれわれは、できることをしっかりやっていく」。中国、四国、九州を担当する党副幹事長の立場の竹下氏。だが参院自民現職の支援のため、直前に2区に張り付くことを決断した。
 2人の戦いは、自民現職と国民新党新人の候補以上に先鋭化し「代理戦争」の様相を帯びる。
  ×  ×  ×
 2人は、05年衆院選で直接対決。選挙区では竹下氏が亀井氏を抑えて当選したが、亀井氏は中国比例で復活当選した。
 選挙戦で、亀井氏を支持してきた自民党支持者たちは「自民か、亀井か」の決断を迫られたが、今回の参院選でも、事情は同じだ。

 「国民新党を何とか応援してもらえないか」。公示前、電話を受けた県西部の自民党支部役員の耳に飛び込んできた声の主は亀井久興氏だった。
 「私の口からは、応援しますとは言えません」。辛うじて応じたが、心は揺れた。前回衆院選でも、郵政民営化への反発もあった。自民党役員の立場もあったが、表面上は中立を保った。
 あれから2年。再び選択を迫られる。「郵政民営化で自民党に不信感もあるが、立場上、自民候補を推すしかない」と胸の内を明かした。
  ×  ×  ×
 竹下氏を支える2区自民党にとって参院選は、次期衆院選を占う意味を持つ。「2区で、圧勝することが大事だ。それが結果的に竹下亘氏の選挙につながる」。自民党2区支部幹事長の佐々木雄三県議は力を込める。
 竹下氏は23日には浜田市で、十数カ所も街頭に立つ異例の日程も組んだ。同市のある市議は言う。「もはや、この選挙は、参院選だけじゃない。次の衆院選を完全に見据えている」
 一方で、亀井氏を支えてきた後援会には、代理戦争以上の意味がある。「懸案の後継者問題が事実上、決着をみた。久興を支援してきた私たちにとって、新たなスタートだ」。久興氏を支える斉藤隆三国民新党益田支部顧問が言うように、参院選への長女擁立は、将来の後継指名の意味を持つのだ。
 「竹下」対「亀井」の、看板を背負った戦いは、さかのぼれば、中選挙区時代の1986年衆院選に始まる。首相を目前にした故・竹下登氏がトップ当選、参院からくら替えした亀井氏が苦杯をなめて以来、20年余に及ぶ対決は、支援者の思惑をはらみながら連綿と続いていく。
 亀井氏の支援を断った自民支部役員は言う。「次の衆院選はまた、亀井対竹下。そのときの情勢でまた決断を迫られる。正直言って、いたしい(苦しい)」

('07/07/19 山陰中央新報)

4169とはずがたり:2007/07/30(月) 21:13:49
知り合いの赤碕の土建屋の御曹司はどうしてるかなぁ・・。

ローカルニュース 7月21日の紙面から
保守票争奪に火花 分裂選しこり底流  日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070721/20070721012.html

 参院選鳥取選挙区の主要な焦点の一つに、自民、民主両党の保守票の奪い合いがある。組織の引き締めを図る自民党の常田享詳氏の陣営に対し、民主党の川上義博氏の陣営は、「改革保守の川上党」を前面に押し出す。自民党が過去二回の衆院選で分裂選挙となった“負の遺産”が底流にあり、保守層の支持をめぐる攻防は激しさを増す。

自民党にねじれ
 二〇〇三年、〇五年の衆院選を引き合いに、県西部の自民党県議の一人は「そもそも、自民党にねじれを起こした原因者を誰かと考えれば、それは相手候補だ」と川上氏を評した。

 保守票が常田、川上両陣営に入り組んでいる現状を踏まえて「はっきり言えば、自民支持者の中に、赤沢派と川上派がいる状態。相手は民主党に入ったが、上手に『川上党の皆さん』とやる。かなわんよ」といら立ちを募らせる。

 十六日に鳥取市国府町内で開かれた常田氏の個人演説会。保守色を打ち出す相手陣営の戦略に、自民党県連の石破茂会長は「相手は民主党の色を出さない」と強い警戒心を示す。「自民党の県議、衆院議員をしていたから、有権者に『元々自民党だ』と思わせてしまう。だから危機感を持って向かわねばならない」と敵対心をあらわに「無責任な民主党に議席を与えてはならない」と訴えた。
結束ぶり強調
 「川上党」と称される川上氏の後援会組織を中心とする支援者の多くは自民党支持者と重なり合う。しかし、後援会関係者によると、民主党入りに伴って出身地の琴浦町で約百人いた地区の世話人は六十人程度に減少。自民党に戻った人が三−四割程度いるという。

 県西部の川上後援会は十七日に米子市内で世話人会を開き、引き締めを図った。集まったのは〇三年の総選挙から川上氏を支えてきた会員をはじめとする「川上党」の面々だ。

 西部後援会長の松田一三県議は「ほぼ、もとからの人たちの顔が見えた。川上支持の根強さがある」と結束ぶりを強調し、「何となく自民党を支持している」層への食い込みを図る。
2人のポスター
 県東部のある企業の役員室には、自民党の石破会長と川上氏のポスターが張り付けてあるという。まさに同選挙区の激戦模様を象徴する光景だ。

 この役員は「民主党の政策に共感を持っているわけでなく、違和感も覚える」と今でも支持政党は自民党だと強調する一方で、「川上後援会しおりに民主党とあれば嫌にもなるが、(川上氏は)川上党で戦うという」と過去のいきさつを語り、自民党関係者に「断りを入れた」と話す。

 昨年末に自民党に復党した県議七人の“過去”も今参院選の選挙活動の際に複雑に絡み合う。

 復党県議の支援者の中には川上派もいる。「常田先生、自民党のために自分自身は頑張っているが、かつて相手を応援した過去があるから自分の後援会全員に川上を支援するなと、強制的に言えない切ないところがある」と話す復党組県議の一人。「復党組は大なり小なりそうしたところがあると思う」とつぶやいた。

4170とはずがたり:2007/07/30(月) 21:17:19
こう云うの見ると小沢の地方行脚って効果高かったのかなとも思うねぇ。

支持求め懸命の握手 小沢民主代表来県、山里の有権者感激 2007/07/20 徳島
http://www.topics.or.jp/index.html?m1=4&m2=56&smid=117497597041&sy=2007&sid=118490769746

 参院選の応援演説のため十九日、那賀町平谷地区を訪れた民主党の小沢一郎代表。普段静かな山あいの町は、小沢代表を一目見ようと大勢の人が集まった。気さくに握手を交わし、記念撮影に応じるなど懸命にイメージアップを図る小沢代表。演説では「強い者の側に立った政治をストップさせなければいけない」と、政権交代の必要性を訴えた。失業者が増えるなど格差社会のあおりが直撃している同町。「党の代表が町の現実を見て、住民の思いを政治に反映させると言ってくれてうれしい」と感激する有権者が多かった。

 那賀高校平谷分校跡グラウンドにヘリコプターで到着した小沢代表。演説会場の平谷公民館前で車を降りると、出迎えた人たちに「はい、どうも」と声を掛けながら笑顔で握手して回った。

 演説では「古里・岩手県に帰ってきた気持ち」と住民との近さをアピール。「今回の選挙は、日本のどこに住んでいても安心、安定した生活ができるかが問われている」と声を張り上げた。

 同町平谷の無職男性(62)は「こんな所まで足を運んでくれて、小さい町の者としてはうれしい」と言う。詰め掛けた大勢の聴衆を見やりながら「昔はこの町も自民党一辺倒だったが、最近は空気が変わってきた」。

 郵政改革で町内の四郵便局が無集配化された。三位一体改革では公共工事が大幅に減り、失業者が増え続けている。「過疎地、地方を切り捨てている」と、小泉改革やそれを引き継ぐ安倍政権への批判が強まっている。

 同町平谷の一人暮らしの女性(80)は自民党政権に失望し、小沢代表の話を聞いてみようと訪れた。「とにかく自由競争、市場原理で政治や行政をやっている」と政権批判を展開し、地方分権の必要性を説く小沢代表の姿に「希望が持てるような気がする」とうなずいた。

 一方、同町平谷の無職男性(70)は「演説は聞こえのいい言葉が並び、本当に実行してくれるのか分からない」と懐疑的。「与野党の主張をきちんと見極めて一票を投じたい」と話した。

4171とはずがたり:2007/07/30(月) 21:19:47
>国政選挙では必ず自民党候補に投票してきた徳島市内の無職男性(82)
あほか、最近は自民党ばかりが野党をこき下ろすことばかり発言していて嫌悪感を覚える。信用できないんだよ。惚けとんちゃうか。

こぶし振り上げ訴え 安倍首相が来県 2007/07/21 徳島
http://www.topics.or.jp/index.html?m1=4&m2=56&smid=117497597041&sy=2007&sid=118498491971

参院選の遊説に二十日来県した安倍晋三首相。徳島選挙区(改選数一)で自民、民主両党の候補がデッドヒートを繰り広げる中、徳島市内の藍場浜公園での演説では、いつものソフトな表情が消え、こぶしを振り上げながら「私は改革を前に進めていく。経済を成長させ、皆さんの生活をより豊かにしていきます」。炎天下、約二十分に及ぶ懸命の訴えに対し、有権者の反応は熱意を評価する一方、冷静に見極めようとする態度も目立った。

 首相の来県は一日に続き二回目。六年前の参院選で小泉純一郎前首相が演説した際は、同公園を埋め尽くした聴衆も、今回は半数以下の三千人(陣営発表)ほど。それでも首相が北岡秀二候補と演説カーに上ると、日の丸の小旗が打ち振られ、拍手と歓声に包まれた。

 「言ったことは必ず実行してまいります」「年金問題は私の内閣ですべて解決していくことを誓います」。流れ落ちる汗をぬぐおうともせず、支持を訴える首相。人々は時折、手をたたきながら熱心に聞き入っていた。

 仕事の合間に立ち寄った徳島市内の会社員女性(40)は「テレビで見るより優しい印象で、話も分かりやすかった。首相になった時期が悪く問題が続出しているが、最後まで自分の信念を曲げずに改革を進めてほしい」とエールを送った。

 国政選挙では必ず自民党候補に投票してきた徳島市内の無職男性(82)は「首相の演説は説得力と安心感がある。野党は自民党をこき下ろすことばかり発言していて嫌悪感を覚える。信用できない」。首相に間近で接し、自民党を支持する思いが一層強まったという。

 徳島市末広三の男性会社員(36)は「重要法案を次々と強行採決した与党のやり方は納得いかないが、野党を信頼してよいかも疑問が残る。日本の将来にとって重要な節目の選挙になると思うので、慎重に投票先を選びたい」と話した。

 演説後、首相は「徳島ラーメンがおいしいんで」と、昼食のため近くのラーメン店へ。客と握手を交わしたり記念撮影に応じたりして、気さくなところをアピールした。

4172小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 21:31:19
自分で言うのもなんだが
>>3893
ドンピシャじゃないか。各紙情勢のまとめではあるけれども。
公共社国日は外しているし、細かい選挙区はもっと外しているけれども・・・「なぜ、そこらの蕎麦屋はつぶれないのか」で1冊書いてみよう(笑)

4173とはずがたり:2007/07/30(月) 21:44:49

熱なし"集票マシン" 建設業界に異変  鳥取日本海
http://www.nnn.co.jp/news/070722/20070722002.html

 後半戦に突入した参院選鳥取選挙区で従来、自民党の組織選挙を支え、「集票マシン」と言われてきた県内の建設業界の動きに異変が起きている。“鈍さ”が目立つのだ。「公共工事が減り、倒産が相次いでいる」「建設業協会への依存度が薄れ、統制が利かない」−。建設業協会幹部から漏れ聞こえるのは、業界の厳しい実情。建設業関係者はどのような思いで選挙の行方を見守っているのか。
 二十一日、安倍晋三首相がJR米子駅前で街頭演説を行った。
 演説を終えて街宣車を降りた首相に、何百人もの聴衆が握手を求めて殺到。この日、二千人以上を集めた自民党現職、常田享詳候補の陣営は、風向きの変化に期待を込めた。
 演説会に参加した県建設業協会西部支部の幹部は、参加者の中に建設業者がほとんどいないことに気付いた。
 「昔は社員が作業服を着て、マイクロバスで演説会場に乗り付けたのに。昔型の選挙は終わったな」。幹部はこうつぶやいた。

進む協会離れ

 五年前には百三十を数えた同支部の会員数は現在、百を割った。米子市内のある建設業者の話では、公共工事の減少による倒産のほか、最近は「叩(たた)き合い」による入札が増え、建設業協会への依存度が薄らぎ、協会を脱退する業者もあるという。同支部幹部は「業界では公共工事が減り、被害者意識が強い。自分の会社を守ることが大事で、選挙どころではなく、協会の統制も利かない状況だ」と指摘する。

 境港市建設業協議会は六月、自民党の青木幹雄参院会長が来境した機会をとらえ、市内の空港、港湾、中海の整備について地元企業に優先的に発注するよう要望した。その半面、公示後の自民党支持、応援の動きについては以前のような「業界を挙げて」の熱は感じられない。

 「自民党の国会議員にお願いすれば仕事に反映していたが、今はそれが見えない」と地元関係者。常田候補を推薦する同協議会だが、中には民主党新人の川上義博候補を「個人的」に支持する業者の姿もある。

応援しても期待薄

 県東部でも厳しい県財政の中、国の公共事業に期待する声は大きい。県建設業協会東部支部の幹部は「(国の公共事業が増えるには)やはり自民党の議員に当選してもらい、頑張っていただかないといけない」と強調。東部のある業者も「川上候補は地方の切り捨てや公共事業の削減に反対すると言っているが、野党では国が予算を半分にすると言っても、覆す力はない」と民主党に期待感を抱けないでいる。

 ただ、自民党マニフェスト「百五十五の約束」に公共事業に関する公約が一つも入っていないことに対する不満が、業界に漂っているのも事実。鳥取市内のある建設業社長は「昔が良過ぎたかもしれないが、業界内には、自民党におきゅうをすえてやることで、『新しい道が開けるのではないか』という意識があると思う」と漏らす。

 「業界にとっては、常田、川上が激戦を展開しても、選挙で応援しても、仕事をもらえないのが分かっている」。協会幹部の言葉が、建設業界の“冷え込み”を背景に、選挙戦への盛り上がりを欠く業界全体の実情を物語っている。

4174とはずがたり:2007/07/30(月) 21:46:24
>>4172
おめ〜。
俺も随分前に保坂落選、丸川当選があるんじゃないかと書いた記憶があるんですけどどこだったかな・・。

4175じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 21:48:09
すみません。酔ってます。
むかつくのは、税金が上がったことです。
三位一体とかいって、住民税がはねあがって結局増税でしょ。
不良債権とか国が背負ったのはわかるけど、その分担をあきらかにしろ!
すみません。かなり酔ってます。
ちなみに、出身は福井で若泉さんの3000票差で落選したのもわからないわけではないです。

4176じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 21:56:49
とはずがたりさん、返信してよ・・・。

4177とはずがたり:2007/07/30(月) 21:57:46
>>4175
おお、お久しぶりっす。酔っぱらいっすか(笑
何酒でしょう!?自棄酒?祝杯?
税金が上がるのは殆ど自民党の支持基盤へのばらまきが原因で、ばらまかれてた連中が今格差反対とか云ってるなら図々しいにも程があるように思うんですけど、そういう困ってる人たちに救いの手を延ばすのは行政の責任の一端もありましょうし難しいですね。土地改良事業にせよ大規模林道にせよグリーンピアにせよ自民党の公共政策は地域の持続的発展とはおよそ無関係なカネじゃばじゃばに問題があるんでしょうね。

落選がわからないわけではないとは、なんか納得できる理由があるって事っすか?それとも福井の雰囲気としてさもありなんって事っすか??

4178とはずがたり:2007/07/30(月) 21:58:42
>>4176
レス遅れてすんませ〜ん

4179じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:07:11
①税金に関しては、地方に税源移譲するということにより、所得税は軽減されると
いわれていたのに、蓋をあけたら増税でしょ。地方への税源移譲に関しては賛成でしたが、
増税になるのはビックリです。
②福井の雰囲気として新幹線とか中部縦貫道の完成でしょうか。以前逆風が吹いたときに、
福井は交付金が減り(酔っているから忘れた)つらい目をみたという噂がながれましたから。

4180じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:15:10
ちなみに、福井駅は新幹線受け入れOKなんやから。
福井は飛行機ではなくて、新幹線なのだ。なんなら京都につなげてくれ。

4181とはずがたり:2007/07/30(月) 22:20:51
>>4179
なんか税源移譲を隠れ蓑に定率減税を廃止した為にだまし討ち増税みたいに成ってしまいましたよね。

なるほど、北陸新幹線は悲願ですよね。
けど福井は関西とつながり深いし東京へは米原経由が便利と思うのですがそうでもないんですかねぇ。
中部縦貫道も心待ちにしてるんですな・・。

4182じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:22:24
だいたい、今日のNHKの菅直人の発言はなんなんだ。
野党か与党かわかんないじゃん。中川に正確な数で迫られるなら、その具体的な数を
いままでどうして知らされなかったのかという、与党の数に対する不透明を追及すべきを、
まじめにひいてしまって、今日のテレビは不透明なままを印象付けるように
話をもってかないと。なんだか、自民党の亜流としか思えんよ。

4183名無しさん:2007/07/30(月) 22:25:12
鳩菅とか岡田とかが自民党と交渉すると、
下手すると大政翼賛会の流れになるので、小沢代表の政治力に期待。

4184とはずがたり:2007/07/30(月) 22:27:18
菅の発言ぐたぐたでしたん??
ちょいと見てないんであれなんですけど、菅には与党追求の先頭に立って貰えると期待をしてるんですけど。。

4185じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:31:09
>>4183 はじめまして。
私もそのとおりだとおもいます!どんな交渉がされるにしろ、
国民の利益の優先順位をきっちりしめしてほしいです。

4186じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:33:16
>>4184
菅直人はなにもいっていなかったに等しいです。残念ですl

4187とはずがたり:2007/07/30(月) 22:37:04
う〜ん、菅も与党を担う為の責任とか考えて嘗ての歯切れ良さを失ってしまいましたかねぇ。。
小沢は体調が心配です。選挙戦で此処迄消耗するとなりますと・・。

4188じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:46:01
結構ここ『カド』ですよ。民主党は政策がないと思われているので、
いろな数(政策における具体的な数など)を振りかざして与党を追い込まないと。
反対票を民主党に投票したものは、次の選挙では投票しません。

4189とはずがたり:2007/07/30(月) 22:50:56
>結構ここ『カド』ですよ。
カドとはどういう意味でしょう??
数とはこの場合なんの数字だったんですか?中川とは辞めた幹事長の方ですか?それとも政調会長。
菅は数字を基にしてあんまり攻めたてれなかったのでしょうか?

4190じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:52:02
ありきたりなことをもうしまして、失礼しました。
落ちます。

4191とはずがたり:2007/07/30(月) 22:56:30
酔いが回られてしまいましたん??笑

読み直すと中川が急に数字を出して説明して来たのに対して十分に責め立てれなかったって感じっすかね?
確かに民主票を反対票から支持票に変えていかないと勝てないっすよね。

4192いなばやま:2007/07/30(月) 22:58:31
いなばやま的参院選振り返り雑記帳①

1、1人区で野党共闘が一定の成果

民主への突風で薄れがちですが、野党共闘が一定の成果を挙げたとみます。
民社国共同推薦無所属候補5人全勝ですからね。民主や国民公認候補のところでも社民県連が支援。
共闘が追い風を受ける下地になったといえます。
衆院選の選挙協力の行方にも影響するでしょう。「民主至上主義」だとごたごたするでしょう。

2、共産、国民抜きでも野党過半数の衝撃

ほとんど妄想の世界での出来事だと思っていたのに現実になるとは、本当にびっくりです。

04年組 55(民主:50 民主系無所属:1 社民:2 社民系無所属:1 非共産野党統一系無所属:1)
07年組 67(民主:60 社民:2 非共産野党統一系無所属:4 野党統一系無所属:1)

なんと康夫ちゃんや川田くん、ぷち裏切りの松下氏を入れなくても過半数!
少々身内の裏切りがあっても民主主導で国会が仕切れる大勝利です。
当然国民の動きにも惑わされずにすみますし結構やりたい放題になるのではと思います。

4193:2007/07/30(月) 23:01:30
「国政調査権つかって官僚から数値情報を引き出して整合性ある案を作ってやるから、首洗って待ってやがれ!!」ぐらいカマしてくれって感じすか?
一方で、大人の対応も求められて、民主党も大変ですね。(でもちょい余裕)

4194いなばやま:2007/07/30(月) 23:16:07
いなばやま的参院選振り返り雑記帳②

3、「次善」の結果に上野介は満足?〜大分選挙区

大方の予想通り、磯崎氏が勝利を収めました。
矢野氏は2位になりましたが大分市では高得票を収めたものの期待した南部では票が伸びませんでした。
全国的な民主追い風がなければ松本氏以下もありえたでしょう。
松本氏は社民の比例票の倍以上の得票を稼ぎ、幅広い支持を得られる候補だったことを示しました。

こういう結果になることは、吉良氏とその周辺以外では予想されていました。
矢野氏でも松本氏でも統一されれば後藤氏の出馬もなかったでしょうし
全国的に共闘候補の勝利の状況を見れば野党が強い大分では圧勝だったでしょう。

KYとしか言いようのない吉良氏の強引さは(意固地な社民にも問題ありだが)
議席獲得よりもほかに真意があったとしか思えません。(ないならないで大問題だが)

知事選への布石、大分社民の影響力低下を狙う、同級生・磯崎へのアシスト・・・

ほとんど床屋政談のレベルですが、そう思われても仕方のない一連の動きだったと思います。
衆院選に向けてもひと波乱、ふた波乱ありそうです。

4195やおよろず:2007/07/30(月) 23:32:15
奄美市では民主党が自民党にダブルスコアをつけている
最後の叶の引抜きが功を奏した形か

4196MJ:2007/07/31(火) 03:49:22
>>4187
>小沢は体調が心配です。選挙戦で此処迄消耗するとなりますと・・。

本当に心配です。大統領選に勝った途端に寝込んでしまったエリツィンを思い出します。

やっぱり総総分離かな?首相候補は菅直人さんで…

4197やおよろず:2007/07/31(火) 03:54:55
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/a/6/a6281812.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/9/7/973b3366.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/1/9/19a1b98e.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/f/c/fc4974f0.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/e/b/eb910d63.jpg

貼っておきます

4198とりっこ:2007/07/31(火) 12:07:07
>>4167-4168
山陰両県の得票は…

<鳥取>川上:16万8千 常田:13万5千。
4市15町村のうち、川上が実に4市12町村で勝利。中でも目立つのが、
米子(+14500)、鳥取(+2000)、琴浦(+2000)。その他も千票単位での勝利が見られます。
さらに石破茂や県連幹部の地盤であり、小沢一郎が公示日に乗り込んだ八頭町でも、15票差ながら川上勝利。
小沢効果がクッキリ出た形になっています。
常田は東部の県境にある岩美(+200)、若桜(+300)、智頭(+200)でしか勝ててません。
民主は鳥取2区の候補者決定を急いでほしい!川上との連携で、ここは狙える。

<島根>亀井:21万7千 景山:18万6千
21市町村のうち、亀井が15市町村、景山が山間部の1市5町で勝利。
亀井は、ルーツの津和野をダブルスコアで制した(+2000)ほか、
松江(+16000)、益田(+3000)、浜田(+2000)など市部を中心にリードを広げました。
さらに青木幹雄のお膝元・出雲でも勝利(+1500)。町村部も僅差で勝ちを重ねました。
一方景山は、竹下王国の雲南(+1000)、奥出雲(+800)など山間部でリードしましたが、
全県では遠く及ばず。ただ比例では自民>民主・国民なので、次期衆院選はどうなるか??

衆院の選挙区に置き換えれば、鳥取、島根とも野党全勝ですが…。
鳥取1区は相手が石破だけに厳しいか。島根は1区民主、2区国民ともタマは良いだけに期待ですね。

4199名無しさん:2007/08/01(水) 01:23:04
共同通信の世論調査の次の首相にふさわしい人では一位小沢 二位麻生 三位小泉でした

4200とはずがたり:2007/08/01(水) 01:36:52
何を言ってるんだ三浦は。支離滅裂・滅茶苦茶やないけ。
>ある意味では投票結果がマスコミ世論調査結果による予測報道と同じになる、というのは今回勝った民主支持層のみならず自民支持層、他党支持層の人も少し首を傾げておいたほうがいいと思います。
>予測が間違ったから言うのではなく、投票前のマスコミの世論調査結果通りの投票結果になる、ということはある意味危険ではないかと思うからです。

私の選挙予測外れました  (2007年7月30日)
ttp://www.e-ask.ne.jp/cgi-local/inf/inf.cgi?cm=1&mode=detail&year=2007&no=44

私の予想は外れ、自民惨敗、民主大躍進となりました。
投票日3日前迄、朝日新聞をはじめとするマスコミ調査では自民惨敗の当落予測が紙面を飾っており、その後、投票誘導になるか、リバウンドが起きるか…。果たして結果はリバウンドなしでした。
ある意味では投票結果がマスコミ世論調査結果による予測報道と同じになる、というのは今回勝った民主支持層のみならず自民支持層、他党支持層の人も少し首を傾げておいたほうがいいと思います。予測が間違ったから言うのではなく、投票前のマスコミの世論調査結果通りの投票結果になる、ということはある意味危険ではないかと思うからです。
(中略)いずれにしても選挙予測の虚しさを痛感した選挙でした。

4201とはずがたり:2007/08/01(水) 01:38:04
>>4199
まじっすか。久々に国民が豪腕に痺れた結果か?

4202とはずがたり:2007/08/01(水) 01:43:21
民主生活者党路線だ♪略称民生党。戦前の二大政党制の立憲民政党や全斗煥与党の保守政党民主正義党を髣髴とさせるねw

民主躍進 「生活」力 強し キャッチコピー効いた
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707310007a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/7/31

 自民党の歴史的な大敗、民主党の大躍進で終わった参院選。閣僚の失言や、年金の記録紛失問題などが重なり、開票前から自民党の苦戦が予想されていたが、「生活」をキーワードにした民主党のキャッチコピーも、大躍進の一端を担っていたようだ。

 ≪自民と対比≫

 民主党のキャッチコピーは「国民の生活が第一。」。

 2005年9月の衆院選では、契約した外資系PR会社とともに考えた「ニッポンをあきらめない」のコピーで戦ったが、結果として自民党に大敗。今回はPR会社とは契約せず、党スタッフの広報チームで選挙戦を展開したという。

 民主党広報担当者によると、「今回の生活が第一というキーワードは、小沢一郎代表の就任時から一貫している。憲法改正や『美しい国』づくりといった国家主義的な安倍政権とは、結果的に対比する形になった」と話す。

 民主党候補の選挙戦キャッチフレーズも、東京選挙区でトップ当選を果たした大河原雅子氏(54)が「生活のプロ」、神奈川選挙区の牧山弘恵氏(42)が「くらしイキイキ!」など「生活」に関連付けたキャッチコピーが目につく。

 民主党広報担当者は「細かく指示したわけではないが、一人一人の候補者と党の方針にブレがないということだろう。今回選挙戦では政治とカネ、閣僚の失言などに注目されがちだったため、生活を良くすることを求める国民のフラストレーションに民主党が応える形になった」と、キャッチコピー効果を説明する。

 ≪姫の“大金星”≫

 「姫の虎退治」という出色のコピーで全国的に注目されたのが、岡山選挙区。元県議で民主党新人の姫井由美子氏(48)が、自民党大物の片山虎之助氏(71)に挑む図式を、分かりやすくユーモアを交えて表現し、一気に関心を高めた。

 この結果、姫井氏は県内でもほぼ無名の状態から、抜群の知名度と実績を誇る片山氏を破る“大金星”を挙げた。

 姫井氏の選挙事務所によるとフレーズはもともと「虎退治」のみだった。だが「虎退治」がマスコミに報道される中で、名前から「姫」が付き、選挙活動で虎退治の寸劇をするなどしたことから定着していったという。

 同事務所は「虎は片山さんの名前の一字をとったのに加え、旧態依然とした古い政治の象徴でもある。利権がらみの政治を退治して生活重視の新しい政治に変えていくという意味合いを込めた」と話している。

4203MJ:2007/08/01(水) 01:51:40
>>4202
>民主党候補の選挙戦キャッチフレーズも、東京選挙区でトップ当選を果たした大河原雅子氏(54)が「生活のプロ」、神奈川選挙区の牧山弘恵氏(42)が「くらしイキイキ!」など「生活」に関連付けたキャッチコピーが目につく。

宮川氏言うところの「卑弥呼現象」というか、女性候補の善戦が目立ちますが、これで民主党も少しは女性の支持率も増えたのではないのでしょうか?

4204とはずがたり:2007/08/01(水) 02:00:57
>>4203
今回,多原・舟山・大河原・牧山・行田・亀井・姫井・戸倉・植松と民主・野党系の新人女性候補が多く擁立され,善戦し,その多くが当選しましたが,これらは大河原氏を除いて女性受けよりも男性受けの方が強そうな傾向がなきにしもあらずな気もしますが,強力な女性の論客を国会の場で活躍させれる潜在的な可能性を得た訳ですから,どんどん登用して活躍させて,女性の力を活用できる政党という所を見せて欲しいですね。

4205MJ:2007/08/01(水) 03:53:41
>>4204

そうですよ。自民党は女性を「刺客候補」としては使っても当選後は全然活用せず使い捨て同然ですからね。女性に対して失礼な党ですよあそこは。

唯一小池百合子がポスト安倍とか言われてますけど…。

4206とはずがたり:2007/08/02(木) 13:23:38
青木も安倍を擁立したんだから皮肉なもんだ。
>ある市議が支持者名簿先に、試しに亀井事務所を名乗って電話をした。すると『亀井さんはよく頑張ってますね。応援してます』という返事が返ってきた。
様子を窺うためにこんなこともするんですねぇ。

記者の目:参院選、島根「青木王国」の落城=酒造唯(松江支局)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20070802ddm004070047000c.html
◇改革被害者の怒り読めず 背反する立場で鈍感に

 故竹下登元首相ら多くの実力者を輩出し「参院のドン」青木幹雄氏がトップに君臨する保守王国・島根。3選を目指した自民前職の景山俊太郎氏(63)が、野党共闘の国民新党新人、亀井亜紀子氏(42)に敗れた。県政を担当して3年。全国的な傾向として、自民の苦戦は聞いていたが、よもや、この島根でもとは予測できなかった。
 「まるで計画したように大臣が次々と失敗している。とてもこの風はしのいでいけない」。7月22日、島根県大田市のホテル。2度目の地元入りを果たした青木氏は、少数の支持者を前に珍しく弱音を吐いた。
 その場で青木氏はこんなエピソードも紹介した。「ある市議が支持者名簿先に、試しに亀井事務所を名乗って電話をした。すると『亀井さんはよく頑張ってますね。応援してます』という返事が返ってきた。いいですか。皆さんが出した名簿ですよ。こういうのが逆風なんです」。組織引き締めを図る発言だった。
 ところが、これに対し参加者からは不満が漏れた。「うちらは自民党にずっと人を出してきた。でも小泉(純一郎・前首相)さんの後、みんな人が出らん。自民党を応援してもやれんようになった」。ドンの一喝がきかない。長年、自民党一辺倒の組織が、どうしようもないところまでほころんでいる。後から考えると「自民惨敗」を暗示する場面だった。ではなぜそうなったのか。
 いくつか理由はある。平成の大合併で選挙の手足になる地方議員が減ったこと、しかもこれに12年に1度の統一地方選との同年選挙による選挙疲れが加わった。ただ、何が本質的な背景か、と問われれば、一連の小泉改革による「地方の痛み」であり、それを解決する展望を示せなかったことにある、と思う。
 痛みは財政にある。島根の最大の弱点は自主財源の乏しさだ。05年度の人口1人当たりの地方交付税額は、全国一の24万5000円。財源の大半を国に頼り、2位の鳥取県(21万2000円)を3万3000円も上回る。澄田信義・前知事は竹下元首相、溝口善兵衛知事は青木氏が直接擁立したとされる。知事と県議会が自民党との強力なパイプを築き、国会議員はその見返りに公共事業を持ってくる。そうした関係が長年続いてきたのだ。
 ゆえに青木氏は、県内の大型公共事業の大半に影響力を持つ。県東西を結ぶ「山陰道」のトンネル工事を巡り、青木氏は01年、藤井治芳・道路公団総裁(当時)に働きかけ、工事延期を撤回させたという。絶大な影響力を誇る青木氏は「頼みの綱」であり続けた。
 しかし、小泉前首相以来の構造改革で、島根は大きな痛みを受けた。税源移譲、補助金削減、交付税見直しといういわゆる「三位一体改革」で、生命線とも呼べる地方交付税が04年、県と市町村で約300億円カットされ、自治体は深刻な財源不足に陥ったからだ。公共事業費を、ピーク時(98年)から3割に削り、「乾いたぞうきんをしぼる」(県幹部)ような削減を行っても、まだ毎年二百数十億円の財源が不足した。
 都市と地方の格差拡大を招いた小泉改革で、青木氏は党の要職として、その一翼を担っていた。「利益誘導の権力者」と「構造改革の協力者」という相反する立場が、盤石だった自民の基盤を狂わせる。
 郵政民営化が争点となった05年の衆院選島根で、郵政民営化に賛成し2選挙区を独占した自民候補の得票は計25万2519票。一方、自公の比例代表の得票は22万3891票で、両候補の得票数より1割以上目減りした。自民離れの予兆は、この時すでに表れていたと思う。
 この地方の痛みに対して安倍政権は有効な対策を打てずにきた。それどころか、年金問題や相次ぐ閣僚の不祥事、失言……と、たび重なる「逆風」も加わって、不満はせきを切ったようにあふれ出した。景山氏は今回の選挙で、「島根に生まれ島根に育ち、やがて島根の土となる」と、生前の竹下元首相の言葉を繰り返し、地元への貢献を訴えた。
 だが、聞こえてくる声は冷ややかだった。「景山さんが来るのは選挙の時だけ。普段は何もしてくれん」
 亀井陣営は、そこを突いた。「6年間の構造改革で、島根はめちゃめちゃに壊された。皆さん、もっと怒りましょうよ」と訴え続けた。
 痛みを背景にした自民党政治への不満。その「見えない風」を青木氏は読み誤った。この風の変化に目を向けない限り、自民党の再生はない、と思う。

毎日新聞 2007年8月2日 東京朝刊

4207とはずがたり:2007/08/02(木) 19:59:20
武見氏落選は分裂が原因
日医連の唐沢委員長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080100178&genre=A1&area=Z10&mp=

 日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟(日医連)」の唐沢祥人委員長(日医会長)は1日午後に記者会見し、参院選比例代表で推薦した自民党の武見敬三厚生労働副大臣が落選したことについて「日医連として必ずしも統一歩調で戦えなかったことも大きな反省材料だ」と述べ、組織が事実上分裂したことが原因との認識を示した。

 参院選をめぐり日医連は、昨年の日医会長選での激しい争いが尾を引き、武見氏推薦を決めた執行部に近畿などの組織が強く反発。また茨城県医師連盟が比例代表で武見氏とともに、医師の自見庄三郎氏(国民新党)を推薦するなど混乱した。
 唐沢氏は来春の診療報酬改定に与える影響について「武見氏が当選していれば大きな力になったと思うが、今後さらに一層強力に努力していきたい」と述べた。(共同通信)

4208名無しさん:2007/08/02(木) 22:42:20
今、携帯なので貼れませんが、毎日のウェブの地方版の滋賀と奈良の参院選の総括記事は衝撃でした。

常態的に民主支持率がトップ、とか、昔と比べ無党派層が減って民主支持が増えた、とか、風に頼らなければならないのは自民ではないのか、とか。
田舎でも都会でも、関東の奈良や滋賀にあたる東京のベッドタウン地域でもそんな現象ないですよね。

都市住民の組織化、という面で他の都市部の都道府県連も見習うべきでは?

4209とはずがたり:2007/08/02(木) 23:20:46
おお,また貼り付けお願いします。
思うに面積の小さい滋賀・奈良はベットタウン地域の人口増加が比較的強く県人口に対して比較的多くの比重を占めるように成ってきたというのが大きいんじゃないでしょうかね?
比較的広い埼玉・千葉・神奈川は人口も増えてますがベットタウン以外も含んだ多様な地域構成になっていて民主一色と必ずしも成らないのに対して。

滋賀はわかりませんが奈良が特に組織化されているようには思えないんですけどねぇ。

4210やおよろず:2007/08/02(木) 23:25:40
>>4208

選挙:参院選を終えて 県政界に新たな衝撃 民主支持層、着実に厚く /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk25010373000c.html

 ◇県民の声拾い、怒りの受け皿に

 民主の新人、徳永久志氏(44)が自民前職の山下英利氏(54)、共産新人の坪田五久男氏(48)を破った参院選滋賀選挙区(改選数1)。民主が参院選挙区議席を独占する結果となり、昨年の知事選以来、激動が続く県政界に新たな衝撃を与えた。選挙戦を取材した3記者が今後の影響などを探った。【服部正法、阿部雄介、蒔田備憲】

 ◇自民、揺らぐ支持基盤 民意とのかい離、致命的−−知事・県議選に続き3連敗

 ◇共産「自」「民」対決に埋没

 −−投票率は60・32%と前回より微増したが?

 蒔田 坪田陣営は「自民への逆風が吹くからこそ、65%に届いてほしい」と期待したが、そこまで伸びなかった。

 阿部 他陣営は、年金記録漏れ問題の関心の高さが旅行やレジャーに行く人と相殺され、60%前後と見ていた。今回は政治に関心の薄い人が投票し、逆に熱心だった人が棄権するなど、これまでと全く違っていた。

 −−各陣営の総括は?

 阿部 徳永氏の勝因は一義的には年金問題の追い風だが、その陰には三日月大造、田島一成両衆院議員を中心とした労組だけに頼らない、きめ細かな支持基盤作りが奏功した。自民は「地元ばかり回って何もしない」と批判していたが、国民の声を現場レベルで丹念に拾った成果が年金問題や定率減税廃止による怒りの受け皿となった。

 服部 自民県連は知事選、県議選、参院選と3連敗したことを真剣に受け止めないといけない。3回とも思惑とは裏目に出ており、ここまで民意とのかい離が続くのは、大衆政党としては致命的だと認識すべきだ。

 蒔田 坪田氏は自民対民主の構図に埋没し、無党派層を取り込めなかった。選挙戦後半は税金と憲法をテーマに、差別化を図ったが、支持を拡大できなかった。

 ◇「嘉田票」影響せず

 −−各候補の嘉田由紀子知事との距離感は?

 服部 自民は県議選惨敗を受け、新幹線新駅(栗東市)問題で「凍結」容認に転換。その議論で「嘉田人気を過小評価した」「(知事選、県議選と)2回負けた事を受けとめないと」との声が県連幹部から聞こえた。しかし、選挙目当てで、知事にすり寄ったと、有権者に受け取られなかったか。山下氏は琵琶湖や環境の保護を前面に出したが、浸透したのか。検証が必要だ。有権者は民意をくみ取る党を求めているのであり、人気に敏感な党は求めていない。

 阿部 民主も当初は嘉田知事にすり寄る自民を意識し、「自分たちが知事マニフェスト実現に協力してきた」と訴えたが、それ以上に年金問題の追い風が大きく、中盤から、あまり訴えなくなった。今回に限れば、「嘉田票」は当落には影響しなかったのでは。

 蒔田 坪田陣営は「県民が嘉田知事を生んだ土壌は、共産党が作り出した」との自負を持っていたが、選挙では、あまり浸透しなかった。

 −−「風」の影響は?

 服部 「年金の逆風で負けた」としか総括しないなら、今後も「自民離れ」は続くのではないか。不可抗力の逆風があったのは事実だが、問題は根深い。自民に長年投票してきた保守の一定の層が、知事選で嘉田知事を支持して以降、自民以外に投票することへの抵抗感が保守層に薄くなっているように思える。

 蒔田 共産は過去3回の同選挙区で守った6万票台を割った。毎日新聞の世論調査で共産支持層の3割近くが徳永氏に流れ、地盤を固め切れなかった。半面、「自公政治を変えたい」との思いで投票した人が増えている表れかもしれない。

 阿部 県内だけみれば、民主が03年の衆院選で4小選挙区で3勝したのと比べても、民主の地力がついた。世論調査でも無党派層が減り、支持政党も民主が第1党となるなど民主支持層は着実に増えている。

 −−政党の支持基盤も変わりつつある?

 服部 「自民の従来の支持基盤が、小泉改革によって壊れた」との指摘もある。郵政民営化を巡る対立や、イメージ先行選挙などで組織がほころび始めたというわけだ。そこに、保守も革新も取り込める嘉田知事が登場し、大きく状況が変わった。滋賀の自民は小泉前首相が土台を揺さぶり、嘉田知事の登場で、大きく震動していると言えるかもしれない。

 阿部 民主県連幹部は選挙期間中、県議に「自分の選挙と思って戦え」と激励していた。山下氏が勝てば自民は勢い付き、議席がきっ抗する県議会運営も苦しくなるという理屈だ。幹部が「徳永氏の勝利は県議会運営も円滑となり、間接的に知事を助けることになる」と話すように、一足早く“政権交代”した県議会の安定も促進されそうだ。

毎日新聞 2007年7月31日

4211やおよろず:2007/08/02(木) 23:27:04
>>4208

選挙:参院選 記者座談会 明と暗、民主・自民陣営の戦略 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk29010599000c.html

 29日投開票された参院選奈良選挙区(改選数1)は、民主の中村哲治さん(36)が約36万票の過去最高得票で圧勝した。自民の議席死守を狙った松井正剛さん(54)に10万票以上の差をつけ、自民王国・奈良の崩壊を印象づけた。両陣営の明暗を分けた原因を取材した記者が語り合った。

 ◇街頭中心に演説447回 中村哲さん“新ドブ板”方式、奏功−−世論調査分析し地域集中

 −−ここまで差が付いた要因は。

 A 中村さんの陣営は、戦略がはっきりしていた。一貫して街頭でスポット演説を貫いた。午前7時から8時に駅に立ってお見送り。その後、スーパーマーケットや住宅地を一区画ごと回り、演説は447回に達した。

 B 今までの「ドブ板選挙」とは違う、「新ドブ板」と言えるかもしれない。

 C 一方の松井さんは、どちからというと施設内で演説会を開く「箱もの」中心。1日に10回以上も個人演説会をこなした時もあったが、街頭は少なかった。支持者が集まる箱ものは、聞いてくれて当然だった。

 A 中村さんの陣営はよく弱点を分析していた。早い段階で党の世論調査を見て橿原市、桜井市を集中的に攻めた。

 B 松井さんの陣営は、衆院小選挙区の1〜4区ごとに衆院議員が指揮を執ったが、各議員の連携が薄かったように思える。

 D 強い県南部は放っておいて、奈良、生駒、大和郡山に集中した方が良かったかもしれない。

 B 松井さんは、全市町村に後援会を作ったが、票に直結しなかった面もある。まとめ役の後援会長が100人いるよりも、実際に集票する人が重要だった。

 −−中村さんの陣営のキーパーソンは。

 A 耐震データ偽装問題の国会追及で、一気に有名になった馬淵澄夫県連代表(衆院議員)の効果は相当高かった。

 −−候補者個人の魅力も差があったか。

 C 県議24年の経験よりも、30代の国政経験を有権者が高く買ったということかもしれない。

 B 松井さんは穏やかな人柄で敵がいない。ただ今回のような逆風下では、強烈な個性の人でなくては、アピール力が弱かったかもしれない。一方で中村さんにも課題はある。選挙戦で主張した年金改革などはもちろん、従来から力を入れてきた社会的弱者への対策などで、存在感を高める仕事をしてほしい。

毎日新聞 2007年7月31日

4212:2007/08/02(木) 23:40:09
知事発言に唖然


「無所属だと何の役にも立たない」公人がこんなことを公式の場で発言するとは、怒りを越えました。
私を批判するのは一つの意見として受け入れもしますが、少なからず無所属議員は私を除いても居る事を当然認識し、あえて発言してしまうのを見過ごす事は出来ません。
参議院を「衆議院のチェック機関」「良識の府」と位置づけて活動している多くの国会議員の、時に「党議拘束に苦しめられ、自らの主張、意見を封印してしまう」「地元からの切実な要望を意見さえ言えず反映できない」と悩む姿に、私は、これでいいのかと思わざるを得ないし、本来の参議院の姿(多くの無所属議員が自由闊達に意見を主張しあい、まさに是々非々の立場を貫く)を取り戻すべきではないかと考え、多くの仲間と「参議院を考える会」を立ち上げて活動しています。
衆議院のカーボンコピーと揶揄される参議院であってはならないと強く主張しています。こうした意見の仲間に対し「役立たず呼ばわりする」公人の見識を疑うのは私一人ではありません。
今回の発言を聞いた仲間からは多くの疑問符を投げかけられています。あえて紹介はしませんが、現在、正式に抗議すべきだとする仲間の皆さんもおり、対応を検討しています。
新聞見出しに「知事助言」とありますが、私は会派入りについてこれまでも真剣に考え、関係の皆さんと相談を重ねておりますので、その時期が来たら明らかにしてまいります。
私にとっては秋田の活性化に如何におおくの汗をかくか!を助言していただきたいと思います。
今朝の新聞報道に驚き、簡単に所見を載せました。
詳しくは、後援会ニュースでお伝えします

はじめまして。Yといいます。
2004年秋田選挙区当選の鈴木陽悦議員のHPよりですが、どうおもわれますか。

次期選挙、社民党や国民新党が対立候補をたてて表が割れかねないかと心配です。

4213やおよろず:2007/08/02(木) 23:50:32
>>4212
国民新党は候補者を立ててくれて、全く構いません。
今回も、石川は動いていませんし動いたところで・・・

秋田の民主党は弱い、寺田親子だけ
自分の息子に、党基盤の強化を求めるのが先でしょう

4214やおよろず:2007/08/03(金) 04:49:22
参院選2007結果

市町村   森田   野上  泉野
------------------------------
富山市  106,193  96,093  9,181
高岡市   48,190  38,046  3,820
魚津市   11,138  11,976  1,028
氷見市   13,746  13,252   807
滑川市   8,578   8,285   773
黒部市   10,532  11,597   975
砺波市   14,368  12,810   970
小矢部市  8,585   9,667   762
南砺市   18,871  16,831  1,084
射水市   27,119  20,554  1,858
舟橋村     686    737    55
上市町    5,718   6,190   660
立山町    6,916   7,264  1,169
入善町    7,173   7,857   699
朝日町    3,901   4,723   399
------------------------------
計     291,714  265,882 24,240

4215やおよろず:2007/08/03(金) 04:50:36
北日本新聞 今日の朝刊より 野上と森田の得票分析

合併した市 野上1勝(黒部) 森田5勝(富山、高岡、砺波、南砺、射水)

合併していない市町村 野上7勝 森田2勝

県議・市町村議の減少数 自民26 無所属71(多くは自民系)
「地方議員減で党組織の足腰が弱まった」

4216とはずがたり:2007/08/03(金) 17:05:16
>>4210-4211
はりつけあざーす。

>>4210
自民党が嘉田にすりよっちゃいかんよなぁ・・。県政100年の計を見込んで新幹線は必要な箱物と主張できないと重厚な保守政党の存立意味が無い。それでも擦り寄りで多少は無党派に滲透できるかもと思っていたが逆風でそれも打ち消したか?寧ろ旧来からの支持層に馬鹿馬鹿しさを感じせしめたなら大勝利である。

>>4211
旧来型の支持者を動員した内向きの箱物演説は拡がりに全く欠けるのでしょうな。
松井の地元の桜井等は地方選で民主が候補者も立てられなかった所で憤慨してたhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6269が,ちゃんと対策を立ててたようだ。

>>4212-4213
鈴木氏も松浦氏もほんとは民主会派入りを熱望してるんでしょうけどね…。

>>4214-4215
最初は以心伝心と狸を決め込んでた綿貫ですが,推薦に続き森田氏の支援にお国入りしたことで綿貫票は基本的に森田に流れた様ですな。

4217とはずがたり:2007/08/04(土) 00:08:52
議員板より。

561 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 15:06:47 ID:2hVlCEjm
激戦だった埼玉、神奈川、愛知の公明党の比例の個人票の割合が極端に低いのはなぜだろう?
数万票しかなく、20万票ほど少ないかも。
選挙区の候補の名前と間違えないように党名での投票を呼びかけたのか?

4218とはずがたり:2007/08/04(土) 00:23:38
議員板より

38 名前:大分者[sage] 投稿日:2007/08/04(土) 00:09:01 ID:u4Iozhs9
吉良を責める声もあるが、前回の郵政選挙で村山はせいいちを支援してるわけですよ

47 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/04(土) 00:14:19 ID:ASkUus+X
>38
せいいちは村山内閣成立の大功労者だし。

4219いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:49:36
>>4218
吉良の今回の行動の原点は前回の衆院選からなんですかねぇ

と言うことで朝日新聞の大分選挙区振り返りです。

無党派層の票、野党争奪/本社出口調査
2007年07月31日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707310001



 分裂した野党が無党派層の票を奪い合い、漁夫の利で自民党が議席を獲得――。29日に投開票された参院選大分選挙区で、朝日新聞社が投票を済ませた有権者を対象に出口調査をしたところ、そんな様子が浮き彫りになった。回答者全体の5割が「安倍首相に代わってほしい」と答えるなど自民党は厳しい評価を受けた。しかし、社民・民主の選挙協力が崩れ、野党系候補が乱立したことが無党派層の投票先の分散を招き、野党側の「共倒れ」につながったようだ。


 出口調査は県内60カ所の投票所で実施し、3221人から、有効回答を得た。
 大分選挙区の投票者の支持政党は、自民党が37%とトップで、民主党が20%、社民党が10%と続く。「支持政党なし」「わからない」とした無党派層は18%だった。


 選挙結果を大きく左右するとされる無党派層の今回の投票行動を分析すると、67%が「安倍首相に交代してほしい」と回答。比例区では46%が民主党に投票し、19%の自民党を大きく引き離した。


 無党派層の過去6年間の参院選での動向をみると、「小泉旋風」が吹いた01年の参院選では無党派層の29%が自民の候補に投票したものの、04年参院選では18%、今回は12%と減少傾向が続いている=グラフ。


 自民党県連は、この無党派層対策として、「小泉チルドレン」と呼ばれる著名な国会議員を応援に招いたり、好感度を上げるため、広告会社のスタッフらの指南で礒崎陽輔氏の服装や話し方などにも気を配ったが、無党派層には浸透できなかった。


 一方、01年は社民、04年は民主の候補を擁立した野党は、それぞれ53%、73%の支持を受けたが、今回は社民・民主の共闘が崩れたうえ、国民新、共産も参戦して野党系候補が4人も立候補したことが、結果的に無党派層の投票先を分散させた。


 その結果、比例区では高い支持を得た民主党だが、矢野大和氏に投票した無党派層は35%にのぼったものの、同時に27%が松本文六氏に、17%が後藤博子氏に投票。矢野氏は政権批判票を松本、後藤両氏と分け合う形となり、12%の礒崎氏に競り勝つことができなかった。

4220いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:51:50
>>4219

民主の戦略、誤算続き/参院選を振り返って
2007年07月31日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707310002

 参院選の投開票日から一夜明けた30日。佐伯市の矢野大和氏の後援会事務所で、吉良州司・民主県連代表は集まった約30人の支持者を前に頭を下げ、こう言って唇をかんだ。「痛恨の敗戦でした」――。

 吉良氏は今回、民主、社民、連合大分が共闘する「大分方式」をあえて白紙にして、保守票や広範な無党派層の取り込みを狙った。が、結果は裏目に出る。自民に逆風が吹き、全国で自民の候補が軒並み敗れ、民主が躍進するなかで、矢野氏は自民の礒崎陽輔氏に3万票差をつけられて敗北した。

 しかも、吉良氏が選挙協力を拒否した社民推薦の松本文六氏の得票と矢野氏の得票を合わせると、礒崎氏を10万票以上も上回る。松本氏の陣営関係者らはため息交じりにこう言った。「野党が共倒れに終わり、自民が漁夫の利を得た」

   ■   ■

 吉良氏が主導した矢野氏の選挙戦略は、誤算続きだった。

 当初は党派色を薄め、矢野氏個人の人柄や「地方の代弁者」というイメージを打ち出し、民主支持層以外にも支持を広げるもくろみだった。礒崎氏が官僚出身であることを逆手に取り、「霞が関対地方」の戦いを演出する狙いがあった。

 ところが、口演を聞いたファンをボランティアとして引き込む戦略は、全県的な広がりを持つことはできなかった。年金問題の浮上や閣僚の相次ぐ不祥事、失言で民主党に追い風が吹き始めると、陣営は戦略を転換。選挙ポスターに党のステッカーを張り、選挙カーは「民主の矢野」を連呼したが、すでに時間が足りなかった。

   ■   ■

 二大政党の一極として政権交代を目指す民主にとっては、政権交代の期待層の受け皿になる必要がある。高齢で、学生運動の経験もあり左派色の強い松本氏では、保守層や無党派層は取り込めないと、吉良氏はみた。

 だが、「勝てる候補者ではない」と吉良氏が切って捨てた松本氏は、健闘した。社民が今回、比例区で獲得した票は6万8千票。だが、松本氏の得票は、その倍以上の約14万票で、半分以上は社民支持層以外からの得票だったことになる。

 朝日新聞の出口調査結果によると、松本氏は社民支持層の8割を固めた上で、無党派の3割近く、民主支持層の2割余りに食い込んだ。一方で、民主の比例区の得票は19万7千票で、矢野氏の得票は約17万票。矢野氏は無党派層の支持は約3分の1と最も多かったが、民主支持層の5割強しか固められなかったとする調査結果とも符合する。

   ■   ■

 「大分方式」で両党の橋渡し役を務めてきた連合大分の嶋崎龍生会長は29日夜、矢野氏の集会にも松本氏の集会にも顔を出さなかった。嶋崎会長は、自主投票という苦渋の決断をせざるを得なかった今回の選挙戦を悔やんだ。そして最も残念に思ったのは、3分の2の票が与党に不信任を表明したにもかかわらず、「死票」になってしまったことだった。

    ◇

 自民の歴史的大敗で終わった参院選だが、大分選挙区では苦戦も予想された自民新顔が競り勝った。激戦を振り返りながら、どんな風が吹いたのかを検証する。

4221いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:54:10
>>4219-4220

命の訴え、党派超えた/参院選を振り返って
2007年08月01日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708010004

 「改革って何なんか。弱者をいじめることか」。松本文六氏の陣営で日田地区の後援会長を務めた岩里正生医師は、集会に参加した中年男性が帰り際に言った言葉が忘れられない。「小泉政権以降、与党が進める医療費の負担増や福祉予算の縮小にあえぐ庶民の窮状が、この一言に込められている」。岩里医師はそう感じた。

 日田市で聖陵岩里病院を開業して21年。選挙運動に携わったことはなかったが、発展途上国への医療支援を通して知り合った松本氏の出馬を知り、支援を買って出た。地域の有力者の支援を取り付けようと、企業や団体を回ったところ、好意的な反応が返ってきたことに逆に驚いた。これまで自民支持だった人たちがこう言った。「今回は松本さんでいい」

 日田商工会議所の小埜澄夫会頭も、松本氏を支援した一人。市内にはリハビリの専門病院がなく、商工会議所は2年前から、市内の病院でのリハビリ病床設置を探ってきた。2月に開いたシンポジウムで講師に招いたのが松本氏だった。

 「地域医療を大切にする考えに共感した」と語る小埜会頭は「自分は自民党員だが、地方を切り捨てる今の政権には疑問を感じる」。小埜会頭が疑問に思うのは医療だけではない。日田地区の有効求人倍率(5月現在)は県平均の0・98を大きく下回る0・74で、県内最低だ。安倍首相の「景気は悪くない」との主張を聞くたびに、「鼻白む思いをしてきた」。

 大分市の内科医、松山家久さんは2年前、19床あった病棟を閉じた。長期入院の診療報酬が削られ、採算が合わなくなったからだ。

 今回の選挙では、仲間数人と、県内の医師や歯科医師ら約1200人に、松本氏支持を呼びかける手紙を送った。「『聖域なき改革』で医療費が削られた。患者や医師を無視した今の政治を変えよう、と呼びかけたら理解してくれる先生が多かった」

   ■   ■

 自民、民主、社民の3党が参院選で激突したのは、98年の選挙以来だった。当時、社民新顔の得票は約13万7千票の3位で、得票率は21・76%だった。一方、松本氏は約14万票の3位で得票率は22・95%。数字だけを比べると、「微増」ともとれる。

 しかし、この9年間に社民の党勢は大きく後退している。98年参院選で県内の比例区の得票は約11万1千票だったが、今回は約6万8千票まで落ち込んだ。

 足元の組織も盤石ではない。官公労が中心の旧総評系労組でつくる県平和運動センターが一体となって選挙運動を展開してきたが、公示直前の6月下旬、主要単組の大分市職労が、傘下の市平和運動センターからの脱退を表明した。今や選挙運動に参加しない組合員も増えている。かつて村山富市元首相らを支えた集票力も衰えをみせる。

   ■   ■

 足元の組織が揺らぎ、基礎票が大きく落ち込む中で、わずかとはいえ松本氏が98年より得票を伸ばしたのは、無党派層に加え、民主や自民支持層の一部も投票したからだ。朝日新聞の出口調査でも、無党派層の27%、民主支持層の23%、自民支持層の11%が松本氏に投票したと回答している。

 松本氏が理事長を務める特定医療法人の職員も、ボランティアとして選挙を支えた。榎本祥文事務部長は選挙戦を振り返ってこう言う。「民主が擁立した矢野大和氏の笑いを交えた口演よりも、きまじめに医療や福祉の充実を訴えた松本の主張が、負担増に怒る有権者の心をつかんでいた」

4222いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:56:24
>>4219-4221

自民の組織息切れ感/参院選を振り返って
2007年08月02日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708020004

 「今、安倍首相の続投には強い批判がある。地方が疎外された政策も多い。自民党も、改める部分は改めないと」。1日、県庁で参院選の当選証書を受け取った礒崎陽輔氏は、自戒を込めてこう語った。

 年金記録問題に加え、事務所費を巡る閣僚の不祥事が相次ぎ、自民は歴史的惨敗を喫した。

 礒崎氏が得た約19万9千票は、04年参院選で民主新顔に惨敗した自民現職の得票より約4万2千票少ない。04年の得票率は38・70%、今回は32・64%まで落ちた。自民県連の志村学幹事長は「大きな逆風の中、野党が分裂したことが最大の勝因だ」と率直に認める。

 礒崎陣営の日野立明・選対本部長は選挙期間中、「安倍首相の来県は、遠慮した方がいい」と進言した。衛藤征士郎県連会長ら国会議員が難色を示し、受け入れることになったが、別府市での首相の遊説では演説途中に立ち去る人が相次ぐなど、首相の不人気ぶりをうかがわせた。

   ■   ■

 だが、安倍政権の不人気だけが礒崎氏の苦戦の原因とは言えない。

 「業界の組織は白けとった」。60代の土建業の男性は選挙をこう振り返る。公示後、同業者同士で選挙の話題になると、みなため息交じりにこう言った。「小泉改革以来、何もいいことない」「号令かけても、従業員が動かん」

 公共事業の縮小で建設業のパイは縮んだ。従来は選挙が近づくと、大手業者が自民のパーティー券を引き受け、下請け業者に割り振るのが常だったが、今回はそうした動きもなかったと、この男性は証言する。

 建設業だけではない。JA大分中央会の栗嶋正明会長は、今年度から始まった品目横断的経営安定対策の影響を指摘する。大規模農家や生産法人など競争力のある農家に絞って補助金を出す政策に、中山間地が多くを占める県内の小規模農家は、不満を募らせているという。「我々は切り捨てられたのか、という思い。それが礒崎さんの票に現れた」

 選挙戦で主力を担う地方議員も様変わりした。4月に統一地方選を戦ったことによる選挙疲れに加え、市町村合併の影響で議員数そのものが減った。県議選の区割り変更で自民系同士が争った地域では、一枚岩の動きができなかった。

 代わりに選挙運動の取りまとめ役を担ったのは、3人の衆院議員事務所だった。「国会議員事務所に人が集中し、(礒崎氏の)後援会事務所はガラガラ。こんな参院選は初めてだ」と日野選対本部長は明かす。

   ■   ■

 世論の逆風、組織の弱体化の中で、ますます重みを増したのが公明との選挙協力だった。中川秀直幹事長は公示翌日の13日、来県すると真っ先に公明県本部を訪れ、「よく決断してくださった」と、礒崎氏への推薦決定に礼を述べた。

 だが、その公明も逆風をもろに受けた。県内の比例区の得票は約7万5千票で、04年より約1万8千票減。目標だった10万票には遠く及ばない。

 礒崎氏の推薦と引き換えに公明が得る約束の比例票は3万票だったとされる。竹中万寿夫・公明県本部代表は「極めて限定的にしか来ていない。自民の力が落ちている中で、公明に回す余力なんてなかったんだろう」と苦々しげに語る。「自民の擁護ばかりしていると、公明らしさがなくなる。連立の難しさだ」

4223いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 11:07:08
>>4219-4222

前にも書きましたが、朝日の論調とほぼ同意見です。

矢野氏は地元佐伯と大分、別府の大票田を除いては松本氏と互角。
礒崎氏はまんべんなく得票しているものの郡部でも得票は伸びていない。

吉良もパワーゲームばっかりじゃなくて長妻みたいにしっかり国会論戦に身を入れてやらんとなぁ

4224とはずがたり:2007/08/04(土) 13:45:57
陽悦の時と同じ騒動ですな。

松浦氏、民主入りの意向 参院選選挙区、社民党県連が難色
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070804c

 先月29日投開票の参院選本県選挙区で無所属で初当選した松浦大悟氏(37)は3日、秋田魁新報社の取材に対し、「私個人としては民主入りしたいという気持ちを固めた」と述べ、秋の臨時国会前までに政党、会派とも民主入りしたい意向を明らかにした。

 松浦氏は当選後の政党、会派入りの意思を公示前から鮮明にしていたが、民主入りを明言したのは今回が初めて。今後、松浦氏を擁立、推薦した民主党県連、社民党県連などに理解を求めていく。

 松浦氏の意向表明について、民主党県連の寺田学代表は「判断を尊重したい」とする一方、社民党県連の山本喜代宏代表は「当面は無所属で活動してもらいたい」と難色を示している。両党県連と連合秋田、鈴木陽悦参院議員を含めた4者協議は近く開かれる予定で、松浦氏の意向をめぐって難航も予想される。

(2007/08/04 09:45 更新)

4225:2007/08/04(土) 18:01:01
民主入りを認める代わりに、次の秋田二区、喜代宏に民主推薦で出てもらったらどうかと思った。

4226とはずがたり:2007/08/05(日) 00:32:16
>>4224-4225
民主スレにはっつけといた。日経の記事。

松浦氏が民主会派入りへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/3217

4227名無しさん:2007/08/05(日) 02:32:23
県議の後援会長なら、連座対象の「組織的選挙運動管理者」になりそうなんですが…
刑事の目の前で買収とはマヌケの極みですが、「タイミングが悪すぎた」なんて言ってる場合じゃないでしょう。

参院選・塚田派の公選法違反:逮捕の運動員、刑事の目前で現金渡す /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070804ddlk15040415000c.html

 ◇「私服で気づかず」

 参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員、丸山文男容疑者(78)=小千谷市城内=が運動員数人に投票とりまとめなどを依頼し、見返りに現金を配った疑いで逮捕された公職選挙法違反事件で、丸山容疑者が私服警察官の目の前で現金を渡していたことが3日、関係者らの証言で分かった。県警もこの事実を把握しており、捜査の端緒の一つになったとみられる。

 関係者によると、小千谷市区選出の県議(自民)の後援会長だった丸山容疑者は公示前の6月中旬、市内の後援会支部長の会社事務所を訪問。同じ時間に小千谷署の私服刑事ら数人が窃盗事件の捜査で訪れていたが、丸山容疑者は先客が刑事とは気づかず、家族に塚田氏の集会の案内チラシなどと一緒に現金5000円を渡し、不在の支部長に渡すように依頼。あとで知った丸山容疑者が関係者に「私服だったので刑事だとは思わなかった」などと話していたという。

 当時、同署員らが捜査していたのは昨年11月、市内の美容院の女性美容師(43)が客の髪を洗っている間にバッグから現金7万円を盗んだ容疑の窃盗事件。同様の被害が4、5件相次ぎ、支部長の家族も被害届を提出していた。同署は聞き込み捜査を続け、6月14日に美容師を逮捕していた。

 先月、丸山容疑者本人から事情を知らされた塚田氏陣営の関係者は「タイミングが悪すぎた」と肩を落としたという。

4228MJ:2007/08/05(日) 02:41:39
07参院選を分析する(1)大政党に有利なドント式

http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708010190/1.php

あと1900票取っていれば比例区最後の1議席は公明党ではなく民主党になっていたんですかねえ。

4229名無しさん:2007/08/05(日) 02:56:06
>>4228
1/21での約1900差なので、実票数では39730.3票ですね。
実票数だと共産党の方が僅差で、29391.05票あればもう1議席でした。

4230MJ:2007/08/05(日) 03:27:55
>>4229
あ、そうでしたか。有難うございました。
しかし共産党は悔やんでも悔やみきれないでしょうね。貴重な1議席なのに。

4232とはずがたり:2007/08/05(日) 14:13:46
>>4228-4230
公明党,選挙区では快敗(?)して呉れましたが毎度比例では粘り強いですね。。
共産党は選挙で負けても自分らの方針を変えたりしないから,負かしても負かしても変わりませんしねぇ。

4233とはずがたり:2007/08/05(日) 15:07:25
神奈川スレより
3年後松が出るかどうか不明だが,問題は参院選よりも衆院選であるのだが,次ぎに繋がる戦い出来たのかねぇ?
ツルネンも東京・神奈川で得票出来た様だが,河野洋平の所でちゃんとどぶ板もやって次の総選挙で強力な後見人と成って欲しい気もする。

684 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/30(月) 16:46:17 ID:EyzvZtWO
>678
今日の夕刊かあすの朝刊辺りに得票率も含め出るでしょ。
いちおう今日の朝刊から。ミスとかご容赦。
大和での松>水戸の10票差ってのも含めといた。

松>水戸だったところ
鶴見、中、南、保土ヶ谷、瀬谷、川崎、幸、高津、
横須賀、平塚、小田原、三浦、大和、南足柄、綾瀬、
寒川、中井、山北以外の足柄上郡、足柄下郡、愛甲郡。
ちなみに川崎区と愛川、真鶴ではトップ。

水戸>ブリだったところ
戸塚、旭、泉、青葉、都筑、多摩、藤沢

ブリ>牧山だったところ
横須賀、逗子、三浦、伊勢原、南足柄、綾瀬、葉山、
開成以外の足柄上郡、中郡と足柄下郡と愛甲郡

水戸>牧山だったのは泉区のみ。

松>ブリ・・・幸、寒川とトップの所

4234とはずがたり:2007/08/05(日) 17:47:58
勝因は熊本市近郊の発展・都市化か。

激震:’07ダブル選くまもと/上 自民 都市圏の劣勢拡大 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk43010067000c.html

 「終盤は非常に手応えがあった……」
 29日午後8時過ぎ、熊本市帯山の自民前職、三浦一水さん(53)の選挙事務所。選対最高責任者「選挙長」の木村仁参院議員が、テレビ前の椅子に座って選挙戦をそう振り返り始めてから数分もなかった。一部テレビ局が民主新人、松野信夫さん(56)を「当選確実」と速報。事務所内は一瞬、凍りついた。
 屈辱的な速報だった。誰も、こんなに早く「負け」を宣告されるとは思っていなかった。500ほど並べられたパイプ椅子はがら空き。支持者は、開票作業が徐々に盛り上がる午後9時過ぎから集まることになっていた。選対幹部が半信半疑ながら、三浦さんに連絡。午後9時20分に現れた三浦さんは、うろたえる支持者を前に「いやー、立派な戦いができた」と自嘲気味に万歳してみせた。
 古閑三博自民県連会長や園田博之衆院議員らは、奥の部屋にこもった。園田氏は「市町村合併の影響もある。これまで自民の政策を訴えてくれた首長や議員の数も減った」と組織の弱体化を指摘した。
 一夜明けて、自民県連は役員会を開催。古閑会長は元々、6月の任期満了退任を参院選後に先送りしていた。三浦さんの地元・山鹿市は古閑会長の足元でもあった。しかし三浦さんが落選。役員会では、改めて退任を確認した。古閑会長は「当然、敗戦の責任は感じている」と述べた。
 民主候補が健闘した前回04年参院選でも、市町村別で自民候補を上回ったのは7市町。大票田の熊本市では、民主候補が13万7000票で自民候補を約2万票上回った。しかし今回は、松野さんに約4万票の差をつけられたのが勝敗を分けた。松野さんが三浦さんの得票を上回ったのは17市町。その多くは熊本市近郊だった。
 選挙戦中、三浦陣営で熊本市の選対本部長を務めた木原稔衆院議員は、市部での逆風をひしひしと感じていた。電話帳で無差別に支持を訴える電話作戦を展開したが「自民に不利なニュースが流れた日は如実に反応が悪かった」と話した。
 都市圏での劣勢拡大は、増える無党派層に自民党が依然として対応できていないことを物語っている。
  ◇  ◇
 参院選熊本選挙区は、松野さんが3選を目指した自民前職の三浦さんらをかわし、01年に改選数が「1」になって以降初めて民主党に議席をもたらした。さらに民主党は、比例代表の得票数でも県内第一党に躍り出た。一方、同日実施の衆院熊本3区補選で自民党は特定候補公認を見送る異例の対応を取った。保守王国と呼ばれた熊本に何が起こっているのかを追った。【笠井光俊、山田宏太郎】
毎日新聞 2007年7月31日

4235とはずがたり:2007/08/05(日) 17:48:12

>松野さんの得票(約44万票)は、選挙前に陣営が立てた目標を数万票も超えた。ただ、三浦さんの陣営も危機感が強まった選挙戦終盤、自民党や系列の地方議員、友好団体、中央で連立を組む公明党が強力な活動を展開して、わずか8000票差まで追い上げた。
かなり双方で票を掘り起こしたか。それにしても当確は早かったけど箱を開けてみると僅差の白票の勝利とか。見込み違いは何処にあったのでしょうかね?

激震:’07ダブル選くまもと/中 民主 地方組織強化が課題 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/08/01/20070801ddlk43010004000c.html

 参院選終盤の26日、自民前職の三浦一水さん(53)の地元・山鹿市を、民主新人の松野信夫さん(56)の選挙カーが駆け巡った。緑に染まった水田が広がり、その向こうには低い山並み。農作業中の人たちやすれ違うトラクターの男性が手を振っていた。

 同市菊鹿町では、70歳の女性がわざわざ玄関先で選挙カーを待ち受けていた。女性は「私たち年金暮らしにとって、住民税や医療費の相次ぐ引き上げがどんなに負担か。地方はさびれるし、良いことは何もない」。松野さんとの握手にも力がこもった。

 これまで民主党は、移ろいやすい都市部の無党派層に支えられている側面があった。大都市圏では議席を取れるが、地方では自民党に歯が立たなかった。

 しかし今回の参院選では地方での支持拡大に重点を置き、小沢一郎代表も地方行脚を続けた。県内でも、大都市の熊本市では選対事務所などへの激励に回るだけで大衆の前には出ない。逆に農山村部の南阿蘇村ではマイクを握り「現政権の政策では国民の生活が、日本の農家が、崩壊する」とぶち上げた。「生活第一」というスローガンは、先の農作業中の人たちや70歳の女性などの思いに響いた。

 そうした戦略を自民党県連の古閑三博会長も「代表が農山村部で演説しても、その現地そのものは人口も少なく、票の上積みに大きな影響はない。それよりも、そうした行動によって決意やメッセージは広く伝わる。立派なものだと思う」と、敵ながら率直に評価する。

 松野さんの得票(約44万票)は、選挙前に陣営が立てた目標を数万票も超えた。ただ、三浦さんの陣営も危機感が強まった選挙戦終盤、自民党や系列の地方議員、友好団体、中央で連立を組む公明党が強力な活動を展開して、わずか8000票差まで追い上げた。

 地方議員の数では、依然として民主党は圧倒されている。また選挙活動を主に支える連合熊本も、組合員が十分に動けるのは企業や官庁などの勤務を終えた夕方以降か休日が中心だ。都市部での優位に加えて、地方での支持拡大があったにもかかわらず、結果的には辛勝だった。選挙対策本部長を務めた松野頼久衆院議員は「地方組織、マンパワーの強化が大至急に必要」と話す。

 衆議院解散・総選挙の可能性が取りざたされ、県内では来春、知事選も控えている。鎌田聡県連代表は「今後、有権者の注目はさらに高まっていく。正念場だ」と顔を引き締める。

毎日新聞 2007年8月1日

4236とはずがたり:2007/08/05(日) 17:48:25

>荒木氏の転身で実施される合志市の県議補選は候補一本化がかなわず、複数候補が立候補の意向を示す。坂本、荒木派の対立構図となる懸念が出ている。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6635
今のところ出馬表明している連中の内,高木と辻のどっちかがどっちか系とかあんのかね?

激震:’07ダブル選くまもと/下 衆院3区補選 「分裂」で残る火種 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/08/02/20070802ddlk43010487000c.html

 「相手候補の背後には、いろんな思惑で選挙をしている人たちがいる。しかし、利権政治はもう終わりにしなければならない」

 自殺した松岡利勝前農相と2回、衆院熊本3区で激戦を展開した無所属元職の坂本哲志氏(56)は補選投票日間近の7月26日、合志市の決起集会で声を振り絞った。松岡後援会が支援する無所属新人、荒木義行氏(49)の追い上げに危機感を感じ「松岡派との最終決戦」と訴えた。

 参院選への影響を恐れてた自民党が分裂した3区補選。坂本氏は「松岡氏がいない今回は政策を訴えなければならない」と選挙前に話したが、結局は政策より対立型選挙になった。小国町の集会では坂本派県議から「坂本氏支援の県議が増えた。国政に坂本氏を送ってもらえれば阿蘇でできないことはない」と勢力争いを助長するような発言も飛び出していた。

 一方の荒木氏。女性支持者らで作る「新しい風の会」を前面に刷新を訴えた。松岡前農相支持者に配慮してか「政治とカネ」への言及を避けた。荒木氏擁立で活発に動いた松岡後援会は表だった動きを控えた。出陣式や決起集会でも後援会長の今村輝昭・南阿蘇村長がマイクを握ることはなかった。

 だが陣営の本音は「松岡票」頼りだった。それが出遅れもあって浸透できなかった。毎日新聞の出口調査によると、前回松岡前農相に投票した人のうち荒木氏に入れたのは半分に満たない。

 「松岡票」が勝敗を分けた選挙は、自民党に暗い影を落とす。坂本氏は当選後「地域の発展のために3区が一体となる必要がある」と話すが、前途は多難だ。荒木氏の転身で実施される合志市の県議補選は候補一本化がかなわず、複数候補が立候補の意向を示す。坂本、荒木派の対立構図となる懸念が出ている。

 こうした中、参院選の追い風に乗って健闘した民主新人、後藤英友氏(40)は、落選の翌朝から街頭に立ち、衆院選に向けた活動を始めた。後藤氏は「政治とカネの問題も追い風だったが、2人が無所属候補で自民対民主の対立構図を作れず支持につなげられなかった」と悔しさをあらわにした。坂本氏は自民に復党する見通しだ。次は自民との争いが鮮明になると見る後藤氏は「個人後援会を整備し雪辱を期す」と、3区での議席獲得を目指す。(この連載は笠井光俊と山田宏太郎が担当しました)

毎日新聞 2007年8月2日

4237とはずがたり:2007/08/05(日) 17:54:50
熊本と同様なんで勝ったかよく解らない栃木。熊本県が熊本市一極集中であったように栃木も宇都宮一極集中ってのもあり都市化が進んでいたんかね?

07参院選:「追い風」谷氏が再選 「保守王国」に亀裂(その1) /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk09010155000c.html

 ◇1人区、前職対決は民主

 「地滑り的勝利だ」。参院選栃木選挙区は29日投票、即日開票され、民主前職の谷博之氏(64)が、自民前職の国井正幸氏(59)と共産新人の小池一徳氏(46)を破り、再選を果たした。激戦を制した谷氏の選挙事務所は支持者であふれ返り、万歳三唱して喜びを分かち合った。同選挙区は今回から改選数が1減され、前職同士が争う全国唯一の1人区に。安倍政権の帰すうを占う象徴的選挙区として注目を集めたが、最大の争点となった年金記録漏れ問題などの追い風に乗って、「保守王国」の1議席を民主が奪った。【参院選取材班】

 ◇谷氏

 開票開始の午後9時前に、テレビが早々と「当確」と報じると、宇都宮市松原2にある谷氏の選挙事務所は、割れるような大歓声に包まれた。谷氏は拳を握りしめてガッツポーズ。支持者からは握手攻めでもみくちゃにされた。「バンザーイ!」。万歳三唱を終えた谷氏は、集まった支持者に深々と頭を下げた。

 序盤戦は、前回トップ当選した国井氏が、圧倒的優位に立つと見られていた。しかし、年金記録漏れ問題に加え、政治とカネ、閣僚の問題発言など自民の失策を追い風に支持を拡大。最終盤には集会で「私は、何としても勝たなければならないんです」と力を込めると、「タニ! タニ!」と、谷コールが沸き起こるまでになった。

 選対の方針で、1日40回を目標に街頭演説に徹し、顔は日焼けで真っ黒に。谷氏は「すごい勢いの谷風(たにかぜ)が吹いた。この選挙結果は栃木の政治を変える。上から下に押しつける政治ではなく、痛みの分かる政治にしたい」と述べた。

 ◇「年金問題なければ…」 まさかの逆風に恨み節−−国井氏

 宇都宮市一ノ沢町にある国井氏の選挙事務所に「落選」の一報が伝わると、詰め掛けた支持者は言葉を失い、事務所は沈痛な雰囲気に包まれた。選対事務長を務めた森山真弓衆院議員や福田富一知事ら、県選出の自民党国会議員や首長らも一様にうなだれた。

 午後8時50分ごろ、姿を現した国井氏は「応援してくれた方々におわびします」と頭を下げた。さらに、国井氏は副農相の立場から、政府が進める品目横断的経営安定対策を批判。「私が議席を得られなかったことを教訓に自民党農政を根本から見直してほしい」と異例の注文を付けた。

 95年の参院選で民主改革連合(当時)で初当選。自民党にくら替え後の01年には再選し、3選を目指した。福田知事ら圧倒的多数の首長の支持を得て、盤石の体制で臨んだはずの選挙戦だった。

 まさかの逆風に「年金問題がなければ、自身の政策の訴えにもっと時間を割けたはずだった」と、思わず恨み節も出た。

 ◇支援者からはねぎらいの拍手−−小池氏

 宇都宮市東浦町の小池氏の選挙事務所。谷、国井両氏との得票差が開き始めると、集まった支持者は落胆の表情を浮かべた。小池氏は選挙期間中、「自民公明の暴走政治にストップをかける」と訴え、増税反対、格差社会の是正、憲法改正反対などを公約に掲げたが、無党派層の支持が広がりを欠いた。「力不足だったが、これからも暮らしと憲法を守る活動を続けていく」と述べると、支持者からは「よく頑張った」とねぎらいの拍手が送られた。

4238とはずがたり:2007/08/05(日) 17:55:10

 ◇党の威信かけ、応援ラッシュ−−幹部ら入り乱れ来県

 参院選栃木選挙区には、全国唯一の前職対決とあって、各党幹部らが入り乱れて応援に入った。自民は安倍晋三首相が3回来県したほか、小泉純一郎前首相の応援演説も実現し、党の威信をかけた戦いを展開。陣営は動員をかけて迎えた。

 民主も鳩山由紀夫幹事長が3回、菅直人代表代行が2回来県するなど、かつてない「応援ラッシュ」が続いた。小沢一郎代表は選挙事務所激励のために1回来県したが、街頭に立つことはなく、他県のてこ入れを優先させた。
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 ■解説

 ◇年金・農政、攻め続け

 追い風に乗った民主が、初の1人区決戦を制した。衆院選と異なり、選挙区が広い参院選は地域代表としての性格が比較的薄く、風向き次第で結果が大きく左右されることを改めて示した。

 民主にとり、谷博之氏の知名度不足が最大の壁だった。今年4月に行った党独自の世論調査で、谷氏は現職でありながら、半数以上が名前を「知らない」と回答。しかも、国井氏との差は約20ポイントもあった。「負け戦だ」。連合の高木剛会長は選挙期間中、序盤情勢の分析を打ち明けた。

 風向きが変わったのは5月下旬。松岡利勝前農相が自死を遂げた前後だ。このころ、与党は年金問題に本腰を入れ始めたが、民主は逆に、従来の消極的な対応を突き、争点化に成功した。

 本県では、農協出身である国井正幸氏の支持基盤を徹底的に揺さぶった。県内の全農家に3度にわたり、与党の農政批判を展開するビラ計40万枚を配布。品目横断的経営安定対策など、与党は中小・零細農家に厳しい施策を打ち出してきたため、「今度は民主に投票する」と公言する農家もいた。国井氏の地盤は、音を立てて崩れ始めた。

 本県の参院議員は従来4人いたが、定数削減で3年後には2人だけとなる。再選を果たした谷氏の責任は重い。公約実現に向けどう活動するか、有権者は注視していく必要がある。【沢田石洋史】

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 ◆主な自民・民主幹部らの来県状況◆
    政党           遊説先
 6日 民  鳩山由紀夫幹事長  宇都宮
 7日 自 安倍晋三首相    宇都宮、真岡、小山
12日 民  菅直人代表代行   宇都宮、真岡
14日 民  小沢一郎代表    宇都宮
15日 自 安倍晋三首相    鹿沼、日光
    民  鳩山由紀夫幹事長  日光
16日 民  渡部恒三最高顧問  鹿沼、大田原
17日 自 中川昭一政調会長  宇都宮
    自 甘利明経済産業相  小山
    自 佐藤ゆかり衆院議員 小山
18日 民  長妻昭衆院議員   日光、壬生
19日 自 小泉純一郎前首相  宇都宮
22日 自 安倍晋三首相    宇都宮
23日 自 中川秀直幹事長   栃木、宇都宮
24日 自 菅義偉総務相    小山
    民  鳩山由紀夫幹事長  真岡
25日 民  岡田克也副代表   佐野、足利、鹿沼
    自 石原伸晃幹事長代理 宇都宮
26日 民  菅直人代表代行   日光
    民  蓮舫参院議員    日光、高根沢、宇都宮
27日 自 麻生太郎外相    宇都宮

4239とはずがたり:2007/08/05(日) 17:55:40
>>4237-4239
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当  484,900 谷博之   64 民前
▽  372,930 国井正幸  59 自前
    42,335 小池一徳  46 共新

 ◇当選者略歴
谷博之(たに・ひろゆき) 64 民前(2)
 党県代表代行・障害議連会長▽県グラウンド・ゴルフ協会長▽県難病連顧問[歴]会社員▽社会党県専従書記▽衆院議員秘書▽宇都宮市議2期▽県議4期▽党県副幹事長▽宇都宮大=[国]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:「追い風」谷氏が再選 「保守王国」に亀裂(その2止) /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk09010152000c.html

 ◇投票率56.66% 前回を5.67ポイント上回る

 参院選栃木選挙区の投票率は56・66%(男57・53%、女55・81%)となり、前回04年の50・99%を5・67ポイント上回った。当日有権者数は162万4325人(男80万2687人、女82万1638人)だった。

 今年は12年に1度、統一地方選と重なる「亥(い)年の選挙」。12年前の投票率は、選挙疲れが響いて35・94%と戦後最低を記録したが、今回は年金記録漏れ問題など、政治に目覚めた有権者が「亥年のジンクス」を破った。

 国会の会期延長で、投開票日が当初予定より1週間遅くなり、子供たちの夏休みに食い込んだ。「選挙よりレジャー」の影響で、投票率低下を懸念する声も上がったが、前回を上回る有権者が1票を投じた。ただし、「刺客」候補が話題をさらった、郵政解散に伴う05年衆院選(65・58%)には、遠く及ばなかった。

 期日前投票者数は15万2794人で、04年参院選の9万555人に比べ、1・69倍に増えた。すべての市町で前回を上回り、最高は那珂川町の2・30倍だった。選挙への関心の高まりに加え、制度導入から3年が経過し、周知が進んだとみられる。

 ◇国道・県道など違法ポスター、1593件を撤去

 参院選栃木選挙区で、県が管理する国道、県道などに設置された違法ポスターの撤去件数が、計1593件(26日現在)に上ったことが、県道路保全課のまとめで分かった。

 公示前の10、11日に735件、公示後は858件を撤去した。県内10の土木事務所別では、真岡479件▽栃木342件▽鹿沼195件▽宇都宮141件▽矢板119件−−となっている。

 同課によると、05年衆院選でポスター類を計7199件撤去。あまりに大量だったため、引き取りに来ない場合は、政党や候補者名を公表する方針を打ち出した。その結果、4月の統一地方選は計144件と激減したが、今回の参院選では再び4けたに達した。前職同士の激戦が影響したとみられる。

 8月2日までに引き取りに来ない場合は、政党名などを公表する。

毎日新聞 2007年7月30日

4240とはずがたり:2007/08/05(日) 18:02:29
結局決め手は綿貫先生という結果になって森田氏も事実上国民新党直系参院議員となった!?

’07参院選:森田さん、笑顔の初当選 保守王国にも変化 /富山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk16010252000c.html

 第21回参院選は29日投開票され、富山選挙区(改選数1)は、非共産の野党統一候補で医療再生などを訴えた無所属新人の医師、森田高さん(40)=民主、社民、国民新党推薦=が、自民前職の元財務政務官、野上浩太郎さん(40)=公明推薦=と、共産新人で党県常任委員の泉野和之さん(50)を破り初当選した。投票率は64・96%で前回(04年)の57・62%を上回った。森田さんは国民新党の綿貫民輔代表の支持者や無党派層の取り込みに成功、全国一の組織率を誇る自民の牙城を崩し、県政界に大きな衝撃を与えた。野上さんは1期の実績を訴えたが及ばず、泉野さんは与党の批判票を十分に取り込めなかった。【参院選取材班】

 富山市四ツ葉町の森田さんの事務所には、午後8時ごろから支持者らが続々と詰め掛け、テレビの開票速報を見守った。

 当選確実が伝えられると「やった」「勝ったぞ」と歓声が飛ぶ中、森田さんが登場。次々に握手を求められ、選対幹部らと笑顔でバンザイを繰り返した。

 森田さんは昨年12月に出馬を表明し、民主、社民が推薦。公示前日に、県西部を地盤とする綿貫民輔代表の国民新党からも推薦を取り付け、「野党統一候補」「三本の矢」を強調してきた。医師としての経験を生かして「医療再生」を掲げ、年金改革や福祉充実を訴えてきた。

 地道に企業訪問や街頭演説を繰り返し、選挙初挑戦ながら幅広い年代に浸透。年金問題など野党への追い風も受けて、無党派層にも支持を拡大し、自民前職の野上さんを振り切った。

 森田さんは「皆様のおかげです」と頭を下げ、「誰もが安心して暮らせる社会を実現する。年金制度や社会保障の改革に取り組み、『命の格差』を解消する」と抱負を語った。

 ◇自民・野上さん“逆風”に泣く

 自民王国に陰りが見え始めた。野上さんの落選が伝えられると、富山市赤田の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。野上さんは「私の不徳のいたすところです。大変申し訳ありません。ご支援、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 年金不安や相次ぐ閣僚の失言が民主への追い風となり、野上さんにとっては序盤から厳しい選挙戦を強いられた。さらに、05年の郵政解散選挙で自民を離党した国民新党の綿貫代表が、森田さんへの支持を明言したことでいっそう苦しい立場に追い込まれた。

 自民は、安倍晋三首相が現職の首相としては15年ぶりに富山入りするなど、組織の引き締めや無党派層への支持拡大を狙ったほか、野上さんも県議や参院議員の実績をアピールしたが、有権者には今一歩、浸透しなかった。

4241とはずがたり:2007/08/05(日) 18:03:04
>>4240-4241

 ◇泉野さん、与党への批判票取り込めず

 泉野さんは、「自民や公明への1票は増税への1票につながる」などと、一貫して与党批判を展開。「大企業に対する優遇税制の見直し」や、護憲を訴えてきたものの、最後まで劣勢をはね返すことが出来なかった。

 全国的に、自民と民主の対決がクローズアップされる中、富山選挙区でも自民候補と民主の推薦候補が接戦を繰り広げた。泉野さんは年金不安の解消や、9条をはじめとする憲法の改正反対など、主張を明確にして戦ったものの、有権者への浸透は図れなかった。

 ■解説

 ◇潮流変えた綿貫代表

 野党3党の推薦を受けた森田さんが、「自民王国」の厚い壁を崩して初当選した。その3党のうち、選挙戦で影響力を見せつけたのは国民新党、つまり綿貫代表だった。

 森田さんの立候補表明は昨年12月。民主と社民は早々に共闘をアピールしたが、国民新党の推薦決定は公示前日の11日。態度をぎりぎりまで鮮明にせず、結果的にその存在に注目が集まった。

 綿貫代表は、公示後も県内入りを控えた。支持者に自民党員が多く、同党は「野上氏に対する最大限の配慮」と受け止めた。だが終盤に差し掛かろうとした24日、綿貫代表は公示後初めて富山に入り、森田さん支持を明言した。そして27日、街頭演説で2人が並んだ。「野上氏との差を縮め、横並びになった」。森田陣営幹部は、綿貫効果をそう解説する。

 選挙後の政局への影響力を見据えた、少数政党のしたたかな戦術。振り回された自民県連幹部は、「最も極端な行動をとられてしまった」とほぞをかむ。自民が動かしてきた県政界。その潮流を変えたのは、離党した綿貫代表だった。【上野宏人】

 ◇開票結果(改選数1−3)=選管最終発表
当  291,714 森田高   40 無新
▽  265,882 野上浩太郎 40 自前
    24,240 泉野和之  50 共新
 (▽印は法定得票数に達した候補)
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森田高(もりた・たかし) 40 無新(1)
 泌尿器科医▽産業医▽人間ドック認定医▽NPO医療制度研究会会員[歴]東京逓信病院泌尿器科医員▽住友生命保険医務査定室医長・医事研究室医長▽医療法人泌尿器科医長兼健康管理科長▽筑波大=[民][社][国]
毎日新聞 2007年7月30日

4242とはずがたり:2007/08/05(日) 18:08:46
>>4240-4242
>参院選富山選挙区を制した森田さんは、自民前職の野上浩太郎さん(40)=公明推薦=を2万5832票差で上回った。富山、高岡両市でそれぞれ約1万票の差をつけており、大票田での得票が勝敗を分けた。
郡部での票差は6千票程度という事か。県東の新川地区(=合併余り進まず)でのマイナスを県南西の砺波地区(=大いに合併実現)で埋め合わせでしょうな。

>一方で、国民新党は4万3739票で、05年衆議院選の約11万1000票の約4割にとどまり、全市町村で大幅に減らした。
綿貫直系がいなかった為か?飽くまで綿貫党ですな〜。

選挙:参院選・富山選挙区 接戦制した森田高さん、「3党共闘」で政策実現 /富山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk16010007000c.html
 ◇抱負語る

 参院選富山選挙区で自民前職との接戦を制した森田高さん(40)=民主、社民、国民新党推薦=が30日、選対本部長を務めた村井宗明衆院議員らと毎日新聞富山支局を訪れ、「医療現場や患者の声と、国政の懸け橋になるのが自分自身の使命」などと今後の抱負や決意を語った。

 同選挙区で自民が敗れたのは39年ぶり。森田さんは選挙戦を、「最後まで勝ちを意識出来ず無心で走ることを(自分に)言い聞かせた」と振り返った。最終盤の27日、富山駅前で国民新党の綿貫民輔代表と肩を並べた街頭演説で「地鳴りがするような歓声と拍手に、力強い後押しと郷土の政治家の絶大な底力を感じた」という。

 勝因について、推薦を受けた3党の理想的な共闘関係▽医療福祉と年金改革への共感▽年金や「政治とカネ」の問題などによる強い追い風−−を挙げ、「29万票すべてが実力だとは思っていない。6年間でしっかり政策を練り上げ努力したい」と述べた。

 社会保障充実のための予算改革や、不安定な政局が当面予想されるため「政権交代が現実問題として出てくる」とし、今後の国政・地方選挙でも野党共闘の枠組みが重要との認識を示した。

 議員活動は、3党の申し合わせ通り無所属で通す意向。所属会派については「政策実現のため、関係者と十分に協議して円滑に働ける環境を探したい」と述べた。【上野宏人】

 ◇勝敗を分けた大票田の得票

 参院選富山選挙区を制した森田さんは、自民前職の野上浩太郎さん(40)=公明推薦=を2万5832票差で上回った。富山、高岡両市でそれぞれ約1万票の差をつけており、大票田での得票が勝敗を分けた。

 森田さんは綿貫民輔・国民新党代表の地盤である砺波市や南砺市など県西部でも野上さんを上回り、得票率も50・13%と過半数に乗せた。

 野上さんは黒部市や新川地区など県東部と、小矢部市で森田さんをしのいだが、挽回出来なかった。共産新人の泉野和之さん(50)は、前回の同党候補より約2000票減らした。

 比例代表でも、与党への逆風が顕著だった。自民は20万853票を獲得し県内第1党を保ったが、前回より約1万票減らした。公明も4万5876票と約2000票減らした。

 野党では、民主が17万7530票で前回より約2万2000票増やし、自民との差を得票率で4・10ポイントまで縮めた。再選された又市征治幹事長の社民は、約1万8000票増の6万4153票だった。一方で、国民新党は4万3739票で、05年衆議院選の約11万1000票の約4割にとどまり、全市町村で大幅に減らした。共産は前回より約3500票減の1万9760票だった。【上野宏人】

毎日新聞 2007年7月31日

4243とはずがたり:2007/08/05(日) 18:27:42
ほぼ勝利を手中にしていた矢田(その位の印象だった)が落選したのは良い気味であるが,ちょいと可哀想な気も。不運な政治家もいるのである。しかも日本最強の能登地区を地盤にしながら落選してては世話はないわ。

’07参院選:石川選挙区 追い風効果、民主・一川さん 激戦制し初当選 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk17010233000c.html

 ◇組織戦及ばず−−矢田さん

 沓掛哲男前参院議員の出馬模索で県連の結束が弱まり、年金や閣僚による政治資金処理問題、相次ぐ失言などで強い逆風が吹く中、安倍首相の2度にわたる来県など党本部からの「厚い支援」で、本来持つ組織票を固めたが、無党派層を取り込めなかった。【高橋慶浩】

 ◇期日前投票に11万8247人−−前回の1・ 59 倍

 石川選挙区内での期日前投票者数(公示翌日の13日から28日までの16日間)は11万8247人で、前回に比べ約1・59倍と大幅に増えた。

 04年の参院選と比べ、4万4033人増えている。地域別では、野々市町が約1・99倍の3785人(04年1905人)で、最も伸びた。

 今回の参院選は、年金の記録漏れ問題など有権者にとって関心の高い争点があり、投票日が夏休みに入ることなどから、期日前投票が始まった当初から前回に比べ、投票者数の高い状況が続いていた。【高橋慶浩】

 ◇投票率62.90%、前回を6ポイント上回る

 石川選挙区の投票率は62・90%と前回(04年)の56・81%を6・09ポイント上回った。事前の国会で年金の記録漏れ問題が大きく取り上げられ、全国的に期日前投票者数が大幅に増えたため、有権者の選挙への関心が高まったと予想されていたが、石川選挙区でも同様の傾向が出た。

 過去の参院選の投票率をみると、石川選挙区では86年以降下がり続け、橋本首相(当時)の経済政策に有権者が拒否の意思表示をし、後の辞任につながった98年に上昇に転じ、63・19%となった。その後は補選を除いて再び下降を続けたが、今回で反転した。

 市町村別にみると、無党派層の多い金沢市が56・99%で前回より5・68ポイント上回った。最も投票率が伸びたのは、12・45ポイント増の津幡町で68・83%だった。

 ◇開票結果(改選数1−4)=選管最終発表

当  272,366 一川保夫  65 民新
▽  268,185 矢田富郎  57 自新
    28,604 近松美喜子 53 共新
    11,477 浜崎茂   39 無新
(▽印は法定得票数に達した候補)
==============
一川保夫(いちかわ・やすお) 65 民新(1)
 [元]衆院議員▽党県代表▽社会福祉法人かすかみ会理事長[歴]農水省災害対策室長▽県議▽自由党副幹事長▽衆院農水委理事・国土交通委理事・災害対策特別委理事▽国土審議会委員▽党国対副委員長▽三重大=[国]
毎日新聞 2007年7月30日

4244とはずがたり:2007/08/05(日) 18:30:14
投票率や期日前投票票の結果は>>4243
>「投票率を上げれば上げるほど、一川保夫は強くなるんです」民主陣営の選対幹部を務めた県議会会派「新進石川」の宇野邦夫県議は、最後の演説に力を込めた。しかし、言葉の裏を返せば「投票率が上がらなければ弱い」。宇野県議の本音が見え隠れした瞬間だった。
>自民のある県議は「向こうは最初から『風頼み』。でも無党派を取り込む策なんてない。うちは逆風の中であるものを固めるだけ」と冷静に状況分析していた。
>そして開票当日。民主陣営が望んでいた通り、投票率が前回より6・09ポイント上がり、60%を超えるという風は吹いた。しかし、結果はもつれにもつれ、わずか4181票差。浮動票の多い金沢市での得票が有権者全体の28%にとどまった。
>安倍政権に不満を持った無党派層から完全に支持を得たとは言いがたく、逆にここまで投票率が上がらなければ競り勝てなかったのでは、という「地力の違い」を見せられた印象さえあった。
まぁ石川で取れたのが大きい。奥田は対馳で課題を大いに残したと云う事か。自分は会社経営に専念して奥さんに1区は譲ったらどうか?

激戦を終えて:07年参院選/上 「追い風効果」で議席獲得の民主陣営 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk17010035000c.html

 ◇長期的視野で基盤づくり課題

 「投票率を上げれば上げるほど、一川保夫は強くなるんです」
 選挙運動最終日の28日夕方、金沢市香林坊。民主陣営の選対幹部を務めた県議会会派「新進石川」の宇野邦夫県議は、最後の演説に力を込めた。しかし、言葉の裏を返せば「投票率が上がらなければ弱い」。宇野県議の本音が見え隠れした瞬間だった。

 民主県連は候補者選びで迷走し、党本部や新進石川に主導権を握られる形で、公示1カ月前に一川さんを擁立。非自公、非共産勢力を結集したものの、県議会で議席の過半数以上を握る自民とは、何らかのプラスアルファがなければ勝負にならないのは、誰の目から見ても明らかだった。

 選挙戦当初、動きがにぶかった陣営は、年金問題や閣僚の相次ぐ失言、政治とカネを巡る問題で「追い風」が吹いていると見るや勢いづいた。

 しかし、自民のある県議は「向こうは最初から『風頼み』。でも無党派を取り込む策なんてない。うちは逆風の中であるものを固めるだけ」と冷静に状況分析していた。

 そして開票当日。民主陣営が望んでいた通り、投票率が前回より6・09ポイント上がり、60%を超えるという風は吹いた。

 しかし、結果はもつれにもつれ、わずか4181票差。どちらが勝ってもおかしくなく、しかも、浮動票の多い金沢市での得票が有権者全体の28%にとどまった。安倍政権に不満を持った無党派層から完全に支持を得たとは言いがたく、逆にここまで投票率が上がらなければ競り勝てなかったのでは、という「地力の違い」を見せられた印象さえあった。

 05年の郵政選挙以来、自民党以外に国会議員がいなくなった「自民王国」で、民主陣営が風穴を開けたという事実の意義は小さくない。しかし、一川さんが選挙期間中、何度も繰り返した「石川県から自民党以外の国会議員を送り出す」という言葉を今後も実現しようとするなら、場当たり的な対応でなく、長期的な見通しに立った県内での基盤づくりが求められている。【高橋慶浩、八田浩輔】
   ◇  ◇ 
 民主新人の一川保夫さん(65)が、僅差で自民新人の矢田富郎さん(57)に競り勝った第21回参院選。「保守王国」での激戦を通じ、見えた各党の課題をリポートする。

毎日新聞 2007年7月31日

4245とはずがたり:2007/08/05(日) 18:32:32
>結局、出馬は取りやめたが、沓掛擁立に動いた県議らの動きは極端に鈍くなった。沓掛氏自身も「みんなと同じくらいは(矢田さんの支援を)やる」と話したが、選挙期間中、ほとんど姿を見せなかった。
票差を考えると沓掛先生の功績は大だな。次期総選挙石川3区での民主からの出馬を是非w
考えてみると熊本の魚住先生の功績も大だな。魚住jrには次期総選挙熊本3区での民主からの出馬を是非。後藤は熊本2区でオッケーでしょう。

激戦を終えて:07年参院選/下 逆風と結束乱れ、競り負けた自民陣営 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/08/01/20070801ddlk17010357000c.html

 ◇「自己都合的」体質の深い影

 「県議の中にも沓掛(哲男)先生に対する愛情はありますから。それと連動させてはならないんですが、多少の温度差はあったんじゃないかな」

 参院選投開票日の翌30日未明、自民新人の矢田富郎さん(57)の落選が決まり、重苦しい空気が漂う中、選対本部長の馳浩衆院議員は、選挙戦を巡る県議の活動ぶりについて語った。

 矢田さんは今年1月に出馬を表明。候補者選びが遅れた民主に比べれば、十分な準備期間があった。だが、矢田さんに党公認を譲ったはずの沓掛哲男前参院議員が無所属での出馬を模索し始めたころから県連組織の結束が揺らぎ始める。

 結局、出馬は取りやめたが、沓掛擁立に動いた県議らの動きは極端に鈍くなった。沓掛氏自身も「みんなと同じくらいは(矢田さんの支援を)やる」と話したが、選挙期間中、ほとんど姿を見せなかった。

 危機感をつのらせた党幹部は組織を引き締めるために県内入りし、森喜朗元首相も「(石川で)もしものことがあって、そのことで過半数を割ることがあればその責任は全部私にある」と地元・小松市の街頭で訴えた。安倍晋三首相の二度にわたる来県などなりふり構わぬ、異例づくめの支援が展開された。

 しかし、結果は4181票差まで迫りながら競り負けた。
 「自民党が『自分党』と呼ばれてるの知ってるけ。みんな自分のことしか考えてないんや」
 矢田さんの陣営関係者が県連の「自己都合的な」体質を揶揄(やゆ)した言葉だ。競り負けた背景には、この体質が深い影を落としている。今後、国会の動き如何では衆院解散が現実味を帯びる中、県連内に今回の敗戦によるしこりが残れば、次の総選挙にも必ず影響が出るはずだ。
   ◇   ◇ 
 投票率が上がったにもかかわらず、選挙区での得票数が前回に比べ約9200票減った共産党も曲がり角に立たされている。

 前金沢市議の新人、近松美喜子さん(53)は4人の候補者のうち、昨年9月と最も早く出馬を表明。暮らしと福祉を守る「たしかな野党」を訴える候補として精力的に活動したが、浸透しなかった。

 党県委員会の幹部は「選挙区で実質勝てる見込みはなく、重点は比例」と話しながらも比例の得票数も横ばい。前回に続いて供託金300万円を没収された。【高橋慶浩、栗原伸夫】

毎日新聞 2007年8月1日

4246とはずがたり:2007/08/05(日) 18:44:44
山形・香川・佐賀の前回惜敗組み3県は勝てると信じてたし,県議転身組の滋賀・長崎もなんとか成るだろうと思っていたが,(優勢が伝えられていた奈良は兎も角)石川・福井・鳥取・熊本の衆院前職転身組は勝つ時は皆勝つし負ける時は皆負けると感じていたが福井だけ惜敗。
鳥取を除いてどう転んでも可笑しくない僅差の勝負であったが何故福井だけ競り負けたのか?検証が必要かも。松宮の加入に糸川氏の存在,県議会自民党の分裂傾向と他所と較べても条件はそんなに悪くなかったのでわ??

’07参院選:福井選挙区 自民・松村さん3選(その1) /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk18010169000c.html

 ◇逆風のなか激戦制す

 第21回参院選は29日投票され、福井選挙区(改選数1)は即日開票の結果、自民前職で元副国交相の松村龍二さん(69)=公明推薦=が、民主新人で前衆院議員の若泉征三さん(61)=国民新党推薦、共産新人で党県委員の山田和雄さん(40)を破り、3選を果たした。年金問題を主な争点に、政府・与党への逆風の中、若泉さんの激しい追い上げを受けたが、「保守王国」といわれる厚い支持基盤に加え、公明支持層にも支えられ、票を伸ばした。当日有権者数は65万6396人(男31万3666人、女34万2730人)、投票率は63・25%だった。

 松村さん当選確実の速報が伝えられると、福井市開発町の事務所は所狭しと集まった支援者らの拍手と歓声でわいた。年金記録漏れ問題など全国的に自民劣勢の風が吹く中での当選に、支援者らは喜びを爆発させるとともに、一様に安心した表情を浮かべた。

 真っ黒に日焼けした顔の松村さんが事務所に到着すると、ひときわ大きな歓声と拍手が起こり、盛り上がりは最高潮に。万歳の後、支援者から花束を手渡された松村さんは「大変厳しい選挙だったが皆さんのおかげで当選できました」と枯れたのどをふり絞るようにして力強く語った。

 保守王国で3選を目指した道のりはかつてないほど険しいものだった。公示前は「楽観ムード」(陣営幹部)が漂っていた松村陣営。しかし、日に日に勢いを増す自民への逆風は福井選挙区でも例外ではなかった。公示後に毎日新聞社が実施した世論調査でも自民、民主、両候補の支持率は激しく競り合っていた。

 「安全圏」(県連幹部)と見ていた福井選挙区での思わぬ劣勢に、安倍晋三首相の2度の来県をはじめ、麻生太郎外相ら大物弁士を続々と応援に投入。終盤戦で無党派層が多い都市部でテコ入れを図り盛り返した。最終的に支持基盤の建設業界、自民と連立を組む公明支持層からの票を固めると同時に、無党派層の票も取り込み議席を守った。

 ◇民主新人・若泉さん「私の力不足です」

 若泉さんの事務所は、落選が決まると沈痛な雰囲気に。選挙期間中は優勢を伝える情報もあり盛り上がったが、松村さんの厚い壁を打ち破れず、陣営幹部は「手応えを感じていたのに」とうなだれた。

 事務所に姿を見せた若泉さんは「私の力不足。県民の審判なので何の言い訳もありません」と述べ、支持者の前で深々と頭を下げた。

 ◇共産新人・山田さん、支持広がらず

 福井市文京2の山田さんの事務所では、落選が決定的になると集まった支援者が肩を落とした。
 選挙戦では「国の責任で年金を解決する」「憲法9条を堅持する」など党の政策を訴え続け、県内を選挙カーで3巡したが、共産支持層を超える幅広い支持にはつながらなかった。
 事務所に姿を見せた山田さんは、運動を支えてきた支援者らにお礼の言葉を述べた。

4247とはずがたり:2007/08/05(日) 18:45:17
>>4246-4247

 ◇投票率63.25% 前回比2. 23 ポイントアップ

 参院選福井選挙区の投票率は63・25%で、前回選から2・23ポイント増えた。
 毎日新聞が今月19〜21日に実施した世論調査でも、67%の有権者が「必ず行く」と回答し、前回選の調査を2ポイント上回っていた。結果は、年金記録漏れ問題や政治とカネの問題などで、政治への関心が高まったことを反映した。

 また、今年は4年おきの統一地方選と、3年おきの参院選が12年に1度重なる「亥年(いどし)」。核となる地方議員や支援団体が選挙疲れで運動が鈍るとされ、投票率が大きく下がる傾向がある。県内でも12年前の95年は53・02%で過去最低を記録していた。今回はそのジンクスが破られた格好。

 過去5回の参院選でも、98年の63・95%に次ぐ高い投票率となった。

 ◇期日前投票に7万1015人 制度浸透、前回選より3割増

 県選管は29日、参院選福井選挙区の期日前投票の結果をまとめた。今月13〜28日の期間中に、各市役所や町役場などで投票した人は計7万1015人で、前回選(5万5189人)より約3割増加した。全有権者のうち1割強が期日前で投票したことになる。

 期日前投票制度が浸透してきたことや、投票日が夏休みのレジャーシーズンに当たったことなどが増加の要因とみられる。

 ■解説

 ◇保守王国での苦戦を肝に

 3選を果たした松村さんだが、今回はかつてないほどの苦しい選挙戦を強いられた。年金記録漏れ問題を巡る政府・与党の対応への反発が主要因だったことは誰の目にも明らかだろう。“保守王国”と呼ばれる県内でも、逆風が吹いたことを肝に銘じてもらいたい。

 公示直後、松村陣営には楽勝ムードも漂っていた。陣営幹部らの目の色が変わったのは、マスコミの世論調査が報道され始めた選挙中盤あたりから。

 毎日新聞の調査でも、松村さんと若泉さんがほぼ互角の支持を集めているという結果が出た。

 党も強い危機感から、安倍首相をはじめ閣僚級の国会議員が次々と訪れ、松村さんの人柄や実績を持ち上げた。苦戦を招いた背景には、推薦を受けた公明支持層への浸透が遅れたことや、無党派層だけでなく自民支持層の一部にも「今の政治では駄目」という不信感が広がっているのに鈍感だったことだろう。

 年金の記録漏れなど生活に直結した問題に、県民(国民)は敏感だ。

 今回の逆風は松村さん自身が引き起こしたものではないが、公示後に発生した新潟県中越沖地震への反応はどうだったか。県内に原発15基を抱え、県民は過去に大震災、大水害の経験も持つ。「安全、安心の保障策」を公約に追加するなど、機敏な対応をしてこそ、支持を広げられたのではないか。【大久保陽一】

==============
松村龍二(まつむら・りゅうじ) 69 自[町]前(3)
 [元]副国交相[歴]警察大学校教養部長▽岐阜・埼玉県警本部長▽九州管区警察局長▽都市防犯研究センター専務理事▽党国対副委員長▽文部政務次官▽党県会長▽東大=[公]

==============
参院選の記事は、平野光芳、大久保陽一、松井聡、高橋隆輔、菅沼舞、清水直樹が担当しました。
毎日新聞 2007年7月30日

4248とはずがたり:2007/08/05(日) 19:06:46
新進党から当選した癖に何の恥ずかしげもなく自民に属して恬として恥じずに居た山崎が無様に落選した様は痛快であった。此は栃木の国井にも共通することである。長崎自民の田浦も同様だったが小嶺に譲って引退しやがった。まぁ小嶺も久間の甘言に乗った訳だがなんとか惜敗に抑える事が出来てやれやれであるが。
いずれにせよ社民が擁立した青森ですら勝利できた今回の意義は大きい。

07参院選:民主・平山氏が初当選 自民・山崎氏、及ばず(その1) /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk02010104000c.html

 ◇「年金」追い風に−−渡辺・高柳氏伸びず

 各政党が「選挙イヤーの天王山」と位置づけた第21回参院選は29日に投票があり、即日開票の結果、青森選挙区(改選数1)は民主公認の新人、平山幸司氏(37)=国民新党推薦=が初当選を果たした。平山氏は年金記録漏れ問題による追い風を受けて知名度不足を克服し、無党派層も取り込んだ。3選を目指した自民公認の前職、山崎力氏(60)=公明推薦=は年金問題の逆風の中で組織を引き締めたが、与党への批判は陣営の予想以上に強かった。社民公認の新人、渡辺英彦氏(66)と、共産公認の新人、高柳博明氏(37)は格差是正や憲法改正反対を訴えたが、自民と民主の陰に埋没して支持が広がらなかった。【村松洋】

 今回の参院選では、5000万件に上る年金記録漏れ問題の解決策や、年金制度の将来像に対する各政党の対応が最大の争点になった。また、教育基本法改正や国民投票法の成立などを実施した安倍内閣への評価、中央と地方の地域間格差なども争点に掲げられた。

 「保守王国・青森」と呼ばれる県内では当初、自民が4月の県議選や6月の知事選で圧勝した勢いを維持したまま、参院選に突入すると思われていた。ところが、年金問題が浮上したことで、自民は逆風の中での選挙戦を強いられることになった。

 一方、民主は知事選で独自候補を擁立できず、一時は存在感を失った。しかし、年金問題の追い風を受けて急速に支持を拡大させた。

 12日の公示後は、自民の失速、民主の急伸という構図で選挙戦が展開された。毎日新聞の世論調査(19〜21日)の結果でも、県内有権者の政党支持率は民主33%、自民25%となり、04年の前回参院選(自民32%、民主18%)から逆転。有権者全体の3割近くを占めるとみられる無党派層の取り込みなどをめぐり、与野党は自民と民主を軸に、選挙戦最終日までし烈な戦いを展開した。

 ◇知名度不足を克服−−平山氏

 平山氏の選挙事務所(青森市)には、民主党県連の田名部匡省代表ら国会議員、県議らが集まった。当選が確実になった瞬間、「やった」「勝った」という声が次々に上がり、事務所は歓喜に包まれた。平山氏は満面の笑みを見せ、「皆さんのおかげで当選できた。青森のためにがんばります」とあいさつした。

 平山氏は06年6月、「農業者や生活者の目線に立った政治が必要」と出馬を表明。自転車で津軽一円を回るなど地道な活動を続けてきた。

 初めての選挙で自民前職に挑戦する立場にあり、公示直前まで知名度不足に悩んだ。しかし、年金問題や相次ぐ閣僚の失言などで急激に与党批判が強まった。「将来安心して暮らせる年金制度をともに作ろう」などと訴え、中盤以降に情勢を逆転した。【喜浦遊】

4249とはずがたり:2007/08/05(日) 19:07:32
>>4248-4250

 ◇中盤から失速、涙のむ−−山崎氏

 山崎氏の事務所(青森市)には、自民党県連の大島理森会長や支援者らが多数集まった。テレビで民主の平山氏の当選確実が報じられると、大きなため息が漏れた。

 山崎氏は街頭などで、地方に景気回復を波及させる経済・税制改革などを重点的に訴え、年金問題は与党の対応策を述べるにとどめ、現職として国とのパイプ役を強調。選挙戦に入ると、安倍晋三首相が2度も来県するなど党中央の手厚い支援を受け、党所属の地元国会議員や県議らも組織票固めを徹底した。

 しかし、中盤以降は年金問題で追い風に乗る平山氏に猛追され、最後は逆転された。

 山崎氏は集まった支持者を前に「年金選挙と言われ、厳しい選挙だった。期待に応えられず申し訳ない」と語り、肩を落とした。【村松洋】

 ◇期待に応えられず−−渡辺氏

 青森市青柳にある渡辺氏の事務所には、投票締め切り直後から支持者らが姿を見せ始めた。他候補の当選確実がテレビの開票速報で流れると、支持者らは厳しい表情で画面を見つめた。

 渡辺氏は「戦争ができる国にしない、9条を守るという思いで、憲法改正反対を訴えてきた。年金問題などでも有権者の怒りを感じたが、期待に応えることができなかった」と選挙戦を振り返った。支持者らは選挙戦を戦い抜いた渡辺氏を「よく頑張った」とねぎらった。

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 ◇選挙区開票結果=選管最終発表

当  305,642 平山幸司  37 民新
▽  248,782 山崎力   60 自前
    37,370 渡辺英彦  66 社新
    32,014 高柳博明  37 共新

平山幸司(ひらやま・こうじ) 37 民新(1)
 党県副代表▽旅行会社顧問[歴]関東地方建設局建設技官・企画部職員▽日豪プレス社員▽旅行会社社員▽慶大=[国]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:民主・平山氏が初当選 自民・山崎氏、及ばず(その2止) /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk02010102000c.html
 ◇投票率、ほぼ横ばい 青森選挙区53.88%−−自・民激戦も諸課題の議論不足

 青森選挙区の投票率は0・03ポイント減の53・88%で、前回参院選(04年)の53・91%から、ほぼ横ばいとなった。有権者の生活にかかわる年金問題が争点となり、高投票率が期待されたが、年金の陰に隠れて景気回復や雇用、医師不足など青森の有権者が日々直面する問題について十分な議論がされず、一部の有権者の関心がそがれたとみられる。

 過去の参院選での県内最低投票率は92年の43・87%。当時は県内保守派が自民前職でまとまり、無風化したことが背景にあった。98年には長引く不況の中で、保守2陣営が「景気対策」を最大の争点に激戦を繰り広げ、投票率は63・07%に急上昇した。最近は50%台前半が続いていた。

 今回は終盤になって自民と民主の候補が横一線の戦いを展開。与野党とも年金問題の責任と対応を巡って舌戦を尽くした。また、自民の安倍晋三首相や民主の小沢一郎代表ら中央の大物政治家が続々と来県し、選挙ムードは高まっていた。

 一方、有権者に身近な争点がおざなりにされた。統一選、知事選で浮き彫りになった県や各市町村の厳しい財政状況、雇用や医師不足など、地元に密着した課題が争点化されず、各候補者は「青森のために何をするのか」という有権者の問いに明確に答えを提示できず、有権者の気持ちは投票所から離れた。【喜浦遊】

4250とはずがたり:2007/08/05(日) 19:07:53
>>4248-4250

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 ★選挙イヤー

 今年は12年に1度の「統一地方選(4年ごと)と参院選(3年ごと)が同時にある年」。青森では知事選が統一地方選とは別に行われるため、三つの大型選挙が連続することになった。各党は存在感を示す絶好の機会ととらえ、総力を挙げて各選挙での勝利を目指した。

 統一選の第1ラウンドとして行われた4月8日の県議選(定数48)には▽自民30▽民主10▽公明2▽共産3▽社民2▽無所属22−−の計69人が立候補した。当選者数は▽自民24▽民主6▽公明2▽共産2▽社民1▽無所属13。自民は推薦を合わせて27人と単独過半数を確保した。また、6月3日の知事選では、自公推薦の三村申吾氏が約8割の得票率で再選。自民は県議選に続いて圧勝した。

 一方、民主は知事選で独自候補の擁立作業に失敗し、野党共闘を目指した社民を道連れに「不戦敗」を喫した。このため、一時は各方面から「野党第1党としての役割を果たさなかった」との声も上がっていた。

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 ■解説
 ◇吹き飛んだ他の課題−−「地域格差」の是正を

 年金問題が巻き起こした風は、県内に山積するその他の課題をも吹き飛ばした。中でも、低迷する県経済、改善しない雇用問題といった「地域格差」の是正は、4月の統一地方選、6月の知事選に続き県内の喫緊の課題だったはずだ。だがこの問題について、各候補者の口から具体的な政策はほとんど聞けなかった。

 平山氏も主張の大半を年金問題での与党批判に費やした。格差問題に関しては「生活者の目線に立った政治」を訴えたが、党本部の主張に沿った発言だけで、県内事情を考慮した具体的な政策はほとんど聞かれなかった。年金問題で急伸した民主への追い風で、自身の知名度不足をカバーするしかなかった平山氏に、政策の独自色を出す余裕はなかったとも言える。

 県内は公共事業に依存し、農林水産業などの第一次産業の比重が高い。国の政策の影響を受けやすい産業構造だ。だが国は財政難で、公共事業への支出が増えることは考えにくい。また、民主は全農家への所得補償制度を掲げたが、日本は世界貿易機関(WTO)の農業交渉で市場開放を求められており、青森の農家も国際化や自由競争の波にさらされる可能性が高い。

 だからこそ各候補は、国の情勢を踏まえたうえで、県の将来を見据えた雇用政策や産業振興策などを県民に示し、格差の解消を訴えなければならなかった。

 選挙初挑戦で国会議員の椅子をつかんだ平山氏だが、政治手腕はまったくの未知数だ。有権者は年金問題で芽生えた政治への関心を維持し、平山氏を青森のために役立つ政治家に育てる役割も担っている。【村松洋】

毎日新聞 2007年7月30日

4251とはずがたり:2007/08/05(日) 20:33:09
もっとも落選して欲しい政治家の一人の一太だったが口惜しいかな微動だにしなかった群馬県。自民が県知事迄取ってしまうおまけ付き。。

選挙:一連の選挙を振り返って ねじれるほどに保守連携強固 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk10010015000c.html

 ◇民主の分裂は一層深刻に

 29日投開票の参院選群馬選挙区は自民前職の山本一太氏の圧勝に終わった。県議、市町村長・議員と続いた4月の統一地方選、さらに今月に入っての知事選、参院選と、12年に1度の「大選挙イヤー」は、これで幕を閉じた。

 3カ月という短期間に集中した多様な選挙を振り返ると、複雑に絡み合った各陣営や支持者の思惑が見て取れる。とりわけ、県政史上に残る一大決戦となった知事選と、その1週間後に実施された参院選との関係には顕著な動きがあった。

 山本陣営は今回「箱モノ(集会)」と呼ばれる県議や国会議員を動員した大集会を極力自粛した。山本氏自身の意向や元来の運動スタイルもあるが、主力部隊の自民党県議団が知事選に出馬した大沢正明氏の応援に注力したことも背景にはある。だが、山本陣営の幹部が「箱モノをやれば不愉快な思いをして帰る人もいる」と選挙期間中、打ち明けたように、山本氏支持者には、知事選で落選した現職の小寺弘之氏や前自民党県議の山本龍氏の支持者も多いという事情もあったようだ。知事選と距離を置いた山本氏だが、仮に集会を開いて話題が知事選に及べば、あえてねじれを露呈する格好になりかねないというわけだ。

 山本氏に惨敗した国民新党新人の福田晃治氏の陣営は、推薦を受けた民主党との調整に頭を痛めた。同党県連が石関貴史衆院議員らの保守系と、角田義一前参院副議長らの労組系の2派に分裂しているためだ。6月下旬の高崎市での事務所開きには、両派の県議や議員秘書が顔をそろえた。だが、選挙戦に入ると、両派が席を同じくすることはなかった。「応援をお願いする際、そうならないように神経を使った」(幹部)と、福田陣営自らが配慮を認めている。

 参院比例と保守分裂の知事選の間でも奇妙なねじれ現象が見られた。現場は高崎市内で開かれた小寺氏のミニ集会だった。配られたマニフェスト(選挙公約)や法定ビラに尾身幸次財務相の長女で自民新人の比例候補、朝子氏のものが交ぜられていたのだ。尾身事務所、小寺陣営とも「承知していない」というが、間違いなく「知事選は小寺、参院比例は朝子」で票を取りまとめようという運動が存在したことを示す証拠と言えそうだ。

 知事選、参院選を通じて見えたのは、保守分裂と言われた情勢が、結果的にはねじれるほどに保守の連携を強固にしたということだ。それが二つの選挙での自民連勝につながったと言える。一方の民主は分裂したまま、二つの選挙を通じて別行動を貫き、分裂状況の一層の深刻化を招いてしまった。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年7月31日

07参院選:山本氏、盤石の3選 自民王国に逆風は無縁(その1) /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk10010134000c.html
 ◇福田氏に30万票差

 29日に投開票された参院選群馬選挙区(改選数1)では、自民党の前職、山本一太氏(49)=公明党推薦=が、国民新党の新人、福田晃治氏(42)=民主党推薦、共産党の新人、酒井宏明氏(41)を抑え3選を果たした。山本氏は、前回6年前の自身の得票を約16万7000票上回る53万114票を獲得、2位の福田氏と約30万票差をつけ、全国での自民党への逆風とは無縁だった。福田氏は反自民の受け皿になりきれず、酒井氏は「確かな野党」を掲げたが支持を広げられなかった。投票率は54・60%(前回58・00%)。当日有権者数は162万6716人(男79万6482人、女83万234人)。【塩崎崇、木下訓明、杉山順平、鳥井真平】

 ◇「皆様方の思いを背負って行かねば」−−再起誓う福田氏

 高崎市矢島町の福田氏の選挙事務所には午後7時半ごろから、支援団体の関係者や支持者らが集まり始めた
 同8時ごろ、「山本氏当選」の報が入ると、集まった支持者らは一気に顔を曇らせた。同8時半ごろ、福田氏が姿を現し「無名の私がここまでやってこられたことを心から御礼申し上げる」とあいさつ。「皆様方の思いを背負って行かなければならない。またこれからもまい進しなければいけない」と再起を誓った。(→どう再起?群馬3区か?)

4252とはずがたり:2007/08/05(日) 20:33:40
>>4251-4252
 ◇自・民の比例得票率、3年前と同水準

 全国的には選挙区、比例ともに自民に「逆風」、民主に「追い風」となったが、県内では自民の比例得票率は前回(04年)比0・09ポイント減の39・34%、一方の民主も同0・44ポイント減の33・29%とほぼ横ばいで落ち着いた。選挙区で山本氏が61・97%の驚異的な得票率をたたき出したことが、自民への全国的な逆風を群馬で抑え込んだと言えそうだ。また「山本を自民党候補と知らない人も多い」(山本陣営)とも言われ、県内ではこうした点も逆風を弱める効果を生んだ。

 22日の知事選では、全国で11年ぶりに自民公認候補が現職を破り初当選した。自民王国・群馬は沸き立ち「続く参院選もこのまま勝利する」(県連幹部)と、国政での「逆風」が県内では無風であるかのような盛り上がりを見せた。結果的に参院選は自民の思惑通りの展開となったようだ。

 一方、公明党は前回から微減となったが、民主は共産などの野党を合わせても自公には及ばなかった。「自公敗北」という全国傾向をよそに、県内比例票に大きな変化はなく、ほぼ従来通りに配分された。【木下訓明】

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■解説

 ◇民主県連は一本化、急務

 山本氏が、年金記録漏れ問題などの「逆風」を圧倒的な知名度と存在感ではねのけ、福田、酒井両氏に圧勝した。山本氏は従来型の組織選挙に、無党派層を狙った街頭演説などの都市型選挙を組み合わせ、幅広い支持を獲得した。

 群馬選挙区は当初から山本氏が優勢と見られ、選挙情勢的には「興味薄の選挙区」と言われた。だが、福田氏の出馬が新たな興味を生む。国民新党の公認候補を民主党が推薦するという島根と並ぶ全国で二つの選挙区となったからだ。県連の労組系・保守系対立で民主党が独自候補を擁立できなかったことが背景にはあるが、同党の支援で無名の福田氏の票がどこまで底上げされるかに関心が集まった。

 単純比較はできないが、福田氏の得票は、改選数2で山本氏と民主党の角田義一・前参院副議長が当選した01年の参院選で、角田氏が獲得した25万票にすら及ばなかった。終盤、民主党は運動に力を入れたとされるが「党本部主導の推薦」(県連幹部)という福田氏への冷めた意識が最後まで保守系・労組系双方に残り、追い風を生かせなかった。

 「逆風」は全国で民主党を躍進させた。群馬では先の知事選を含め民主党は脇役に終わった。
 次の国政選挙までに県連を一本化し、県内有権者の選択肢となる体制づくりを急がなければ、群馬の民主党は有名無実化するだろう。【木下訓明】

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 ◇選挙区開票結果
 =選管最終発表
当  530,114 山本一太  49 自前
▽  230,663 福田晃治  42 国新
    94,713 酒井宏明  41 共新
 ◇当選者略歴
山本一太(やまもと・いちた) 49 自[町]前(3)
 党政策審議会副会長▽中大客員教授[歴]国際協力事業団職員▽国連開発計画職員▽党参院副幹事長▽外務政務次官▽党遊説局長・外交部会長▽米ジョージタウン大院=[公]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:山本氏、盤石の3選 自民王国に逆風は無縁(その2止) /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk10010132000c.html
 ◇投票率は54.60% 前回より3.4ポイント下回る

 投票率は前回(04年)より3・40ポイント低い54・60%で、過去最低だった95年(53・12%)に次ぐ低調な結果に終わった。4月の統一選、1週間前の知事選と続き、“選挙疲れ”が投票率を引き下げたとみられる。
 4年ごとの統一選と3年ごとの参院選が12年に1度重なる「亥年(いどし)」は投票率が低下すると言われている。群馬では知事選も加わり、有権者にまで疲労がたまった側面がある。知事選が前回から16ポイント上昇の53・41%と決して低い数字ではなかったことからも、有権者の政治離れが進んだとは断定できない。
 市町村別にみると、郡部での低下が目立つ。自民王国の土台を支えてきた山間部に変化の兆しが見て取れる。
 20万5809人が期日前投票し、その数は前回のほぼ倍に膨らんだ。制度の定着と、知事選との相乗効果が増加要因と見られる。当日に投票率アップの期待がかかったが、夕方に県内を襲った雷雨が有権者の足を投票所から遠ざけた可能性もある。【伊澤拓也】

毎日新聞 2007年7月30日

4254名無しさん:2007/08/05(日) 23:19:18
>>4231
2度落選している人(民主:佐々木、社民:山本)は難しいですかね。
まさか、味をしめてまた有名アナってことはないですよね。そこまで図々しくないでしょうし。

4255とはずがたり:2007/08/05(日) 23:24:50
>>4254
さすがに3匹も泥鰌はいないでしょうね・・(笑
無所属民主社民推薦という形は比例復活制度のある衆院選では使いにくいでしょうし。。
佐々木氏ももう二度落選してるんですなぁ。社民党は何度落選しても余り関係ないような気もしますが…。

4256とはずがたり:2007/08/06(月) 21:26:29
でらい叩かれてるなぁ。。
まぁあの状況で自分を連合に売り込んで統一候補として立候補出来た所が彼の唯一の功績か?
親が開業医でそのぼんぼんって訳か。ちゃんと小沢にでも入門してたたき直して貰った方が良いかもね。次の審判迄6年有る訳だし。

参院当選 民主 宮崎県 外山 斎 (とやま いつき)
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1185710890/

1 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/29(日) 21:08:10 ID:ot+fQ+c9
当選確実となった、民主党 宮崎県 外山 斎 (とやま いつき)の輝かしい学歴をご覧ください
ttp://www5.sdp.or.jp/central/topics/07sanin/kouho/toyama.html

【プロフィール・略歴】
1995年 宮崎県立日南高校卒業
★1997年 パシフィック・カレッジ・オブ・イングリッシュ 入学
1998年 同上 修了
★1999年 クィーンズ大学ベルファスト TEELセンター 入学
2000年 同上 修了
★ キャッスルレイ・カレッジ アクセスコース 入学
★2001年 英国立エセックス大学 ブリッジングコース 入学
医療法人理事 就任
英国立エセックス大学 社会学部 入学
2003年 県知事選挙 広報スタッフ
2004年 参議院選挙 選対スタッフ
2005年 参議院議員秘書
衆議院選挙出馬(宮崎県第3区)
2006年 民主党宮崎県第3区総支部長 就任
民主党宮崎県総支部連合会副代表 就任
★英国立エセックス大学 社会学部 中退
2007年 NGO日本モンゴルスポーツ文化交流会日本協会幹事長  就任

4257とはずがたり:2007/08/06(月) 21:37:38
此処は社民党や国民新党から民主会派入りをしないとの協定は結んでなかったのかね?

外山斎氏、民主党会派入りへ 宮崎選挙区で初当選
http://www.asahi.com/politics/update/0803/SEB200708030001.html
2007年08月03日10時47分

 参院選宮崎選挙区で初当選した無所属の外山斎氏(31)は3日、参院での所属会派について、民主党・新緑風会に入る手続きを進めていることを明らかにした。「会派に入らないと活動は難しく、政策面で最も近い民主を選んだ」と述べた。外山氏は次期衆院選宮崎3区の民主党公認候補に内定していたが、離党して無所属で立候補。民主、社民、国民新の各党の推薦を受けた。

 外山氏によると、当選後、民主党の鉢呂吉雄選対委員長から協力してほしいと打診され、「投票してくれた有権者のためにも復党はできないが、会派入りはしたい」との意向を伝えたという。

4258とはずがたり:2007/08/06(月) 23:07:29

県連が分裂してても各勢力が競り合って票を掘り起こせると違うと思うんですけど,そうでもないんですねぇ。

07参院選山梨:民主・米長氏が初当選 自民議席、初のゼロに(その1) /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk19010246000c.html

 ◇2氏に大差「歴史的勝利」

 第21回参院選は29日投票され、即日開票の結果、山梨選挙区(改選数1)は民主党新人の米長晴信氏(41)=国民新党推薦=が、自民党新人の入倉要氏(42)=公明党推薦=と共産党新人の花田仁氏(46)を大差で破って初当選を果たした。自民党は04年の前回選挙で“不戦敗”を喫しており、県内の同党参院議員は1955年の結党以来、初めてゼロとなった。米長氏は年金記録漏れ問題など自民に吹いた「逆風」が追い風となり、入倉氏は1月の知事選などで起きた自民県連分裂のしこりが影響した。当日有権者数は70万5184人(男34万2587人、女36万2597人)。投票率は63・65%で、前回の61・81%を1・84ポイント上回った。【参院選取材班】

 ◇「山梨の選挙変えた」

 当選確実の報を受け、米長氏が甲府市上阿原町の事務所に姿をみせると、支持者から盛大な拍手と大歓声が起こった。米長氏は「戦いはこれから始まる。(県内の参院で)2議席を独占することができたのは、2大政党制のスタートだと思っている」と述べ、高らかに勝利を宣言した。

 第1回参院選(1947年)以来、県内の参院議員の全議席を自民以外の政党が独占したことはなく、米長氏は「私の主張や考えが受け入れられ、ゾウをアリの力で倒せたことはとてもうれしい」と笑顔。「山梨の選挙を変えることができた。国民のことを考え実践する政治が始まる歴史的な日だと思う」と述べると、支持者は沸き立った。

 フジテレビ記者だった06年夏、民主党国会議員から打診を受け、政治家への転身を決意。年金記録漏れ問題に加え、松岡利勝前農相や赤城徳彦農相の事務所費問題、久間章生前防衛相の原爆は「しようがない」発言など、相次ぐ閣僚の不祥事に対する批判が強まる中、連合山梨など民主支持層を固めるとともに無党派層に広く浸透し、自民支持層にも食い込んだ。

 選対本部長を務めた小沢鋭仁・県連代表は「年金問題や地方格差などの主張が国民に響いたのだろう。解散がない参院議員の2議席独占は大きい。地殻変動の象徴となる1議席だ」と述べ、大勝を喜んだ。

 ◇入倉氏「力足らずだった」−−出遅れ、県連分裂など響き

 入倉氏の落選が決定的になると、甲府市国母5の事務所は重い雰囲気が支配した。集まった支援者を前に、入倉氏は「大切な1議席を死守できなかった。私の力足らずということ。申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 県連初の公募を経て、今年3月に立候補を表明したが、他の2候補に比べて出遅れは否めなかった。頼みの県連も、郵政民営化で揺れた05年の衆院選や知事選での分裂を引きずり、支援活動が停滞。今年4月の県議選後にスタートした中島真人会長を中心とする県連の新体制に対する不満や、郵政選挙のひずみで衆院2区と3区の衆院議員の協力体制が築けず、知名度もなかなか上がらなかった。

 歴史的な敗北に、県連の中島会長は「常に国民の皆さんの目線に立っていかないと、こういう判断を受ける。(04年に続き)参院の議席を失った総括をしっかりとしていかないといけない」と敗戦の弁。自身の進退については「私個人が責任を取って辞めて済む問題ではない」と述べるにとどまった。

 ◇花田氏「政策は伝わった」−−無党派層など支持拡大できず

 05年の衆院選以来、4度目の国政挑戦となった花田氏。安倍政権の支持率が低下する中、「確かな野党」を有権者に訴えたが、無党派層への支持や反自民票を取り込むまでには至らず、伸び悩んだ。

 甲府市相生2の事務所で、花田氏は「地方税の増税などこれ以上負担が増えたら生活できないといった声や、(憲法改正を主張する)安倍さんは怖いと涙で訴える戦争経験者もいた」と述べ、格差是正や憲法改正反対の主張は一定の理解を得たと強調。「自公政権への強い怒りが鮮明になった。訴えへの共感は強かった」とした。

 他の2候補に先駆けて06年2月、立候補を表明。その間、若年層を中心に非正規雇用が増加している労働者の調査や医師不足に関する聞き取りを行い、支持を訴えた。

4259とはずがたり:2007/08/06(月) 23:08:03
>>4258-4259
 ■解説
 ◇“追い風”乗った民主−−「大人」になれなかった自民県連
 ◇公約ばらまきに批判も
 今回吹いた「風」は、自民党県連にとって「逆風」だったが、歴史的な敗北を招いた要因はそれだけではない。県連の分裂が解消されなかった時点で、この結果は目に見えていたといえないか。
 衆院2区に県議すらいない民主に対し、県議38人のうち26人を占め、1万人を超える党員を抱える自民。しかし、04年の参院選は知事選の分裂から公認候補の擁立すらできず大敗した。今回も“一枚岩”にはほど遠く、入倉陣営には「逆風がなくても勝てたかどうか」と見る向きさえある。甲府市内の応援演説で、麻生太郎外相は「総裁選で小泉(純一郎前首相)さん、安倍(晋三首相)さんと戦って負けたけど、仲良くやっている。山梨より私の方が大人だ」と県連の結束を促したが、効果はなかった。支持者が離れていく前に、県連は“成熟”することができるのだろうか。
 一方、民主党は「安定した年金制度」「子育て支援」「農業補償」など、“ばらまき”との批判もあった公約を掲げた。「気をつけよう甘い言葉と民主党」と自民幹部は皮肉ったが、パフォーマンス倒れになれば信頼を失うだけ。国民もしっかりと監視する必要がある。【吉見裕都】

==============
 ◇参院選開票結果=選管最終発表
当  242,586 米長晴信 41 民新
▽  162,746 入倉要  42 自新
    32,994 花田仁  46 共新
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 ◇当選者
米長晴信(よねなが・はるのぶ) 41 民新(1)
 [元]フジテレビ記者▽党県参議院第2総支部長・県顧問[歴]フジテレビ社会部警視庁担当・「ニュースJAPAN」「スーパーニュース」チーフディレクター・ベルリン支局長・政治部野党キャップ▽上智大=[国]
毎日新聞 2007年7月30日

07参院選山梨:民主・米長氏が初当選 自民議席、初のゼロに(その2止) /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk19010249000c.html

 ◇04年上回る63・65% 選挙疲れ懸念も関心高く−−投票率

 今年は、4月の統一地方選と夏の参院選が重なる12年に一度訪れる「亥(い)年」。県内では年始めに知事選も実施され、選挙疲れによる投票率の低下が懸念されたが、年金記録漏れ問題や相次ぐ閣僚の不祥事が影響し、今回の山梨選挙区の投票率は前回の04年を上回り、63・65%だった。

 同選挙区の過去の投票率をみると、1980年が84・52%、92年が71・18%。これに対し、亥年の83年と95年は68・40%と52・26%といずれも極端に低くなった。一方で、毎日新聞が今月19〜21日に実施した世論調査では、投票に「必ず行く」(71%)、「たぶん行く」(21%)を合わせ92%が投票に行くと回答し、注目されていた。

 各陣営の投票率予想は、民放記者の経歴をアピールして無党派層への浸透を主な戦略にしていた米長陣営はその手応えから65%程度、組織力を中心に活動した入倉陣営は反応の悪さから60%を切るとした。米長陣営は「年金問題への関心が高い」、入倉陣営は「選挙疲れの影響が出ている」などを理由に挙げていた。

 実際にふたを開けてみると、投票日が夏休みシーズン真っ最中でありながら、有権者の関心は高く、亥年の選挙疲れを払拭(ふっしょく)した形となった。【吉見裕都】

 ◇有権者の13%、9万1707人−−期日前投票

 県選管は29日、公示日翌日の13日から投票日前日の28日まで16日間に受け付けた山梨選挙区の期日前投票(在外選挙人含む)は9万1707人に上り、前回の04年参院選に比べ1・6倍(3万5070人増)になったと発表した。全有権者数に対して13%が投票したことになり、国政選挙では県内で初めて1割を超えた。

 期日前投票は03年12月から導入され、国政選挙は05年の衆院選に続き3回目。従来の不在者投票に比べ、有権者の投票手続きが簡素化された。

 市町村別にみると、有権者数に対する割合は村の祭りと重なった丹波山村が最も高く38・80%。小菅村が32・10%、身延町が21・71%で続き、村長選と同日選の忍野村も21・26%だった。甲府市は1万5942人(10・09%)が投票。

 県内の国政選挙では、前回の参院選で5万6637人、05年の衆院選では6万6621人が期日前投票している。【吉見裕都】

毎日新聞 2007年7月30日

4260とはずがたり:2007/08/07(火) 00:26:37
>比例代表で二期目を目指して立候補した自民現職の女性候補。
此れは結局当選した有村の事っすよね。
県連からも山下>>>有村で継子扱い邪魔扱いされたが見事武見を押し退けての大勝利の当選。背後についた組織は何だったの?
軽薄で不見識の丸川と云い女の涙は武器である(つまりずるい)のは真理でありその見解は何人にも否定されるべきではないと思うぞ。

>公明は六年前、県内で六万五千票余を獲得し、三年前は七万票余に。今回は八万票を目標に掲げる。
今回は6万余票。F票取りに苦労したのか自民票が予想以上に有村に流れたのかどっちかね?

【参院選2007 滋賀ニュース】
気になる「風」と選挙協力 比例代表
2007年7月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007072102034479.html

 激しい逆風が吹いている。「お風呂やトイレで一人になると、自然と涙があふれてきて…」。比例代表で二期目を目指して立候補した自民現職の女性候補。初当選を果たした六年前、小泉旋風が吹いたが、今や風向きは一転した。そして公明との関係。女性候補に重圧と不安がのしかかる。 (参院選取材班、本文敬称略)

 年金記録の不備問題や閣僚の相次ぐ失言などの影響で、自民への風当たりは強い。その上、女性候補には足元からも逆風が吹く。

 大津市内で十七日に開いた公明比例代表候補の個人演説会。自民の衆院議員上野賢一郎が深々と頭を下げた。「比例は精いっぱいの協力をさせていただく。選挙区が苦しい。助けて」

 選挙区の自民候補にとって、公明票は当選に不可欠。だから選挙区で応援してもらう代わりに、比例代表は逆に応援する。

 つまり「選挙区は自民、比例代表は公明」という図式。その結果、自民支持層の比例票が公明に流れれば、女性候補の得票に響く。

 公明は六年前、県内で六万五千票余を獲得し、三年前は七万票余に。今回は八万票を目標に掲げる。

 公明の県本部代表梅村正がけん制する。「選挙区では自民候補を全面支援する。その分、比例では誠意を示して。しっかり見させていただく」

 三年前、比例代表で自民を約五万票上回る二十三万八千票余だった民主。県連幹事長の朝倉克己は「追い風と言われるが、油断は禁物」と気を引き締め、上積みを狙う。

 共産は三年前より約三万票増の九万票を狙う。「『自民か民主か』という横風も吹くが、草の根の力で県政の流れを変えてきた実績がある」。県委員会書記長の川内卓は意気込む。

 社民県連は選挙区では民主候補を支持。比例代表で五万票の獲得を目指すが、民主に対して表向きには支援を求めていない。県連幹事長の鎌田明彦は「護憲の立場に賛同してくれる有権者は多く、追い風だ。目標は現実的な数字」とみる。

 比例代表は、政党か、候補者個人に投票する。県内では、政党名での投票が六年前は72%、三年前は77%に上った。
 女性候補は手応えを「雲をつかむ思い」と表現し、街宣に声を枯らす。
 「比例は政党名でなく、個人名を書いて」

4261とはずがたり:2007/08/07(火) 00:30:30
>>4260-4261

比例代表で再選 有村治子さん歓喜
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007073102037464.html
2007年7月31日

 有村治子さんは二十万千票余を獲得し、自民が比例で獲得した十四議席の最後のいすに滑り込んだ。

 東京・虎ノ門の事務所に当確の報が届いたのは三十日午前五時すぎ。支持者約三十人と歓喜の瞬間を迎え、目を潤ませながら「皆さんのお力のおかげ」と感謝の言葉を繰り返したという。

 六年前、小泉旋風を受けて十一万四千票余を獲得、二十議席のうち十九番目で初当選。今回は逆風の中、地元滋賀で重点的に遊説を展開した。

 県内の得票数は前回の九千二百九票から二万二千七百五十五票と二・五倍に増え、再選の原動力となった。 (松瀬晴行)

4262とはずがたり:2007/08/07(火) 00:34:45
自民が第一党だったのは
合併済…高島市・愛荘町
未合併…湖北町・虎姫町・木之本町・余呉町・西浅井町

犬上郡なんかは未合併の郡部だが田島が頑張ったか。

比例代表で民主が第一党堅持 自民は7市町占めたのみ
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007073102037461.html
2007年7月31日

 自民が大敗し、民主が躍進した参院選。三十日早朝には、比例代表で、県出身の自民前職有村治子さん(36)が二期目の当選が決まり「皆さんのおかげ」と目を潤ませた。滋賀選挙区(改選数一)で前夜に初当選を果たした民主新人の徳永久志さん(44)は、感謝の気持ちを伝えようと、朝から地元の駅前で頭を下げた。逆風に歯を食い縛って耐えた者、風に乗って勝利をつかんだ者。票の重みを感じながら、選ばれし者たちが動き始めた。(参院選取材班)

 県内の参院選比例代表の開票作業は三十日未明に終了した。第一党は前回に続いて民主が堅持し、選挙区での勢いは比例でも続いた。

 民主は二十五万八千四百二十一票を獲得し、得票率は40・55%。いずれも過去最高だった前回の二十三万八千三百四十八票、同40・10%を上回った。

 自民の獲得票数は二十万四百八十一票で、得票率は31・46%。前回から一万一千七百票余り増えたものの、得票率は0・29ポイント下げ、第二党にとどまった。公明は前回の約七万票から大きく減らし、六万一千三百二十二票(得票率9・62%)。次いで、共産が五万六千九百二十八票(同8・93%)、社民が二万七百九十九票(同3・26%)となった。

 小泉旋風が吹き荒れた六年前の参院選と比べると、大きな違いがみられる。自民は二十四万千百七十一票を得て、得票率は41・36%。それに対し、民主は十一万四千百二票で19・57%。当時の七市四十三町村すべてで自民が民主を抑え、圧倒していた。

 だが、今選挙で自民が民主を上回ったのは、高島市のほかに木之本、余呉、西浅井など湖北、湖西地域を中心とした七市町のみだった。 (本安幸則)

4263とはずがたり:2007/08/07(火) 22:43:28
牧山を凄い勢いで追い越していったぞw
松が繰上げしてしまうのは残念だが。此は自民が公明に議席を譲る為の陰謀か!?
更に牧山も辞めると共産が繰上げ?

公選法違反容疑で小林温氏の秘書ら逮捕 神奈川選挙区
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070408.html
2007年08月07日21時44分

 7月の参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温(ゆたか)氏(43)の選挙運動に絡み、神奈川県警は7日、自民党神奈川県連職員の山口聡容疑者(34)=横浜市磯子区汐見台3丁目=や、小林氏の公設第2秘書だった鈴木美香容疑者(33)=神奈川県相模原市相模大野4丁目=ら3人を公職選挙法違反(日当買収)の疑いで逮捕した。

 県警によると、鈴木容疑者は小林氏陣営の出納責任者という。買収などで有罪が確定した場合、連座制の適用で小林氏の当選が無効になる可能性がある。

 ほかに逮捕されたのは、同党横浜市連職員の松岡篤宏容疑者(27)=横浜市港北区大豆戸町。

 山口、松岡の両容疑者は容疑を認めているが、鈴木容疑者は「買収はしていない」と否認しているという。

 捜査2課の調べでは、3容疑者は、街頭でビラを配るなどの選挙運動をさせた報酬として、7月下旬から選挙後の8月上旬にかけ大学生ら二十数人に現金計百数十万円を渡した疑い。

 参院神奈川選挙区の改選数は3で、小林氏は2番目に多い89万5752票を得て再選された。

4264とはずがたり:2007/08/07(火) 23:39:13

逆切れシャブ。

惨敗は日銀のせい…自民・中川幹事長が“恨み節”
衝撃 与党惨敗
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070807it15.htm?from=top

 参院選の自民党敗北は日本銀行のせい――。7日に開かれた政府の月例経済報告の関係閣僚会議で、自民党の中川幹事長が、日銀の福井俊彦総裁に詰め寄る一幕があった。

 中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があった」と切り出し、「理由としては、名目成長率がなかなか上昇せず、(政府の成長率)目標が達成できていないことがある」と指摘。その上で、昨年7月のゼロ金利解除など「日本銀行の政策変更に責任があるのではないか」と、福井総裁に矛先を向けた。

 これに対し、福井氏は「物価安定の下で景気回復を持続させるという目標で金融政策を運営しており、それによって経済のパフォーマンスも成果が上がってきている」と、真っ向から反論。さらに、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのは<1>国境を超えた競争が激しい<2>原油高などを企業が価格転嫁できない――という「日本だけでなく先進国、新興諸国に共通」した事情によると強調した。

 中川氏は経済成長重視の「上げ潮路線」を掲げ、日銀の金融引き締めには事あるごとに反対し続けてきた。それだけに、参院選の責任を取った辞任を前に、日銀に対し、“恨み節”の一つもぶつけたかった様子だ。
(2007年8月7日23時0分 読売新聞)

4265とはずがたり:2007/08/08(水) 12:44:56
今の所連坐の可能性は小林が90%ぐらいだとして塚田は何%ぐらい?

公選法違反:塚田氏派運動員を容疑で逮捕 参院選、現金で票集め依頼 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000068-mailo-l15
8月3日12時1分配信 毎日新聞

 参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)への投票のとりまとめなどを依頼した見返りに数人に現金を配ったとして、県警捜査2課などは1日夜、小千谷市城内、無職で塚田氏派運動員、丸山文男容疑者(78)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで逮捕し、2日送検した。
 調べなどによると、丸山容疑者は公示前の6月中旬、小千谷市内の県議の後援会支部長ら数人に現金5千円を選挙ビラなどと一緒に配り、塚田さんへの投票と票のとりまとめを依頼した疑い。「最初から票集めを依頼する目的だった」などと容疑を認めている。運動員約50人に配ったとみられ、同課などは関連を追及する一方、金の出所などを慎重に調べている。
 丸山容疑者は小千谷市区選出の木村一男県議(自民)の後援会長で、参院選では塚田氏の選挙対策本部小千谷支部で選対副本部長を務めていたという。後援会関係者らによると、丸山容疑者は82年〜97年の小千谷市農協(現・越後おぢや農協)の組合長、89〜94年には県農協中央会副会長を務めた。木村県議が初当選した97年から後援会長に就任し、参院選では後援会の支部長らに塚田氏のビラやポスターの掲示を指示していたという。
 塚田氏は自民党公認で参院選に出馬し、40万3497票でトップ当選。塚田氏は「寝耳に水。面識はあり、一生懸命応援して頂いたことは有り難いが、一切関係ない」と話している。【岡田英、畠山哲郎】

8月3日朝刊
最終更新:8月3日12時1分

4266やおよろず:2007/08/08(水) 15:57:59
惜敗率

鹿児 99.3☆
石川 98.5★
福井 98.5☆
熊本 98.2★
長崎 93.8★
高知 92.7★
富山 91.1★ 


佐賀 89.9▲
岡山 89.5▲
秋田 86.6▲
島根 85.7▲
大分 85.5△
愛媛 84.0▲
青森 81.4▲
滋賀 80.9▲
鳥取 80.3▲


栃木 79.6●
香川 75.6●
宮崎 74.4●
和歌 73.1○
徳島 72.8●
奈良 70.3●

山梨 67.1■
沖縄 66.2■
山形 64.3■
山口 63.7◎
三重 55.5■
群馬 43.5◎
岩手 40.2■


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