したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2007年参院選スレ

1とはずがたり:2004/07/15(木) 21:12
現時点で

民緑 52(比例19・選挙区33)
自民 49(比例14・選挙区35)
公明 11(比例8・選挙区3)
共産  4(比例4)
社民  2(比例2)
無所  3(秋田・新潟・沖縄)

今選挙区の定数是正がないとすると

北道 民自   岩手 民
宮城 民自   福島 自民
茨城 自民   栃木 自民
群馬 自民   埼玉 自民公
東京 民民自公 千葉 民自
神奈 自民民(今回公明は自民へ・松に遠慮する事はない)
新潟 民自   富山 自
石川 自    福井 自
長野 民自   静岡 民自
愛知 自民民(神奈川に同じ)
岐阜 自民   三重 民
京都 民自   大阪 民公自
兵庫 民自   和歌 自
鳥取 自    島根 自
広島 自民   福岡 民自
鹿児 自

で決まりであろう。民25自27公3。

残りの選挙区は,青森・秋田・山形・山梨・滋賀・奈良・岡山・山口・徳島・香川・愛媛・高知・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・沖縄の18選挙区。

比例は
民主 19〜21
自民 15〜13
公明 7〜8
共産 4〜5
社民 2

といったところか。民主20自民14公明8共産4社民2として結局

民主 20+25+52=97議席を固めた
自民 49+26+14=89議席は固い
公明 11+3+8=22は確定的
共産 4+4=8程度か
社民 2+2=4は死守したい
無諸 3+0(いずれも野党系無所属)

は3年後の参院選後は既に確定し居てるといって良い。自公で111民共社無で112。

従って上記の残り18選挙区が決戦場となる。風向きや定数是正でまだ大きく情勢が変わることも十分予想できるがここは残る18選挙区を今から取りに行きたい。

3423とはずがたり:2007/07/06(金) 17:05:41
埼玉特集>>3413-3423

いっつも疑問だが,自民後援会に載ってる名簿で公明から連絡が入ってはいじゃあ公明入れますなんて成らないと思うんだけど・・。それにしても公明党の埼玉での危機感は相当なもの。

>高野氏陣営は5万票の支援を期待しているが、逆風をまともに受ける自民党新人の古川陣営では「こちらも余裕がなく、とんでもない話」という幹部もいる。
>公明党の太田昭宏代表の言葉に、会場は静まり返った。6月25日夜、さいたま市内のホテルで開かれた現職、高野の事務所開きの席上だ。「正直に申し上げて、このまま(自民党の協力が無いままで)いくと落選します」。
> 6月23日、さいたま市浦和区内で、自民党県連の大野松茂会長と深井明幹事長は、公明党県本部の西田実仁幹事長、山本晴造副代表らと向き合っていた。「少なくとも5万票分は協力を。(これまでの選挙での)“貸し”を返していただきたい」。西田らの言葉に大野は黙ってうなずいた。関係者は「協力はイコール後援会などの確実な名簿を渡すということだ」と解説する。
> この「協力」の動きが自民党県連に伝えられたのは6月6日のことだった。東京・永田町の自民党本部に呼び出された深井は中川秀直幹事長から「公明党には大人の対応を」と要請された。深井は即座に「公明党に票を回す」ことだと理解した。大野も中川からの電話で同じ話を聞かされていた。表面化すれば候補者や支持者らの反発は必至だ。2人(大野会長と深井幹事長)はひそかに「協力」を進めるつもりだった。
> 約1週間後、埼玉と愛知などで自民党と公明党が協力するとした与党協力区に関する「覚書」が明らかになった。県連幹部や支持者の間には「自分の選挙より公明党のほうが大事なのか」という不満が渦巻き、深井の懸念は的中する。
> 「名簿3000人分をお願いします」 6月15日、公明党の山本晴造県本部副代表は、自民党の金子善次郎衆院議員の陣営幹部に電話ではっきりと選挙協力を迫った。金子陣営は3か月前から選挙区の埼玉1区(浦和区、緑区など)などの支持者の名前や電話番号が書かれた2000人分の名簿を準備。幹部の1人は「(公明党の要求は?)予想以上だったが、しっかり集めたから3500はあるんじゃないか」と語る。
> 公明党の狙いは自民党だけではない。5月中旬、公明党の畠山清彦県議や田口邦雄・前さいたま市議らは、さいたま市役所で相川宗一市長と会い、2年前の市長選で公明党が推薦したことを引き合いに出し、選挙協力を依頼。その直後、市長の後援会「相川会」幹部に、「5000人分の名簿」提供を求めている。
>こうした公明党の動きに「まるでヤミ金の取り立てだ」と批判も強い。

自民党の逆風や組織のがたがたぶりなどはなかなかのもの。
県議選に落選して拗ねる低俗で小せえ自民の政治屋も醜い。

>受付担当者の半数が駆け足でホール内へ消えていく。6月上旬から、県内各地で開催されている古川氏の大会でよく見られる光景だ。席の埋まらない集会は少なくない。

> 埼玉では長年保守王国として県議会の3分の2近くの議席を維持してきた。
>県議は選挙で実働部隊として働く。自民は4月の県議選で、議長経験者5人を含む現職19人落選という惨敗を喫した。その総括を巡って会派分裂騒動まで起こした、現職県議たちの「士気」の低下は深刻だ。

>古川氏や医師会への不満もくすぶる。これまで自民の参院候補は県議経験者から選ばれていた。しかし、古川氏は公募に準じた方式で選考されたものの、医師会が強く県連に推薦しており、党本部主導で決めた経緯がある。あるベテラン議員は「今までは身内だからみんなで支えた。古川氏は中央が決めた人。国会議員が支えるのが筋だし、業界の代表なら比例で出るべきだ」と突き放す。

>6月18日夜、浦和区内の県民健康センターで開かれた古川の総決起大会には、医師会をはじめとする自民党支持の団体幹部ら約600人が詰めかけた。…この場に姿を見せた「落選県議」はたった1人。田島敏包・前県会議長は仲間をかばったが、ある県会議長経験者は「自民党の威光がきかずに敗れた。何もフォローしてくれない党のために参院選で汗をかく気はしない」と吐き捨てるように落選者の声を代弁する。

>6月上旬以降、古川が駅頭に立って頭を下げる回数が増えた。「自民はダメだね」「民主から出れば良かったのに」「年金泥棒!」。
> 今月2日朝、約1時間の街頭活動で訴える内容の大半は年金問題だ。それでも足を止める人も少なければ、スタッフが手渡すビラを受け取る人も少ない。50歳代の会社員男性は、「今の自民党に入れる気がする? ビラなんて受け取る気もしないね」と嫌な顔を見せる。

3424名無しさん:2007/07/06(金) 17:20:29
中日新聞では、事前の予想外の埼玉愛知神奈川で民主2議席の可能性が出てきたと書いてあるけど

公明はやはり苦しそうですね。
これで公明が9議席だったら、荒井や松下の離脱も無意味になりかねない

3425とはずがたり:2007/07/06(金) 17:39:55
俺の事前の(希望的w)予想は愛知・埼玉は民主2議席行ける,でしたが,神奈川まで取れるとなると予想以上となりますが此処からの自公の組織固め・巻き返しと民主の無党派層へのアピールがどっちが優勢になるか,でしょうね。
なかなか知名度もある松が落選する状況は想像しにくいんですが,民主も地方選で随分支持されている事を示しましたしね。

【3議席の行方 07参院選】
自民の返礼 公明はまつ
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000120706280001
2007年06月28日

 同じ政権与党でありながら、今回の参院選は競争相手となる自民と公明。衆院選でも統一地方選でも自民候補に票を出したのだから、今回は返礼を――。公明から自民への働きかけが強まっている。
(渡辺丘、千葉卓朗)

 5月27日、小田急線本厚木駅前。太田昭宏代表を招き、公明の松あきら氏(59)の演説会が開かれていた。

 詰めかけた約800人の支持者らのなかに、昨年10月の衆院16区補選で初当選した自民の亀井善太郎氏がいた。松氏は演説カーの上から亀井氏の名前を紹介し、支持者に向けてこう呼びかけた。

 「みなさま、衆院16区補選はありがとうございました」
 父親の亀井善之・元農水相の死去に伴うこのときの選挙で、亀井氏は約3万票差で民主候補を破った。16区内の公明票は、同じ3万票とみられている。公明は、太田代表が選挙区入りするなど積極的に肩入れした。ある公明幹部は「うちの候補者並みの選挙をやった。通常の衆院選だと神奈川に18区あるので、これほどの力の入れ方は無理だが、ひとつの選挙だったからできた」と話す。

 支持者に松氏が発した16区補選のお礼の言葉は、あのときの恩義を忘れないようにという、亀井氏に向けたメッセージと受け取る人もいた。

 自民の小林温氏(43)の当選をめざす立場の亀井氏の陣営幹部は、こう漏らす。「補選で120%の支援を受けた以上、公明には頭が上がらない。派手には動けないが、まったくやらないわけにはいかない」

 今回参院選で、改選数3の「3人区」は、神奈川のほか4府県ある。自民、公明両党は、激戦が予想される選挙区として自民が2議席獲得をめざす千葉を「公明が自民に協力する」、自公が1人ずつ公認候補を立てる埼玉、愛知を「自民が公明に協力する」という選挙協力を結んだ。残る大阪と神奈川は「それぞれが自分の組織で全力を挙げれば、与党で2議席取れる選挙区」(自民幹部)との位置づけだ。

 だが、神奈川選挙区でも公明から自民への働きかけは強まるばかりだ。

 自民の衆院議員は今月半ば、公明の支持母体である創価学会の地元事務所で松氏への支援を迫られた。

 「自民をやらず、ほかの候補をやるのは無理」と拒む議員に、学会関係者は「衆院選であれだけやったんですから」とたたみかけた。
 議員「5千票ぐらいですか」
 学会関係者「よく分かりますね。そうです」
 公明が危機感を深めているのは、民主が2人を擁立したうえ、与党として年金問題の逆風にさらされているからだ。これまでは創価学会票を基盤に、宝塚歌劇団のトップスターだった松氏の抜群の知名度で無党派層を取り込んできたが、党関係者は「宝塚時代の松氏を知らない若い世代が増えている」とも懸念する。

 公明の関係者は「国会議員、県議会議員と自民にはいろいろ働きかけている」と認める。

 2年前の「郵政解散総選挙」で、自民は16人が当選した。だが、次の総選挙で追い風があるとは限らない。自民の若手衆院議員は、こう懸念する。「自民議員は全員、公明に借りがある。松氏が落ちるようなことになれば絶対にまずい。次の衆院選がやばくなる」

3426とはずがたり:2007/07/06(金) 17:42:51
熊本・鹿児島・群馬と同様の決着か。

【参院選】自公協力成立へ きょう両党で最終調整
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1183647600=11836835637312=1
大分選挙区
 参院選での自民党大分県連と公明党県本部の選挙協力が成立する見通しになった。六日に両党間で大分選挙区と比例代表でのそれぞれの協力内容を最終調整して決定するとみられる。
 自民党県連は同日、常任総務会を開き、公明党の参院比例現職の木庭健太郎氏(55)への対応を協議する。県連幹部によると、二日に木庭氏を「協力候補」と決めたが、九州の各県連が自公協力成立のため木庭氏を推薦の次に重い「支持」とする方向で検討しているため、より踏み込んだ表現に改める方向で再協議するという。
 公明党県本部はその決定内容を受けて支持団体と協議した上で、大分選挙区に出馬する自民党新人の礒崎陽輔氏(49)への支援を決める見通し。
 両党は二〇〇〇年衆院選以降の国政選挙で、自民党候補を公明党が支援する代わりに自民党が比例票を差し出す方式で選挙協力を維持してきた。
 しかし、今回の参院選では公明党が、自民党に復党した衛藤晟一元衆院議員(59)の比例出馬に反発して、礒崎氏への態度を保留していた。
 六日夜に大分市内で開かれる木庭氏の決起大会に公明党本部の北側一雄幹事長が出席する予定。一方、自民党は片山虎之助参院幹事長が礒崎氏の応援で来県する予定になっており、選挙協力が成立すれば片山氏も決起大会に出席。両党の幹部がそろって”協力実現”をアピールする場になりそうだ。

木庭氏(比例)を「協力候補」 自民党県連が公明に譲歩
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070703/20070703_001.shtml
 参院選大分選挙区(改選数1)の自民、公明両党の選挙協力問題で、自民党県連(会長=衛藤征士郎衆院議員)は2日、常任総務会を開き、公明党公認で比例代表に立候補する木庭健太郎・党参院幹事長(55)を県連独自の「協力候補」とすることを決めた。連立与党とはいえ、比例代表で自民県連が公明の候補予定者支援を明文化するのは異例という。

 衛藤晟一・元厚生労働副大臣の比例代表出馬をめぐって公明党県本部が態度を硬化する中、自民県連が譲歩する形で関係修復を図る狙いがある。総務会後に会見した同県連の志村学幹事長によると、県連独自の「協力候補者」とすることについては党本部も了承済みといい、「今後は公明党がどう受け止めるかだが、(選挙協力に向けて)1つずつ議論を積み重ねる中のステップアップ」と述べた。

 一方、自民党県連から木庭氏を「協力候補」とする文書を受け取った公明党県本部の竹中万寿夫代表は「これまで自公で信頼関係をつくってきたのに、それを裂く発言をしている自民党候補者が現実にいる。それをどう整理していくかということだ」と述べ、なお慎重な姿勢を崩さなかった。

 自民党県連関係者によると、参院選は大分選挙区は同党公認の礒崎陽輔氏(49)を、比例代表は公明の木庭氏をそれぞれ両党県組織で支援することで詰めの協議が続いており、自民は公明に県内で3万票以上を出す方向という。

=2007/07/03付 西日本新聞朝刊=

2007年07月03日00時27分

3427名無しさん:2007/07/06(金) 19:23:16
国民新党 東京選挙区候補は中村慶一郎氏
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060363.html

3428とはずがたり:2007/07/06(金) 19:50:20
八代はやっぱりへたれたか。転載しときます。
比例から東京へ回ったのか。俺政治評論家は加藤紘一ぐらいしか知らないんだけど,この人の知名度ってどんなもんなんですかね?丸川落とすのに必要な知名度と保守層への訴求力があれば十分なんですけど。

国民新党、比例の中村氏を東京選挙区に擁立
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060363.html
2007年07月06日18時44分

 国民新党は6日、参院選比例区に公認していた政治評論家の中村慶一郎氏(73)を東京選挙区に擁立する、と発表した。同党は当初、東京選挙区にフジモリ元ペルー大統領の擁立を検討していたが、フジモリ氏を比例区で公認することになったため、中村氏を東京選挙区に変更した。

フジモリ氏のチリ出国働きかけを要請…亀井氏が麻生外相に
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070705i104.htm

 国民新党の亀井静香代表代行は5日午前、外務省で麻生外相に会い、参院比例選に同党が擁立したフジモリ元ペルー大統領のチリからの出国を可能にするため、日本政府がチリ政府に働きかけるよう要請した。

 外相は働きかけは難しいとの認識を示した。

 亀井氏によると、外相は「ペルーへの身柄引き渡しがチリで審理中なので、日本政府が『身柄を釈放して日本に帰れるように』とチリ政府に言うのは独立国家同士として無理がある」と否定的な見方を示したという。
(2007年7月5日12時34分 読売新聞)

3429とはずがたり:2007/07/06(金) 20:31:42
此処迄やるんならもっと選挙区での共闘考えればいいのに・・。社民党・9条ネット・新党日本でええやん。
>3日夜には、比例代表に出馬する社民党新人、上原公子・元国立市長とミニ集会を開催。2人で「護憲の目標は同じ」と今後の連携を約束した。

5議席争う:’07参院選・東京 与党、年金説明に必死 攻勢続ける野党 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070705ddlk13010138000c.html

 ◇公示まで1週間

 参院選の公示が1週間後に迫り、東京選挙区(改選数5)では立候補を予定する各陣営の動きが本格化している。毎日新聞が今月初めに実施した世論調査などによると、年金記録漏れ問題が最大の争点になるとみられ、自民・公明は説明に追われる一方、民主・共産・社民は攻めの姿勢を続けている。諸派・無所属の陣営も無党派層を取り込もうと独自の戦いを展開する。全国一の激戦区を戦う主な11陣営の動きを追った。【中村牧生、夫彰子、木村健二】

 ■自民・公明

 3日夜、中野、杉並両区内で相次いで開かれた自民党関係者の講演会。同党現職の保坂三蔵氏(68)と同党新人の丸川珠代氏(36)の2人が続けてあいさつした。

 保坂氏は「丸川氏の手を取り、支援しなければいけない先輩の立場だが、頭の上のハエを追い払うので大変だ」と厳しい状況を率直に吐露。「年金は生活の命綱。『国民皆年金』という世界一の制度を守るため、安倍政権を支えたい」と訴えた。丸川氏も母親が年金暮らしであることを明かし、「年金だけで暮らせる社会を実現したい」と呼びかけた。

 年金問題の火の粉を振り払おうと、同党は「あなたの年金は消えたわけではありません」と記したビラを2種類作製。先月末から6人の比例代表の衆院議員が早朝の街頭に出て道ゆく人に配布。理解を得ようと必死だ。

 公明党現職の山口那津男氏(54)は、比例代表の重点候補、遠山清彦氏(38)とペアで遊説。渋谷区の温泉施設で起きた爆発事故の現場をいち早く訪れた「現場主義」の姿勢をアピールし、「安全・安心のための政策の実現」を主張する。

 ■民主・共産・社民

 「我々は年金制度を基礎から変える」。3日夕、JR荻窪駅前で開いた民主党現職、鈴木寛氏(43)の街頭演説で、応援に駆けつけた前原誠司・前代表は声を張り上げた。

 鈴木氏と、新人の大河原雅子氏(54)の2議席獲得を目指す同党は、年金問題で攻勢を強める。大河原氏は遊説中に「年金改革」と書いたたすきを着用。両陣営とも手応えを実感している。

 鈴木氏は「教育格差を助長している」と安倍政権を批判。大河原氏は「生活者の感覚」を前面に知名度アップを図る。

 共産党新人の田村智子氏(42)は街頭などで年金について、「受給できる住民の幅を広げ、最低の基礎年金も保障すべきだ」と主張。5日には築地市場の豊洲移転反対などを盛り込んだ「東京重点マニフェスト」を発表する。

 社民党新人の杉浦ひとみ氏(51)は「久間発言」や住民税増税を例に、護憲、格差是正を訴える。2日、新宿区内の選挙事務所開きに駆けつけた福島瑞穂党首は「自民と民主は同類」と社民党の存在意義を力説した。

 ■無所属・諸派

 無所属・諸派の候補予定者は、主要政党候補とひと味違う存在感をアピールする。

 新人の川田龍平氏(31)は薬害エイズ裁判に携わった経験から「憲法を守り、国民の命を大切にする政治」を訴える。友人や都内外の無所属議員らが運動に協力。知名度を生かし、都内有権者の半数と言われる無党派層への浸透を図る。3日夜には、比例代表に出馬する社民党新人、上原公子・元国立市長とミニ集会を開催。2人で「護憲の目標は同じ」と今後の連携を約束した。

 無所属新人の東條由布子氏(68)は都心部で演説を続ける。4日朝はJR渋谷駅前で、「久間発言」を「断じて許せない」と切り捨て、「子どもたちが日本人に生まれた誇りを持てる国家観を取り戻そう」と訴えた。

 共生新党新人の黒川紀章氏(73)は、党の態勢固めに全力を挙げる。マニフェスト「共生社会の実現へ」が完成し、「命をかけて政策で挑む」と意気込む。8日に初の党大会を開き、国政進出に向けて弾みをつける。

 無所属新人のドクター・中松氏(79)は、夜の居酒屋などへ足を運び、「あなたを幸せにする 改革百人力!」と書かれたビラを手渡しながら、「国、国民のために働けるのは私だけ」とユニークな選挙戦を展開する。

毎日新聞 2007年7月5日

3430とはずがたり:2007/07/06(金) 20:34:01
社民系候補?

’07参院選おかやま:市民団体会長・林氏が出馬表明 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070704ddlk33010357000c.html

 早島町早島の市民団体会長、林福治氏(69)が3日、県庁で記者会見し、12日公示、29日投開票の参院選岡山選挙区(改選数1)から無所属で立候補すると表明した。林氏は「放っておけば戦争をする国になってしまうという危機感から立候補を決意した」などと語った。【佐藤慶】

毎日新聞 2007年7月4日

3431とはずがたり:2007/07/06(金) 20:47:26
佐賀も大串問題の逆風はあれど陣内のこの行為で勝利は決まったんちゃうけ。

佐賀商工共済訴訟、陣内元法相が控訴 参院選へ影響か
2007年07月06日11時57分
http://www.asahi.com/national/update/0706/TKY200707060076.html

 粉飾決算を重ねて破綻(はたん)した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)を巡り、経営責任を問われ、佐賀地裁から約10億3500万円の賠償支払いを命じられた元理事長で参院議員の陣内孝雄元法相が6日、判決を不服として福岡高裁に控訴した。参院佐賀選挙区の公認候補だった陣内氏は5月、自民党本部に全国で唯一差し替えられ、「後継」候補の立候補準備が進んでいる。今回の控訴で、12日に公示される参院選への影響はさけられないとする見方も地元の自民関係者の間で強まっている。

 陣内氏はこの日、朝日新聞社の取材に「真実をよく明らかにする必要がある。被害を受けられた方には本当に申し訳ないと思うが、裁判では事実の取り違えもあり、まだ主張すべき余地がある」と控訴理由を語った。

 先月22日あった佐賀地裁判決では、91年から96年まで理事長を務めた陣内氏について、粉飾決算を認識し、その事実を隠して組合員から掛け金の受け入れを続ける方針を決めたとして民法上の賠償責任を認定。元役員2人とともに、約10億3500万円の賠償支払いを命じた。一方、佐賀県については「破綻を知りながら見逃してきた」として、約5億5700万円を限度に支払いを命じている。

 約5億5700万円を限度に支払いを命じられた県は、すでに判決受け入れの方針を決定。今回の訴訟の原告に加え、その後訴えを起こした原告や提訴していない被害者ら計約3700人に、最大27億円を支払うことで被害者全体の早期救済を打ち出している。

 今回の陣内氏の控訴について、佐賀県の古川康知事は「できるだけ早い解決を目指したかったので、個人の判断とはいえ、率直に残念な気持ちだ」と話した。

 参院選への影響について、陣内氏は「これは私個人の問題」と話し、地元の自民党県連幹部は「陣内氏個人への反発は強まるだろうが、(後継の)候補者には関係ない話」としているが、別の幹部は「控訴は、これまで自民党にお世話になった恩をあだで返すようなもん。選挙にいいわけがない」と突き放した。

3432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 20:53:09
九州ってああいうヤクザに寛容(というとニュアンス的に違うかもしれませんが、日常茶飯事?)な土地な気もするんですが、どうなんですかね。
隣県長崎でも県議会でヤクザ関係の騒ぎがあったり、現場商売とヤクザというもののかかわりが濃密な気がするんですが。
まぁ日本中どこもなのかもしれませんが。2chとかよりも一般人の受け取り方が問題だと思いますが。

3433とはずがたり:2007/07/06(金) 21:06:04
議員板より。
北海道・茨城・新潟・広島辺りで自民公認0だとお洒落だけどなぁ。

36 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/04(水) 22:19:37 ID:ZylHWl/X
溝手顕正の久間糾弾会見ってどうして半泣きだったの?
まさか世論調査の反応が良くない?

37 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/05(木) 12:12:21 ID:xtJNh4u6
広島、呉の大票田を、
自称「自民系無所属」に持って行かれているみたいね。
女性2名の戦いは、秋葉対大原第2弾と呼ばれているらしい。

38 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/05(木) 13:42:40 ID:l0CDXrA6
呉って宏池会地盤だと思ってたけど
その呉から溝手脅かす候補がどうして出てきたんだろ

3434とはずがたり:2007/07/06(金) 21:12:07
>>3432
俺も何となくそんな印象があります。どうなんでしょうかねぇ??
久間も昔暴力団とつながりで批判されてましたよね。

3435名無しさん:2007/07/06(金) 21:21:23
>>3428
90年代なら日本テレビの朝の情報番組のキャスターを務めていたのでそれなりに話題になったでしょう。
しかしここ数年はテレビに出ることもあまりなくなりましたのであの人は今状態でしょうね。

3436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 21:26:13
>>3433
私も吉長ゆい氏に興味を持ったクチです。
だれか知ってる人いないのかなぁ。

3437とはずがたり:2007/07/06(金) 22:36:03
なんだか結局は良く判らん記事だな。

自民、参院選「比例は自民」通達へ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070706ia21.htm

 自民党執行部は6日、参院比例選で自民党公認候補への投票を徹底するよう同党の各都道府県連に文書で近く通知する方針を固めた。


 熊本や鹿児島など九州地方の自民党県連で、1人区の候補への公明党からの支援を得る代わりに、比例選で、公明党候補を推薦・支持する動きが出ていることを受けた措置だ。

 ただ、中川幹事長は「選挙戦術上、県連レベルでの公明党支援は容認する」と明言しており、党内からは「これでは、熊本や鹿児島などの党員はどちらに投票していいのかわからない。ちぐはぐな対応だ」と戸惑う声も出ている。

 自民党熊本県連は5日、比例選で公明党の木庭健太郎参院幹事長を推薦することを決めた。6日には、鹿児島、大分の両県連も、木庭氏の支持を決めた。比例選で他党を支援するのは極めて異例だ。それでも、公明党支援に踏み切ったことについて、自民党関係者は「逆風をはね返し、九州地方の1人区で勝利するためには、公明党・創価学会の支持を取り付けることが不可欠だ」と説明する。
(2007年7月6日21時59分 読売新聞)

3438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 22:40:54
>>3437
これはですね、各県連で相互推薦が活発化しており、それは党本部が容認した上でのものなんですけれども、あまりに公然とやりすぎていて世間体が悪いから、組織内の票をバーターする方向を促進させて、一般人に不躾に呼びかけるのは場所をわきまえよう・・・といったところでしょう。

3439名無しさん:2007/07/06(金) 22:55:42
自民が比例は公明に投票してくださいという選挙運動したら、本来比例で自民に入れる人が民主党に入れそうw

3440とはずがたり:2007/07/06(金) 23:20:48
>>3438
こっそりと身内で処理しましょうねぇ〜って事ですかね?
どの辺までが身内かって事になりますが,職域支部は比例をガンガンにやるでしょうし,上の埼玉の例だと県議連中も公明に票を渡すの嫌がって居るみたいだし県連執行部や選挙でお世話になった議員の後援会が票を回すという感じでしょうか?

3441名無しさん:2007/07/06(金) 23:34:57
消費税上げ焦点に 首相「上げないとは言ってない」
2007年07月06日23時22分
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060425.html
 参院選公示を目前に控え、先送りされてきた消費税引き上げ論議に焦点が当たり始めた。安倍首相が5日、税率について「消費税を上げないとは言ってない」と発言したためだ。野党は早速、「上げるなら、選挙前に明示すべきだ」と反発を強め、首相側は火消しに躍起だ。6月からの住民税アップで重税感が広がっていることも重なり、選挙戦に影響を与える可能性も出てきた。

 「消費税を上げないとは一言も言ってない。一言も言ってませんね」。首相は5日夜、日本テレビの番組でこう語った。

 さらに首相は「小沢さん(民主党代表)は基礎年金全部を税金でと言っているのに消費税は1%も上げないと言っている。私たちは一線を画している」「税制改革は近いうちに信を問うことになる」とも強調。税率引き上げに前向きともとれる発言を繰り返した。

 これに対し、民主党の菅直人代表代行は6日の会見で「発言は極めて重大。上げるなら上げるときちんと選挙前に言うべきだ」と主張。同党は9日発表のマニフェストに財源を明記して反撃する構えだ。社民党の福島党首は「参院選が終わったら消費税を上げる宣言だ。国民の暮らしが分かっていない安倍首相の『ボクちゃんのボクちゃんによるボクちゃんのための政治』そのものだ」と批判した。

 首相は民主党が財源論から逃げているとして、その「いい加減さ」をたたく戦略だった。

 ところが、自民党も基礎年金の国庫負担引き上げ財源の不足分については、秋以降の抜本的な税制改革に先送り。税率据え置きを掲げる民主党を「非現実的」とたたけば、首相自身にも跳ね返るというわけだ。

 ジレンマに陥った首相側は火消しに走った。塩崎官房長官は6日の会見で「今までと変わったことを言っているわけではない」と強調。自民党の中川昭一政調会長も同日、「上げることだけを取り上げてイエスかノーかという議論は、まだ早い」。公明党の北側一雄幹事長は同日、大分市で記者団に「消費税問題から逃げるつもりはまったくない。論議すればいいが、今何%とか言える状況じゃない」と語った。

3442とはずがたり:2007/07/07(土) 00:52:55
愛知スレで。こういうジンクスもあったかw

547 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/07(土) 00:32:26 ID:ZBNwNoeM
民民公になったらどうする?

参議院出身の官房副長官は、落選確率が高いからな。群馬の上野といい、長崎の松谷といい。

3443とはずがたり:2007/07/07(土) 00:57:33
議員板で見かけた頼もしいレス。岡山は県北でどの程度平沼後援会が機能しないかが大きいのだが。

396 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 00:35:04 ID:RtgzJN5G
>394
実際、津山あたりでも全く動いてないよ>平沼後援会
平沼を倒したのは自民という思いが強いから、本人も黙認している感じ。
「応援」は口だけだね。

3444おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/07(土) 02:44:05
そういえば「平沼系の議員の一部は裏で姫井支援に回っている」
とどこかの週刊誌に書いてあったなぁ…。
新潮・文春・ポスト・現代のどれか忘れたけどw

3445二階席:2007/07/07(土) 08:11:42
>3444

ポスト。だけど、片トラが落選ってありえるのかなぁ?

3446とはずがたり:2007/07/07(土) 12:00:07
繰り返し青木が過半数維持を勝敗ラインに表明しているのは最早組織の引き締めの為ではなく連立組み替えを視野に入れてるからに他ならないね。選挙期間等は過半数確保の為の激烈な権力闘争への準備期間でしかないであろう。

2007/07/06-20:54 与党で過半数が勝敗ライン=青木氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007070600977

 自民党の青木幹雄参院議員会長は6日午後、札幌市で開かれた同党参院選候補の会合であいさつし、「参院選は内閣と国の運命が懸かった選挙だ。公明党とスクラムを組んで(与党で)過半数を守れるかどうかが勝敗のラインになる」との認識を改めて示した。

3447とはずがたり:2007/07/07(土) 12:04:03
>>3444
情報提供感謝っす。しかし(自民本体もそうだけど)平沼系議員も県議は1人区で落とすし町村議は合併で減らすしで,結構すかすかの可能性もありますわな…。

>>3445
初めまして〜。
あり得るかあり得ないかと云ったらあり得るんじゃないですか?和歌山なんかとは違って既にそういう構図で報道されてる訳ですし。

3448とはずがたり:2007/07/07(土) 12:50:28
埼玉特集の続き>>3413-3423

>自公の選挙協力とは、自民が公明に支持者の名簿の一部を渡し、農家への働き掛けを黙認する、という程度の意味しかない。古川氏より、新進党にいた高野氏に親近感を持つ自民議員も多い。自民の足元の乱れが、一番の“選挙協力”になる

> 防戦に必死の自民県連は、県内の衆院議員十七人に対し、一人一回以上、古川氏の決起集会を開くことを義務づけた。決起集会に駆けつけた森喜朗元首相も「衆院議員の地元で、どれだけ票を出すかで次の公認が決まる」と“踏み絵”を突きつけた。古川氏の出身母体・県医師連盟は「(歯科医師会など)医療十団体のメンバー一人当たり百票のノルマ」を課している。

> 古参の自民県議は「県議選で現職県議が十九人落選した、惨敗の傷跡は大きい。落選した元県議が党支部長を続けるなど、体制はボロボロ。公明への協力なんて、ありえない」と投げやりに話した。

>引退する佐藤泰三氏の後継者を選ぶに当たり、県連幹部は慣例となっていた「県議枠」を無視し、公募で古川氏を選んだ。「選挙で一生懸命、汗をかいてきた県議をないがしろにした。古川氏を本気で応援する県議は、ほとんどいない」

’07参院選 票の行方<上> 大逆風で選挙協力は… 自民・公明 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070707/CK2007070702030305.html
2007年7月7日

 「日本のために、埼玉のために、どうしても当選していかなければいけないのは、高野博師、ただ一人です」
 六月三十日。JR浦和駅西口で開催された街頭演説会で、太田昭宏公明党代表は支持者を前に強調した。自民公認の古川俊治氏の決起集会などで「自公の与党で二議席確保が至上命題」と、公明に配慮した発言を繰り返す、大野松茂自民県連会長とは対照的だ。

 両党は「公明が千葉で自民に協力する代わりに、埼玉、愛知では自民が公明に協力」という覚書を交わしている。連立を組んでから七年、与党候補者がぶつかりあう選挙区で両党が協力するのは初めての試み。しかし、大野会長が「これほど厳しい選挙はない」と話すように、年金記録問題などで大逆風の中、自民には公明に協力する余裕はない。

 十二年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥年(いどし)選挙」。実動部隊の自民県議が自分の選挙を終え、モチベーションが下がっていることに加え、候補者選考過程への不満もくすぶる。

 引退する佐藤泰三氏の後継者を選ぶに当たり、県連幹部は慣例となっていた「県議枠」を無視し、公募で古川氏を選んだ。「選挙で一生懸命、汗をかいてきた県議をないがしろにした。古川氏を本気で応援する県議は、ほとんどいない」と話す県議もいる。

 防戦に必死の自民県連は、県内の衆院議員十七人に対し、一人一回以上、古川氏の決起集会を開くことを義務づけた。深井明県連幹事長は「一人当たり計千人(の集会動員)以上がノルマ。五百人以下なら、やり直しをさせる」とハッパをかける。さいたま市岩槻区での決起集会に駆けつけた森喜朗元首相も「衆院議員の地元で、どれだけ票を出すかで次の公認が決まる」と“踏み絵”を突きつけた。古川氏の出身母体・県医師連盟は「(歯科医師会など)医療十団体のメンバー一人当たり百票のノルマ」を課している。

 古参の自民県議は「県議選で現職県議が十九人落選した、惨敗の傷跡は大きい。落選した元県議が党支部長を続けるなど、体制はボロボロ。公明への協力なんて、ありえない」と投げやりに話した。

 「当選には最低で六十万票は必要」と高野陣営の選対幹部。前回二〇〇一年の参院選で五十六万票だった高野陣営は、自民支持層の農業従事者や無党派層への食い込みで、票の上乗せを狙う。

 党県本部はすべての地方議員に対し、国政選挙で前例のない「駅立ち」を指示。五月から、後継者不足の解消などを訴えるチラシを農家に配布している。高野氏は六月十六日の記者会見で「自民は具体的な農業の政策ビジョンを示せていない」と選挙協力の相手を批判。「都市農業の拠点・埼玉から力を入れたい」と力を込めた。

 自民県議の一人は皮肉を込めて、こう解説する。
 「自公の選挙協力とは、自民が公明に支持者の名簿の一部を渡し、農家への働き掛けを黙認する、という程度の意味しかない。古川氏より、新進党にいた高野氏に親近感を持つ自民議員も多い。自民の足元の乱れが、一番の“選挙協力”になる」 

(藤原正樹)

3449とはずがたり:2007/07/07(土) 13:10:29
政治の現場:’07兵庫・参院選/1 鴻池氏、「非組織」戦術 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/06/30/20070630ddlk28010571000c.html
◇県医師連は辻氏推薦

 「医師会も生意気なんだよね。『当選させる力はないけど、落選させる力はある』と豪語してるんだ。やってみろ」

 今月9日、県庁2号館4階の新聞記者室。参院選を前に記者会見を開いた自民現職の鴻池祥肇(66)は、県医師会との関係を尋ねられ、そうたんかを切った。

 話は02年秋にさかのぼる。県医師会の政治団体「県医師連盟」(約6000人)に、鴻池事務所から電話が入った。「推薦はなかったことにしてほしい」。前年の参院選で連盟が鴻池に出した推薦の取り消しを求める内容。推薦料の200万円も送り返してきた。

 鴻池はこの年、構造改革特区担当相として初入閣し、小泉純一郎首相の指示でさまざまな規制緩和を推進した。中でも医師会を直撃したのが、株式会社の病院経営参入。推薦取り消しは、鴻池から県医師会への「絶縁宣言」だった。

 これに対し県医師連は、03年に鴻池が党県連会長に就くと、会員約2000人を離党させた。同年の県議選では、鴻池と2ショットのポスターを使った自民系候補者に「支援見送り」を通告。さらに今回、民主現職の辻泰弘(51)に初めて推薦を出し、完全にみこしを差し替えた。先月12日、辻の事務所開きで県医師連幹部は「圧倒的なトップ当選で国の方向性を正してほしい」と訴えた。

 こうした動きにも鴻池は「政治家はリーダー。おもねったり、こびを売る必要は全くない」と譲らない。鴻池は86年の衆院選初当選以来、後援会もなく、組織に頼らないで衆院2回、参院2回の当選を重ねてきた。秘書は「うちは8割が浮動票」と話す。業界団体代表を招いての事務所開きも行っていない。改選数2の兵庫選挙区が事実上、自民と民主の「指定席」になっていることが、しがらみにとらわれない言動の背景にある。

 首相主導で国会の会期延長が固まった20日、鴻池はメールマガジンで「苦労知らずの『仲良し官邸団』の諸君よ。参院は官邸の下請けと違うんや」と批判した。翌日、事務所には「よく言った」と賛同の電話が殺到し、ホームページへのアクセス数も1日数千件に跳ね上がったという。

 前回01年は小泉人気の下、約88万票を獲得して圧勝した鴻池。年金問題が自民に重くのしかかる今回、「浮動票」の風向きは変わりつつある。=敬称略、つづく
     ◇
 安倍政権の浮沈をかけた参院選(7月12日公示、29日投票)が迫ってきた。兵庫選挙区の水面下の動きを追う。

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年6月30日

3450とはずがたり:2007/07/07(土) 13:10:53

政治の現場:’07兵庫・参院選/2 注目集める公明票 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/07/01/20070701ddlk28010066000c.html
 ◇自民と溝、自主投票も

 先月23日、神戸市中央区のホテルの宴会場で、自民党県連大会が開かれた。「比例代表は自由民主党に。兵庫選挙区は鴻池に。心からお願い申し上げます」。自民現職の鴻池祥肇(66)の言葉に、党員ら約1000人が沸いた。「兵庫でも公明と票のバーターになるのか」という懸念を、鴻池の一言がぬぐい去った。

 自公連立政権の発足から8年。自民の選挙区候補が公明の支援を受ける代わりに「比例は公明へ」と呼びかける票のバーターは全国で常態化している。だが、県内の両党は蜜月とは言えない。

 「鴻池は県本部に一度もあいさつに来たことがない」。公明党県本部は01年の参院選後、鴻池と距離を置き始めた。「選挙で支援したのに誠意がない」というのが理由だ。昨春からは「無所属、公明推薦」の独自候補の擁立をひそかに模索。ニュースキャスター、有名弁護士、大手派遣会社代表らに出馬を打診した。比例代表での協力を引き出すため鴻池に揺さぶりをかけた−−そんな見方も広がった。

 自公の駆け引きが続いていた先月11日。党本部の要請を受け、自民県連の幹部3人が、鴻池への推薦を依頼するため公明県本部を訪れた。応対した公明幹部は「明らかにしてほしいことがある」と、用意していた質問書を差し出した。

 (1)鴻池の郵政民営化法案反対への考え方と公認に至る経過(2)憲法9条への考え方(3)連立与党としての公明の政策への理解と協力−−の3項目だった。

 4日後、自民が返した回答は、各項目とも数行だけ。公明は「納得できない」と突き返したが、数時間後にファクス送信されてきた再回答も大差なかった。質問書は結果的に自公の溝を広げ、公明は鴻池の推薦を保留した。迎えた23日の自民県連大会。鴻池の発言で、溝はさらに広がった。

 「鴻池の発言で自公の関係をパーにしたくはない。選挙区の自主投票は避けたいが、鴻池に推薦を出すかどうかは自民の出方次第だ」と公明県本部の幹部は話す。創価学会の関係者は「もし自主投票になれば、公明・学会票は浮動票のように動くだろう」とみる。

 県内の公明票は約40万。その行方に各陣営の注目が集まる。=敬称略、つづく

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年7月1日

3451とはずがたり:2007/07/07(土) 13:11:10

政治の現場:’07兵庫・参院選/4 動き鈍い自民地方議員 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070705ddlk28010635000c.html

 ◇鴻池スタイルに「距離」

 昨年1月、神戸市中央区のホテルで、同市議で自民党県連総務会長の要職にあった村岡功(69)が新年会を開いた。「鴻池議員を参院選の公認から外す」。集まった約1500人に村岡はそう宣言し、会場はざわめいた。

 村岡は05年衆院選で、兵庫1区の現職を公認から外して新人を当選させるなど、兵庫自民の「選挙の仕切り役」として力をふるった。郵政民営化法案に現職の鴻池祥肇(66)が反対すると、村岡は鴻池が失脚すると見越し、親しい神戸市議、安達和彦(53)を後釜に据えようと動いた。

 系列の地方議員を抱えようとせず、中央で教育改革や改憲問題などに没頭する鴻池。その独自の政治スタイルが、自民の地元議員に「地元軽視」「身勝手」と映っていたことも、安達擁立の背景にはあった。

 村岡は鴻池と犬猿の仲とされた党幹事長(当時)の武部勤(66)と県連の頭越しに接触。武部は村岡の要請を快諾し、東京の党本部で安達と並んで選挙用の写真に納まった。安達の公認は決まったかに見えた。

 だが昨春、村岡が汚職事件で逮捕され、事態は一変する。村岡という後ろ盾を失った安達の公認の可能性は消滅。県医師会が担ぐ元県幹部の後藤武(63)も公認申請していたが、知名度に欠けた。かといって「造反議員」の鴻池への一本化も進まない。

 結局、県連は支部の役員約100人を対象に「誰だったら当選すると思うか」という初のアンケートを昨年4月に実施。7割以上が「鴻池」と書いたことを受け、鴻池の公認がようやく決まった。

 ただし、公認決定後も県連や地方議員の動きは鈍かった。県連は得票目標すら設定せず、選挙戦略の重要データとなる世論調査の予定もない。

 今年5月末、鴻池は自民県議らに「応援依頼」の文書を配布した。出陣式や遊説日程を記したものだったが、多くの地方議員は形式的な依頼と受け止め、積極的な支援を控えている。鴻池陣営の選挙運動は、青年会議所(JC)OBのメンバーが主体になっている。

 鴻池の秘書は「動いていないわけではない。いま街頭に出ても年金問題で責められるだけ」と説明する。

 地方議員や衆院議員の個人後援会による支援を保証するはずの「自民公認」。しかし、あえて距離を置こうとする鴻池の選挙スタイルを、自民の地方議員たちは冷めた目でながめている。=敬称略、つづく

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年7月5日

3452とはずがたり:2007/07/07(土) 13:12:54
>>3449->>3452
保守系無所属公明党・医師会推薦で誰か有力なの立てば鴻池を落とせそうなんだけどねぇ…。

3453とはずがたり:2007/07/07(土) 13:37:31
まぁ公明も自民から票を回して貰えると思っている云うよりも,自分らが自民支持層に支持を直接訴えることが出来ればそれで良しといった所か。

九州の亀裂修復に躍起 自公選挙協力
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007070702030343.html
2007年7月7日

 自民、公明両党は、参院選の選挙協力をめぐり九州で生じた亀裂の修復に躍起となっている。九州に7つある改選数1人区が参院選全体の勝敗のカギを握るとの見方が強まっており、与党間の足並みが乱れたままでは致命傷になりかねないと判断したためだ。 (渡辺隆治、東条仁史)

 自公両党は九州地区で、選挙区に候補者を擁立しない公明党が自民党の選挙区候補を支援し、その見返りに、自民党が公明党の比例代表九州地区の重点候補、木庭健太郎参院幹事長に票を回す協力を目指してきた。

 自民党は三月、安倍首相の強い意向で、衆院大分1区を地盤とする衛藤晟一元厚生労働副大臣を復党させた上で、比例代表への擁立を決定。

 自民党支持層の比例代表票が衛藤氏に流れれば、木庭氏の得票が減るため、公明党は反発したが、自民党が衛藤氏に、大分県外に住民票を移し、県内で活動しないなどとする誓約書を提出させたため、公明党も衛藤氏擁立を容認していた。

 ところが衛藤氏は五月二十七日に福岡で決起大会を開催。さらに、同氏の支援者が「なぜ衛藤氏だけが地元で選挙活動できないのか」とするチラシを大分県内でまいた。

 公明党は衛藤氏側の一連の行動に、態度を硬化させ、公示まで一週間を切った段階で、沖縄を除く九州七県で自民党候補の推薦を出さないという対抗手段をとる異常事態となっていた。

 自民党執行部は「大分が震源地となって、九州全体の自公協力が揺らいでいる」(参院幹部)と危機感を強め、幹部を九州に派遣して、公明党側と打開策を協議。

 その結果、自民党の大分、鹿児島両県連が木庭氏を支持、熊本県連が推薦することを決めた。自民党が県連レベルとはいえ、他党の比例代表候補を支持、推薦するのは異例だ。

 さらに、チラシ配布をめぐっては、笹川尭党紀委員長が衛藤氏に警告した上で、処分を検討する党紀委員会を九日に開くことを決めた。公明党の懸念を払しょくするため、「目に見える形」(参院幹部)で誠意を示したのだ。

 これを受け、公明党は六日、大分と鹿児島、熊本三選挙区で自民党公認候補の推薦を決定した。自民党幹部は「もう大丈夫。九州全体でうまくいく」と自信を示す。

 しかし、公明党の支持母体・創価学会に、自民党に対する感情的なしこりが残るのは避けられそうにない。

 自民党側にも「公明党に、そこまで頭を下げないといけないのか」との不満がたまっており、自公両党間の相互不信が解消できるかは不透明だ。

3454いなばやま:2007/07/07(土) 14:00:48
大分合同新聞より
「おお、民主左派の重鎮が矢野の応援かぁ」と吉良もなかなかやりおるなぁ
と思いきや・・・

【参院選】横路氏が来県「与野党逆転を」
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1183647600=11836834386972=1

支援を訴える横路氏
 横路孝弘衆院副議長(民主党出身)が六日、大分市を訪れ、労組員らに参院選での与野党逆転実現に向けた取り組みを強く訴えた。県教職員組合などが日教組出身の民主党比例代表現職を推薦しており、支援のための総決起集会に出席した。
 横路氏は「安倍晋三首相の言う『戦後レジームからの脱却』とは(憲法が定める)平和主義や労働者の権利などを変えていくこと。憲法を変えようとする動きに抵抗できる人を一人でも多く国会に送り出す必要がある」などと話した。
 集会に参加した労組・団体は、大分選挙区では、社民党推薦の松本文六氏(64)=無所属=を支援。集会には松本氏も出席し、支持を訴えた。

3455とはずがたり:2007/07/07(土) 14:28:57
ペマ・ギャルポと石原の関係は?まるたまは惨敗で見切ったのか個人的に親しい仲間なのかどっちだ?

石原都知事 参院選応援活動なし
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070707-OHT1T00086.htm

 東京都の石原慎太郎知事(74)が6日、参院選について「個人的に親しい仲間の応援には行く」としながらも、「今度の選挙について私に過大に期待するのは情けないし、筋違いじゃないか」と目立った応援活動はしない考えを述べた。一方、チベット出身で国民新党比例代表で出馬するペマ・ギャルポ氏の名を挙げ、「ああいう候補は応援に行きたい」と語った。

 また、都が招致を目指す2016年夏季五輪の開催地を決める09年秋の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、安倍首相に出席の了承を得ていることを明かしたが、「参院選次第じゃどう変わるか分からない政局の中で、政権が自民党から他の政党に変わるか分からんが」とも付け加えた。

3456とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:09
「ヒーロー」3党結束<上>
民主・小沢代表元愛媛FC友近氏口説く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/6.htm

 7月12日の公示まであと2週間と迫った参院選。愛媛選挙区は、3選を目指す自民現職の関谷勝嗣(69)(公明推薦)に対し、共産県常任委員の田中克彦(40)、無所属で元サッカー選手の友近聡朗(としろう)(32)(民主、社民、国民新推薦)の両新人が立ち向かう三つどもえの戦いとなる見通しだ。3氏はすでに県内を活発に動き回って火花を散らしている。3陣営や各政党、支持団体の動きを追った。(敬称略)

 「一緒にやりましょう」

 2月8日、松山市宮田町の社民県連事務所。松山入りすると真っ先にここを訪れた民主代表の小沢一郎は、細い目を一段と細めて県連代表の村上要の手を取った。

 村上も応じた。「わかりました。一緒にやりたいですね」。集まっていた人たちの緊張でこわばった顔つきが一斉に緩んだ。民主、社民、国民新の3野党が歩調を合わせた瞬間だった。

 きっかけはサッカー愛媛FCの元主将、友近聡朗への出馬要請。1月、チームを引退し、その去就が注目されていた。社民県連事務所の訪問に先立つ2月5日、松山市内のホテルで小沢が友近を口説いた。

 「君の意志を通せ。今の政権を倒すのが最大の目的だ」

 小沢の言葉に「体中に電流が走った」という友近は同8日、無所属で立候補することを表明。愛媛FCのJ2入りに貢献した〈究極のローカルヒーロー〉の参戦に波紋が広がった。

 県内で野党が共闘して自民に挑むのは、今回が初めてではない。1989年7月の参院選。自民から立候補した桧垣徳太郎に、連合愛媛、社会、公明、民社などが推薦する新人池田治が挑み、桧垣に約8万票の大差を付ける39万票をもぎ取って勝利した。

 消費税導入や農産物自由化などの問題が争点となり、リクルート事件の影響で自民には逆風が吹いていたさなかの選挙だったものの、かつてない事態に県民への衝撃は大きかった。当時の新聞は「保守王国の一角が崩れ落ちた」と騒いだ。

 2004年の前回参院選で民主は、公認候補として党県連副代表(当時)の斉藤政光を擁立したが、知名度不足が響き、自民新人で元県議の山本順三に敗れた。さらに05年に行われた衆院選でも、民主は1〜4区すべてで惨敗。〈解体的出直し〉を迫られ、文字通り四つの区総支部を解散した。

 民主のある県議は言う。「結局、総支部は選挙のときだけの仮住まいのようなもの。地域の中で支部としての形になっていなかった」

 影響力の低下に悩み、壁にぶつかっていた連合愛媛や社民も、「友近」の旗の下に合流するのは自然な流れだった。

 「若さには、30年以上の議員経験に根ざした豊富な知識や人脈で対抗する」

 迎え撃つ自民現職、関谷勝嗣の陣営はこう語り、ベテランとしてのスタンスを崩さない。自民のある県議も「サッカーボールをけってきただけの人間に政治の世界で何ができるんか」と厳しい目を向ける。

 共産新人の田中克彦も「民主は自民以上に地方切り捨てに熱心。暮らしと地方を守れるのは共産しかない」などと対決姿勢を見せる。

 友近は「非自民勢力から期待の声はかなり頂いている。ただ、自民、民主というのではなく、私たちは『愛媛県民党』なんだと言いたい」と力を込める。

 民主県連幹事長の藤田光男は、89年の選挙を振り返り、こうつぶやいた。「『風』が吹いたと思えるのは、選挙が終わってから。池田先生のときはまったく『風』が吹いているなんて感じはなかった。だが結果として世間は変わった。今回の選挙も、当時とダブらせてみることがある」

3457とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:29

危機感隠さず奔走<中>
自民県議・公明と連携関谷氏
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/7.htm

「週刊誌の予想で、生まれて初めて黒をもらいました」
 今月3日、松山市の県民文化会館メーンホール。公明県本部の総決起大会に来賓として登壇した関谷勝嗣(69)は、ちょっとおどけた口調でこう語り、5階席まで埋め尽くした党員ら約3000人の笑いを誘った。会場の全員が手にした黄色いハンカチが大きく揺れた。

 〈小泉フィーバー〉が起こった前回の2001年は、「左うちわだった」と陣営はしみじみ懐かしむ。だが今回は違う。地元で人気のサッカー選手だった友近聡朗(32)の立候補表明を受け、かつてない危機感が陣営を襲う。

 一昨年夏の郵政民営化法案への賛成も尾を引いている。官房長官の塩崎恭久は5月下旬の集会で、「郵政相経験者の中で民営化に賛成票を投じたのは関谷先生だけ。真の改革派だ」と持ち上げた。

 だが、特定郵便局長OBでつくる「大樹」は、県内の大半の会員約3400人が国民新の郵政省OB参院議員、長谷川憲正の後援会「憲友会県支部」に流出。残った約50人も自主投票の方針を決めている。

 「憲友会」は、国民新の推薦決定を受け、友近の集票に奔走。幹部は「露骨に裏切られた郵政関係者は、とてもじゃないが関谷さんを応援できない。友近さんを議員にし、流れを変えたい」と力が入る。

 自民の発足は1955年の保守合同。1人区の参院選地方区・選挙区となった県内では、翌年に初めて候補者を立てて以来、86年まで実に11連勝。89年に1回、苦杯をなめたが、92年から6連勝を飾っている。

 衆院選でも、小選挙区制が導入された96年から4回連続で全4区で完勝。他政党は、中選挙区制度下でこそ付け入るすきがあったが、選挙区から1人を選ぶ選挙制度によって「自民王国」が盤石になった。

 県議会でも自民は圧倒的。自民党籍を持ちながら4月に無所属で当選した新人4人が最大会派「自民党」に入り、求心力を見せつけた。これにより、47議席中7割以上を占める34議席となり、改選前(33議席)を上回った。

 だがある県議は「『関谷さんは年とっているし、もうええんじゃないか』という飽きが、ちらほら聞こえる」と言い、もう一人の挑戦者である共産の田中克彦(40)も「『憲法を変えることが議員としての最後の仕事』という人物を当選させるな」と攻撃を強める。

 関谷は「会う10人のうち9人から『大変ですねえ』と言われる」と、周囲に危機感を隠さず、11回目となる国政選で初めての取り組みを次々と打ち出している。

 5月上旬から街頭に立ち、同下旬から、自民の県議と松山市議らに後援会会合を開いてもらって支持を呼びかけ、政治団体「美しく逞(たくま)しい国づくりの会」の街宣車を走らせる。

 「県内で11万6000票は確実にとれる」と自負する公明幹部も「連立政権維持のため、絶対に負けられない」と強調。合言葉は「選挙区は関谷へ。比例選は公明へ」で、「互いの信頼関係の中で票のやり取りをする」と戦略を練る。

 危機感のアピールにより、陣営や支持団体は引き締まりつつある。だが、「今までのような政治家との戦いではない。やりにくい」と漏らす関谷にとって、暗中模索の日々が続く。(敬称略)

3458とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:41

高齢化、平成の大合併変革の波<下>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/8.htm

 衝撃的な立候補表明から約2か月が過ぎた3月25日。友近聡朗(32)は、父で松山市議の正らとともに、愛南町に入った。母校・県立南宇和高の卒業生らへの初めてのあいさつ回りだ。

 同窓会の幹部宅を一軒ずつ訪ね、緊張した顔つきで自己紹介。その合間には少年サッカー大会の会場に立ち寄った。小中学生やその保護者から「友近や」「写真撮らせて」と次々に声を掛けられ、あっという間に人だかりとなった。

 リラックスした表情を見せた息子を、正は「聡朗がここの高校を出てなかったら、南予で勝負しようとはとても思えんかった」と見守る。

 農林水産業に携わる住民が多く、高齢化の進む南予は長年、濃密な人間関係を頼った選挙を地道に積み上げてきた自民の牙城(がじょう)。だが、その南予の自民関係者の間に、かつてない緊張感が漂っている。

 これまでの民主候補は、労組票を基礎に浮動票などを積み上げる戦略だった。愛媛FCの元主将として高い知名度を誇る友近の陣営は、従来の手法に加え、南宇和高人脈をたどりながら、〈南予出身〉をアピール。有権者の約半分が同校の卒業生とされる愛南町を手始めに固い自民地盤への食い込みを図っている。

 民主県連代表の土居一豊は「友近と関谷は、東予と中予では互角。南予での戦い次第で勝敗が決まる」とみる。

 南予の各市町議会の議員は、平成の大合併によって448人から208人に半減。それに伴って自民の足腰は弱っているともされる。だが、関谷勝嗣(69)の陣営も手をこまぬいているわけではない。

 本人が頻繁に南予入りし、30日には安倍首相がピンポイントで宇和島市を訪れる予定。南予選出の国会議員の後援会幹部は「首相に来ていただくからには、絶対に南予で負けられない」と表情を引き締める。

 自民とスクラムを組む公明も、比例選に立候補予定の山本博司が八幡浜市出身のため、南予を重視。9日には、太田代表が同市内で街頭演説に立った。

 一方、田中克彦(40)の陣営も、南予での支持拡大に照準を定める。共産県委員会副委員長の小倉誠一郎は「高齢化が進む南予では、みんなが医師不足に大きな不安を持って暮らしている。この点を争点にする」と言う。

 景気回復の立ち遅れが目立つ南予。官僚ら中央との強いパイプを持つ関谷に期待するか、新しい風を友近や田中に求めるか――。南予の住民らにとっても3人による論戦の意義は極めて大きい。

 宇和島市の女性旅館従業員(62)は「昔のことを思えば、団体などの推薦でなく、自分の頭で考えて投票する人が増えている。南予の活性化をどれだけ真剣に考えてくれているかで決めたい」と打ち明ける。

 鬼北町のガソリンスタンド男性店員(55)は「正直、これまでテレビ以外で国会議員の姿を見たことはなかった。今回こそ、自らの言葉で南予のことを語ってくれる姿を見てみたい」と期待する。

 元西海町長の県議、中田広は、4月の県議選南宇和郡選挙区に無所属新人で立ち、1万635票を獲得。約3000票差で自民現職の3選を阻んで当選した。「隠れた不満、不安は何なのか。住民の要望を徹底して聞き続けた」。勝利の理由をこう振り返った。

 年金問題などの要因が複雑に絡み合うなか、“南予決戦”の行方から目が離せない。(敬称略。この連載は、尾崎晃之、澤本浩二、山村英隆が担当しました)

3459午前様:2007/07/07(土) 17:23:14
>>3455
東京新聞の記事(ウェブに無い)では、ちょっと違うニュアンス。
「石原都知事『国民新党候補を応援したい』」という見出しで、
ペマ・ギャルポ氏の名前を挙げ「ああいう候補は応援に行きたい」と
述べた上で「彼のおかげでダライ・ラマと知り合って親しくなった」
と語り、中国の覇権主義批判の立場から手助けをしたいようです。

また「応援したい候補は何人かいる」とも述べ、その中でもペマ氏が
別格である、とのことのようです。

3460午前様:2007/07/07(土) 17:29:21
>>3459は日本語が変ですね。すいません。。。
ついでにもう1件。これで打ち止め?

参院比例代表に叶氏=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000107-jij-pol
 民主党は7日の常任幹事会で、参院選の比例代表で帝京平成大教授の叶芳和氏(64)の公認を決めた。これにより同党の参院選公認候補は選挙区45人、比例代表35人となった。

3461とはずがたり:2007/07/07(土) 19:20:46
>>3460
鹿児島への賭ける意気込みは凄いですねぇ。

441 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 17:14:57 ID:FohmjJYN
奄美市で知名度ある叶氏。横峯氏に続く鹿児島選挙区対策だろう。

参院比例代表に叶氏=民主

 民主党は7日の常任幹事会で、参院選の比例代表で帝京平成大教授の叶芳和氏(64)の公認を決めた。これにより同党の参院選公認候補は選挙区45人、比例代表35人となった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000107-jij-pol

●奄美市長選得票(選管終了)2006年4月投開票
当14,961 平田隆義(無新)
 14,238 叶 芳和(無新)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/20060423/20060423_002.shtml

3462杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/07(土) 19:52:20
>>3460-3461
落ちたら、鹿児島2区で徳田毅と戦うことになるのか?打越元県議も民主入りしているのに、調整が難しそう。

3463とはずがたり:2007/07/07(土) 20:00:13
丸川珠代の後援会長 日立・古川社長への風当たり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070630-00000018-gen-ent
6月30日10時2分配信 日刊ゲンダイ

「なんで引き受けたんだろう」
 日立製作所・古川一夫社長の行動に疑問の声しきりだ。
 古川氏は、参院選東京選挙区に自民党公認で出馬する元テレ朝アナウンサー丸川珠代の後援会長に就任したのだ。先週行われた事務所開きで正式に挨拶もした。
 丸川事務所は、「もともと面識があった。保守候補なので企業・団体の応援体制が必要と考え、シンボルになる方にお願いした」と経緯を話す。日立の広報は、「あくまでも古川個人の立場で引き受けた。丸川さんの政治姿勢に共感した」と説明するが……。
「経済団体みんなで応援するというならまだしも一企業のトップがというのは驚き。当選後なら分かるが、普通、選挙の単独支援はやらない。特に一般消費者を相手にするメーカーは、変な色が付くのはマイナスですから」(経済ジャーナリスト)
 風当たりが強いのは、他にも原因がある。26日の株主総会で、古川社長は自らの夏の賞与をゼロにすると表明した。社長が経営責任を明確にしなければならないほど最近の日立は業績不振。「電機業界のお荷物」(前出の経済ジャーナリスト)と揶揄(やゆ)されるほどの状況なのに、後援会長なんてやっている場合か、というわけである。
 そこまで丸川に肩入れする理由は? さまざまな憶測が飛ぶ。
「上昇志向が強い丸川さんは、企業のイベントで司会をしたり、パーティーにも積極的に顔を出していた。“ジジ殺し”ですからね」(テレビ局関係者)
「丸川の出馬を口説いた安倍総裁や選挙を任されている石原伸晃幹事長代理、父親の石原都知事あたりが財界のボスに泣き付いたのではないか。古川社長は経団連副会長。意向を受けた御手洗会長(キヤノン)や奥田前会長(トヨタ)にでも頼まれた可能性はありますね」(財界関係者)
 確かに、個人として引き受けたはずの古川氏は事務所開きで「日立の古川」ではなく、「経団連広報委員長の古川」と挨拶したというから、理屈に合う。
 揚げ句の果てには、「日立は官公庁の仕事に強い。あの社保庁のシステムの開発に携わった一社でもある。他の企業が嫌がる役目を引き受ければ自民党に恩を売れる」(永田町関係者)という見方まで出る始末。
 最近出来上がったばかりの丸川のビラが企業に届いたが、多くは選挙に巻き込まれることに“迷惑顔”だとか。それなのに古川氏は何を考えているんだか。

最終更新:6月30日10時2分

3464とはずがたり:2007/07/07(土) 20:06:46
久間の失言は打撃であろうがこつこつ選挙区廻りしているなら脅威である。

小嶺氏「自民より個人」全県あいさつ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/06/01.html

 国会が5日会期末を迎え、与野党攻防の舞台はいよいよ参院選(12日公示、29日投開票)へ。年金記録不備問題で逆風を受ける安倍政権の運命は?注目候補者を追ったルポ第1弾は、長崎選挙区の元国見高校サッカー部総監督の小嶺忠敏氏(62=自民党)と、同党の比例候補で元陸上自衛隊イラク先遣隊の“ヒゲの隊長”佐藤正久氏(46)。知名度の高い2新人の戦いぶりは…。
 長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した久間章生防衛相が3日、大臣を辞任した。その久間氏が「抜群の知名度で勝てる候補」と担ぎ出したのが元国見高サッカー部総監督、小嶺忠敏氏。小嶺氏は尊敬する先輩の辞任に「ご本人が決断されたことであり、これについて私が言える立場にはないが非常に残念だ。後は残された日数を粛々とやっていくだけです」と複雑な立場だ。

 5日、小嶺氏は6月7日に97歳で亡くなった母・ミツキさんら先祖が眠る島原市の墓に参り、必勝を祈願。ミツキさんは生前「今度はお前が皆さまのために働く番だ」と立候補に賛成した。

 だが、公示直前になっても小嶺候補を支える自民党県連の動きが鈍い。ある自民関係者は「大久保(潔重候補・民主新)さんに並ばれた選挙区もある。自民の市議、県議も動いているのですが」と話し、県連挙げての選挙活動の遅れを認める。実は4月の統一地方選で第1次産業ばかりの離島で自民は総崩れ、まだそのシコリが残っているのだ。

 東京の党本部が実施した世論調査では、両者の差が小さく「激戦区」に指定。それを受けて先月には安倍晋三首相が長崎入りし「小嶺さんを絶対に落としてはならない」と強く訴えた。

 しかし、年金問題に続く久間発言で「自民の名前を出さずに、小嶺個人を押し出す方が戦いやすい」と小嶺陣営。久間氏の応援を受けるかは陣営で慎重に検討している。

 そんな状況を知ってか知らずか、誠実な小嶺氏はひたすら離島など、全県にあいさつ回りを続けている。ただ、小嶺陣営にはブレーン格がおらず素人集団に近い。教師出身のため教育についての演説は滑らかだが、経済の話になると歯切れが悪い。

 「教育の後継者を育てるには国政の場が必要です。田舎で何を言っても、なんとかの遠吠えですから」と弔い合戦の心境で小嶺候補の行脚は続く。
[ 2007年07月06日付 紙面記事 ]

3465とはずがたり:2007/07/07(土) 20:53:19

◎抵抗勢力が流れ変える=国民新・綿貫民輔代表【党首インタビュー】
2007年07月07日14時12分
http://news.livedoor.com/article/detail/3225326/
http://news.livedoor.com/article/detail/3219442/

 −選挙戦で最も訴えたいことは。

 小泉、安倍内閣のすべてを総決算する選挙だ。(先の通常)国会みたいに議会を家来にして首相官邸主導で行う政治は見たことがない。ブレーキの利かない自動車だ。参院選は流れを変える選挙だ。抵抗勢力が流れを変える。

 −具体的には。

 一つはバランスのある政治。小泉、安倍内閣は競争主義という原理オンリーだが、やはり競争と共存(が必要だ)。また、安倍内閣になってから、盛りだくさんの実績、着物だけを作るファッション政治になった。魂も骨組みもない。バランスの欠けた政治、ブレーキのない政治、ファッション政治を直したい。

 −選挙結果に対する責任は。

 目標は党が主張し続けられるような核(をつくること)。崩れない数を確保したい。みんなで一生懸命やるだけで、責任ラインなんてない。

 −選挙後の自民党との連携は。

 内閣不信任決議案の採決退席を自民党に擦り寄る予備行動と言われたが、とんでもない。あれは崩れた議会に対するレジスタンスだ。わたしは自民党に戻らないと宣言している。連立もしない。第三極になり、国民のために何が一番いいかを考える。民主党と選挙協力し、それを踏み台にして自民党に行くという非人間的なことはしない。(続)

 −他党との連携はないのか。

 たとえば郵政民営化見直し法案をのんでもらえるなら、パーシャル(部分連合)をやってもいい。しかし、丸ごと一緒になることは考えていない。自主独立の考え方を持ってやっていく。一緒にならない方がよほどにらみが利く。真ん中にいるから、民主党にも自民党にも気兼ねしない。

 −政界再編の可能性を指摘する声もあるが。

 (参院選が)政界再編の導火線になるかもしれない。おごれるものは久しからずと言うが、与党の中からそういう動きが出るかもしれない。参院で与党が過半数を失えば、公明党は居場所がなくなる。今度はこっちにつえを貸してくれるかもしれない。

 −選挙後の参院議長選への対応は。

 できるだけ自民党じゃない人にやってもらいたい。(了)
[時事通信社]

3466名無しさん:2007/07/08(日) 08:17:02
>>3462 流石に、それは無いでしょう。そんな事をすれば打越氏の熱意を踏みにじる事になり、決してプラスにはならないと思います。それに年も年だから、虎雄の倅にぶつけても、世代交代を訴えられれば、即アウトでしょうね。更に、打越氏と叶氏が両方とも出ようとすれば、それこそ虎雄の倅の思うつぼでしょう。民主が分裂し、虎雄の倅が漁夫の利を得るだけでしょう。(更には、知名度があっても、年を食っているため落選した例は、結構ありますからね。折角、必死で口説いた打越氏を公認しない事は、道理に反しますし)

3467やおよろず:2007/07/08(日) 08:39:10
小沢一郎
参院で野党が過半数取れなければ、政界引退

3468とは:2007/07/08(日) 11:52:30
起きたら11:30で討論番組あんま見れなかったんですがどうだったんでしょう?

3469名無しさん:2007/07/08(日) 13:25:38
小沢っちの討論下手は相変わらずでしたけど、康夫がいいところで割り込みアシストしてたので大事にいたらず。一対一は避けた方がいいかも。野党5人対与党2人は小沢氏にとってはいい。報道20001の黒岩氏が最後に辞職宣言を評価。

3470とは:2007/07/08(日) 13:57:36
なるほど、そんな感じでしたか。崩壊寸前なものの新党日本があるのは改革票が分散するマイナスを考えてもプラスかも知れないっすねぇ。

赤城の件は国会閉幕中だし逃げ切れると踏んでるのかな?マスコミにヒステリックに追及して貰うしかないのかな?

3471いなばやま:2007/07/08(日) 14:45:37
党首討論3連発の感想

安倍 質問には答えず自分の実績自慢に持っていこうとする所はいつもどおり。
   それでいて「自分はいけている」と内心思っていそうなのがありあり。ちょっと痛い。
小沢 基本的には振られたときだけ答えていた。余裕ありありで安倍との貫禄が違った。
   また余裕からか笑顔が垣間見れて好印象
太田 公明は誰が出てきてもフォロー役。赤城の件はこれ以上やばい話が出てきたら見捨てるぞって感じ。
志位 自党の提案が受け入れられ与党の対策を一定評価するのは大人の印象。理詰めで安倍を攻める野党の先鋒という感じ。
福島 相変わらず田原には邪険に扱われ、安倍には感情的に反撃されていた。スローガン的表現にはやや辟易したが
   赤城問題への切り込みは弁護士の一面が垣間見れた。
綿貫 泰然自若とした老師の風格・・・といえば聞こえはいいがかほぼお地蔵さん状態。
田中 ねっとりとしたいやみが消え、以前ほど自説至上主義ではない。大人になった印象。

(全体的に)
>>3469さんのおっしゃるとおり野党の連携が効果的でしたね。今後もこの形でしょうから野党にはプラスかな。
あべちゃんは赤城問題では中途半端な数字を出して、問題ないといいながら領収書を出して赤木に説明させろといわれればだんまり。
核廃絶問題では「インドに核兵器廃絶を訴えるのか」と言われしどろもどろ。
余裕がなくなると早口でカツゼツが悪くなるし、人を馬鹿にした笑い顔は印象最悪でした。

3472とはずがたり:2007/07/08(日) 17:54:54
>>3471
解説感謝です。
小沢はディベート出来ない分,安定感を出して行き,他の細かい部分は志位・福島・田中にそれぞれの能力に応じてつついて貰うのが良い棲み分けなんでしょうね。

3473とはずがたり:2007/07/08(日) 23:33:03
07年 参院選<徳島県>
風をよむ/上 だましの世 怒りはどこへ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000170707040001
2007年07月03日

 高校を卒業してから40年間、がむしゃらに働いてきた。薬品卸会社、運送会社を2社、リース会社……。独立してプレハブリース業を興して20年余り、徳島市の田中博さん(59)の元に昨春、社会保険庁から「年金加入記録のお知らせ」が届いた。

 「あれっ、抜けてるところがある」。リース業を始めてから、有限会社にするまでの6年間分、納めたはずの国民年金の保険料の記録がなかった。「でも、ちゃんと国に払ったんだから。60歳になったらもらえるだろう」と、さほど気にせずほっておいた。

 今年に入って5千万件の「宙に浮いた年金記録」が明らかになった。そういえば、パスポートの申請をした時、窓口の職員に、同じ生年月日の「タナカ ヒロシ」さんが全国にあと2人いると教えられたことがあった。「間違われたかも」

 徳島社会保険事務局によると、「名前と生年月日が同じ人が複数いる場合は、住所や職歴も比べて、個人を特定していくので、他人の記録と結合する心配はありません。窓口に来てもらえれば、すぐに手続きを済ませます」と説明する。

 しかし、今、県内3カ所の社会保険事務所は連日、相談者が絶えない。ピーク時の6月中旬には、1日で計800人に達し、待ち時間が2時間を超えたこともあった。田中さんは、列に並ぶのが嫌で、まだ相談には行っていない。
    ◇
 国会議員の年金未納が問題となった3年前の参院選。田中さんは「しょせん、政治家の内輪もめ。庶民には関係ない話に感じた」と冷めていた。だが、今回は違う。「責任を棚に上げ、証拠がなければ年金を払わないという国の態度は、まるで詐欺。政治がだらしないから、庶民が割を食う」

 参院選に立候補する民主新顔、中谷智司氏(38)は会社の近くの出身と聞いた。「いい加減な政治を変えるには、ショック療法に期待するしかない」。仕事帰りに、後援会事務所をのぞくこともある。

 徳島市の主婦小川泰子さん(69)は、夫と2人分の年金記録をすべて保管してきた。「いざというとき、国は頼りになりませんから。20年前から予感はありました」
 86年、「第3号被保険者」制度が導入され、専業主婦は保険料の支払いを免除されたが、それを知らず、数年間は納付を続けたという。「何の説明もないまま、あっという間に制度が変わった。いつかきっと払った、払わないの問題になると思った」
    ◇

3474とはずがたり:2007/07/08(日) 23:33:33

 6月16日、徳島市中央公民館にお年寄り約80人が集まった。来年から始まる「後期高齢者医療制度」の勉強会。あいさつに立った県高齢者運動連絡会の西木秀治会長(82)は「最近の年金問題を見ていて、一句できました」と言って詠み始めた。

 政治から 振り込め詐欺まで だましの世

 「今こそ老人パワーを結集して、きちんと怒らんといけん。選挙で怒りを伝えましょう。大きな声で言わないとわからない人もいるのです」。声を張り上げると、大きな拍手が起こった。

 有権者が怒ったといえば、1989年の参院選。消費税の導入が争点となり、社会党(当時)が自民党に圧勝し、「山が動いた」と言われた。徳島市の仏壇製造業、湊秀一さん(59)は「国が勝手に決めた悪税の片棒は担げない」と、以来18年間、消費税をとっていない。安い中国製などに押され、経営は苦しくなるばかり。少し上向いたのは95年の阪神大震災直後に修理の依頼が殺到した時ぐらいだ。

 雇っている職人2人は年金受給者。自身も来年から受け取るが、月々の手取りは10万円ぐらいしかなさそう。「それでどうやって生活できるのか。国民を不安にして、負担ばかり押しつける政治はダメだ」と、怒りがこみ上げてくる。参院選では、まず候補者の年金についての政策を見比べるつもりだ。

    ◆

 近づく参院選。年金問題を機に、有権者は抑えてきた怒りをあらわにし始めた。思い出すのは、89年の参院選。消費税、リクルート事件、連合型候補の登場……。多くの争点が政治への関心を高め、県内の投票率は65・59%に達した。今再び山は動くのか。
>>3473-3474
 ■18年前は・・・

 消費税の導入 「高齢化社会に備える安定財源」を目的に、89年4月から、あらゆる取引やサービスに一律3%が課税された。スーパーや小売店では、便乗値上げも相次ぎ、市民の不満が高まった。社会党(当時)など野党は、低所得者にとって重い負担になると猛反発し、同年夏の参院選最大の争点となった。与党・自民党は年金受給額アップの前倒しや、配偶者控除の拡大など、不満を和らげる政策を打ち出したが惨敗。その後再び、福祉に財源が必要との議論が起こり、97年4月、税率が現在の5%に引き上げられた。

3475とはずがたり:2007/07/08(日) 23:34:12

07年 参院選
風をよむ/中 結局、何もしてくれなかった
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000170707070001
2007年07月05日

 自民党の現職参議院議員、北岡秀二氏(51)の後援会美馬事務所には、「つくし会」という任意団体の事務局がある。会員は、議員の実弟、北岡眞文氏が会長を務める美馬市美馬町の建設会社「北岡組」の下請け業者を中心とした県内外の約80社。その実態は、選挙の「実動部隊」だ。

 同社には、約30年前に結成した下請け業者の親睦(しんぼく)団体「北友会」がある。ゴルフコンペや旅行、安全講習会などで結束力を強め、県西部では「入会すれば、食いっぱぐれることはない」と評判の会だった。

 県議だった北岡秀二氏が参院選に立候補した95年、北友会のメンバーは「地元の発展のため、北岡さんを当選させる必要があるんです」と、選挙運動に奔走した。「選挙で頑張れば、北岡組から工事がもらえるとみんな受け止めていた。いわば『形のない契約』だった」と、複数の業者が打ち明ける。
    ◇
 悠々と初当選を果たした北岡氏の1期目、下請け業者の間に「神話」が生まれた。徳島自動車道が徳島市から池田町(現・三好市)まで開通し、工事の一部を北岡組が担った。「やっぱり国会議員になれば、あんな大きな仕事が回ってくるんだ」

 北友会の有志が「2期目は、もっと応援しよう。建設・土木以外の他業種も含めて、支持基盤を県内全域に広げなくては」と呼びかけ、つくし会を発足させた。

 6年前の参院選。つくし会は「ローラー作戦」を受け持った。美馬市の建設会社役員Aさんは、当時を振り返る。

 票の多い徳島市と周辺を地区ごとに分け、3人1組で回る。1日に400枚近いビラをポストに入れ、さらに100軒以上の家を訪問。朝9時から夕方4時まで、「今度の選挙は、ぜひ、自民党の公認候補への投票をお願いします」と、ひたすら頭を下げ続けた。支給されるのは500円ほどの弁当だけで、高速代もガソリン代も自己負担だった。「なんでこんなことまでしないといかんのか」とも思ったが、仕事のためと割り切った。

 だが、公共工事が激減する中、北岡組と下請け業者のきずなは崩れていく。たたき合いの末、ぎりぎりまで低い額で受注した北岡組は、少しでも利益を増やそうと、安く引き受けてくれるのであれば、北友会やつくし会のメンバーでなくても、仕事を回した。同社幹部は「どの建設会社もやっていること」と説明するが、一部の会員は「ルール違反だ」と反発した。

3476とはずがたり:2007/07/08(日) 23:34:39
>>3475-3476

 さらに06年、美馬市内の県道工事をめぐる談合事件が摘発され、北岡組の副社長(当時)らの有罪判決が確定。指名停止の処分を受けた同社は、公共工事から完全に締め出された。
    ◇
 昨年12月、阿波市内の旅館で開かれたつくし会の定例総会には約40社が集まった。来賓として出席した北岡組の北岡会長は、参院選が翌年に迫ったことを話し、深々と頭を下げたという。

 今年3月、Aさんの事務所に、つくし会幹部が訪れた。「今年も選挙がありますので、前回のようにローラー作戦のご協力をお願いします」。Aさんは「わかりました」とだけ答えた。

 連休明けから、連日60人が参加したローラー作戦も、今回は開始が1カ月遅れた。数も会員の半分、40社ほどにとどまりそうだ。回る先で、談合事件や、松岡前農水相の自殺など、政治とカネの問題を持ち出されることも多い。

 Aさんは何かしらの理由をつけて、断るつもりでいる。「この6年で建設会社がどれだけ廃業したか。結局、何もしてくれなかった。もうあほらしくて応援なんかしてられん。お灸(きゅう)を据えてやらな」。自身の「怒りの1票」はだれに投じるか既に決めている。

 ■18年前は・・・

 リクルート事件 リクルート社のグループ企業の値上がり確実な未公開株が、政財官界にわいろとして譲渡されていたとして、東京地検特捜部は89年、同社の江副浩正元会長やNTT元会長、藤波孝生元官房長官ら12人を起訴した。立件されなかったが、当時の竹下登首相や宮沢喜一蔵相、森喜朗元文相ら大物政治家にも株が渡っていたことが判明。同年4月、竹下首相が退陣表明した。その翌日に、首相の「金庫番」と言われた元秘書が自殺するなど、「政治とカネ」に対する国民の不信が一気に高まり、自民は惨敗。結党以来初の参院過半数割れとなった。

3477とはずがたり:2007/07/08(日) 23:36:07

風をよむ/下 働く人のため何をしてくれる
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000707070003
2007年07月07日

 大工やとび職などの建設労働者約8700人が加盟している県建設労働組合(徳島建労)が6月1日、アスティとくしまで定期大会を開いた。上部団体、全建総連本部関係者に続いて、来賓としてあいさつしたのは、参院選の立候補予定者やその秘書だった。

 徳島建労の有志は、89年、92年の参院選などで共産党の公認候補の後援会を組織した。辻秀昭委員長(66)は「そんな過去から、うちを共産党系の労組と思っている人も多いが、今は違う。来る者拒まずだ」と話す。数年前から、現職議員がいる党すべてに集会などの案内状を出している。

 4月の知事選では、飯泉知事から推薦依頼を受けた。40人が出席した執行委員会では、「4年前は対立候補だった」「実績が十分ではない」と反対意見も出たが、無党派を掲げ、各政党と等距離を置く姿勢に、30人以上が推薦を認めた。県内各地の支部を通じて、知事の後援会の案内を配った。

 だが、今回の参院選では、どの陣営も応援しない。辻委員長は「労働組合は政党支援団体じゃない。選挙で動いても見返りがないし、利用されるのは嫌だ」と言い切る。「めざすのは、政治家が無視できないようなまとまった浮動票。政治に左右されるのではなく、左右して、労働者を守りたい」
    ◇
 1989年の参院選は、保守王国・四国で自民候補が全敗した。徳島では元教師、乾晴美さん(72)が「連合の会」から立候補、社会党、民社党の推薦を受け、自民現職に圧勝した。その選挙戦で陣頭指揮を取ったのが、半年後の連合徳島結成を前に意気上がる労組関係者だった。

 乾さんは「草の根運動を支えてくれたのは知人や教え子だったが、選挙は素人。遊説ルート、事務所の運営など、労組の人が一から教えてくれた」と振り返る。

 流行語にもなった「マドンナ候補」。講演会を開くと、どこも人が押し寄せた。労組関係者は、分刻みのスケジュールを管理し、遅れそうな時はマイクで絶叫して、到着まで熱気を保ってくれた。増刷を重ねたポスターは刷り上がった日に張られた。真っ黒に日焼けした顔に、手を合わせて感謝したという。

 だが、乾さんは「今の連合と民主党の間には、かつてほどの一体感はない」と言う。「護憲を貫いてきた社会党と違って、民主党は改憲に肯定的な人も多い。もやもやしたものを胸に抱えて応援している労組の人も多いのでは」

3478とはずがたり:2007/07/08(日) 23:36:36
>>3477-3478
    ◇
 組合員3万7千人の連合徳島は、6月29日の地方委員会で、新会長に自治労出身の川越敏良さん(55)を選んだ。続く参院選勝利総決起集会では、推薦する民主新顔、中谷智司氏(38)を招き、「政治に無関心であっても無関係ではいられない。セールスマン経験があって生活の現場を知る彼は本物だ」と紹介した。

 結束力を生かした労組の選挙運動は短期決戦向き。公示まで1カ月、民主県連と連合徳島は臨戦態勢に入った。2千人を集めた鳴門市の集会で講演した評論家の田原総一朗さんは「国民は怒っている。民主に追い風が吹いているのは間違いない。でも、投票日が延びたことで、風がやむかもしれない」と警告した。

 会に参加した40代の県職員労働組合員は、中谷氏のマニフェストを見てつぶやいた。「労働者の文字がひと言もない。働く人のために何をしてくれるのか書いていない」。精密機械会社の労組員(54)の家には、「親族や近所に配って」と渡された中谷氏のリーフレット20部が残っている。「人にお勧めするほどの『商品』か自信がない」

 決戦を前に、川越会長は連合結成当時、よく言われた合言葉を思い出す。
 「大事なのは、顔合わせ、心合わせ、力合わせ」

 安倍首相が来県して美馬市の集会で3千人を動員した2日後の3日、民主党の小沢一郎代表が連合徳島の事務所を訪れた。川越会長らが「政権交代が視野に入ってきたと期待している」と言うと、小沢代表は「今の政治の陰の部分、地方は切り捨てられている。中小の地場産業もそう」と答えた。

 事務所を出て、記者から「徳島のカギを握るのは連合か」と聞かれた小沢氏の顔から笑顔が消えた。「そりゃそうですよ。まあ、頑張らなきゃいけないのは連合だけじゃないけどね」

 ■18年前は・・・

 連合の誕生 「与野党逆転」をめざす全日本民間労組連合会は89年、政治団体「連合の会」をつくり、社会、公明、民社、社民連(いずれも当時)の野党4党と連携して、参院選12選挙区で候補を擁立、11勝1敗と圧勝した。同年11月、官民労組が統一した組合員800万人の日本労働組合総連合会が発足。徳島でも翌月、鉄鋼、製紙など35単産199労組が結集した「連合徳島」(3万5千人)が生まれた。92年の参院選には、連合徳島初代事務局長の加藤高明氏が立候補したが、国連平和維持活動協力法(PKO協力法)をめぐって、社会、民社両党の足並みが乱れたこともあって敗れた。

 (このシリーズは志村英司、加藤順子、柳沢敦子、岡村夏樹が担当しました)

3479とはずがたり:2007/07/08(日) 23:39:08
>>3473-3479
07年 参院選<徳島県>風をよむ

3480とはずがたり:2007/07/08(日) 23:46:45
>>3467
渡部氏迄。相当自信あるのかね??
民主が負けたら相当すっきりしそうだけどw

<渡部恒三氏>参院選敗北なら「政界引退」 小沢氏同様に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070708-00000039-mai-pol
7月8日19時47分配信 毎日新聞

 民主党の渡部恒三最高顧問は8日、秋田市で開かれた同党推薦の参院選候補予定者の決起集会で「小沢一郎代表のみならず、私も参院選で(野党が)自公を上回る議席を取れなかったら辞める」と述べ、与党を過半数割れに追い込めなかった場合は小沢氏同様に政界を引退する考えを明らかにした。同時に「勝てる自信があるから言っている」と強調した。【馬場直子】
最終更新:7月8日19時49分

3481やおよろず:2007/07/08(日) 23:52:53
>>3472
ディベートに勝ったから、票になるというもんでもないですしね

3482とはずがたり:2007/07/08(日) 23:58:07
07参院選やまぐち
【組織はいま】
<上>創価学会
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000310707060001
2007年07月06日

 「まだ交渉中なんだろうな」。創価学会側のある出席者はそう思った。
 学会と公明党双方の県内の幹部が6月下旬、山口市内の創価学会山口文化会館で開いた「連絡協議会」。同党県本部は参院選山口選挙区(改選数1)で3選をめざす自民現職、林芳正氏(46)の陣営から推薦依頼を受けているが、その件は話題に上らなかったからだ。

 国政で自民と公明が連立を組んで約8年。「選挙区は自民。比例区は公明」という「自公協力」が、この参院選でも全国各地で進む。

 公明は5日、参院選選挙区に自民公認で立候補する6人を追加推薦した。自民への推薦はこれで27道県の28人となった。だが、林氏の名はまだ挙がらない。

 公明は今回の参院選で、比例区の現有8議席の確保を目標に掲げる。県内でも、05年衆院選比例区で得た12万5千票を上回る過去最高得票をめざしている。

 そのための「条件」が整えば、林氏を推薦する方向だ。選挙協力の具体的な態勢を提示するよう自民側に求めているが、協力の形は定まらないまま、公示が近づく。

 県内の学会幹部は、自民には県内に縁のある比例区立候補予定者が2人いることが、自民側の姿勢の一因とみる。

 その一人(もう一人は佐藤信二の婿で宗教票をバックに立つ阿達雅志)、再選をめざす宇部市出身の福島啓史郎氏(61)は「山口県は最重要区」と明言する。選挙期間中はほぼずっと県内で運動する構えだ。

 公明県本部代表の桝屋敬悟衆院議員(56)は「総理のおひざ元ということもある。自民が『比例は公明』と言えるグラウンドではないだろう」と語る。

 林氏は01年の選挙で圧勝した。「尻に火がついた状況なら、もっと『回答』も早いのだろうが……」と公明県本部幹部。5月に遊説で山口市に入った公明の太田代表も「山口のことは山口で話し合ってもらう」と述べるにとどめた。

 しかし、「政治とカネ」「年金問題」「支持率低下」「閣僚交代」……。安倍政権への打撃となる事態が相次いでいる。連立を組む公明にも影響が及びかねない。

 「自民に推薦を出して、どれだけ見返りがあるのか」「山口では自公連立でうちの票が伸びた実感はない」。桝屋代表は周辺から、そんな冷めた声を聞くという。

 「選挙区はどうしたらいい」。県本部幹部は最近、支持者から尋ねられると、こう答えている。「与党で過半数を取ることが大事だ」
(清水謙司)
      ◇
 12日の参院選公示まで1週間を切った。林氏のほか民主新顔の戸倉多香子氏(48)と共産新顔の吉田貞好氏(54)が選挙区への立候補を予定する県内でも、与野党の攻防が激しさを増している。宗教団体、農協、労組……。政党の支持組織の「いま」を報告する。

3483とはずがたり:2007/07/08(日) 23:58:22

07参院選やまぐち
【組織はいま】
<中>農協・漁協
2007年07月07日
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000310707070001

  2枚のポスターが、悩みを物語る。

 下関市伊崎町1丁目の県漁業協同組合。参院選比例区に自民公認で立候補を予定する2人がそれぞれ、安倍首相と並ぶポスターが張られている。

 一人は宇部市出身の元農水省局長で再選をめざす福島啓史郎氏(61)。もう一人は全国漁業協同組合連合会(全漁連)の独自候補で新顔の丸一芳訓(まるいちよしのり)氏(56)。

 全漁連は01年参院選では福島氏の初当選を後押しした。全漁連も含め、農林水産業の自民党支持団体が農水官僚出身の候補者を統一的に支援する態勢の一環だった。その態勢が今回は崩れた。

 漁獲高は減り、燃料費の高騰が重なる。農業でも耕作放棄地が増え続けている。組合員の高齢化と担い手不足は、漁協、農協共通の悩みだ。この際、現場の苦しみを知る人を国政へ――。

 04年参院選で農水省OBが約12万票しか獲得できずに落選したのをきっかけに、候補者を独自に擁立する機運が農業、漁業両団体に芽生えた。全漁連が福島氏ではなく、兵庫県淡路島の漁師の家に生まれた丸一氏を擁立したのも、その流れだ。

 困ったのは県漁協。全漁連が丸一氏を擁立する前から、県内の農林水産団体は一体となって福島氏を支えることを決めていたからだ。福島氏は郷土の出身で、県漁協の活動にも理解があり、袖にするわけにはいかない。しかし、全漁連との関係を損なうこともできない……。

 「こんな板挟みのところはほかにないでしょう」。県漁協の幹部は「メーンは福島さん」と言い切るものの「難しい立場」「難しいところだ」とも繰り返す。

 農協の政治組織、全国農政連も昨年5月、全国農協中央会専務理事だった山田俊男氏(60)を自前候補として推薦した。

 県農協中央会は、県漁協と同様、その前から福島氏を推すことを決めていた。都道府県の農協組織で唯一、福島氏を支援する立場となった。

 県農協中央会の幹部は「46対1。厳しい戦いになるが、山口県の農家が一丸となって支える。投票日が1週間延びたのは幸いだ」と力を込める。一方で、組合員数の減少を不安材料に挙げる。記録が残る89年度、正組合員は12万人いたが、06年度は10万人になった。

 福島氏の陣営の得票目標は全国で20万票。うち10万票以上を県内で得ることが再選の条件とみる。

 4日夜、宇部市の福島氏の事務所。秘書が公示後の予定を黒板に書き込んでいた。12日の公示日は宇部市で出陣式。その後、周南、岩国、萩、山口、下関……。選挙区の候補者のような日程で「決起大会」の予定が組まれている。

 後援会の入会申込書には、こんな文句が躍る。「山口県の発展のため働きます」
 (島津洋一郎、清水謙司)

3484とはずがたり:2007/07/08(日) 23:59:45
>>3482-3484
>林氏の父義郎氏(80)が会長を務めるサンデン交通(下関市)の労組は連合山口傘下。「比例は民主」だが、幹部は「選挙区は芳正さん」と言い切る。同じく義郎氏が会長で連合傘下の山口合同ガス(同市)の労組は自主投票だ。
やれやれ・・。

07参院選やまぐち
【組織はいま】
<中>労働組合 人員減、政治離れ悩み
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/yamaguchi/SEB200707080041.html
2007年07月08日

 6月19日、山口市内のホテルで開かれた民主党と連合山口との意見交換会。民主の小沢代表があいさつした。「郡部の農林水産業、中小零細の地場の方々が、小泉・安倍政権の下で一番見捨てられた」

 山口でもそう思う人は多いはずだと言って、小沢氏は山口選挙区(改選数1)で立候補する新顔、戸倉多香子氏(48)と握手した。

 だが、県内の複数の労組幹部は苦笑いする。「同じ1人区でも、小沢氏の地元の岩手とは事情が違う」

 朝日新聞社が1日に実施した世論調査では、安倍内閣の支持率は28%、不支持は48%だった。民主に追い風が吹く。

 その風は、山口に入ると弱まるようだ。とりわけ下関市は同選挙区で3選をめざす自民党の現職、林芳正氏(46)の地元。祖父から3代続く政治家の知名度は抜群だ。

 林氏の父義郎氏(80)が会長を務めるサンデン交通(下関市)の労組は連合山口傘下。「比例は民主」だが、幹部は「選挙区は芳正さん」と言い切る。同じく義郎氏が会長で連合傘下の山口合同ガス(同市)の労組は自主投票だ。

 「下関では何をしても無駄」と、ある労組幹部。「会社が仕事を受けることで、労働者も恩恵に浴してきた。そういうことだ」

 一方、県東部の衆院山口2区では民主の平岡秀夫氏(53)=比例中国ブロック=が足場を固めつつある。05年衆院選では自民の福田良彦氏(37)に敗れたものの588票差。「平岡氏の努力と連合の力が合わされば自民が盤石とは限らない」と県東部の連合山口関係者は意気込む。

 ただ、非正規雇用が増え、労組員は全国的に減少している。県内では昨年6月末現在で約10万8000人。10年前と比べ4万人減った。連合山口も、発足した89年の傘下組合員数は約8万8000人だったが、現在は約6万8000人に減っている。

 「しかも」と、約500人の組合員を抱える連合系労組幹部は語る。「組合員といっても若者は選挙に行かない。とにかく選挙に行けと、選挙管理委員会みたいに啓発している」

 約1万2000人が加盟する県労連も事情は同じだ。県労連は「特定の党や候補者を支持することはない」とするが、共産党と主張が重なる点が多い。同党は新顔の吉田貞好氏(54)を山口選挙区に擁立する。

 6月26日の夜。山口市中央4丁目の県労連会館3階で、参院選向けの「選挙学校」が開かれた。

 平和や格差の問題への考え方を示し、組合員の政治参加を促そうと県労連が初めて企画した学習会。今月5日までに県内九つの地域労連単位で開いた。幹部は「政治に関心がないからと選挙に行かない組合員が増えている」と開催の趣旨を説明する。

 連合山口と県労連と。抱える悩みは共通している。

3485とはずがたり:2007/07/09(月) 12:24:50
流石の島根県民も影の薄いのよりも亀井のお姫様に一票投じてしまうんちゃうのん??

参院のドン青木王国も崩壊危機 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet02032645/

 自民党への逆風がすさまじい参院選。ついに青木幹雄参院会長の地元・島根も「まさか」の展開になってきた。島根といえば、衆参の議席を自民が独占。保守の金城湯池だったが、現職の景山俊太郎参院議員(63=参院副幹事長)の3選に黄信号が点滅しているのだ。

「自民への逆風に加えて、国民新党の亀井久興幹事長の長女・亜紀子氏(42=民主推薦)の人気が急上昇中なんです。県西部の旧津和野藩主の家系で『お姫さま』と呼ばれていますが、愛称通りの華やかな雰囲気。学習院卒で通訳のキャリアもあり、4年間の政策秘書で経験も積んだ。演説も上手で、ビックリします。自民支援者からも『今回は亀井をやる』との声も出始め、陣営は『五分五分の戦い』と意気盛んです」(島根選挙事情通)

 先月30日には菅直人代表代行が島根入りして大票田の松江と出雲で街頭演説。「参院のドンの本丸を落とせば、自民敗北は必至。島根こそ天下分け目の参院選の象徴」と訴えて、島根を最重点区にすると宣言した。今後も大物国会議員を呼ぶ動きが活発になっている。

 景山は自殺した松岡農水相の姻戚関係というイメージダウンもある。自民がここを落とせば、政界地図はすべてオセロゲームのようにひっくり返る。

【2007年7月6日掲載記事】
[ 2007年7月9日10時00分 ]

3486いなばやま:2007/07/09(月) 13:46:36
7日(土)産経が全国的な情勢を書いていた、まぁ全国に特に九州に記者がいない新聞社
なので、共同か時事の受け売りか、もしくは政治ロゴ情報か、それにしても結構差をつけた書き方だったなぁ。

本日、「さおだけ」で有名になった山田氏の予想がアエラに
17年前から趣味で選挙予想をしてきて、的中率9割超!
といったいどんな予想をしているかと思いきや・・・正直がっかりです。
内容はともかく分析が・・・、この掲示板も見ているかもしれないのでこの辺で。

3487とはずがたり:2007/07/09(月) 13:58:51
自民優勢となってました?>産経

こんな所迄覗いてませんって(・∀・)。どんなんでした?>さおだけ屋
万が一来てて怒りの余り書き込んでくれるとか,ないかよね(笑)

3488いなばやま:2007/07/09(月) 17:32:16
>>3487
>自民優勢となってました?
んーなんとも言えないけど互角って感じかなぁ?

目を引いたのは東京が
保坂、山口、鈴木、丸川、大河原、川田、田村
の順番に書いてあったのと大分が
礒崎と矢野が接戦って言うところかな。
九州には拠点のない新聞社だからなぁ。

さおだけ屋は百聞は一見に如かずです。
トータルで見れば自民優勢の読みです。9割超の的中率ですから、はい。

3489名無しさん:2007/07/09(月) 18:01:30
サンデー毎日

■参院選で再編の幕が開く!!
週刊誌初! 「1万人」に電話大調査

「29」1人区は「自民当確5」の衝撃

▼「総理は辞めさせない」菅総務相は早くも官房長官気取り
▼山拓もソデにしていた小池防衛相の成り上がり力
▼新党日本〝解党騒動〟で田中康夫の次の一手
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/

三浦や森田や福岡や有馬あたりより信頼性がありそう

3490いなばやま:2007/07/09(月) 18:48:50
>>3489

サン毎入手、確かに宮川より信頼できるw

3491雑談居士@三浦と有馬はスルー:2007/07/09(月) 23:12:16
正確には「公明党・創価学会に土下座」でありましょう。情けねぇの一語に尽きますw
衛藤氏、10日に大分で自民、公明両党に謝罪
http://www.asahi.com/politics/update/TKY200707090410.html
参院選比例区に立候補する予定の自民党の衛藤晟一・前衆院議員が10日、党大分県連と公明党同県本部を訪ね、
謝罪と釈明をすることになった。自民党党紀委員会の笹川尭委員長が9日に明らかにした。
衛藤氏は3月、自民党復党にあたって出身地の大分県で活動しないとの確約書を党に提出していたにもかかわらず、
同氏の陣営が「公明党への配慮から足を踏み入れることを禁じられた」と訴える文書を同県内で配布したことに
公明党が反発していた。
衛藤氏は9日の自民党党紀委に「文章は勝手連が勝手に書き、(文章にある衛藤氏のサインは)転写したもの」
との弁明書を提出した。

3492名無しさん:2007/07/09(月) 23:30:10
<福本参院議員>広島選挙区から無所属出馬へ
7月9日22時26分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000133-mai-pol

 公明党に離党届を提出し、除名処分を受けた福本潤一参院議員(58)は9日、国会内で記者会見し、参院選広島選挙区から無所属で出馬する考えを表明した。「党を変えて比例代表で出馬するのは有権者から理解されない」と述べた。先月の離党会見では、民主党など野党から比例代表での出馬を検討する考えを示していた。

最終更新:7月9日22時26分

3493名無しさん:2007/07/10(火) 00:26:17
ニュース23
議席予測

毎日岸井 自民47±2 民主53±3 公明12±1 岸井は過半数維持ありうる。毎日新聞は過半数割れを見てる 

日経田勢 自民39 民主56 公明12

朝日の星 自民44±5 民主55±5(比例で相当とる。複数区健闘) 公明12(全部難しい)

岸井 今のままじゃ比例は相当差が開く

3494やおよろず:2007/07/10(火) 06:50:30
新党大地ムネオ代表「暴露発言?」岡山応援演説
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200707/10/soci207833.html

◆ 「平沼さんは姫井さんのことを心配している」 ◆

 新党大地の鈴木宗男代表(59)が9日、参院選岡山選挙区に出馬する民主党新人・姫井由美子氏(48)の応援に駆けつけ、同県和気町などで街頭演説した。

 松山千春の「大空と大地の中で」をバックミュージックに鈴木氏は、赤城農相の事務所費問題、久間前防衛相の「しょうがない」発言などにふれ「みんな役人上がりだからダメ。姫井さんような方が必要」と訴えた。

 岡山選挙区は自民現職で4選を目指す“参院のドン”片山虎之助氏(71)が優勢。
 自民党復党問題がこじれている無所属の平沼赳夫元経済産業相(67=衆院岡山3区)も片山氏を応援。
 姫井陣営は「姫の虎退治」というフレーズを前面に押し出して対抗している。

 しかし、鈴木氏はこの日の岡山入りについて「平沼さんから許可をもらって来た。姫井さんのことを大変心配しています」
 「平沼さんは“オレの腹は虎じゃない”と言っていました。“立場があるから、本心は言えないが”とも」などと有権者に説明した。

 これに対し、平沼氏の事務所は「ありえません。勝手に言われたこと。片山支持一本です」と否定したが、今後波紋を広げそうだ。

3495名無しさん:2007/07/10(火) 08:01:30
>長峯は、中山成彬の妻・恭子(首相補佐官)が比例選に出馬表明したことで、
>自民党から十分な支援が得られるか不透明になった公明党との選挙協力にも力を入れる。
>同党の木庭健太郎(比例選に出馬予定)に衆院3区で2万票を用意する代わりに、自分に協力してもらう算段だ。

長峯=公明ラインは機能するのかどうか?

<下>最後の戦い、政治生命かけ切々訴え
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/kikaku/074/3.htm

 6月30日夜、都城市で開かれた前参院議員の長峯基(66)の地元決起集会。衆院議員の中山成彬後援会幹部でもある都城市議が声を張り上げた。

 2001年の参院選で、県議だった小斉平敏文(57)(自民党現職)に自民党公認争いで敗れ、落選した長峯は「屈辱だった。悔しさは1日として忘れたことはない」と雪辱を誓い、今回が「最後の戦い」と出馬する。「保守系無所属」として当落の鍵を握るのが、自民票の取り込みだ。

 中山は小斉平の衆院1区選対本部長を務めるが、小斉平との間には隔たりがある。あるベテラン県議は「中山は、中選挙区時代に元衆院議員の小山長規(故人)と争った。小斉平は小山の秘書だったため、今もしこりが残っている。小斉平を担いだ前参院議員上杉光弘との関係も悪かった」と解説する。

 長峯は、1月の知事選で中山との距離が縮まった。自分と同じ都城市出身の自民党推薦候補ではなく、中山が擁立に動いたとされる元林野庁長官を支援したからだ。自民党推薦候補に肩入れした県議は「参院選で中山から支援を受ける貸し借りの構図ができていたはず」と話す。

 長峯は、中山成彬の妻・恭子(首相補佐官)が比例選に出馬表明したことで、自民党から十分な支援が得られるか不透明になった公明党との選挙協力にも力を入れる。同党の木庭健太郎(比例選に出馬予定)に衆院3区で2万票を用意する代わりに、自分に協力してもらう算段だ。

 「前回は小泉旋風に負けた。今回は年金問題の追い風が吹く。やれることはすべてやった」。長峯は自らを鼓舞する。

 「最後の戦い」に挑むのは長峯だけではない。6年前の参院選で17万票余りを得て次点だった元民放キャスターの東治男(62)も政治生命をかける。地元民放を退社して出馬した東は、落選後も後援会を解散せず、政治活動を続け、昨年7月から精力的に県内全域のあいさつ回りを始めた。

 「参院選に出る」。昨年11月中旬には、6年前に推薦を受けた民主、社民両党、連合宮崎に出馬する決意を伝えた。今回も推薦を得る保証はなかったため、「このままでは機を逸する」と、生き残りをかけての表明だった。

 連合宮崎などは結果的に、民主党県連前副代表の外山斎(31)を推薦。組織に頼らない選挙を戦うことになった東だが、逆に「しがらみのなさ」を強調し、草の根運動で支持の拡大を図る。念頭にあるのが、特定組織に頼らなかった東国原が、幅広い支持を集めて知事に当選した「東国原旋風」だ。陣営には東国原の選挙を手伝ったスタッフの顔ぶれも見られる。東は「東国原の県政を国政の場から支援したい」と力を込める。

 「弱肉強食の格差社会ではなく、共生の理念を根付かせたい」

 都知事選に出馬(落選)した建築家の黒川紀章が党首を務める共生新党から8日に公認を得た宮崎市の不動産会社社長・井野元裕(38)。出馬表明が6月29日と出遅れたが、独自の訴えで支持拡大を図る。

 政治生命をかけた必死の訴えを、有権者はどう受け止めるのか。戦いは12日に幕を開ける。(敬称略)

3496杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/10(火) 10:54:38
2chの諸派無所属スレで紹介されてたんですが・・・・・

http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shijiritsu/20070707/q4-5.html
比例代表ではどの政党に投票する?

自民党          8.7%
民主党         34.6%
公明党          6.8%
共産党          5.0%
社民党          3.1%
国民新党        1.0%
新党日本        0.3%
維新政党・新風     0.1%
9条ネット        0.1%
共生新党        0.0%
女性党          1.1%
棄権する         0.6%
決めていない     13.2%
答えない・わからない 5.4%

女性党が国民新党上回ってるのKAYO!! Σ(゚ Д゚ ;) 「自公+国民新党」で過半数取れなきゃ女性党がキャスティングボード握るとかいう妄想が書き込まれてたけど、マジ現実になるんじゃ洒落にもなりゃしない。
#ハンセン病の宿泊拒否の落とし前つけろよな>女性党

3497とはずがたり:2007/07/10(火) 16:51:18
>>3496
自民党 28.7%ですよね。
まだ日本人自民党の支持率が10%を切る程には開明的ではないなw

北海道は大丈夫だ。

民主24%、好調を維持 比例投票先、自民17%(07/09 18:37)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/36967.html?_nva=16

 共同通信社は7、8日の両日、29日投開票の参院選に向けて有権者の意識動向を探るため、全国電話世論調査(第3回トレンド調査)を実施した。比例代表で投票する政党や候補者を民主党と回答した人は24・6%でトップ、第2回調査(6月30、7月1両日)に比べて0・1ポイント増で、民主党は好調を維持している。自民党は17・6%で前回調査より0・3ポイント減らし、両党の差はわずかながら広がった。

 安倍内閣の支持率は30・1%で、前回調査より1・9ポイント減らし、昨年9月の内閣発足以来の最低をさらに更新。不支持は0・7ポイント増の58・8%で過去最高となった。

 年金記録不備問題で政府の対応策が有権者の理解を十分得られていないことや、赤城徳彦農相の事務所費問題浮上で「政治とカネ」があらためてクローズアップされるなど、自民党や安倍政権への世論の風当たりが依然厳しいことが浮き彫りになった。

3498二階席:2007/07/10(火) 18:35:23
>>3497
>自民党 28.7%ですよね。
>まだ日本人自民党の支持率が10%を切る程には開明的ではないなw

だろうと思って反応しませんでした。。。
>>3496 杉山氏
自分も細かい間違いを良くしでかすのであまり言えないが、
8.7と28.7じゃあ違いすぎ(ToT)/~~~

北海道は大丈夫でしょう、きっと。

7/1公明が大通公園で騒いでましたが、花フェスタ最終日で
市民からは白い眼で見られていました。

国民新党の伊達さんが地味〜に、拡声器から出る声も小さめにして
有権者と握手する姿とは対照的でした。公明、はしゃぎすぎ。

民主の小川氏もいたけど、フェスタの邪魔にならない程度だったと
記憶しております。

大地の郡部ローラー作戦が功を奏せば、伊達陥落ということで。。。

3499名無しさん:2007/07/10(火) 22:05:57
サンデー毎日を見たがさまざま問題が出た後の調査と言う割には一人区で民主党が伸びていない印象だな
もう後一押し党自体に何か魅力があればいいのだが
今のところ与党優勢11、野党優勢6、互角12というところだがいくら比例区や三人区以上で優勢とはいえ半分は取らないと今後を考えるときつい

3500やおよろず:2007/07/11(水) 04:17:47
国民新、富山で野党候補推薦へ 民主との共闘強化
http://www.asahi.com/politics/update/0711/TKY200707100476.html

国民新党は10日、参院選富山選挙区で民主、社民両党が推薦する
無所属新顔の森田高氏(39)を推薦する方針を固めた。

3501やおよろず:2007/07/11(水) 04:28:35
首相はオタクの聖地・秋葉原=小沢氏は山村で−好対照の第一声・参院選公示日
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007071001036

 12日の参院選公示日に各党党首が第一声を上げる場所が10日、分かった。
 安倍晋三首相(自民党総裁)はアニメなど「オタク」文化の聖地の東京・秋葉原の街頭に立ち、民主党の小沢一郎代表は山間部の岡山県新庄村を選び、対照的な遊説のスタートとなる。
 年金問題や閣僚失言などで逆風にさらされる首相は、マルチメディア最先端の街でもある秋葉原に足を運び、若者に向けて支持を訴える。
 参院選のカギを握る無党派層の取り込みが狙いとみられる。
 対する小沢氏は、「選挙運動は川上(郡部)から」の持論通り、西日本の山村に飛び、地方重視の姿勢をアピールする。
 公明党の太田昭宏代表は名古屋駅前で演説する。
 愛知選挙区で同党公認候補が自民、民主両党の候補と激戦を演じているため、愛知入りを決めた。
 共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首はそれぞれJR新宿駅の西口と東南口。
 「自・民対決」で埋没が懸念される両党は、群衆が行き交う有数の繁華街で存在をアピールする。
 国民新党の綿貫民輔代表は東京・有楽町でのろしを上げる。
 新党日本の田中康夫代表も都内で行う方向で調整している。

=========

東京で街頭演説やる効果は薄いだろうな

3502とはずがたり:2007/07/11(水) 05:31:35
さあ参院選、道議地元へ 与党“酒気帯び”で失速 野党、思わぬ敵失に勢い(07/10 08:52)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/37033.html?_nva=6

 第2回定例道議会最終日の9日、自民党の伊達忠応(ただまさ)道議が正式に議員辞職し、伊達氏の酒気帯び運転問題は表向き決着した。ただ、12日公示の参院選を目前に、自民党道議らは完全に出ばなをくじかれた格好。逆に民主党など野党側は思わぬ「敵失」にほくそ笑む。定例会を終え、参院選応援のためにそれぞれの地元に散っていく道議たちの表情は、与野党でくっきりと明暗が分かれた。

 伊達氏が人目を避けるように道議会を訪れたのは九日午前八時前。自民党・道民会議の原田裕議員会長に付き添われ、議会事務局に辞職願を提出。同僚議員への謝罪のメッセージを原田氏に託すと、足早に立ち去った。

 「皆さまにご心配、ご迷惑をかけて、本当に申し訳ない」。会派の総会で、忠応氏に代わり謝罪したのは、参院選道選挙区で再選を目指す父、伊達忠一氏だった。選挙への協力要請を長々と展開する余裕はなく、わずか三分間のあいさつで退席。残された自民党道議の間には、しらけムードが漂った。

 自民党道連や忠一氏に対する突き上げはなかったが、ある有力道議は「話題にするのもばからしいからだ」と吐き捨てるように言った。それでなくても、統一地方選の選挙疲れから、道議や保守系市町村議の動きはもともと鈍い。古参道議の一人は「この不祥事が、地方議員の『サボり』を決め込む口実にならなければいいが」と、危機感をあらわにした。

 三選を目指す現職小川勝也氏を公認する民主党からは、忠一氏の監督責任を問う声が出た。ある中堅道議は「自身の公設秘書をやっていた時の不祥事で、『知らなかった』では済まされない」と断じる。

 ただ、ネガティブキャンペーンを大々的に展開することには慎重で、民主党北海道の佐野法充幹事長は「われわれは粛々と自分たちの選挙をやる」と静観の構え。小川陣営幹部は「自民党の自滅だ。攻撃するまでもなく、有権者はしかるべき判断をする」と、余裕の表情すら浮かべて語った。

 「極めて残念。政治家としてあってはならないことだ」。高橋はるみ知事は道議会終了後の記者会見で、忠応氏の酒気帯び運転について遺憾の意を示した。

 ただ、知事は、四月の知事選で、自民・公明両党の推薦を受けており、「忠一さんにはいろいろな面で北海道の立場で尽力いただいている。参院選では公務に支障が出ない限り応援したい」と明言。長男の不祥事を理由に応援を取りやめる考えはないことを強調した。

 一方、公明党も伊達氏を引き続き推薦していく考えだ。ただ、同党北海道本部の森成之幹事長は、参院選への影響について「忠応氏の辞職は当たり前のことで、自民党には少なからず悪い影響がある」との見通しを示した。

選挙:参院選 知事「自公候補要請あれば支援」 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070710ddlk01010250000c.html

 高橋はるみ知事は9日の会見で参院選への対応を問われたのに対し、自民党公認で道選挙区(改選数2)に立候補する現職の伊達忠一氏と、公明党から比例代表に立候補し道内と東北を中心に戦う現職の渡辺孝男氏を要請があれば支援する考えを示した。

 高橋知事は4月の知事選で自民と公明の推薦を受けて再選を果たしており、「お返しをしなければならない」と述べた。伊達氏については参院経済産業委員長を務めていることを挙げ、北海道の経済再建への期待を寄せた。【去石信一】
毎日新聞 2007年7月10日

3503とはずがたり:2007/07/11(水) 05:32:44
揺れる2人区:07参院選・北海道/上 強まる逆風 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070710hog00m010007000c.html

 ◇身内の不祥事に焦り−−与党

 「私事ですが、ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」。参院選(29日投票)の公示を5日後に控えた7日、自民党現職の伊達忠一氏(68)は札幌市南区のホテルで開いた同区総決起集会で頭を下げると、慌ただしく別の集会へ移動した。

 4月の道議選で当選したばかりの長男忠応(ただまさ)氏(34)が昨年10月に酒気帯び運転で違反切符を切られていたことが発覚し辞職。年金記録漏れ問題などで与党に逆風が吹く中、身内の不祥事は伊達氏陣営に強い衝撃を与えた。

 忠応氏は検挙当時、伊達氏の公設秘書だった。先週末、札幌に戻って対応に追われた自民党町村派の町村信孝会長は「免停になったのは知っていたが、飲酒でつかまったとは聞いてなかった」と釈明する伊達氏を「何やってるんだ」と怒鳴りつけた。

■「無風」のはずが

 道選挙区は過去3回、自民、民主が1議席ずつ分け合う「指定席」化が進み、新党大地副代表の多原香里氏(34)が民主推薦の無所属で出馬することが決まっても「あおりを食うのは民主の現職」とみる余裕も自民党道連内にはあった。4月の知事選では与党の推した高橋はるみ知事が173万票の大量得票で圧勝。参院選も安泰と思っていただけに、情勢の一変に戸惑いと焦りが募る。

 伊達氏自身への不満も道連内にくすぶる。伊達氏が初当選した6年前に獲得した98万票は「小泉ブーム」の猛烈な追い風が吹いた結果。しかし、その後も全道的な後援会組織を育てられず、強固な支持団体も持たない伊達氏には地方の党員から「6年間、一度も顔を見ていない」など活動不足を批判する声が強い。統一地方選後、道経済界の一部が自民党の武部勤前幹事長に候補の差し替えを求める動きもあった。

 「もう伊達個人の選挙じゃない。北海道における自民党の命運をかけた戦いだ」。道連幹部は「党の危機」を訴え、引き締めを図る。

 5日朝に東京都内で開かれた道内選出国会議員による緊急代議士会では、衆院小選挙区の支部ごとに道議や市町村議をフル稼働させて組織選挙を展開することを確認した。ただ、4月の統一地方選で現職道議11人が落選。札幌市議会でも最大会派の座から転落するなど、自民党の足腰は弱っている。

■公明にも陳謝

 「選挙本番を前に、大変ご迷惑をおかけしました」。9日昼、道議会の公明党控え室を自民党道連の今津寛会長ら4人が訪ね、忠応氏の辞職問題で陳謝した。公明党は伊達氏を推薦しており、稲津久・道本部代表は「極めて遺憾」と苦言を呈しつつ「選挙はしっかり対応したい」と語った。

 道内30万といわれる公明党の支持母体・創価学会の組織票。伊達氏陣営の期待は大きいが、公明党は伊達氏支援とのバーターで比例代表の現職候補、渡辺孝男氏(57)への選挙協力を求める。しかし、自民党の支持団体は「建設業界も商工会議所もそれぞれ比例候補を抱え、きっちり票を回せるところがない」(経済団体幹部)のが実情。それでも公明党は「与野党逆転阻止」を掲げ協力態勢をとるが、学会からは忠応氏の問題などに不満の声も漏れる。【真野森作】
     ◇
 12日の参院選公示を前に、道選挙区の2議席を争う与野党の現状を報告する。

毎日新聞 2007年7月10日

3504とはずがたり:2007/07/11(水) 05:40:42
<4>影響力維持
動かぬ国民新、2陣営を翻弄 讀賣富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/4.htm

 「個人的には応援しているよ」。ほろ酔いで上機嫌の国民新党代表、綿貫民輔(80)がにこやかに言うと、国会議員、大学も後輩にあたる自民の参院議員野上浩太郎は、ひたすらかしこまっていた。

 2006年2月中旬、富山市桜木町の飲食店で開かれた、綿貫ら慶応大学OBの宴席に、同じくOBの野上が呼び出された。綿貫は前年の衆院選で、46年間在籍した自民を離党したばかり。参院選まで1年半あったが、綿貫は野上にこう言っていたという。

 綿貫はその後、公の場で「自民党にこれ以上力を付けさせる必要はない」と反自民の姿勢を明示する。こうした発言を、砺波地方のある市議は、「綿貫さんは心から自民党を憎んではいない。党人、公人としての態度」と解説する。

 私人と公人の両面を使い分けるやり方は、参院選富山選挙区(改選定数1)に立候補予定の野上と、国民新への支援要請をしている民主、社民推薦の森田高の両陣営を翻弄(ほんろう)する。

 森田陣営は、出馬表明から半年たっても、支援要請に回答がないことをいぶかしむが、綿貫の反自民発言を「ありがたい」(社民県議・菅沢裕明)と受け取る。

 逆に、野上陣営は、「いつ向こうに動いてもおかしくない」(自民県議)と警戒するが、森田支援と「反野上」を明確に表明しないことに安心している。

 国民新は、参院選後の政界再編に向け、決定権を握ろうとする思惑もある。「『カード』は切らないから効果がある。綿貫さんは、自分自身がカードと分かっている」

 県議の一人はこう指摘して、自民県連に決定的な決別をしない一方、国民新党代表として民主、社民にも配慮し、県内の与野党双方に影響力を維持し、いざというときに、どちらにも動ける戦略、と説明する。

 綿貫は、野上も森田も関係ない比例選では、党の議席増を狙い、国民新への投票を呼びかける。県西部の自民県議は、2005年衆院選の比例選で、国民新が県内で約11万票を得たことから、「5万票以上は固い」と見る。

 だが、綿貫が県内で積極的に比例選の活動をする様子は見られない。県内党員も約5000人いるとみられるが、組織も未発達で、27日に党本部で開かれた会見で、綿貫は、県内での比例獲得目標数も「分かりません」と言葉を濁した。

 綿貫が、建設大臣などの経歴を通じ、情熱を注いできた「東海北陸自動車道」が今年度、全線開通する。綿貫は「私の大きなモニュメントがまた一つできる」と笑うが、ある南砺市議は、「綿貫さんだって、自民に戻って開通式に臨みたいだろう」と推測する。

 さらに、「今回の参院選は、綿貫さんにとっても正念場」と語る。政局の読み間違えは、築き上げた地盤や信頼を揺るがすばかりか、今後の発言力に悪影響を及ぼしかねないからだ。

 政党、候補予定者、そしてベテラン政治家が、それぞれの思惑で動き始めている。(敬称略、おわり)
     ◇
 この連載は、米川丈士、柳沢亨之が担当しました。

3505とはずがたり:2007/07/11(水) 05:41:29
【参院選2007 富山ニュース】
民主、国民新が支持訴え 郵政労組砺波で大会 立候補予定者ら出席
2007年7月7日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007070702030364.html

 全日本郵政労働組合北陸地方本部の定期地方大会が六日、砺波市のホテルであり、参院選で同本部が推す民主党や同党推薦の無所属、国民新党の立候補予定者らがそれぞれ支持を訴えた。

 民主からは比例代表で再選を目指す現職広野允士氏(64)と富山選挙区で社民からも推薦を受ける無所属新人の森田高氏(39)が出席。

 村井宗明県連代表は「すべてを官から民に移すのは国民のためにならない。私たちは地域にとって大切な郵政事業を皆さんと一緒に守る」と語気を強め、「民主と国民新は(郵政事業を守るという同じ)信念を持っている。綿貫さんは同志」と国民新との連携を強調した。

 一方、国民新は綿貫民輔代表と同党比例代表の新人青山丘氏(66)が出席。綿貫氏は「与党は議会制民主主義を冒涜(ぼうとく)し、政治を間違った方向に変えようとしている」と批判。「郵政の末端のサービスはすでにおろそかになり、地方切り捨ての象徴になりつつある。私たちなら流れを変えられる」と訴えた。

 富山選挙区をめぐっては、民主と社民が森田氏への支援を国民新に求めているが、綿貫氏は「白紙」と繰り返している。

 この日も双方が会場で顔をそろえる場面はなかったが、森田氏を含む同本部推薦候補者五人のポスターを見ながら綿貫氏が「全部当選させていただきますように」と呼び掛ける一幕もあった。

3506とはずがたり:2007/07/11(水) 05:42:50
揺れる1 自民・公明
2007年07月04日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707040001
組織固め着々と
「綿貫票」も気がかり

 6月30日午前9時すぎ。自民現職の野上浩太郎氏は、富山市内での国政報告会で参院選への決意を語っていた。約6時間前の同日午前2時46分に、改正国家公務員法が参院で可決、成立。その場にいた野上氏は午前6時50分羽田発、同7時50分富山着の飛行機で帰ってきた。ほとんど寝ていなかったが、疲れた様子を見せなかったという。

 国会での法案審議がすべて終わった先週末、立候補予定者の動きが本格化した。野上氏は同日と7月1日の2日間で、氷見市、富山市などの約40カ所を回り支持を訴えた。「後援会や支援団体など、要請があるところへは出来るだけ顔を出すよう、びっしりスケジュールを組んでいる」(陣営幹部)。

 野上氏は選挙期間中も、県議や地域の自治会長とともに支援者を訪れたり、企業へあいさつに回ったり、従来通りの票固めに奔走する。

 野上氏は国政選挙に初めて臨んだ01年、「小泉旋風」に乗って約34万票で圧勝した。だが今回は年金問題などで安倍内閣の支持率が低下し、逆風の中、「当然、前回のようにはいかない。厳しい選挙だ」と陣営は見る。

 県内に大きな影響力がある国民新党の綿貫民輔代表は選挙区で特定候補予定者の支持を明らかにしない。05年衆院選で自民の公認候補を抑え、約12万票を得た「綿貫票」はどう動くのかも、気がかりだ。

 富山県は自民の党員の組織率全国一を誇る。だからこそ「自民が負けるわけはないという気の緩みが怖い」(陣営幹部)という。野上氏の後援会事務所には、民主と社民の候補者の得票を合計すると、自民の候補者の得票を上回った04年の参院選結果を分析したチラシが置かれている。支持者らに危機感を持たせ、組織を引き締めるためだ。

 「綿貫票」が他の候補者に流れるのを防ぐ対策も立てた。衆院選で綿貫氏の選対本部長を務めた上田信雅県議を、今回、県西部の総括責任者にあてた。上田県議は「地区を預かる責任者になった。今回は野上さんを支援する」と言いきる。「綿貫さんは、衆院選のように地元をかき乱すようなことはもうしない。言わなくてもわかる」と話す。

 さらに、県内に約5万票を持つとされる公明からは推薦を得た。

 「選挙に変わった戦略や戦術はない」。県連の中川忠昭・政調会長は言う。「支援者に頼むしかない。その積み重ねが結果に出るんです」

  ◇  ◇  ◇
 12日に公示、29日に投開票される参院選。「年金」や「政治とカネ」の問題などが浮かび上がる中、各党は選挙戦をどう戦い、どう有権者に呼びかけるのか。各陣営の動きを追う。

3507とはずがたり:2007/07/11(水) 05:43:32
揺れる2 民主・社民
2007年07月05日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707050001
「共闘」は組織が個別に
保守票掘り起こしに力

 国会で民主党と同じ会派に属する田中真紀子衆院議員の講演が終わり、民主党の広野允士参院議員と、社民党の又市征治幹事長の代理として湊谷道夫県議が登壇した。6月24日、射水市での「森田たかしを励ます集い」。広野氏と又市氏は今回、参院選比例区に立候補する。湊谷県議は「(森田さん、広野さん、又市さん)3人4脚で勝利を目指したい」と、共闘態勢をアピールした。その様子を聞いた、ある民主党県連幹部は「何を言っているんだ」と鼻で笑った。

 民主、社民の両党は「野党共闘」をかかげ、無所属の統一候補として森田高氏を擁立。森田陣営には、両党の県議らが名前を連ね、街頭演説や集会で肩を並べる。医師として、医療や介護の問題を訴える森田氏に「いい候補者。演説もうまくなってきた」と陣営幹部は目を細める。

 比例区は、広野氏のほかに連合傘下の各労組出身の候補を抱える民主と、又市氏の再選に全力をそそぐ社民。森田氏への支援は、それぞれの組織が個別に行っている。

 もともと民主内部には公認候補を望む声が少なくなかった。04年参院選では民主現職に対し、社民が現職県議を擁立。野党側の共倒れに終わった。「1本の矢にはなれない」という声もあがる。

 護憲を訴える社民に、民主は憲法改正自体は否定しないなど、大きな政策的違いもある。「党の政策ビラも使えない。訴える分野が限られる」「無所属候補では、年金問題の追い風が受け止められないのではないか」。民主幹部からはそんな不安がもれる。

   ■   ■ 
 「私ども国民新党も志を同じくする者として、死力を尽くして戦って参りたいと思います」。6月中旬の森田氏の事務所開きで、1通の祝電が読み上げられた。送り主は国民新党副幹事長の糸川正晃衆院議員。同党の綿貫民輔代表の名前はなかったが、陣営幹部は「(綿貫さんは)少なくとも、後ろ向きでないということ」とほほえんだ。

   ■   ■
 01年参院選で、民主は社民、自由の両党とともに、当時の連合富山事務局長を推薦したが、完敗した。今回、保守票の掘り起こしに力を入れる。そのためには国民新党の協力が必要だ。

 「推薦なり、支持なり(綿貫氏の)錦の御旗があれば、保守層の心がゆれる」。民主は再三、党本部に綿貫氏とのトップ会談で応援の約束を取り付けてほしいと要請。だが公示間近になっても、綿貫氏は態度を明らかにしない。

 ある陣営幹部は「こちらからは、綿貫さんに頑張っている様子を伝えるだけ。どう動くかは向こうの判断」と話す。

3508とはずがたり:2007/07/11(水) 05:44:22
揺れる3 国民新党
2007年07月06日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707060001
選挙区さまよう郵政票
「以心伝心」と綿貫氏

 自民党県連の職種ごとの党員数をまとめた05年度の「職域支部党員数調」。「大樹呉西」の欄は「0」、「大樹の会呉東」は「103」。それぞれ04年度は「836」と「998」だった。

 「大樹呉西」「大樹の会呉東」はともに、全国特定郵便局長会OBらでつくる政治団体「大樹」の県レベルの組織だ。かつては自民党の有力な支援組織だったが、05年の郵政解散、総選挙を機に全国的に党員離れが進んだ。県内も同様で、06年12月31日現在の党員は100人だけになった。

   ◆   ◆   

 「郵政民営化に反対した。その恩義は忘れません」。自民党を離れた大樹呉西の本部長・上野徹さん(67)は言う。

 民営化は10月から始まる。集配局が再編され、無集配局の郵便局が増えれば、田舎の地域社会は崩壊するとの心配は今も残る。民営化は国民負担を強いることを、ぎりぎりまで主張したい。それを代弁してくれるのは、郵政民営化の見直しを公約に掲げる国民新党だと思っている。

 上野さんは、参院選でも国民新党を支援したい。同党代表の綿貫民輔衆院議員は6月10日、高岡市での講演で「比例は国民新党を」と呼びかけたが、選挙区は「以心伝心で投票に反映して頂ければありがたい」。

 選挙区はどうすればいいのか。悩むものの、党の代表である綿貫氏は全体のことを考える立場だと思う。「政治の世界の微妙な駆け引きもあるのだろう。うかつに地元のことに触れられないのも仕方ない」と考える。

   ◆   ◆   

 「国民新党がキャスチングボートを握ったら、今の自民党の暴走にブレーキをかけられる」

 6月27日夕方、綿貫氏の地元・南砺市井波。国民新党が全国を回って支援を求める横断リレーマラソンで、党公認の比例候補予定者が瑞泉寺へと続く石畳近くの広場に立ち、訴えた。

 綿貫氏の姿はない。それでも約100人が集まり、耳を傾けた。立ち止まる人が見られなかった同日の昼の富山市中心街とは大違いだ。

 「どれだけ来てくれるかと思ったけど、けっこう集まった」と綿貫氏の井波後援会長の山本秀夫さん(80)は言った。綿貫氏の秘書も「やっぱり井波」とつぶやいた。

 国民新党の県内組織は「県支部」と「衆院第3選挙区支部」の二つあり、党員は綿貫氏の後援会員らを中心に約7千人いる。その組織力は堅強だ。綿貫氏が選挙区での態度を鮮明にしなければ、どうなるのか。後援会幹部はいう。「比例区は国民新党を書き、選挙区は『以心伝心』という言葉を、それぞれが考えることでしょう」

3509とはずがたり:2007/07/11(水) 05:45:07
国民新党めぐり神経戦 参院選富山選挙区
2007年07月08日
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070708/5834.html

 参院選富山選挙区は12日の公示に向けた秒読みが進む中、綿貫民輔代表率いる国民新党の動向をめぐる神経戦の要素も色濃くなってきた。7日には県東部で同党初の支部「婦中支部」が設立され、前日には砺波市内で開かれた民主支援労組の大会で無所属新人候補の支援をにおわす綿貫氏の発言が「リップサービス」「事実上の支援表明」と憶測を呼んだ。綿貫氏が地盤とする県西部への影響力は依然大きいとされ、関係者は同氏の言動に神経をとがらせる。

 富山選挙区は自民党現職の野上浩太郎氏(40)=富山市堀川町=、共産党新人の泉野和之氏(50)=立山町野沢=、民主、社民両党推薦の無所属新人、森田高氏(39)=富山市吉作=の三氏が出馬を表明。うち、自民支持層への影響を懸念する野上氏陣営と、国民新との共闘を目指す森田氏陣営が綿貫氏の動向を注視する。

 国民新は、十七年の衆院選比例代表で県内では自民、民主に次ぐ十一万千百三票を獲得。加えて両陣営の念頭にあるのが、十六年の参院選富山選挙区の結果。自民は衆院富山1区、2区に当たる県東部の合計得票で民主候補と接戦を演じ、自民候補の地元である県西部の富山3区のリードで逃げ切った。その3区は今回も自民支持で固まることができるのか、年金記録不備問題などで自民が逆風にさらされているだけに、両陣営幹部とも綿貫氏の動向が「勝敗の鍵」の一つとみる。

 綿貫氏の地元、南砺、砺波両市には、自民党員にも熱心な綿貫氏支持者が多く、自民第3区選対幹部は「党を強調するとかえって反発を受ける」と、両地域での企業回りなどは抑え気味だ。公示後の個人演説会も地元弁士を中心にするなど、地域事情を考慮した戦略を描く。

 国民新との共闘を目指す森田氏陣営は、民主党本部を通じて綿貫氏へ働き掛けている。六日の全日本郵政労働組合北陸地方本部の定期大会では、民主関係者が会場を去った後に参列した綿貫氏が、会場に張られたポスターを見やり「全員の当選を」と述べた。森田氏のポスターもあり、「実質的な支援表明」との声が上がる一方、国民新党代表代行の亀井静香氏(広島)や幹事長の亀井久興氏(島根)がそれぞれの地元で民主との共闘態勢を築く中、党代表として同一歩調を示すため、党内事情を考慮した発言との見方もささやかれた。国民新党婦中支部長に就いた中川尚孝氏は「今の自民に不満を持つ保守層が増えている」と〝自民王国〟とされた県内の現状を指摘する。中川氏は自民の旧婦中町議。旧町内にも保守層の新たな政治的受け皿が必要と感じ、参院選が一つのタイミングとみて支部設立を綿貫氏に申し出た。

 国民新党は現在県内に県支部(高岡市昭和町)と第三選挙区支部(同)があり、いずれも支部長は綿貫氏。婦中支部は、綿貫氏の支持基盤がベースの既存支部と異なり、初めて地元の自発的な動きで設立された。

 自民、民主のこうしたせめぎ合いを共産の泉野氏陣営幹部は「憲法九条の問題一つを取っても国民新は自民と違いがない。多くの国民が気付き始めている」と指摘する。

 国民新党をめぐる攻防は、次の衆院選富山3区の戦いにも影響があるとみられ、県政界の勢力図を見据えた戦いにもなっている。

3510とはずがたり:2007/07/11(水) 05:49:31

>>3495
公明に触手を伸ばしましたか。当選後の松下を伴っての自民入りは濃厚って事ですかねぇ?これで小斉平の得票が減って寧ろ外山の勝機が強まったのではないでしょうかね??

>>3498
おお,二階席さんは北海道っすか?てっきり和歌山かと思ってましたが,俊博とは無関係なんですね〜。
国民新ではなく自民の伊達っすよね?
>>3495みたいに大地が比例を立てないのは裏で比例は公明もありという戦略かとも思いましたが,>>3502-3503辺りによるとあんな息子がいても一応不承不承公明は伊達を応援するようですね。。内実はどうなんでしょう。か。

>>3499
輿論調査するといつも民主の候補へ投票するというのが低めに出る事が多いですのでそれ程悲観する程の事でもないのやもしれません。

>>3500
やっとっすね。>>3504-3509にちょいと前の記事。
> 「個人的には応援しているよ」。ほろ酔いで上機嫌の国民新党代表、綿貫民輔(80)がにこやかに言うと、国会議員、大学も後輩にあたる自民の参院議員野上浩太郎は、ひたすらかしこまっていた。
> 2006年2月中旬、富山市桜木町の飲食店で開かれた、綿貫ら慶応大学OBの宴席に、同じくOBの野上が呼び出された。綿貫は前年の衆院選で、46年間在籍した自民を離党したばかり。参院選まで1年半あったが、綿貫は野上にこう言っていたという。
此処迄個人的には伝えちゃってるとなかなか野党の支援は難しかったか。
国民新党の党首をしてこれだから平沼や野呂田に野党候補支援を表明させるのは難しいですなぁ。。

3511二階席:2007/07/11(水) 07:27:17
>>3510おお,二階席さんは北海道っすか?

ちゃいますよ。北海道は旅行で立ち寄りました。

>>3510国民新ではなく自民の伊達っすよね?

そうですそうです。ほーら、杉山氏に指摘したそばから自分で間違えた。
しかも声の小さい国民新党の方は伊東秀子さん(元弁護士で社民?)
でした。あーあ、エラーだエラー。

3512やおよろず@拉致:2007/07/11(水) 07:59:41
>>3510
水面下で長峯と公明の協力があれば、外山は3位以下に転落すると思うんですが

3513名無しさん:2007/07/11(水) 10:35:12
宮崎は東がぐんぐん伸びて当選最有力よ
なぜかマスコミは有力候補にすら挙げてないところが多いが
知事選といいマスコミは宮崎にまともな取材体制を取ってるのかね

3514名無しさん:2007/07/11(水) 13:15:04
論談記事だけど


記  者  倶  楽  部

平成19年07月11日

 参院選の最大関心事は与野党の逆転があるのかないのか、自民は大敗するのかどうかだが、いわゆるプロは、もう一つの “敗け” に注目している。

「 自民対民主の闘いで陰に隠れているが、公明党の負けも大いにある。 へたをすると二桁を割る可能性すらある。 いま、引き締めに躍起になっているが、13議席はまず無理。 ということは、自公共倒れ、民主の大勝利か 」 (国会担当記者)
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/index.html

3515とはずがたり:2007/07/11(水) 16:26:07
川上優勢!

街頭戦術、民主に勢い 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071101.html

 民主党新人の川上義博が、年金問題などの逆風を受ける自民党現職の常田享詳を、やや上回る勢いで公示日を迎える。

 川上は「組織戦では勝てない」と、統一地方選終了後から連日二十―三十カ所で街頭演説を繰り返してきた。党や支援団体の連合鳥取、部落解放同盟や「川上党」と呼ばれる後援会とは別行動をとる。住宅街などで握手作戦も繰り広げ、前哨戦から本番さながらの活動を展開。「農政を語る会」なども開き、常田を推す農協の切り崩しにもかかる。

 常田陣営は、複数の幹部が「党の調査ではやや劣勢だ」と打ち明ける。国会開会中は有権者との接触が少なく、川上の地盤である県西部で苦戦している。二年前の衆院選で川上を破った赤沢亮正衆院議員(鳥取2区)が自身の選挙のように奮闘。県連会長の石破茂元防衛庁長官(鳥取1区)は県外への応援を原則辞退し、巻き返しに本腰を入れる。

 共産党新人の市谷尚三は、戦争で父を失った体験、改憲反対や格差是正などを訴え、有権者の心をつかむ作戦だ。(土井誠一)

国民新が急迫、混戦 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071102.html

 組織力で勝る自民党現職の景山俊太郎がリードを保つが、国民新党新人の亀井亜紀子が推薦を受ける民主党などの支持層に浸透し始めて急追。混戦模様となっている。

 景山陣営は、党の調査で「亀井急追」の情勢が伝わった六月下旬から一気に緊迫感を高めた。「『まさかの坂』にかかってきた。もう差はないかもしれない」。自民県連の浅野俊雄幹事長は集会などで繰り返し危機感をあおる。自民県議が各選挙区で街頭演説に立つなど、近年の国政選挙では異例の総力戦で前哨戦の追い込みをかける。建設業界など党の集票を担ってきた組織の動きも、勝敗に影響しそうだ。

 亀井は、連合島根の三十七産別のうち、二十一から推薦状が届くなど労組支持をまとめつつある。特定郵便局長OBらでつくる大樹全国会議県本部の推薦も得た。立候補表明からまだ約一カ月だが、景山陣営に対抗できる足場を築きつつある。女性支持者の勝手連も結成され、草の根の広がりも狙う。社民党も含めた「野党共闘」が機能し、年金問題などを追い風にできるかが、焦点となる。

 共産党新人の後藤勝彦は党の支持層を固め、年金問題や増税阻止などを訴えて無党派層の取り込みも狙う。(城戸収)

自民現職に民主「総力戦」 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071104.html

 知名度と経験を持つ自民党参院幹事長の現職片山虎之助を、民主党新人の姫井由美子が追う。これに共産党新人の植本完治が絡む。

 片山は国会閉会後、県北部を中心に街頭演説や集会を展開。「逆風の中での戦い」と位置付け、年金問題での政府の対応説明に時間を費やす。各地に張り巡らせた連絡事務所では、県選出国会議員や県議らが組織の引き締めを図っている。

 姫井は労組票固めを急ぐ一方、「与野党逆転で政治が変わる」と岡山、倉敷市を中心に無党派層への働き掛けも強める。今月に入って小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長が相次いで来援するなど、党として「総力戦」も印象づけている。

 植本は、改憲や定率減税廃止などへの批判を軸に訴えを展開。「改憲問題では自民も民主も違いがない」と主張し、存在感をアピールする。

 維新政党・新風新人の北川誠は自主憲法制定や道徳教育の充実など党の政策を強調。無所属新人の林福治は護憲を訴える。(加納優)

3516とはずがたり:2007/07/11(水) 16:45:42
三浦の東京選挙区の読みと同じようにあてにはならないだろうが。

安倍自民“橋本型”大敗…中村慶一郎氏“最後の予測”
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071103.html
「44議席がいいところ“宇野型”にならないだけマシ」

夕刊フジの当落予想記事に目をこらす中村氏(クリックで拡大)

 12日に公示される参院選で、国民新党公認で東京選挙区(改選5)から出馬する政治評論家、中村慶一郎氏(73)。古くは三木武夫元首相の秘書官を務めるなど、長年にわたり政治を見つめてきた目には、苦戦はまぬがれない自身の勝算はどう映っているのか。公示直前の10日、中村氏が評論家“最後の仕事”として、全国の選挙区情勢も含め徹底予測した。

 「今回は1998年の“橋本型”になる。つまり、自民は(当時の獲得議席である)44議席がいいところで、公明の13議席を合わせても与党過半数に届かない。89年の“宇野型”(36議席)にならないだけマシだ」

 中村氏は開口一番、「与党過半数割れ」と断言した。

 元読売新聞政治部記者で、三木元首相の秘書官、森喜朗内閣参与という経歴を持ち、その政局観には定評があっただけに、今回の出馬には「なぜ」の声がつきまとう。さらに当初、比例代表候補として発表されたが、急遽(きゅうきょ)、全国最激戦区ともいえる東京選挙区に変更。その理由をこう語る。

 「そもそも政界のイジメに堂々と対抗する心意気にほれ、昨年、国民新党に入党した。焦点を絞って本気で闘うには、東京選挙区こそ最高の戦場。比例の“その他大勢”は自分に合わない」

 自身の当落について水を向けると、10日発行の本紙予想を見ながら「私に印がついてないじゃない。私の実力を甘く見ちゃいかんよ」と笑顔でチクリ。「自民、民主とも2議席は無理。各1議席プラス公明で残り2議席。この争いは面白いよ」と自信ありげな表情をみせた。

 肝心の当落については明言しなかったものの、「川田さんの動きはどう?」と逆取材をかけるあたり、無所属新人の川田龍平氏(31)をライバルとみているのか。

 一方、全国の選挙区情勢だが、まず与野党の勝敗を決する29ある1人区については、「すべて小泉・安倍が置き去りにしてきた地方ばかり。小沢はそこをめがけて農業助成などのタマを投げ続けてきた」と分析し、「四国4県、福岡を除く九州全県は全滅でほかも厳しい。竹下・青木が築いた自民の牙城、島根ですら危ない。安泰なのは北陸3県(富山・石川・福井)だけ」。

 複数人区についても、「保守王国群馬で22日に行われる県知事選で自民推薦候補が敗れれば、自民崩壊の余波が大都市圏にも波及する」と見る。

 与野党の獲得議席数にもよるが、国民新党は参院選後のキャスチングボートを担う可能性があるといわれる。そのとき、議員として中村氏の名前はあるだろうか。

ZAKZAK 2007/07/11

3517やおよろず@予想:2007/07/11(水) 19:43:41
<1人区> 惜敗率ベース

民主系:■→岩手
民主系:●→三重・滋賀・奈良・沖縄
民主系:▲→山形・栃木・山梨・徳島・熊本・長崎・鹿児島
民主系:★→富山・石川・鳥取・島根・香川・高知・愛媛・佐賀
自民系:☆→秋田・岡山・大分
自民系:△→青森・福井・(宮崎=長峯)
自民系:○→和歌山・山口
自民系:◎→群馬

自民系:8(9)・民主系20


<複数区>

北海道:民自    静岡県:民自
宮城県:民自    愛知県:自民民
福島県:民自    岐阜県:自民
茨城県:自民    京都府:民共
新潟県:民民    大阪府:公民共
長野県:民自    兵庫県:民自
千葉県:民自民   広島県:民自
埼玉県:自民民   福岡県:民自
東京都:公民民自共
神奈川:自民公

自民15・民主23・公明3・共産3

<比例>

自民:13・民主:19・公明:8・共産:4・社民:2・日本:1・ 国民:1

自民36(37)・民主62・公明11・共産7・社民2・日本1・国民1

3518やおよろず:2007/07/11(水) 19:46:01
>>3516
徳島に三木系の人脈を持ってたりしないんですかね?

3519とはずがたり:2007/07/11(水) 21:44:11
>>3511
しっけい,寧ろ関西っすかね??
旅行で北海道いいっすね〜。

>>3512
外山には無党派と労組票と民主支持票が或る程度いくでしょから惨敗とはならないと思うんですけどどうでしょう?

>>3513
宮崎の方でしょうか?東が伸びてますか?県外にいるせいかあまりそういう実感はないですけど…。

>>3518
どうなんでしょうかね?国民新党から出てる時点で三木系とは接点が無くなってるのかも・・。

3520やおよろず:2007/07/11(水) 22:14:54
>>3519
中間情勢で2位を取ることが重要だと思いますね、宮崎の場合
2位の候補に反自民票が集中すると思いますから
2位をとったものが、1週間の票の動きで、本番で逆転すると見ています。

3521やおよろず:2007/07/12(木) 06:35:18
参院選きょう公示、国民新・大物続々青森入り
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070712t71027.htm

 参院選で国民新党は、元衆院議員で青森県津軽地域を地盤とする比例代表候補予定者の津島恭一氏(53)のてこ入れに懸命だ。
 公示前から党の大物議員が県内に応援に入り、支持を呼び掛ける。
 特定郵便局長OBらの政治団体「大樹」の動きも活発になっている。

 「地方が大変なんだと叫ぶことが日本を変える第一歩。政治に対する信頼が揺らいでおり、安倍晋三政権の政治に優しさはない」

 6月28日に行われた弘前市の事務所開きで、津島氏は声を張り上げた。
 2005年国会で郵政民営化関連法案に反対して自民党を離れ、直後の衆院選で落選。
 国政復帰への意欲は並々ならぬものがある。

 集まった約300人の中には、大樹の関係者が目立った。
 県内では大樹による後援会づくりが進んでおり、大樹青森県本部の岸智文本部長は「郵便局がなくなって困るという声は強く、勝算はある」と強調する。

 2月に行われた津島氏の新春を祝う会に綿貫民輔代表が出席しあいさつしたのをはじめ、亀井静香代表代行、亀井久興幹事長らも青森を訪れ、支持を訴えている。

 津島氏は「国民新党の(名前の)浸透度に不安は残るが、党勢拡大よりも自分の選挙という意識で進める」ときっぱり。
 青森県内だけで「20万票近く集めたい」と言う。

 秋田県からの支援もある。
 党秋田県支部は10日の常任委員会で、比例代表は津島氏を中心に支援することを決めた。
 県北、県中央に力点を置き、集会や電話作戦を展開する予定。
 国会で国民新党と同じ会派を組む元農相の野呂田芳成衆院議員(秋田2区)の支持者の動向も注目される。

 党本部が青森選挙区(改選数一)に立候補する民主党新人の平山幸司氏(37)の推薦を決めたことに、津島氏は「互いに協力できるかどうか、よく分からない」と語り戸惑いを見せる。
 国民新党は「自民よりも自民らしい性格の政党」(関係者)で、民主党にアレルギーを持つ支持者は少なくないからだ。

 民主党青森県連の今博幹事長は「国民新党から選挙区は平山、比例代表は津島で、と求められているが、民主も比例代表は組織候補がいるので、どれだけ(国民新党に)回るのかは分からない」と言葉を濁した。

2007年07月12日木曜日

3522とはずがたり:2007/07/12(木) 11:32:56
ポスター貼り報告:
午前11時前。茨城県つくば市妻木集落…ポスターは未だ自民と共産のみ。

>>3520
それはありそうですけど,公明に食い込むだけで長峯其処迄滲透しますかね?
結構公明って他党派を支援する場合最後の一週間に雪崩れ込む印象が強いんですけど。その方が高く売れて。

>>3521
野呂田も比例は津島ぐらいするんですかねぇ?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板