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近現代史綜合スレ

702名無しさん:2015/10/26(月) 22:49:17
>>701

「『偏った反日映画』とは、まったく思っていない」
 2020年に東京五輪を迎える。同じことを絶対、繰り返しちゃいけない。過去を忘れると、同じことを繰り返してしまいかねないと思う。戦争がいかにむごいか、僕たちに何をもたらすか。この作品は国境を超えた教訓になると僕は思う。日本がダメだという話ではない。

 この作品が「偏った反日映画」だとは、僕は一貫してまったく思っていない。むしろ逆です。原作の記述には異論があり、だから僕は懸念していました。でもアンジーは、映画は原作とは切り離して、ルーイの人生や強さに焦点を当てたいと言った。正直、日本人として見るのは心が痛い部分もありますが、日本が70年、戦争してこなかったことに対して、もっとプライドや自信を持つべきだと思う。あの戦争を乗り越えられているなら、受け入れられるはずだと僕は思う。ルーイも、乗り越えた時に初めてゆるすことができたんだと思う。

 米国の人たち、日本のことが大好きですよ。日本がその後、戦争していないことをみんな知っている。それゆえの敬意がある。日本を嫌いな人に会ったことないですよ。「シンドラーのリスト」を見てドイツを嫌いにならないでしょう。

 一方、この映画に出演したことで、ネットで僕は「反日」だと言われています。オヤジは在日コリアンから日本国籍を取得、母は日本人。つまり僕はハーフコリアンですが、日本人として生まれ、日本人として育ってきた。韓国語はまったくしゃべれないし、サッカーや野球の日韓戦では当たり前に日本を応援してきた。海外でプレーする時も日本人としてやってきた。僕は日本で活動し、ファンもたくさんいる。日本のことを悪く言うだけの映画だったら出るつもりはなかった。

「もうこれからは当たり前に世界の中の日本」
 日本の人たちにもこの作品を見てほしい。今年1月の放送映画批評家協会賞授賞式でも、隣に座っていたアンジーが「ルーイの人生を通して平和のメッセージが届けばいいね」って話していました。

 昨年6月、ロサンゼルスに拠点を移しました。日本向け、世界向け(と分けるの)じゃなくて、もうこれからは当たり前に世界の中の日本。それが音楽家としてあるべき姿だと思う。

 昨年末にNHK紅白歌合戦の出演が終わると、すぐに米ナッシュビルに飛び、(複数のミュージシャンで楽曲を作る)「ライティング・セッション」をやった。放送映画批評家協会賞授賞式では、以前日本で前座をやったことのあるジャレッド・レトに久しぶりに会い、「『アンブロークン』見た。すごいよかったよ〜」と言われました。ニューヨークではクリス・コーネルと会ったりして。米国ではグラミー賞受賞者など歴史を作ってきた人たちと会える機会が多くて、刺激を受ける。音楽家として、そういう環境に自分を置きたかった。


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