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近現代史綜合スレ

329名無しさん:2009/12/30(水) 12:39:16
>>328

 ◇北朝鮮、ミサイル発射
 北朝鮮は4月5日、長距離弾道ミサイルを発射した。1段目のブースターは日本海に落下、残りは秋田、岩手両県の上空を通過して太平洋に着水した。5月25日には2度目の核実験を実施。6月に国連安保理で追加制裁決議が採択され、国際的に孤立した。

 だが、北朝鮮が拘束した米記者の釈放を巡り、クリントン元米大統領が8月に訪朝したのを機に情勢は一転、韓国・現代グループ会長や温家宝中国首相の訪朝が続き、対話ムードが広がった。12月にボスワース米特別代表が訪朝し、米朝直接協議が行われたが、6カ国協議の再開確約には至らなかった。

 国内では金正日(キムジョンイル)総書記の三男正銀(ジョンウン)氏が後継候補として急浮上、偶像化が始まった。

 ◇COP15、新たな枠組みは来年以降に
 コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は12月19日、京都議定書に定めのない2013年以降の国際的な地球温暖化対策の方向性を示す政治合意「コペンハーゲン協定」を承認した。一部途上国の反対で採択は断念した。

 最大の焦点は、京都議定書を離脱した米国や削減義務を負わない中国などが参加する新しい枠組みづくりだったが、先進国と新興・途上国の対立が先鋭化する中、来年以降に先送りされた。協定には先進国は20年までの削減目標を来年2月1日以前に申告することや、新興・途上国も削減につながる行動計画をつくることが盛り込まれ、今後の枠組みづくりにつながる要素は残った。

 ◇家計を支援、高速1000円
 政府は09年、財政出動による景気刺激策を次々と打ち出した。1月に成立した08年度第2次補正予算では1人1万2000円、総額2兆円の定額給付金の配布を決めた。全国の高速道路では3月から、ETC(自動料金収受システム)搭載車を対象に土日祝日の料金を上限1000円とする割引を始めた。

 5月には総額13・9兆円の09年度第1次補正予算が成立。環境対応車(エコカー)の購入促進で最大25万円を補助する制度や、省エネ家電への買い替えを促進するエコポイント制度が導入された。

 新政権も12月、7・2兆円の経済対策を盛り込んだ09年度第2次補正予算案を決定。エコポイント制度など前政権の家計支援策を引き継ぐとともに、新たに住宅版エコポイント制度などを実施することを決めた。

 ◇若田さん・野口さん、長期滞在
 宇宙開発では節目となる出来事が続いた。

 7月には国際宇宙ステーション(ISS)に建設中の日本実験棟「きぼう」が完成。最後の取り付け作業は、日本人初のISS長期滞在員の若田光一宇宙飛行士が担当した。

 ISSに物資を運ぶ無人補給機「HTV」が9月、新型ロケットH2Bで打ち上げられ、無事任務を果たした。12月には野口聡一宇宙飛行士がロシアの宇宙船ソユーズでISSに向かい、約半年の長期滞在を始めた。

 ◇15歳未満の脳死臓器移植に道
 脳死からの臓器提供者の増加を目指して7月、改正臓器移植法が成立した。現行法では認められなかった15歳未満の子どもからも、家族の同意で提供可能になる。改正の背景には世界保健機関(WHO)が渡航移植を制限するとの見方もある。全面施行は来年7月。子どもの脳死判定や移植数増加に対応できる環境整備が進められている。

 ◇日本郵政めぐり大臣まで交代
 昨年12月の「かんぽの宿」売却先公表をきっかけに、日本郵政を巡る混乱が始まった。自公政権下、売却先選定が不透明だとして西川善文社長を責めた鳩山邦夫総務相は、閣内不一致のとがで更迭。郵政民営化見直しを掲げる新政権が誕生すると、今度は西川氏が辞任に追い込まれ、元大蔵事務次官の斎藤次郎社長が誕生した。

 ◇ウイグル自治区で大規模暴動
 中国・新疆ウイグル自治区ウルムチで7月5日、ウイグル族による大規模暴動が発生し、当局発表で約200人が死亡した。6月に広東省の工場で起きたウイグル族と漢族の乱闘がきっかけとされる。漢族が報復デモを行うなど民族対立が激化。胡錦濤国家主席はラクイラ・サミットの拡大会合をキャンセルして北京に戻った。


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