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2004年米国大統領選スレ

7022OS5:2024/05/18(土) 23:32:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7eea79cdc5882b636e9dbe2e0205dfc0d77415
バイデン氏、黒人票に照準 支持に陰り 米大統領選
5/18(土) 20:33配信
時事通信
17日、ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)は17日、ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で演説し、人種間の教育格差の是正に取り組む姿勢をアピールした。


 11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏にとって、黒人有権者は有力な支持基盤。最近の世論調査によると、その熱気には陰りが見える。

 バイデン氏は、公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」の関係者らを前に「自分はNAACPの終身会員だ」とあいさつ。17日が公立学校での人種分離を違憲とした1954年の最高裁判決から70年になるのを踏まえ、「黒人の歴史は米国の歴史だ」と訴えた。

 さらに「私たちは共に学ぶことで、より良く学べる。だから私の政権は、異なる背景を持つ生徒が共に学ぶための学校への資金援助を増やしている」などと強調した。

 バイデン氏が黒人票に照準を合わせるのは、2020年大統領選で勝利の原動力となった黒人層の「バイデン離れ」が広がっているからだ。米紙ワシントン・ポストなどの世論調査によれば、「絶対に投票に行く」という黒人有権者は62%で、20年の74%から12ポイント減った。

 また、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の4月の調査では、黒人男性の約30%と同女性の約11%が「間違いなく」か「恐らく」、トランプ前大統領(77)に投票すると回答。トランプ氏を支持する黒人有権者が増えている可能性が高いとみられている。

 南部ジョージアなど接戦州で、黒人票の行方は勝敗を大きく左右しかねない。このため、バイデン氏は19日、公民権運動を率いたキング牧師の母校でジョージア州の黒人大学の名門、モアハウス大学の卒業式で演説し、票固めを狙う。

7023OS5:2024/05/22(水) 17:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/d39d312dd5109d4f22b27ccf0646c90d131a3161
バイデン氏、地方行脚で黒人票など支持層固めに奔走 軍人票切り崩しも
5/22(水) 17:01配信

産経新聞
11月の米大統領選の世論調査

【ワシントン=坂本一之】民主党のバイデン大統領(81)は21日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2022年に署名して成立させた退役軍人の健康支援に関する法に基づき「約100万件の申請を承認した」と訴え、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領(77)が重視する軍人票の切り崩しを図った。本選での接戦が予想される中、勝敗を左右する接戦州だけでなく地方を行脚し支持層の票固めに奔走している。


バイデン氏は21日、近年の大統領選で民主党候補が優勢な東部の2州で遊説した。ニューハンプシャー州で退役軍人の有毒物質による健康被害を支援する政策の実績をアピールしたのに続き、マサチューセッツ州では「トランプは米国を導くためでなく仕返しのために出馬している」と主張し、その政治姿勢を非難した。

■世論調査でトランプ氏を下回る

ニューハンプシャー州は04年大統領選から民主党候補が連勝しているが、米メディアによると、20日発表の世論調査でバイデン氏に投票するとの回答は36・5%にとどまり、トランプ氏の36・6%を下回った。

接戦州で善戦しても、こうした州を取りこぼせば再選は遠のく。特にニューハンプシャー州は、民主党全国委員会が11月の本選に向けた党予備選の初戦地をバイデン氏の意向に沿って同州から変更したこともあり、これに反感を抱いた党員との関係は良好とはいえない。テコ入れは喫緊の課題だ。

また、バイデン氏が注力するのが、前回の20年大統領選で勝因の一つとなった黒人票の獲得だ。今月17日、首都ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で、有力な黒人団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」の幹部らを前に演説。「黒人の歴史は米国の歴史だ」と語り、教育格差の是正など黒人層に寄り添う姿勢を訴えた。

■黒人票の巡り切り崩しを狙う

バイデン陣営は現在、政権が進めるインターネット網や交通網などのインフラ整備を通した黒人の社会活躍の後押しもアピールし支持固めを図っている。

19日には南部ジョージア州を訪れ、歴史的に黒人の多いモアハウス大の卒業式で演説した。イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの交戦でパレスチナの民間人犠牲者が増え続けることへの抗議デモが学生の間で広がったことを踏まえ「あなたたちの声を聞くと約束する」と呼びかけた。

民主党の支持層である黒人票を巡っては、返り咲きを目指すトランプ氏が切り崩しを狙っており、バイデン氏が阻止できるかが焦点だ。FOXニュースが15日に報じた世論調査では、バイデン氏は黒人有権者の72%から支持を得ているものの、トランプ氏を制した前回の大統領選直前に記録した79%に届いていない。

7024OS5:2024/05/24(金) 16:40:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca3be9c409482c88bcee1dc9405da7adeeec4e3e
指名争い撤退のヘイリー氏、トランプ氏への投票を表明…「バイデン氏は破滅的だからトランプ氏に」
5/23(木) 10:42配信

読売新聞オンライン
トランプ前大統領に投票する方針を示したニッキー・ヘイリー元国連大使(22日、ワシントンで)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選の共和党指名候補争いから撤退したニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は22日、11月の本選でドナルド・トランプ前大統領(77)に投票する方針を示した。民主党のジョー・バイデン大統領(81)との戦いに向けて党内融和が課題となっているトランプ氏にとって追い風だ。

 ヘイリー氏は、ワシントンの政策研究機関「ハドソン研究所」の催しで、「トランプ氏は完璧ではないが、バイデン氏は破滅的だ。だからトランプ氏に投票する」と述べた。

 一方で、ヘイリー氏は「トランプ氏は、私に投票してくれた何百万もの人々が支持してくれると思い込むことなく、歩み寄るのが賢明だ」とも語り、党内穏健派に配慮するよう求めた。

 ヘイリー氏は3月に選挙戦から身を引いている。

7025OS5:2024/05/26(日) 09:36:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/d690c58b51d421d9c1051b65900c26d13c717422
ケネディ氏、保守層浸透図る 米大統領選、トランプ氏と争い
5/26(日) 7:09配信


時事通信
米大統領選候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏=4月24日、テキサス州ダラス(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、保守層への浸透を図っている。

 トランプ前大統領(共和党)との票争奪戦の様相を呈している。

 ケネディ氏は24日、ワシントンで開かれた「小さい政府」を主張する自由至上主義者の保守系小政党「リバタリアン党」の大会で演説。トランプ氏が在任中に実施した新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)や渡航制限を批判し、「米国がかつて経験したことがない、個人の自由に対する最大級の制限を取り仕切った」と主張した。

 ケネディ氏はさらに、米軍の機密情報を暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告について、トランプ氏が起訴を取り下げなかったと指摘。「報道の自由の侵害だ。政府の腐敗を暴いたアサンジ氏は英雄としてたたえられるべきだ」と訴えた。

 大会ではトランプ氏も25日に登壇する予定で、保守層の支持を奪い合う構図となった。会場を訪れたビル・ロスさん(68)は「ケネディ氏は腐敗した政府を一掃してくれるだろう」と期待感を示した。

 リバタリアン党が2020年の大統領選で擁立した候補の得票は、全米の投票数全体の約1.2%にとどまった。ただ、トランプ氏とバイデン大統領(民主党)が激しく競り合う激戦州では、ケネディ氏やリバタリアン党支持者の票の行方が勝負に決定的な影響を及ぼす可能性もある。

7026OS5:2024/05/26(日) 19:00:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ea9d664acbc9190aedd4190c4386957abe89ff
要職ちらつかせ、支持迫るトランプ氏に罵声 「第3の党」党大会
5/26(日) 15:30配信
毎日新聞
米リバタリアン党の党大会で演説するトランプ前大統領=首都ワシントンで2024年5月25日夜、西田進一郎撮影

 共和党のトランプ前大統領(77)は25日、小さな政府と個人の自由を最優先する政党「リバタリアン党」が、首都ワシントンのホテルで開いた党全国大会で演説した。同じ保守系だが、リバタリアン党員らはトランプ氏が在任中に実施した新型コロナウイルス対策などへの批判が強い。トランプ氏は閣僚への起用などを示しながら党として支持するよう迫ったが、激しいブーイングとヤジを浴びた。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 リバタリアン党は2大政党に次ぐ「第3党」だ。26日までの党大会で独自の正副大統領候補を決める予定で、それに先立ち他党の候補者らを演説に招待した。24日には無所属で立候補するロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が演説した。同党の大統領候補の得票率は2016年が約3.3%、20年は約1.2%。ただ、今回はトランプ氏と民主党のバイデン大統領による大接戦が予想される中、勝敗の鍵を握る激戦州ではわずかな票の動きが勝敗を左右するため、両陣営とも取り込みに力を入れている。

 会場は、リバタリアン党員らとトランプ氏支持者らが入り乱れて座り、トランプ氏が現れると、ブーイングと大歓声がぶつかる騒然とした雰囲気に包まれた。演説中は、トランプ氏の支持者が「We want Trump(トランプ氏が大統領になるのを求めている)」と連呼すると、リバタリアン党員らが連邦準備制度理事会(FRB)を廃止すべきだという意味の「End the Fed(FRBをなくせ)」と、声を合わせて遮るという応酬が繰り返された。

 トランプ氏は演説で、リバタリアン党は自分を指名候補にすべきだとし、大きなブーイングを浴びると「負けたければやるな。4年ごとに3%を取り続けろ」と言い放った。さらに「リバタリアン党が3%を獲得する目的は何だ?」と問いかけ、自身を支持すれば同党員を閣僚や政府高官に指名するとして「勝者になる時だ」などと呼びかけた。

 だが、ポストをちらつかせた支持要請にもヤジや罵声が飛び、トランプ氏の声が会場でも聞き取れなくなるほどだった。演説時間も約35分で、支持者集会では1時間を超える演説をすることが多いトランプ氏としては異例の短さだった。【ワシントン西田進一郎】

7027OS5:2024/05/26(日) 19:19:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/da827c2a5afe25a4ec3679135ccdba2bf7fdecb8
トランプ氏 支持拡大優先で政策を軌道修正 小政党との連携も
5/26(日) 15:28配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が支持拡大のため政策の軌道修正を図っている。移民問題や対中政策の強硬姿勢を売りにするトランプ氏だが、無党派層や民主党支持層の取り込みに向けて一部政策を軟化させた。自身を敵視する声がある小政党にも協力を呼び掛ける奇策を打ち出し、支持者獲得に躍起になっている。

トランプ氏は25日、政府の不介入を重視する小政党「リバタリアン(自由至上主義者)党」がワシントンで開いた党大会で演説し、大統領選での協力を求めた。

「腐敗した(政治)体制に対抗したいなら、選挙であなたたちの支持が必要だ」。トランプ氏は、民主党のバイデン大統領(81)を共通の敵と位置付け、自身への投票を呼び掛けた。

会場からはブーイングや非難の声が続いたが、トランプ氏は動じず、閣僚や政府高官をリバタリアン党から起用すると表明して共闘を呼びかけた。

トランプ氏は23日には、黒人やヒスパニック(中南米)系の市民が多いニューヨーク市サウスブロンクスで選挙集会を開き、「われわれは米国人として団結していく」と連帯を訴えた。黒人やヒスパニックは民主党の支持層で、バイデン氏がトランプ氏を破った前回の2020年大統領選で大きな役割を果たした。

トランプ氏は集会で、17年からの大統領在任中に黒人やヒスパニックの貧困を支えたなどと主張し、民主党支持層や無党派層の共感を誘うメッセージを発信した。

支持層以外から票獲得を図るトランプ氏の姿勢は、11月の本選に向けた共和党候補指名争いの初戦から現れていた。今年1月、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏は演説で、有権者の関心が高い治安問題に触れ「都市を再建し安全にする」と語り、民主党とも協力する方針を打ち出した。その際、民主党が強いニューヨークやロサンゼルスの都市名を挙げて治安を重視する姿勢をアピールした。

3月に党候補指名を確実にしたトランプ氏は、4月に大きな賭けに出た。同党が支持基盤にする宗教保守層が主張する人工妊娠中絶の「全国禁止」に、自身は反対する考えを示した。それまでは妊娠15週以降の中絶を全国的に禁じることを支持する考えを示唆してきたが、反発覚悟の大きな軌道修正だ。

米ピュー・リサーチ・センターが13日発表した世論調査は過半数の63%が中絶を合法としている。選挙戦で争点となる中絶問題で新たな支持者の獲得にかじを切った。

また、かねて大企業減税を重視してきたトランプ氏だが、現在は「労働者や家族に課せられる税金を大幅に引き下げる」と訴える。バイデン氏が重視する中間層や低所得層への対策で見劣りしないようアピールしている。

FOXニュースの大統領選の世論調査ではバイデン氏が追い上げを見せている。最新の調査でトランプ氏に投票すると答えた人は49%でバイデン氏がわずか1ポイント差に迫る。支持拡大を狙うトランプ氏が新たな軌道修正に踏み切るか注目が集まる。

7028OS5:2024/05/26(日) 20:46:28
https://www.sankei.com/article/20240525-PXAK5JYBNFJUNKNZ5NZGSA7HQU/
トランプ氏の副大統領候補にコットン議員が浮上 若手の保守強硬派、イラクで従軍経験も
2024/5/25 09:14
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、11月の大統領選で共和党の候補指名を確実にしたトランプ前大統領(77)が、選挙戦で二人三脚を組む副大統領候補に、党の若手ホープで保守強硬派のトム・コットン上院議員(47)を検討していると報じた。トランプ氏の考えを直接知る関係者3人の話だとしている。

コットン氏は南部アーカンソー州選出。外交・安全保障政策で「力による平和」を掲げるトランプ氏と関係が近く、トランプ前政権で国防長官や中央情報局(CIA)長官の候補に名前が挙がったことがある。イラクやアフガニスタンでの従軍経験もある。

トランプ氏は7月15〜18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる共和党大会の前に副大統領候補を決める考えを示している。(共同)

7029OS5:2024/05/27(月) 21:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/de156929522822c7f17a869c17a13b7b554f81c0
リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否
5/27(月) 17:50配信

毎日新聞
米リバタリアン党の大統領候補に指名されたチェース・オリバー氏=南部ジョージアで2022年10月16日、AP

 米国の保守系小政党「リバタリアン党」は26日、党の活動家であるチェース・オリバー氏(38)を11月の大統領選に向けた党候補に指名した。同党は党大会に、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)と、無所属で立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を招いていた。両氏は演説でリバタリアン党員らに支持を呼びかけたが

 オリバー氏は南部ジョージア州から連邦上下両院議員選にそれぞれ立候補した経験がある。2022年の上院選では、オリバー氏の得票により、民主、共和両党の候補者がいずれも過半数に届かず、決選投票にもつれ込む要因となった。

 リバタリアン党は、小さな政府と個人の自由を最優先とする政党。2大政党に続く「第3党」で、大統領候補の得票率は16年が約3・3%、20年は約1・2%にとどまる。

 ただ、今回の大統領選はトランプ氏と民主党のバイデン大統領(81)による大接戦が予想される。そのため、トランプ氏は25日の演説で、リバタリアン党員を閣僚や政府高官に指名する考えを示して自らを支持するよう呼びかけていた。

 リバタリアン党の主張は、共和党と重なる部分もある。しかし、リバタリアン党員らは、トランプ氏が大統領在任中に新型コロナウイルス対策で実施した行動制限や、大規模な財政出動による債務増大などを厳しく批判する。

 トランプ氏の演説時もやじなどが飛び交い、トランプ氏の熱狂的な支持者らとの間で言い合いやかけ声の応酬になる場面もあった。【ワシントン西田進一郎】

7030OS5:2024/05/31(金) 09:32:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e89838c5696f07bad22efcedcc8c297660812c
トランプ氏「有罪」で支持層に離反の可能性 激戦州での勝敗に影響で打撃大きく
5/31(金) 8:44配信
産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領に30日、東部ニューヨーク州地裁で「有罪」評決が下された。被告側が上訴する見通しのため最終的な刑の確定時期は不透明だが、刑事事件で有罪となった事実は重く、選挙戦でトランプ氏に不利に働く公算が大きい。

トランプ氏が大統領経験者として初の刑事訴追を受けた今回の事件は、大手メディアが法廷内のやり取りを詳細に報じるなど高い注目を集めた。トランプ氏はそれを逆手に取る形で連日、裁判所内で報道陣に裁判の不当性を訴え、支持層のつなぎ止めを図ってきた。

だが、米公共ラジオ(NPR)と公共放送(PBS)などが5月下旬に行った最新の世論調査によると、同氏が有罪となった場合、共和党支持層の10%と無党派層の11%が「トランプ氏に投票する可能性が下がる」と回答。ABCテレビなどが5月上旬に発表した調査では、求刑通りに重罪で有罪となれば、トランプ支持者の16%が「支持を再考する」、4%が「撤回する」とした。

民主党のバイデン大統領とトランプ氏が争う11月の本選では、民主、共和両党が競り合う東部ペンシルベニアや中西部ミシガン、西部アリゾナなど激戦7州の結果が勝敗を左右するとみられている。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査の集計(29日現在)では、7州平均でトランプ氏がバイデン氏を3・1ポイント差で上回っているが、差は縮小傾向にある。

そんな中、有罪評決を受けて実際にトランプ支持者の一部が離反すれば、トランプ氏への打撃は大きい。さらにトランプ氏は、2020年大統領選での敗北を覆すために公的手続きを妨害した罪など、より深刻な罪状で他にも3つの刑事事件を抱えており、これらの公判はさらなる追い打ちとなる可能性が高い。

7031OS5:2024/06/01(土) 16:12:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3ef1457eaa32a4efe72ac6645924dc56788430
米民主党、上院議員がまた離党 「国政は壊れている」
6/1(土) 14:12配信

毎日新聞
米連邦議会のジョー・マンチン上院議員=東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米連邦議会のジョー・マンチン上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は5月31日、民主党を離党すると表明した。党中道派の代表格だったが、「国政は壊れており、民主党も共和党も妥協点を見いだす意思がない」と批判した。2022年の中間選挙後、民主党の上院議員が離党するのは2人目。いずれも中道派として超党派協力を重視する議員で、急進左派の影響力が強まる党の現状に懸念を示していた。

【写真まとめ】トランプ氏の「不倫相手」

 マンチン氏は声明で「上院で2010年から活動してきたが、ウェストバージニアも米国も党派的な過激主義の中に放置されている。党よりも国を優先する姿勢を保つため、無党派となり、分別ある米国民の多数派のために闘い続けていくと決めた」と述べた。米メディアによると、上院の民主党会派にはとどまる。

 マンチン氏は25年1月に任期末を迎えるが、今年11月の上院選には出馬しないと表明している。無所属で大統領選に出馬することも検討したが、断念した。上院は民主系51議席(うち無所属4議席)、共和党49議席で、民主系が僅差で優勢な状況に変化はない。【ワシントン秋山信一】

7032OS5:2024/06/02(日) 11:58:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/da4c8f5f1162a09446edc7296ebaa9af6921cec6
支持率13%の衝撃・・・バイデン氏vsトランプ氏 一騎打ちに異変 存在感を増すケネディ家の異端児 行方を占う第三の勢力【アメリカ大統領選挙】
6/2(日) 7:02配信


TBS NEWS DIG Powered by JNN
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早々に「バイデン大統領VSトランプ前大統領」の再対決という構図が決まったアメリカ大統領選挙。今回の勝敗の鍵を握るのは「第三勢力」になるかもしれない。無所属で戦う「ケネディ家の異端児」が存在感を増している。(TBSワシントン支局長 樫元照幸)


■注目の「第三の候補」 ケネディ家の異端児

首都ワシントンで開かれていた小政党「リバタリアン党」の党大会には、トランプ前大統領とは別にもう1人「部外者」が参加した。無所属で大統領選に出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア候補(70)だ。リバタリアン党の候補者ではないが、招待を受けて演説を行い、民主党・共和党の双方を批判して大きな拍手があがる場面があった。

ケネディ候補はジョン・F・ケネディ元大統領の甥で、父親はロバート・ケネディ元司法長官という、アメリカ政界の「華麗なる一族」の1人だ。長年、公害問題に取り組む弁護士として活動し、民主党からの出馬を目指したが、去年10月に無所属での立候補に切り替えた。上半身裸で腕立て伏せをしている映像をSNSに投稿するなど、“若さ”もアピールしている。

主な主張は国の分断への批判と、慢性疾患の急増への警鐘で、「自閉症の増加の原因になっている」と主張して小児ワクチン接種に反対し、新型コロナウイルスの接種にも反対していることで知られている。また、「新型コロナは特定の人種を攻撃している」と主張したり、「報道機関はCIAに操られている」などと発言したりして、「陰謀論者」と評されることもある。”ケネディ家の異端児”とも呼ばれていて、きょうだいたちは選挙戦からの撤退を繰り返し求めているが、ケネディ候補は「私たちの一族は意見で対立しても、お互いの愛では一致している」と聞き入れる様子はない。

いったいどんな人が支持しているのか。4月下旬にニューヨーク州で開かれた集会を取材した。会場には高齢世代に限らず、600〜700人ほどの幅広い年齢の人が集まっていた。話を聞くと、2020年の選挙でバイデン氏に投票した人もいれば、トランプ氏に投票した人もいた。また、意図的に投票に行かなかった人もいて「私はバイデンもトランプも嫌だ。他の良い候補を探している」と話す人が何人もいた。そんな参加者を前にケネディ候補は「トランプ前大統領もバイデン大統領も問題に対処できる能力がない」「トランプ信奉者もバイデン信奉者も私の政策を見ればこの国に希望を持つようになる」と支持を訴え、会場は大きな歓声に包まれた。

7033OS5:2024/06/02(日) 11:59:11
■支持率13%の衝撃 始まった「ケネディ対策」

米NBCが今年4月に行った世論調査では、バイデン氏VSトランプ氏の「一騎打ち」の場合の支持率は「バイデン氏44%・トランプ氏46%」だったが、ケネディ氏を含むほかの候補を選択肢に加えると、「バイデン氏39%・トランプ氏37%・ケネディ氏13%」という調査結果になった。ケネディ氏がバイデン氏・トランプ氏の双方から支持を奪っている形だ。

ロイター通信が今年1月に行った調査では「バイデン氏とトランプ氏の戦いはもう見たくない」と答えた人が67%にのぼっていて、「別の候補」を求める人がケネディ氏支持に動いている様子が世論調査から見て取れる。

こうした事態に、バイデン陣営・トランプ陣営ともに「ケネディ対策」を始めた。トランプ氏はSNSに動画を投稿し「私がもし民主党員だったらバイデンではなくケネディ候補に投票しますね。彼こそが民主党らしい候補者です」と訴えた。バイデン支持層をケネディ支持に誘導することで、バイデン氏の得票を減らそうという狙いだ。

一方のバイデン陣営は「ケネディとトランプは同じ大口献金者に支えられている」といった情報を毎日のようにメールやSNSで発信し、民主党支持者のつなぎ止めに必死だ。ケネディ候補がリバタリアン党の党大会で演説した直後にも「今日のケネディ・ジュニアのスピーチは、自己陶酔の異様なもので、不評だった。彼への支持は無く、勝利への道もない」とのコメントを出していた。

■32年ぶりの「三つ巴の候補者討論会」実現なるか

バイデン氏とトランプ氏は6月27日と9月10日に候補者討論会を開催することで合意した。6月に開催されるのは異例の早さだ。そして米CNNが主催するこの討論会に、ケネディ氏が参加できるのかが注目されている。

参加資格を得るためには(1)指定の世論調査で15%以上の支持率を4回以上得るとともに、(2)270人の選挙人を獲得できるだけの州の出馬資格を得ること、が条件とされている。実は、ケネディ氏はすでに3つの世論調査で15%以上の支持率を獲得していて、(1)の条件クリアは見えてきた。(2)についてケネディ陣営は、5月27日時点で15の州(選挙人数201人)で出馬に必要な署名を集めたとしている。

冒頭に紹介したリバタリアン党の党大会では、党内の9人の候補者にトランプ氏とケネディ氏を加えた上で候補者選びが行われたが、結局は党の活動家のチェース・オリバー氏(38)が大統領候補に指名された。リバタリアン党はトランプ氏がぶら下げた「閣僚ポスト」という「アメ」には飛びつかなかった形だ。一方でケネディ氏が指名されれば上記の(2)の条件を一気にクリアするところだったが、これも実現しなかった。

ケネディ候補が討論会までの残り1か月間でさらに署名集めを進め、参加資格を得ることができるか。実現すれば1992年にロス・ペロー氏が参加して以来、32年ぶりの「三つ巴の候補者討論会」となる。

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7034OS5:2024/06/02(日) 13:43:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e310081cefe911f9f3ebf22e75e4a5708c742412
米大統領選に一定の打撃 分断社会、影響限定的の見方も トランプ氏に有罪評決〔深層探訪〕
6/2(日) 7:00配信


時事通信
バイデン米大統領(写真左)とトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領が、不倫口止め料不正処理事件で有罪評決を受けた。大統領経験者かつ11月の大統領選で共和党の指名が確定した候補が「罪人」となる前代未聞の事態。トランプ氏は控訴する構えだが、返り咲きへ一定のダメージは避けられない。一方、政治的分断が進んだ米国ではトランプ氏への賛否が既に定着しており、影響は限定的との見方もある。

 ◇支持率逆転
 「トランプ、全罪状で有罪」。30日夕、米メディアは刺激的な見出しで埋め尽くされた。トランプ氏は評決後、退廷するや否や「恥ずべき不正裁判だ」と記者団に怒りをぶちまけた。

 米マーケット大が先週公表した世論調査結果によると、大統領選に向けた両候補の支持率はトランプ氏が40%で、バイデン大統領の37%を上回る。だが、トランプ氏の有罪を想定した場合はバイデン氏が43%、トランプ氏が39%と逆転した。

 調査をまとめた同大のチャールズ・フランクリン教授(公共政策学)は「接戦のため、数ポイントの変化も短期的には意味を持つ」と指摘。共和党候補選びでヘイリー元国連大使に投票した20%前後の「反トランプ派」に触れ、有罪評決は「こうした層や無党派層が、バイデン氏に投票する契機となり得る」と話す。

 ◇司法不信で揺さぶり
 それでも、党派対立が固定化した現在の米国では、評決が有権者の動向を決定的に変えることはないとみる向きが多い。

 トランプ氏は有罪評決に備え、司法制度そのものに対する不信をあおってきた。選挙集会やSNSで「バイデンは政敵の選挙を妨害しようと、司法を武器に変えた」と強調。公判中には、共和党のジョンソン下院議長らが裁判所前に駆け付け、「偽りの裁判だ」と加勢した。

 戦略は奏功し、USAトゥデー紙が4〜5月に実施した世論調査では、裁判を「不公平」とする回答がトランプ氏支持層で85%に上った。バイデン氏支持層は11%で、党派色は鮮明だ。有罪評決にトランプ氏支持者の怒りは沸騰し、同氏の選挙献金サイトが一時ダウンするほどアクセスが殺到した。

 ◇直接対決へ
 バイデン氏は評決を歓迎しながらも、「政治介入」のそしりを懸念し、慎重な対応に徹した。陣営は30日の声明で「法の上に立つ者はいないことが明らかになった」と法の支配を強調。一方、有罪でも大統領選への立候補が妨げられないことから、「トランプを大統領執務室から締め出す方法は投票しかない」と引き締めを図った。

 トランプ氏は口止め料事件以外にも、2020年大統領選の敗北を覆そうとした事件や、機密文書を不正に保管・隠蔽(いんぺい)した事件など3件で起訴されている。ただ、「大統領在任中の行為に関しては訴追されない」とする同氏の主張について、連邦最高裁が審理中。大統領選前に判決を迎えるのは、今回が最初で最後となる可能性が高い。

 史上初めて「有罪」の烙印(らくいん)を押された前大統領は、出廷の制約を当面離れ、選挙活動の本格的再開を目指す。「真の評決は(大統領選当日の)11月5日に下される」。そう語ったトランプ氏は6月27日、バイデン氏とテレビ討論会で初の直接対決に臨む。(ワシントン時事)

7035OS5:2024/06/05(水) 23:40:56
https://www.sankei.com/article/20240605-J6IXO4ZULVMGXOU3QAUXIOXDNI/
バイデン氏、不法移民抑制へ大統領令 「国境管理を強化」大統領選の最大争点で成果狙う
2024/6/5 08:40
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は4日、南部メキシコ国境でビザ(査証)などの正規資格を持たない不法入国者が一定数を超した場合、難民申請の受理を停止して国境を一時的に〝閉鎖〟することを柱とする大統領令に署名した。11月の大統領選で最大の争点となっている不法移民問題での取り組みをアピールする狙いがある。バイデン氏は同日の演説で、大統領令によって「国境管理を強化できる」と語った。

難民の法的地位に関する「難民条約」に基づく現行法では、越境時に拘束された不法入国者が難民申請の審査を申し立てれば、原則として審査結果が出るまで国内にとどまることができる。しかし近年は不法入国の急増で審査期間が長期化し、不法移民が実質的に野放しになっていた。国境地帯で拘束された不法入国者は2023年だけで約250万人に上る。

今回の大統領令は、1日当たりの拘束者数が2500人を超した時点で難民申請の受理を停止する内容。それ以降の拘束者は、親に伴われていない未成年者や人身売買の被害者などを除き、国外退去措置を受ける。1日の拘束者数が7日間連続で1500人を下回れば受理を再開する。合法的な入国や商業上の往来などは通常通りに認められるという。

不法入国での拘束者は現在、1日当たり約6000人に上ることもあり、米メディアによると大統領令はすぐにも発効。難民申請の受理を制限することで、不法入国を試みる人を抑制する効果を狙う。

ただ、今後は移民支援の慈善団体などが大統領令の差し止めを求めて提訴する可能性が高く、実効性は不透明だ。不法移民に強硬姿勢をとる共和党のトランプ前大統領も1期目に同様の大統領令を出し、司法判断で阻止された経緯がある。

不法移民問題を巡っては2月、バイデン政権と与野党の上院指導部が包括的な国境対策法案で合意した。しかし、11月の大統領選を前にバイデン氏が成果をあげるのを阻止したいトランプ氏が、自身に忠実な議員らに成立を阻むよう指示したことで、同法案は宙に浮いた状態にある。

7036OS5:2024/06/05(水) 23:41:35
https://mainichi.jp/articles/20240605/k00/00m/030/188000c
バイデン政権が移民に寛容から「国境閉鎖」転換、なぜ 党内で反発も
国際

速報

北米
毎日新聞
2024/6/5 18:38(最終更新 6/5 18:38)
1368文字
国境政策に関して演説するバイデン米大統領=米ホワイトハウスで2024年6月4日、AP
 バイデン米大統領(民主党)は4日、南部のメキシコとの国境で、不法越境者の亡命申請を事実上禁止する大統領布告を出した。11月の大統領選に向けてトランプ前大統領(共和党)から「国境の混乱」を追及される中、「国境閉鎖」に方針転換することで批判をかわす狙いがある。しかし、移民に寛容な姿勢を一転させることで、民主党左派から反発を招くリスクもはらんでいる。

 米政府高官によると、亡命申請の禁止は、不法越境者が1日平均2500人を超えた場合に発動される。現状は基準を大幅に超えているため、即時発動される。「閉鎖」の解除は不法越境者が1日平均1500人を下回った場合で、発動の条件より厳しく設定された。親が同伴していない子供や人身売買の被害者は例外となる。

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世論調査、国境対策を支持しない69%
メキシコ国境に築かれた「国境の壁」=米西部アリゾナ州サセイブで2024年5月25日、秋山信一撮影
 「トランプ氏は国境問題の解決を望まず、私を攻撃するために問題を利用しようとした」。バイデン氏は4日の演説で、国境問題の責任はトランプ氏にあると主張した。今年2月にバイデン政権と連邦上院の共和党が国境管理の強化策で合意した際、トランプ氏の横やりで破談になった経緯が念頭にある。過去最多ペースで不法越境が続く中、「我々は国境問題の責任を共有している」と強調し、政権だけの「失政」だとは認めなかった。

 しかし、世論は政権の対応に問題があるとみている。AP通信などの3月の世論調査では、69%が「バイデン氏の国境対策を支持しない」と回答した。また、マーケット大学の5月の調査では、「最も重要な争点」として経済(36%)に次いで国境問題(20%)を挙げた有権者が多かった。「どちらが移民・国境政策にうまく対応できるか」との質問では、トランプ氏(52%)がバイデン氏(25%)を圧倒した。


 国境問題が再選に向けた足かせになる中、バイデン氏は「国境閉鎖」というインパクトのある対応で局面の打開を図った形だ。

メキシコとの国境を越えてきた人々=米西部カリフォルニア州で2024年4月25日、AP
 国境では従来、不法越境した後に亡命を申請すれば、審査中は米国内で仮放免されるケースが多かった。収容施設に余裕がないことが背景にあり、放免後は実質的に不法移民として米国内に滞在できた。しかし、今回の措置では亡命申請自体を受け付けず、出身国などに強制送還することになる。


 ただ、不法越境者は世界各地から押し寄せており、予算や人員の制約から、送還が円滑に進まないとの懸念が出ている。メキシコは、自国とキューバ、ベネズエラ、ハイチ、ニカラグア出身の越境者の送還は受け入れることに同意した。しかし、最近は中国など中南米以外の出身者が増えており、どう対応するのかは不透明だ。トランプ氏の陣営は4日、「バイデン氏は実効性のない政策を発表することで、国境を安全にするふりをしているだけだ」と批判した。

民主党左派から反発も
 寛容な移民政策を求める民主党左派からも反発が出ている。民主党のパディーラ上院議員は声明で「バイデン大統領は米国の価値を損ない、迫害や暴力を逃れてきた人たちに米国に逃れる機会を提供する義務を捨てた」と批判。人権団体「米自由人権協会」(ACLU)は「亡命申請の法的な権利を厳しく制約する措置だ」と批判し、訴訟を起こす方針を示した。民主党左派は政権のパレスチナ情勢への対応にも不満を募らせており、今回の措置で離反が進む恐れがある。【ワシントン秋山信一】

7037OS5:2024/06/09(日) 18:31:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7eed4ce1f65785528d1ef90bf7888cac4a443f5e
トランプ氏、「伴走者」選び加速 7月党大会で発表か 米大統領選
6/9(日) 7:12配信
時事通信
トランプ前米大統領=6日、アリゾナ州フェニックス(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が11月の大統領選に向け、自身の「伴走者」となる共和党の副大統領候補選びを加速させている。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 今週、複数の保守系メディアに対し、7月15日からの党全国大会で「候補を発表すると思う」と言及。既に財政状況など個人情報を尋ねる調査票を数人に送付しており、大会直前まで候補者たちを競わせながら熟慮を重ねるもようだ。

 米主要メディアによると、調査票を受け取ったのはノースダコタ州のバーガム知事のほか、ルビオ、スコット、バンス、コットン各上院議員と、ドナルズ、ステファニク両下院議員、カーソン元住宅都市開発長官ら少なくとも8人。トランプ氏と陣営は特に、バーガム、ルビオ、バンスの男性3氏について頻繁に議論しているという。

 2016年大統領選でトランプ氏は、党大会の数日前に伝統的保守派のペンス前副大統領の起用を表明した。知事や下院議員を務めた経験値に加え、重要な票田であるキリスト教福音派への影響力を買ったとされる。

 ペンス氏は4年間政権を支えたものの、20年大統領選でトランプ氏が敗北を覆そうとしたことをきっかけに決別。バイデン大統領の勝利を承認した。トランプ氏は側近の「反逆」を忘れず、今回の選考に当たっては忠誠心を重視するとみられる。ワシントン・ポスト紙によると、一部の有力献金者がヘイリー元国連大使の起用を薦めたところ、トランプ氏は「彼女は不実だ。好きではない」と否定した。

 スキャンダルの有無や資金調達力なども考慮要素となるが、トランプ氏自身は選考基準の詳細を明らかにしていない。

 トランプ氏は不倫口止め料不正処理事件で先月有罪評決を受け、今週からカリフォルニア、アリゾナなど西部州で選挙活動を本格的に再開した。バーガム氏やバンス氏はトランプ氏の選挙集会に同行する姿が頻繁に確認されている。

7038OS5:2024/06/16(日) 23:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b966fe2e60d6b5d8a90a3a0f9299c3cc89c5360
米NY州、「渋滞税」を無期限延期 知事が突如表明、選挙配慮か
6/16(日) 7:13配信

時事通信
多くの車で渋滞している道路=2019年2月、米ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク・マンハッタンの慢性的な交通混雑の緩和に向け、乗り入れる車両に課金するとした「渋滞税」。

 今月末に導入予定だったが、ニューヨーク州のホークル知事(民主党)は無期限延期を突如表明した。インフレが長引く中、さらなる家計負担の回避を理由に挙げたが、11月の大統領選と同時に行われる連邦議会選に配慮したとの見方がくすぶっている。

 知事は今月5日、導入延期について「中間層に打撃を与えかねず、継続的な経済回復を阻む壁を設けるべきではない」と説明した。

 渋滞税は、劇場が立ち並ぶブロードウェーや金融の中心地ウォール街などを通行する乗用車から15ドル(約2400円)徴収するのが柱。渋滞や大気汚染の改善に加え、年間10億ドルと見込まれる税収を地下鉄など公共交通機関の改修に充てる狙いがあった。

 渋滞税を巡っては、タクシー業界の猛反発に加え、車で通勤する人の経済的負担が増えるとして、隣接するニュージャージー州が計画を承認した連邦政府を提訴するなど、昨年の段階から円滑な導入が危ぶまれていた。

 一部報道によると、渋滞税が今秋の下院議員選に悪影響を与えると懸念する民主党下院トップのジェフリーズ院内総務を気遣い、知事は見送りに傾いたとされる。

 一方、身内の民主党からは「知事の見境のない決定は渋滞税を事実上廃止にした」(クルーガー・ニューヨーク州上院議員)といった非難の声が上がる。導入を目前にした方針転換で、深刻な渋滞の改善や老朽化する交通インフラの修繕が後回しにされた格好だ。行政の信頼が損なわれる恐れもある。

7039OS5:2024/06/17(月) 18:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/da43040b89a4bccc88459cc2ac4a37e13dbf3436「ひどい町」トランプ氏が“致命的”失言 スイング・ステートのウィスコンシン州で再び敗北の可能性も
6/17(月) 17:02配信


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FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

トランプ前米大統領は、11月の大統領選挙へ向けて致命的な失言をしたのかもしれない。

【画像】6月13日、議会近くで共和党議員と非公開の会合を開き、結束を呼びかけたトランプ氏

前大統領は13日、連邦議会を訪れて共和党議員と大統領選挙への対応などについて非公開の協議をしたが、7月15日〜18日にウィスコンシン州ミルウォーキー市で開かれる共和党党大会の話題になるとこう言ったといわれる。

「我々の党大会が開かれるミルウォーキーはひどい(horrible)町だ」

“犯罪多い、選挙不正もある”トランプ氏が説明
これは、議会の情報を詳しく伝えるニュースサイト「パンチボウル・ニュース」のジェイク・シャーマン記者が自身のX(旧ツイッター)で伝えたもので、当初共和党関係者は火消しに躍起でマイク・ジョンソン下院議長も「私は彼の隣に座っていたが、そんなことは聞かなかった」とまで否定した。

しかし当のトランプ前大統領は、フォックス・ニュースのアイシャ・ハスニー記者にことの是非を問われるとあっさりと認めてこう言った。

「私の言ったことははっきりしている。犯罪を非常に心配しているのだ。私はミルウォーキーが大好きだし素晴らしい友人もいるけれど、きみも知っているように犯罪件数はひどいものだ。私たちは細心の注意を払わなければならない。
それと、私が言及したのは選挙、投票のことだ。ミルウォーキーの選挙はひどいものだった。とても、とてもひどかった。国民はそう理解しているし、私と同意見だ。しかしそれはフェイクニュースでかき消されてしまった。そうだ、ミルウォーキーには犯罪の問題がある。民主党が運営するほとんどの都市がそうだ。民主党が運営する都市はほとんどすべての問題を抱えている。それに加えて投票に問題がある。選挙を公正に行うということだ。そうしたことをはっきりさせたいのだ」

つまり、ミルウォーキーは犯罪が多く、選挙も不正が行われるから「ひどい町」だというのだが、この町の犯罪発生率はこの2年間に殺人事件20%減、自動車盗23%減、一般盗犯13%減といずれも二桁の減り方を示している(USAトゥデー電子版3月26日)。これで「安全な町」になったとは言い切れないとしても、「ひどい町」と言われるのは市民にとって不本意だろう。

7040OS5:2024/06/17(月) 18:43:30

前回選挙では僅差…バイデン氏が「勝者総取り」
一方、選挙をめぐる問題だが、前回2020年の大統領選挙でトランプ前大統領はウィスコンシン州で僅差で敗れ、「不正があった」と訴えたが同州最高裁に却下された。「ひどい町」発言にはこの遺恨もあったと思われるが、逆にそれは2024年の選挙に影響することになったのかもしれない。

この時の得票はバイデン大統領163万866票、トランプ前大統領161万184票で、その差は2万682票、率にして0.7ポイントの違いにすぎなかった(ポリティコ・2021年1月7日)。しかし米大統領戦独特の「勝者総取り」の仕組みで、ウィスコンシン州に割り当てられている選挙人10人はバイデン大統領が獲得することになり、同大統領の当選に大きく貢献することになった。

そのウィスコンシン州最大の都市ミルウォーキー市が、2024年の大統領選挙で共和党の候補者を決める党大会の会場に選ばれたのは言うまでも無い。共和党が同州で勝利して選挙人10人を奪回することを狙ったからに他ならない。党大会でこの町が共和党一色に染まれば、前回失った2万票余りを奪い返すことは容易に計算できる。

しかしその思惑も、この党大会の主役になるはずの前大統領の「ひどい町」発言で危うくなった。民主党がそのチャンスを見逃すわけがない。

ウィスコンシン州で再び敗北の可能性も
民主党全国委員会(DNC)は、トランプ前大統領の写真と「ひどい町」発言を大きく記した巨大なビルボード(屋外広告)を10基制作し、ミルウォーキー市の幹線道路I-94やI-41、I-43の道路脇に展示する作戦に出た。

「ドナルド・トランプのミルウォーキー発言の失敗は、大統領選を犠牲にするかもしれない」

米誌ニューズウィーク電子版は14日こう報じた。

記事は、米国近代史を研究する英国ノッティンガム大学のクリストファー・フェルプス教授の考察を次のように紹介する。 

「大統領選挙は、ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルベニア州のような州(スイング・ステート=選挙のたびに勝利政党が変動する激戦州)の行方に絞られてゆくと考えられるが、その際に、多くの住民が故郷と呼ぶ町を非難するのは決して良い考えとは言えない」

トランプ前大統領が「ひどい町」発言でウィスコンシン州を落とすと、大統領選の結果を危うくすることにもなりかねないというのだが、果たして?
【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
【表紙デザイン:さいとうひさし】

木村太郎

7041OS5:2024/06/24(月) 15:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f46b21d8da2c440499395123c4c5d404f5887c29
移民国家、重大な岐路に 浸透する「強制送還」論 大幅制限なら経済損失も・米大統領選
6/24(月) 7:03配信

時事通信
米国に越境するために集まった人たち=3月20日、メキシコ北部チワワ州シウダフアレス(EPA時事)

 「米国は移民国家だ」。

 バイデン大統領がこう指摘するように、建国以来、世界各地から流入する移民は労働力を提供し、米経済を支えてきた。ただ、コロナ禍の収束以降、南部のメキシコ国境には大量の難民申請者が押し寄せ、不法越境者も急増。移民問題は11月の大統領選の重要争点に浮上している。厳しい制限を志向する共和党のトランプ前大統領が返り咲けば、経済的影響を含め、移民国家は重大な岐路を迎えそうだ。


 ◇「強制送還しかない」
 6月初め、米東部から南部を縦断するアパラチア山脈の麓、バージニア州リンチバーグの教会で行われた共和党の選挙集会。同党保守派の論客、ランド・ポール上院議員が「われわれの国境の問題を解決しない限り、(ロシアの侵攻を受ける)ウクライナの国境でも、何もするべきではない」と訴えると、大きな拍手と歓声が湧き起こった。

 リンチバーグは南部国境から遠く離れている。しかし、地元の女性団体幹部、テレサ・プレグナルさんは「何よりも最大の懸案は国境の治安だ」と断言。越境者への対応で「税金が無駄遣いされている」と憤った。

 米税関・国境警備局によると、2023年度の南部国境の越境者数は約250万人。コロナ禍前の19年度の2.5倍だ。集会に参加した畜産農家のラス・シンプソンさんは、越境者急増を「自分の家に勝手に入られるようなものだ」と懸念。解決策は「強制送還だ」と言い切った。

 不安が広がる中、トランプ氏は「就任1日目に史上最大の強制送還を始める」と公言する。米国民生活調査センターが今年5月末に公表した調査結果によると、不法移民の強制送還への支持は50%で、反対(46%)を上回った。トランプ氏が初当選した16年時点では、支持は32%にとどまっていた。人権軽視と受け取られかねない強硬な「トランプ流」は、保守的な有権者を中心に浸透しつつある。

 ◇1920年代に逆戻りか
 だが、移民は既に米労働市場で大きなウエートを占めている。労働省によると、労働人口に占める外国出身者の割合は23年に18.6%と、過去最高を更新した。調査会社オックスフォード・エコノミクスは、トランプ氏の大統領就任で、移民の純流入が想定の年間約110万人から半分程度に抑制されれば、労働力減少により、米国の潜在成長率は0.2ポイント押し下げられると試算する。

 米サザンメソジスト大のジェームズ・ホリフィールド教授(国際政治経済学)は、移民制限による「経済的な影響は明白だ」と強調。移民を敵視するトランプ氏が当選すれば、日本などアジアからの移民を事実上排除する法律が成立した「1920年代のような状況になる」とした上で、「歴史上の重大な局面にある」と警鐘を鳴らす。

 「われわれは分断されており、非常に悲しい」。ドミニカ共和国出身で、米東部メリーランド州議会議員のジョサリーヌ・ペーニャメルニクさんはこう嘆き、「みんな移民だ。チャンスを求める人は敬意を持って扱われるべきだ」と訴えた。

7042OS5:2024/06/26(水) 18:27:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f76b3ddecb0d97f447b4b6cf4f58e34de59c04b3
共和重鎮の後継、トランプ派破る 米ユタ州の連邦上院予備選
6/26(水) 16:11配信
共同通信
米西部ユタ州の連邦上院選の予備選で勝利を確実にした共和党穏健派ジョン・カーティス下院議員=25日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米西部ユタ州で25日、共和党重鎮の穏健派で今期をもって引退するミット・ロムニー上院議員(77)の後継を選ぶ連邦上院選の予備選があり、穏健派ジョン・カーティス下院議員(64)がトランプ前大統領の推薦した候補を破り、勝利を確実にした。

 同州は共和党の地盤。AP通信によると、カーティス氏は民主党候補と争う11月の選挙でも勝利する公算が大きい。共和党ではトランプ氏を熱烈に支持する保守強硬派の勢いが増しているが、同氏の過激な言動を嫌い、穏健派を支持する有権者が多いことが浮き彫りになった。

 ロムニー氏は、2012年大統領選に出馬したが、当時のオバマ大統領に敗北した。

7043OS5:2024/06/29(土) 18:57:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5311cfe482684dc240246fa938632cf86113af9f精彩欠いたバイデン氏、NYタイムズが「強力な人物必要」と撤退促す…トランプ氏「年齢ではなく能力の問題」
6/29(土) 18:14配信


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読売新聞オンライン
28日、米ノースカロライナ州で行われた選挙集会で演説するバイデン大統領=AP

 【ワシントン=池田慶太、淵上隆悠】米民主党のジョー・バイデン大統領(81)は28日、11月の大統領選から撤退しない考えを表明した。前日に行われた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との第1回大統領選テレビ討論会では、精彩を欠いたことから高齢への不安が広がった。民主党内で今後、候補差し替えの圧力が強まるかが注目される。

 バイデン氏は討論会から一夜明け、ノースカロライナ州で選挙集会に参加し、「自分が若くないことは分かっている。以前ほど楽に歩けない。以前ほど滑らかに話せない。以前ほどうまく討論できない」と率直に認めた。

 その上で「心の底からこの仕事をやり遂げられると信じていなければ、再び出馬はしない」と述べた。「打ちのめされても立ち上がる」と語り、選挙戦を戦い抜く決意を強調した。

28日、米バージニア州で行われた集会で演説するトランプ氏=ロイター

 バイデン氏は討論会で数秒間、言葉に詰まるなど不安定な言動が注目を浴び、民主党の一部では候補として疑問視する声が出始めている。2020年の大統領選でバイデン氏を支持した有力紙ニューヨーク・タイムズは28日の社説で、「米国は共和党候補に対抗できる、より強力な人物を必要としている」としてバイデン氏に撤退を促した。

 これに対し、元大統領のクリントン氏やオバマ氏がバイデン氏支持を改めて表明するなど沈静化を図る動きも活発になっている。

 一方のトランプ氏は28日、バージニア州で開いた集会で、前夜のバイデン氏との討論会について「我々の国を破壊しようとしている男に対し、大きな勝利を収めた」と強調した。民主党内には他に有力な候補がいないとして、候補差し替えが「起きるとは思えない」と否定的な見方を示した。

 バイデン氏の高齢不安に関し、3歳下のトランプ氏は「年齢ではなく能力の問題だ」と指摘した。

7044OS5:2024/06/30(日) 11:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8c5cf7e51804e85da568250f83c2f17559817d
民主党、候補差し替え可能?  バイデン氏辞退なら、混乱必至 米大統領選
6/30(日) 7:07配信

時事通信
27日、米南部ジョージア州アトランタで開かれた大統領選の第1回候補者テレビ討論会に臨むバイデン大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】27日の米大統領選テレビ討論会でバイデン大統領がトランプ前大統領に「敗北」し、高齢不安が再燃したことを受け、民主党内で「バイデン氏は選挙戦を撤退すべきだ」という声が公然と上がり始めた。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 バイデン氏が撤退を宣言すれば候補者差し替えは可能だが、本選が11月に迫る中、選定過程は混乱が必至だ。

 民主党は6月までに予備選を終えた。予備選は党全国大会で意中の候補に投票する「代議員」を選ぶ手続きで、現職のバイデン氏が約4000人の代議員の9割超を獲得し、指名を確実にした。代議員はバイデン氏への投票を誓約するため、同氏が立候補している間は別の候補が指名を得ることは極めて困難だ。

 仮にバイデン氏が撤退した場合、同氏の代議員の投票先は自由になる。代議員がイリノイ州シカゴに集まる8月19〜22日の党全国大会で、投票により次の候補を決めるシナリオが有力だ。

 後継の最右翼はハリス副大統領だが、副大統領が自動的に大統領候補に昇格する決まりはない。ほかにカリフォルニア州のニューサム知事、ミシガン州のウィットマー知事、イリノイ州のプリツカー知事ら首長勢のほか、ブティジェッジ運輸長官ら、2020年大統領選に出馬した顔触れが名乗りを上げる可能性がある。

 ただ、新たな候補者は、わずかな時間で代議員を獲得するための説得工作に奔走することになる。この間、党内の路線対立が表に出れば、本選直前に党のイメージが悪化するリスクもある。米シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ政策研究所」のジョン・フォーティア上級研究員はCBSテレビに対し、バイデン氏を別の候補に差し替えるのは「非常に難しく、実現するとは考えにくい」と語った。

 バイデン氏は28日時点で、選挙戦を続ける考えを示している。ただ、レースを左右する討論会で「トランプ氏に勝てる候補」と証明できなかっただけに、プレッシャーは強まるばかり。党大会までに、バイデン氏周辺や民主党幹部らが協議を加速させるとみられる。

7045OS5:2024/06/30(日) 21:07:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/df9c7d22d587280f8e71086516c761370b3f6a34
米大統領選挙撤退を否定するバイデン氏、最終判断は夫人の意向が影響か…民主党内から候補差しかえ論も
6/30(日) 19:26配信

読売新聞オンライン
空軍基地に向かう途中、通話するバイデン大統領(右はジル夫人)(29日)=ロイター

 【ワシントン=向井ゆう子】米NBCニュースは29日、11月の米大統領選からの撤退を否定している民主党のジョー・バイデン大統領(81)の最終判断にジル夫人の意向が影響を与えると報じた。家族の事情に詳しい人物が「最終的な影響力を持つのはファーストレディだ。彼女が必要だと決断すれば、方針変更が行われるだろう」と述べた。

 バイデン氏は27日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)とのテレビ討論会で不安定な言動を示し、高齢不安が加速した。民主党内からは候補差しかえを求める声が出ている。有力紙ニューヨーク・タイムズも社説で撤退を求めた。

 報道によるとバイデン氏は30日に大統領山荘キャンプデービッドで家族と対応を協議する。ホワイトハウス側は、家族との集まりは以前から決まっていたとして報道を否定している。

 再選への意欲を示すバイデン氏は29日、資金集めの集会に出席した。AP通信によると選挙参謀らは29日、民主党地方組織幹部らと電話会議を行い、更なる支援を求めた。出席者からは、バイデン氏側が事態の深刻さを「真剣に受け止めていない」との不満が出ているという。

7046OS5:2024/07/01(月) 18:37:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/53fedbdc694a6b7427118a7d010b672770d2af4b
米大統領一家、バイデン氏の選挙戦継続促す 側近の更迭も検討
7/1(月) 13:49配信

CNN.co.jp
バイデン大統領とジル夫人、孫のナタリー・バイデン氏(左)ら=29日、ニューヨーク州イースト・ハンプトン

(CNN) 米国のバイデン大統領一家は30日、今年の大統領選をめぐり、バイデン氏に対して選挙戦の継続を促す一方、側近について更迭するかどうか非公開で検討したことがわかった。大統領選をめぐっては、先に行われた討論会でのバイデン氏の出来が悪く、選挙戦が混乱に陥っていた。

バイデン氏の顧問によれば、ジル夫人や息子のハンター氏、バイデン氏の孫らは大統領専用山荘「キャンプデービッド」に集まり、再選へ向けた選挙戦を続けるよう促したという。キャンプデービッドに集まることは以前から決まっていた。顧問の一人によれば、家族は「明確な支持」を表明したという。

家族は討論会の準備に携わったチームに対し、いら立ちを示し、側近の更迭や選挙スタッフの入れ替えをすべきか検討したという。

だが、バイデン氏は側近を信頼し守ることでも知られており、側近の更迭は好まない。30日時点では陣営の大規模な刷新が行われる様子もない。

7047OS5:2024/07/01(月) 18:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/42c48e3c4c9a35712c21a6324e739a977919bdd2
衰え目立つバイデン氏に、大統領選からの撤退求める声…指名辞退なら民主党内の分裂招く恐れ
7/1(月) 18:04配信


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読売新聞オンライン
6月28日、米ノースカロライナ州ローリーでの選挙集会で演説するバイデン氏=AP

 【ワシントン=池田慶太】11月の米大統領選に向けたテレビ討論会で高齢による衰えが指摘された民主党のジョー・バイデン大統領(81)に対し、大統領選からの撤退を求める声が出始めている。党予備選を勝ち抜いたバイデン氏が他候補に差し替わる余地はあるものの、複数のプロセスが必要だ。党の結束を損なうとして慎重論もある。

 米CBSテレビが6月27日の討論会直後に実施した世論調査では、バイデン氏が「出馬すべきでない」との回答は72%に達し、出馬を望まない理由(複数回答)では「年齢」が86%で最も多かった。

 民主党支持層で「出馬すべきでない」が46%を占めた。バイデン氏は指名辞退の動きを見せていないが、懸念が続けば自発的な撤退に追い込まれる可能性がある。民主党選挙関係者はNBCニュースに「差し替えを巡る議論は間違いなく噴き出す」と予想した。

 民主党は8月19〜22日にイリノイ州シカゴで開く党大会で大統領候補を正式決定する。バイデン氏は予備選に圧勝済みで、党大会で候補に票を投じる代議員約4000人の99%を確保した。指名獲得は既定路線だった。

 今後、バイデン氏が党大会までに指名を辞退すれば、党大会は、代議員らの話し合いや投票で後任を選ぶ「オープンコンベンション」へと切り替わる。バイデン氏への投票を「誓約」している代議員らは他候補に自由に投票できる。

 米メディアによると、バイデン氏自身は討論会の「失敗」に落胆しているが、ジル夫人が「大統領だった4年間を(討論の)90分で定義づけることはさせない」と激励しているという。

 バイデン氏は6月30日、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドでジル夫人や子供、孫らと過ごした際、親族から大統領選継続を促されたという。

 仮に、バイデン氏が指名を辞退した場合も、後任選びは難航必至だ。

 党の指名候補は党規則によって決まるため、政権ナンバー2のカマラ・ハリス副大統領(59)は優位にならない。ハリス氏はバイデン氏と並んで人気が低く抵抗が予想される。
 カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)やミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)らの名前も浮上するが、衆口一致する人物は不在だ。候補者が最初の投票で過半数を獲得できないと、党幹部ら約700人の「特別代議員」にも投票が認められ、仕組みはさらに複雑化する。

 党大会では激しい代議員争奪戦が繰り広げられ、党内の分裂を招く恐れがある。党内では候補差し替えのリスクも指摘され始めている。

 再選を目指す資格のある大統領が最後に出馬辞退した例は1968年にさかのぼる。民主党予備選で劣勢だったリンドン・ジョンソン氏が撤退を表明し、その年の党大会ではヒューバート・ハンフリー副大統領が党の正式候補に指名された。

7048OS5:2024/07/03(水) 08:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/21c1737bdb9204e7c208810c8bd46a57ea2ec2e0
不法越境に揺れる移民大国、米国 政権〝国境封鎖〟も解決は遠く…ヒスパニック系にも広がる反感
7/3(水) 7:30配信

西日本新聞
メキシコ国境でパトロールする国境警備隊=6月15日、米アリゾナ州ノガレス

 【アリゾナ古川幸太郎】移民大国の米国が揺れている。中南米からの不法移民が急増する中、バイデン政権は6月、不法越境者を強制送還する事実上の“国境封鎖”に踏み切った。ただ一時的に数は減ったものの、国境の抜け穴をすり抜けてくる人は後を絶たない。11月の大統領選で移民政策は主要争点の一つ。多くの移民が流入する国境の町では住民の不満が爆発し、その怒りは移民がルーツのヒスパニック系住民にも広がっている。 

【トゥーソンの地図】

 6月中旬、米西部アリゾナ州のメキシコ国境地帯。高さ5メートル超の鉄柵沿いで、国境警備隊がにらみを利かせていた。

 「政権の新たな移民政策を受け、施設の利用者は半数程度に減っている」。メキシコからの越境者を一時的に保護する施設「カサ・アリタス」の担当者はこう述べた。

 カサ・アリタスは、国境から約100キロ離れたトゥーソンにある。施設では国境を越えてきた人たちの生活支援や亡命申請をサポートしている。

 バイデン氏が事実上の国境封鎖に踏み切った6月5日以前は、1日平均約500人が押し寄せたが、現在は100〜300人程度で推移する。ほとんどが家族連れという。彼らは移民に寛容なニューヨークやシカゴなどの大都市に移送されるまでの数日間を施設内で過ごす。

 「お金もなく、食べ物もなく、未来が見えなかった」。ベネズエラ出身のメイヨー(35)は母国の窮状から抜け出そうと、強盗や誘拐が横行する危険なジャングルを徒歩で渡ってきた。

 亡命申請には、米政府の公式アプリから申し込む必要がある。不法越境を防ぐ目的で導入されたが、1日1450人の狭き門だ。メイヨーはメキシコで9カ月間働きながら申請を待った。「アトランタで早く働きたい」と願うが、亡命の是非を判断する裁判所の審査にはさらに数年間かかる。

 アンゴラ出身の女性(19)は紛争から逃れるため10カ国を転々とした後、警備隊に保護された。公式アプリから亡命申請しておらず、封鎖後だったら強制送還されていた。「米国で勉強したい」。現在、妊娠4カ月の彼女は力なく語った。

       ■     ■ 

 昨年12月、不法移民は過去最高の月30万人を超えた。11月の大統領選で再対決する共和党のトランプ前大統領から「無策」と批判され続けたバイデン政権にとって、今回の国境封鎖は大統領選を見据えた措置だった。

 米税関・国境警備局(CBP)によると、封鎖後の2週間で不法移民の数は1日あたり25%減った。一方、強制送還を知らずに国境を渡り、そのままメキシコ側に連れ戻されたり、猛暑のため砂漠で命を落としたりするケースが増えているという。

 不法移民は主に中南米出身者だが、最近ではアフリカや中国、ロシアからの亡命希望者も増えており、外交関係の都合から送還手続きが進まない問題点を抱える。

 米国とメキシコの国境は3千キロ超で、北海道から沖縄の距離に匹敵する。慢性的な人員不足にある国境警備隊が監視するには到底無理がある。公式アプリの申請を待ちきれず、不法越境する人も少なくない。移民が殺到する背景には母国での貧困や暴力があり、根本的な解決策にならないとの見方が根強い。

7049OS5:2024/07/03(水) 08:01:00
      ■     ■ 

 アリゾナ州の人口は約740万人。この30年余りで倍増した。その原動力が、人口の3割を占めるヒスパニック系住民だ。彼らは不法移民と同じく中南米からの移民がルーツだが、反移民の機運が高まるなど保守化が進む。

 元政府系職員だったイベット・セリーノ(46)はその一人だ。メキシコ国境から流入した麻薬がまん延し、町にホームレスが増えていることに強い危機感を抱く。「国境崩壊はバイデンによる人災だ。民主党に投票させるために国境をスルーさせている」。その主張は移民を「犯罪者」と批判するトランプ氏とまるで同じだった。

 メキシコ系で工場勤務のフェリックス・モレラ(55)も「トランプ時代は国境はしっかり管理されていたが、今は誰も信用できない」とバイデン政権の移民政策を批判した。

 中南米からの移民が生活を悪化させた-。CBSテレビの最新の世論調査でヒスパニック系の4割がこう回答した。州の失業率や犯罪率は減少傾向にあるにもかかわらず、反移民の感情はかつてなく高まっている。州は大統領選投開票日に合わせ、警察が不法移民を逮捕できるようにする州法改正案の是非を問う住民投票を実施する。

 アリゾナ州は選挙のたびに支持政党が代わる激戦7州の一つ。2020年の前回大統領選では、バイデン氏がヒスパニック系有権者の過半数から支持を得て勝利したが、不法移民の急増で風向きは変わる。米政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスが集計した6月24日時点の平均支持率では、トランプ氏が5・6ポイントリードしている。

 米国政治に詳しいアリゾナ大教授のサマラ・クラーは「非白人の移民は米国文化と同化するにつれ、白人と同じ投票傾向になる」と説明。「どちらの候補も国境問題には対処できていないにもかかわらず、トランプは現政権への不満を吸い上げ、治安や失業問題に結びつけて支持を広げている」と指摘した。 (敬称略)

バイデン政権の移民政策
 6月5日に施行した新たな移民政策は、不法越境者が1日平均2500人を超えると、亡命申請を受理せず入国を認めない内容。親が同伴していない子どもや人身売買の被害者は例外となる。一方、米国に10年以上居住し、米国人と結婚した不法移民については国外退去処分を3年間猶予した上、永住権の申請手続きを支援して就労も認める。対象者は55万人になる見通し。寛容な移民政策を求めるリベラル層の支持をつなぎ留める狙いがある。昨年9月までの1年間に、約240万人の不法移民が南部国境から流入したと推計されている。

7050OS5:2024/07/03(水) 09:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/050568486fe89e1a5d83c8a6bc8066fc0b9fa614
米民主党、バイデン氏正式指名の前倒し検討か…候補差し替え論をけん制
7/3(水) 8:42配信


読売新聞オンライン
テレビ討論会で発言するバイデン氏(6月27日)=AP

 【ワシントン=池田慶太】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は1日、11月の米大統領選で、民主党が8月の党大会開催を待たずにジョー・バイデン大統領(81)を党候補に正式指名することを計画していると報じた。先のテレビ討論会後、バイデン氏の年齢的な衰えに懸念が広がっており、早期指名で党内の候補差し替えの動きをけん制する狙いがある。

 党予備選を圧勝したバイデン氏は8月19〜22日にイリノイ州で開かれる党大会で大統領候補に正式指名される予定だった。同紙によると、党全国委員会は同月5日に開くオンライン形式の会議で指名する案を検討している。米ブルームバーグ通信によると、7月中に前倒しする案もある。

 討論会後の世論調査ではバイデン氏は出馬すべきでないとの回答が7割超に達し、高齢不安に拍車がかかっている。

7051OS5:2024/07/07(日) 15:45:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8065bf3f5b2a5b2d0982bebe8a6cd4a505eb78e
バイデン氏への撤退要求が拡大 民主党、動揺収まらず
7/7(日) 8:51配信
共同通信
6日、米デラウェア州ウィルミントンの教会を訪れるバイデン大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米与党民主党のクレイグ下院議員は6日、X(旧ツイッター)で声明を発表し、11月の大統領選で再選を目指すバイデン大統領(81)がトランプ前大統領(78)に「勝てるとは思えない」として撤退を求めた。高齢不安のバイデン氏に対する撤退要求が拡大し、民主党の動揺は収まる気配がない。

 クレイグ氏は「大統領選から身を引き、新世代のリーダーが踏み出せるようにすることを求める」と表明した。ワシントン・ポスト紙によると、6日時点で民主党の下院議員5人が撤退を要求。重鎮のペロシ元下院議長を含め、上下両院の12議員が大統領選の行方などに懸念を示した。

7052OS5:2024/07/08(月) 01:04:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a410332dc491fc163d775fdc56e98c5b74c8ef8f
外食・小売り、値下げの波 反転攻勢、5ドルメニューも 米
7/7(日) 19:03配信
時事通信
5ドルのセットメニューを提供する米ファストフード大手マクドナルド=3日、ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】米国の外食・小売業界で値下げ競争が過熱している。

 ファストフード大手マクドナルドは5ドル(約800円)のセットメニューを投入。小売り大手ターゲットなども食料品などの価格引き下げを通じ、長引くインフレで節約志向を強める消費者の囲い込みを加速させている。

 インフレが続く米国では、度重なる値上げに嫌気が差し、生活防衛に走る消費者が外食など不要不急の出費を抑える傾向が鮮明になっている。米商務省が発表した5月の小売売上高によると、外食は前月比0.4%減だった。

 マクドナルドは先月25日、ハンバーガーやポテトなど4品を5ドルで提供するセットを発売した。物価の高いニューヨークでは、一般的な昼食代は10ドルを上回ることから、割安価格と言える。直近の決算が減収減益だったコーヒーチェーン最大手スターバックスなども5ドルのセットを導入。値頃感の演出に腐心している。

 小売業でも、業績不振に直面するターゲットが5000品目の価格引き下げを表明したほか、ウォルマートは5月の公表時点で7000品目の値下げを実施した。高所得者の取り込みも進める同社は「家で食事を取る機会が増えるため、今後も値下げは業績に寄与する」(幹部)とみる。

 サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によると、政府のコロナ支援金などで積み上がった家計の余剰貯蓄は今年3月には枯渇した。余剰貯蓄が個人消費を支えていただけに、小売業には逆風だ。米国野村証券の雨宮愛知シニアエコノミストは、今後は値下げの動きが広がり、「販売量の維持・拡大を目指す方向に転換していく」と予想する。

7053OS5:2024/07/08(月) 11:58:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/600326d83061708c7b3877435c66e22000138283
米民主党、バイデン氏撤退論収まらず 世論調査ではトランプ氏との差詰める
7/8(月) 9:45配信


産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米民主党でバイデン米大統領(81)に11月の大統領選からの撤退を求める声が広がっている。一方、バイデン氏が7日に東部ペンシルベニア州で行った演説に同州選出の上院議員らが参加し支持を求める動きもあった。ブルームバーグ通信が実施した最新の世論調査ではバイデン氏が共和党のトランプ前大統領(78)との差を詰める結果も出ていて、民主党内でバイデン氏の進退を巡る攻防が続きそうだ。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は7日、同日に開かれた民主党の非公開の電話協議で、少なくとも4人の下院議員がバイデン氏に撤退を求める意見を述べた。また、同党のクレイグ下院議員は6日にX(旧ツイッター)で撤退を求める声明を発表。「新たな世代のリーダーが踏み出せるようにすることを求める」などと述べた。

一方、バイデン氏は7日、大統領選の勝敗を左右する激戦州の1つ、ペンシルベニア州を訪問。 労働組合の集会で演説し「私は史上最も労組寄りの大統領だ」と支持を求め、選挙戦継続をアピールした。続いて同州選出のフェターマン上院議員が応援演説し「今、バイデン氏の隣に立っていることを誇りに思う」などと語り、再選に向けた協力を呼び掛けた。

ブルームバーグが7日までに発表した接戦7州の最新世論調査は、7州全体の支持率でリードを維持してきたトランプ氏の47%に対し、バイデン氏は45%で2ポイント差となった。昨年10月以降で最も差が縮まった。

州別では、トランプ氏がペンシルベニアや西部ネバダなど5州でリード。バイデン氏は中西部のミシガンとウィスコンシンの2州でリードしている。調査は1〜5日に実施された。

バイデン氏は9日からワシントンで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。

7054OS5:2024/07/08(月) 19:28:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ee584a7b0c7fc15e20db73ed5bf1cd11d8e3b08
高齢不安のバイデン氏 出馬撤退巡り、米民主党内でせめぎ合い続く
7/8(月) 18:14配信


毎日新聞
バイデン米大統領=2024年1月23日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選から民主党のバイデン大統領(81)が撤退するかどうかを巡り、党内のせめぎ合いが激しくなっている。高齢不安の払拭(ふっしょく)を目指すバイデン氏は7日、東部ペンシルベニア州で演説し、擁護派の議員も駆けつけた。ただ、撤退を求める声も強まっており、党内の分裂が深まる懸念もある。


 バイデン氏はこの日、大統領選の行方を左右する激戦州の一つのペンシルベニア州を訪れ、黒人が通う教会と労働組合の集会で演説した。「黒人票」と「労組票」はいずれもバイデン氏が強みを持つとされる層だ。自身の人気の高さを示し、撤退論をけん制する狙いもあったとみられる。労組の集会では、同州選出のフェターマン上院議員が応援演説し、バイデン氏への支持を求めた。

 また、バイデン氏が接戦の各州で共和党のトランプ前大統領(78)を追い上げているとの最新の世論調査もある。ブルームバーグ通信は6日、7月上旬に激戦7州で実施した世論調査の結果を発表。7州全体の支持率で見ると、トランプ氏が47%、バイデン氏が45%で、昨年10月以降では最も小差だった。中西部のウィスコンシン、ミシガン両州ではバイデン氏がリードし、その他の5州はトランプ氏が先行していた。

 一方、民主党内ではバイデン氏に撤退を求める意見が徐々に拡大している。米メディアによると、民主党下院トップのジェフリーズ議員が7日に幹部らと協議した際、4人が撤退を求めたという。米紙ワシントン・ポストによると、今回の4人を含め、これまでに下院議員計9人が撤退を求める考えを表明。撤退した場合の候補としては、ハリス副大統領(59)を推す声が出ている。

 民主党は党大会を8月19〜22日に開くが、これより前にオンラインで正式に候補者を指名する方針を明らかにしている。指名までに残された時間は限られるが、情勢は混沌(こんとん)としている。

 バイデン氏は7月9〜11日に首都ワシントンで開催される北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に参加し、11日には記者会見も開く。12日以降も精力的に各地を回り、高齢不安の払拭を図る予定だ。【ワシントン松井聡】

7055OS5:2024/07/10(水) 12:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/40e1bde3652b6c5bea6ef703b0e9b33881219ffa
バイデン氏「続投か差し替えか」民主党泥沼化…黒人議連60人は支持確認、一部は公然と撤退要求
7/10(水) 10:00配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=池田慶太】米民主党は9日、党所属議員が上下両院でそれぞれ会合を開き、11月の大統領選に向けてジョー・バイデン大統領を支持するかどうかを議論する。共和党のトランプ前大統領と対決した6月のテレビ討論会で精彩を欠き、撤退圧力を受けるバイデン氏にとっての「重要局面」(米CNN)となる。

 下院民主党(213人)の「黒人議連」(約60人)のメンバーは8日夜、バイデン氏を交えたオンライン会合を開き、バイデン氏支持を確認した。バイデン氏は「黒人の地位向上と富の拡大に向けた計画」を説明し、出席者から出馬に反対する意見は出なかったという。

 黒人議連は伝統的に結束が強く、党の意思決定に一定の役割を果たしてきた。2020年大統領選の党予備選ではベテランのジェームズ・クライバーン下院議員が党内の黒人票をまとめ上げ、劣勢だったバイデン氏の逆転勝利に貢献した。黒人議連が支持を打ち出したのは、バイデン氏には追い風となる。

7日、米北東部ペンシルベニア州で大統領専用機に乗り込むバイデン氏(左)=ロイター

 党内の左派グループに影響力を持つバーニー・サンダース上院議員、急進左派の代表格であるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員もバイデン氏支持を表明した。バイデン氏には年齢の問題があると認めつつも、トランプ前大統領の返り咲きを阻止するために団結を求めている。

 しかし、バイデン氏支持で一致できないグループも多い。テレビ討論会後には世論調査で国民の7割以上がバイデン氏について「年齢が高すぎる」と答え、大口献金者からも候補差し替えを望む声が出ている。大統領選と同時に行われる議会選で苦戦が予想される議員らの間で不安が増幅している。

 公然とバイデン氏に大統領選撤退を求めている下院議員9人のうち4人は、サンダース氏も加わる「進歩派議連」(約100人)のメンバーだ。下院の「ヒスパニック議連」(約40人)は8日にバイデン氏支持を表明したが、幹部2人による声明の形を取っており、議連としての意思決定を見送ったとの見方がある。

 党内には候補を差し替えて再スタートを求める声がある一方、バイデン氏を引きずり下ろせば党の結束を乱し、トランプ陣営を利するとの見方もある。議会指導部は態度を明確にしておらず、意見集約の難航が予想される。

 ピーター・ウェルチ上院議員はワシントン・ポスト紙の取材に対し、民主党内でバイデン氏の高齢問題ばかりが議論されている現状を「泥沼」と表現し、早期に結論を出すよう同僚議員らに求めた。

7056OS5:2024/07/12(金) 08:02:07
https://www.asahi.com/articles/ASS7C2G5NS7CUHBI017M.html
米民主党、止まらぬバイデン氏撤退論 後任にハリス氏浮上、本人は…
有料記事アメリカ大統領選挙2024

ワシントン=高野遼 合田禄2024年7月11日 16時50分


2024年7月7日、米ワシントンのホワイトハウスの庭を歩くバイデン大統領=AP
写真・図版写真・図版

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 11月の米大統領選に向けて、バイデン大統領(81)の再選を不安視する声が止まらない。党内で強い影響力を持つペロシ元下院議長(84)は10日、バイデン氏の立候補を支持するか、明言を避けた。雪崩を打って撤退を求める流れではないものの、懸念の声はじわじわと増えている。

 ペロシ氏はMSNBCの番組で「私たちは皆、バイデン氏に決断を促している。なぜなら時間がないのだから」と述べた。バイデン氏は撤退を否定しているが、まだそれを最終的な「決断」だとは受け止めず、今後に再検討の余地を残す発言だとして波紋を広げた。

 この日は、ピーター・ウェルチ上院議員が「国のために、私はバイデン大統領に選挙戦からの撤退を求める」と米紙に寄稿。上院議員としては初めて公に撤退を求めたケースとなった。下院でもバイデン氏の撤退を求めた議員は2人増え、9人になった。

7057OS5:2024/07/12(金) 08:08:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_7TU6QTBHABJEFFUBGMRITGMDNY.html
ゼレンスキー氏を「プーチン大統領」と言い間違え バイデン氏失言、撤退論に拍車
2024/07/12 07:27産経新聞

【ワシントン=大内清】米首都ワシントンで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の関連式典で11日、バイデン米大統領(81)が、ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と言い間違える一幕があった。11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏を巡っては、認知機能低下への懸念から、選挙戦から身を引くべきだとの声が民主党内で強まっている。今回の失言でそうした撤退論にいっそう拍車がかかるのは確実だ。

バイデン氏は式典で、「並外れた勇気と決意を持つウクライナの大統領に(マイクを)渡したいと思う。みなさん、プーチン大統領です」と述べた。すぐに言い間違いに気付き、「私はプーチン大統領を倒すことにとても集中している」と発言を修正した。

バイデン氏は6月27日に行われた共和党のトランプ前大統領とのテレビ討論会で、言葉に詰まったり言い間違えたりする場面が目立ち、かねて指摘されてきた認知機能低下への懸念が一気に強まった。陣営は、バイデン氏が風邪をひいていて疲労が蓄積していたなどと説明したが、民主党内ではバイデン氏に撤退を促す声が噴出した。

7058OS5:2024/07/12(金) 11:34:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1183db47b6b74186f03f4b92c9136c1b9145edba
民主党支持層の過半数、バイデン氏は「撤退すべきだ」 米世論調査
7/12(金) 9:25配信

毎日新聞
バイデン米大統領=2024年1月23日、秋山信一撮影

 米ABCテレビなどは11日、6月下旬の大統領選討論会などを踏まえて7月上旬に実施した世論調査結果を発表した。民主党のバイデン大統領(81)について、「撤退すべきだ」と答えた人は回答者の67%に達した。同党支持層でも56%に上り、選挙戦を継続すべきだと答えた人は42%にとどまった。無党派層では7割以上が撤退すべきだとした。

【図表】歴代の米大統領、一番人気なのは

 バイデン氏は選挙戦を続ける意向を繰り返し示しているが、党所属議員らの撤退を求める声は収まっていない。11日も数人が新たに撤退要求を公言し、米紙ワシントン・ポストによると撤退を求めている議員は計17人(上院1、下院16)になった。

 ただし、調査からは討論会後もバイデン氏と共和党のトランプ前大統領(78)の支持率差は大きく変わっていないこともうかがえる。バイデン氏とトランプ氏の支持率は、有権者登録をしている人たちの間ではいずれも46%。4月調査ではバイデン氏46%、トランプ氏45%でほぼ同じだった。

 他の候補者らを選択肢に加えた場合も、バイデン氏とトランプ氏の支持率差はほとんどなく、変化もほぼなかった。

 一方、民主党候補がハリス副大統領(59)に交代してトランプ氏と争った場合、有権者登録している人の間ではハリス氏の支持率は49%で、トランプ氏を2ポイントリードした。【ワシントン西田進一郎】

7059OS5:2024/07/13(土) 19:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/64df2e34353530b39b4250636fe31ed933d45a79
米民主、大統領選巡り進む分裂 バイデン氏の演説会場「やめないで」コールも広がる撤退論
7/13(土) 18:12配信
産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は12日、中西部ミシガン州で演説し、支持者の「やめないで」コールにガッツポーズで応じ党内の撤退圧力に屈しない姿勢を誇示した。ただ議員の間では共和党のトランプ前大統領(78)にバイデン氏が敗れることを懸念し出馬辞退を求める声がじわじわと広がり、民主党は分裂状態に陥っている。

バイデン氏はミシガン訪問に先立つ11日夜、民主党下院トップのジェフリーズ院内総務と会談。ジェフリーズ氏は、党下院議員の中でバイデン氏出馬への懸念が広がっていることを伝えた。

バイデン氏は、トランプ氏と臨んだ6月の討論会で精彩を欠いたことで高齢不安が再燃し、党内で撤退論が噴出した。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、民主党の大口献金者がバイデン氏を支える特別政治活動委員会(スーパーPAC)への寄付約9000万ドル(約142億円)を凍結する動きも出ている。

撤退を求める民主党内の勢力(12日時点)は下院議員213人のうち19人。上院議員は47人のうち1人で、23人いる知事はゼロとなっている。撤退論はまだ一部だが、バイデン氏への懸念を公にしていない議員もいる。声をあげる議員が増えれば、急速に撤退圧力が強まる可能性もある。

バイデン氏は12日、こうした動きに対抗するため大統領選の勝敗を左右する接戦州のミシガンに乗り込んで演説。選挙継続を求める支持者に対し「私はどこにも行かない」と語気を強め、再選への意欲を強調した。

党重鎮のクライバーン下院議員は、NBCテレビでバイデン氏支持を改めて表明し撤退論を牽制(けんせい)するなど、バイデン氏の進退を巡る党内対立が収まる気配はない。こうした状況はメディアで盛り上がるバイデン氏の後任議論にも影を落とす。

米紙ワシントン・ポストの世論調査で「バイデン氏が退いた場合の民主党候補」を同党支持層に聞いたところ、首位は29%のハリス副大統領(59)。2位は7%で西部カリフォルニア州のニューサム知事(56)、3位は4%で政治家ではないオバマ元大統領のミシェル夫人(60)となった。

一方で「分からない」が15%、回答を避けた人が31%にも達する。バイデン氏が撤退した場合に選挙戦で民主党がより結束できるかは不透明だ。

7060OS5:2024/07/13(土) 20:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2714a74e8b6d0352977e4606c2910a3a866d0e85
米民主党下院トップ、懸念伝達 高齢不安のバイデン大統領に
7/13(土) 5:51配信


共同通信
バイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は12日、バイデン大統領(81)と11日夜に会談し、大統領選出馬を続けることへの懸念が党下院議員の間で広がっていると伝えたと明らかにした。バイデン氏は高齢不安の払拭を図るが、撤退論は収まらず苦しい立場が続く。

 共和党トランプ前大統領(78)との6月の討論会で精彩を欠いたバイデン氏は今月12日、激戦州の中西部ミシガンで演説した。自身の進退を巡る臆測が飛び交っているとした上で「選挙戦を続け、勝利する」と訴えた。近く南部テキサス、西部ネバダ両州でも遊説を予定している。

 陣営が頼みの綱とする資金提供者の懐疑心も拡大。ニューヨーク・タイムズ紙電子版は、民主党の大口献金者がバイデン氏を支える特別政治活動委員会への寄付約9千万ドル(約142億円)を凍結したと報じた。

 ジェフリーズ氏は党下院議員に宛てた書簡で「進むべき道について下院議員団と話し合った結果をバイデン氏に直接伝えた」と説明した。CNNテレビによると、バイデン氏支持を表明しなかった。

7061OS5:2024/07/14(日) 21:03:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/efbc43ec2f541050d6fb7ba5a4fb301b5a3c99de
米FBI、トランプ氏銃撃の容疑者特定か ペンシルベニア在住の20歳男
7/14(日) 15:04配信

AFP=時事
米ペンシルベニア州バトラーで開かれたドナルド・トランプ前大統領の選挙集会の会場で、発砲後に州警察によって運び出される人物(2024年7月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米連邦捜査局(FBI)は13日夜、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が負傷した銃撃事件について、「暗殺未遂事件」だと述べた。また、NBCテレビとCBSテレビは一夜明けた14日、FBIは容疑者について、事件が起きたペンシルベニア州在住の「トーマス・マシュー・クルックス(20、Thomas Matthew Crooks)」と特定したと報じた。

【写真3枚】発砲後に州警察によって運び出される人物

 一方、トランプ氏の広報担当は14日早朝、ソーシャルメディアに、同氏が自力で飛行機から降りる姿を捉えた動画を投稿した。

 トランプ氏はネービーブルーのスーツに白シャツ、ネクタイなしの装いで、武装した警備員が見張る中、飛行機の階段を下りた。事件で負傷した右耳は映像には映っていなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

7062OS5:2024/07/14(日) 21:06:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/da429f75f3bebcd316a81c589084708ca06e91d1
米政界に衝撃 与野党が非難
7/14(日) 19:08配信
時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の選挙集会での発砲事件を受け、米政界に13日、衝撃が走った。

 ジョンソン下院議長(共和党)は「平和的な選挙集会での恐ろしい政治的暴力行為はこの国にふさわしくなく、一致して断固非難されるべきだ」と怒りを表明した。

 民主党下院トップのジェフリーズ院内総務も「米国は民主主義国家だ。いかなる政治的暴力も許されない」と強調。ペロシ元下院議長(民主党)は「トランプ氏が無事であることを神に感謝する」と述べた。

 11月の大統領選に無所属で出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は「今こそ国を愛する全ての国民が分断から身を引き、暴力を放棄してトランプ氏と家族のための祈りで団結すべきだ」と訴えた。ケネディ氏のおじのケネディ元大統領、父のロバート・ケネディ元司法長官はいずれも暗殺された。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6272394f78b955fbbcf3b1cebe43e190841a767
米共和、大統領選へ結束強化 15日に党大会開幕 トランプ氏銃撃
7/14(日) 19:06配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領(78)が演説中に銃撃され負傷した事件は衝撃を広げ、11月の大統領選の行方にも影響しそうだ。

 4年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、15日からの党全国大会で、トランプ氏の下で結束を一層強める見込みだ。対する民主党は、バイデン大統領(81)の選挙戦継続を巡って分断が深刻化する中、トランプ氏を攻撃しづらくなった。

 トランプ氏は13日、東部ペンシルベニア州で行った選挙集会で演説し、「共和党は今、最も団結した政党だ」と聴衆を鼓舞。直後に壇上に向けて銃撃があった。退避する際、聴衆に拳を突き上げると、割れんばかりの「USA!」の歓声が湧き起こった。その後、同氏は支持者宛てに送信したメールで「絶対に屈しない」と強調した。

 トランプ氏の副大統領候補に取り沙汰される共和党のバンス上院議員はX(旧ツイッター)で、「トランプ氏が独裁者でありどんな手段を使っても止めなければならない、というバイデン陣営の主張が暗殺未遂事件につながった」と非難した。事件を巡っては、容疑者が会場近くの建物の屋上に身を潜めていたとの目撃情報も伝えられており、警備の不備への批判が高まればバイデン政権への逆風になる可能性もある。

 中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる共和党大会の会期は18日まで。トランプ氏と副大統領候補を正式指名し、政権公約となる綱領を採択する。

 トランプ氏は負傷にもかかわらず出席の意向を表明。不屈の姿勢をアピールするとみられ、党大会はトランプ氏を「凶弾を浴びた英雄」と持ち上げる集会と化しそうだ。前回大統領選の結果を覆そうとした同氏に批判的な党穏健派は、声を上げにくい雰囲気になる。

 公式日程は未発表だが、通常は大統領候補が最終日に、副大統領候補がその前日に指名受諾演説を行う。演説者リストには党議員や知事のほか、トランプ一族から長男ジュニア氏や次男エリック氏、同氏の妻ララ氏らが名を連ねた。メラニア夫人や長女イバンカさんの名前はなかった。

7063OS5:2024/07/14(日) 21:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/c204021751cca71483cca0b9f3df3197a5651907
バイデン氏、トランプ氏銃撃で迫られる戦略見直し 「暴力をあおった」共和党から批判も
7/14(日) 18:27配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

米国で13日に起きた共和党のトランプ前大統領銃撃事件は、11月の大統領選を前に撤退圧力が強まる民主党のバイデン大統領にも大きな衝撃を与えた。バイデン氏は「民主主義の敵」とみなすトランプ氏との戦いで「勝利に最適な候補は私だ」と訴えてきたが、民主党はバイデン氏の適性を含め、戦略の根本的な練り直しを迫られる。

【写真】銃撃を受けて負傷した後、シークレットサービスに囲まれながら拳を突き上げるトランプ前大統領

バイデン氏はトランプ氏銃撃後の演説で事件を「(米国の)病だ」と呼び、「だからこそこの国を結束させなければならない」と訴えた。選挙集会で候補者を狙った銃撃は、民主主義と、米国憲法修正第1条で定めた言論の自由への攻撃にほかならないからだ。

しかし、バイデン氏はこれまで、トランプ氏とその支持層を「民主主義の敵」「米国への脅威」と批判してきた。「政治的暴力」への批判はもっぱら、2021年1月の議会襲撃事件と絡めたトランプ氏側への非難で多用された。

共和党では、そうしたバイデン氏の言説が暴力をあおり、「暗殺未遂につながった」(バンス上院議員)との批判も浮上している。

認知機能の低下が指摘されるバイデン氏が民主党内の撤退圧力を拒む盾となっているのは、「自分には仕事がある。それはトランプを倒すことだ」という強い信念だ。しかし、トランプ氏が政治的暴力の標的となり、バイデン氏を支えた「民主主義を脅威から守る」というメッセージは根底から揺さぶられた。

指導者として「弱さ」も指摘されるバイデン氏は本当に「勝利に最適」か。事件は民主党が候補を再考する一つの契機となる可能性がある。(ワシントン 渡辺浩生)

7064OS5:2024/07/14(日) 21:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/77ea99e331d3809ab4faf76fd0a50ff45ea2f802
リンカーンやケネディ…任期中に銃撃で死亡した米大統領は4人、レーガン氏は重傷から奇跡的回復
7/14(日) 17:54配信

読売新聞オンライン
暗殺される直前、車から群衆に笑顔を向けるジョン・F・ケネディ米大統領(テキサス州ダラスで、1963年11月22日撮影)=ロイター

 米国ではこれまで任期中に4人の大統領が銃撃を受けて死亡している。第16代エイブラハム・リンカーン大統領が南北戦争終結後の1865年にワシントンの劇場で凶弾に倒れたのが最初だ。犯人は南部連合の支持者だった。

 第20代ジェームズ・ガーフィールド大統領は81年にワシントンの鉄道駅で、第25代ウィリアム・マッキンリー大統領も1901年にニューヨーク州の博覧会会場で銃撃され、その後亡くなった。マッキンリー氏暗殺を機にシークレットサービスによる警護が始まった。

 しかし、63年には第35代ジョン・F・ケネディ大統領がテキサス州ダラスで、オープンカーでのパレード中に銃撃されて死亡した。元海兵隊員が逮捕されたものの、護送中に射殺された。

 第40代ロナルド・レーガン大統領は81年にワシントンで胸を撃たれて重傷を負い、レーガン氏と一緒にいたジェームズ・ブレイディ報道官らも大けがを負った。レーガン氏は奇跡的に回復し、任期を全うした。これを受けて銃規制の強化を求める声が高まり、犯罪歴のある人物への販売を制限する通称「ブレイディ法」の成立につながった。

 大統領選でも候補者への銃撃事件がたびたび起きている。退任後に再出馬した第26代セオドア・ルーズベルト元大統領は12年、ウィスコンシン州で胸を撃たれたが、一命を取り留めた。ケネディ大統領の弟のロバート・F・ケネディ元司法長官は68年、ロサンゼルスのホテルで撃たれて亡くなった。

7065OS5:2024/07/15(月) 07:45:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/5120342af7a42ca2fa409af224ca4e223b1712e4
トランプ氏銃撃 容疑者の車内から爆発物 動機解明は難航も
7/15(月) 0:56配信

毎日新聞
銃撃され、負傷したトランプ前米大統領(左から2人目)=米東部ペンシルベニア州で7月13日、AP

 米東部ペンシルベニア州で13日にトランプ前大統領が銃撃された事件で、米紙ニューヨーク・タイムズは14日、大統領警護隊(シークレットサービス)に射殺された同州在住のトーマス・クルックス容疑者(20)の車から二つの爆発物が見つかったと報じた。自宅からも別の爆発物のようなものが発見された。連邦捜査局(FBI)などが動機や計画の解明を進めている。

 報道によると、クルックス容疑者は13日夕、トランプ氏の選挙集会の会場近くにある建物の屋上から、半自動小銃AR15を使ってトランプ氏を狙撃した疑いが持たれている。トランプ氏は耳を負傷。聴衆1人が死亡、2人が重傷を負った。銃は容疑者の父親が合法的に購入したものだった。

 ただ、容疑者は事件直後に死亡しており、動機の解明は難航も予想される。【ワシントン秋山信一】

7066OS5:2024/07/15(月) 22:12:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/623e7875311947193e77f1c3b5906ec472782ef8
米大統領警護隊に強まる批判 トランプ氏銃撃阻止失敗
7/15(月) 5:57配信

時事通信
13日、米東部ペンシルベニア州バトラーで、流血し、大統領警護隊(シークレットサービス)に囲まれるトランプ前大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米東部ペンシルベニア州で起きたトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、銃撃を阻止できなかった大統領警護隊(シークレットサービス)への批判が強まっている。


 米議会は警備体制に不備があったとして、警護隊のチートル長官らを追及する構え。バイデン大統領は14日、警備の在り方を再検討すると表明した。

 選挙集会では金属探知機による保安検査が行われていた。しかし、殺害されたトーマス・クルックス容疑者は会場の外で、トランプ氏が演説していた場所から120〜150メートル程度離れた建物の屋上からライフルで狙撃した。

 容疑者はなぜそれほど接近でき、警護隊はなぜ狙撃可能な場所を警戒しなかったのか。議会や専門家の間では「警護隊の失敗だ」として、責任者の辞任を求める声も上がっている。

 ジョンソン下院議長(共和党)は「議会は完全な調査を行い、警備のどこに不備があったかを明らかにする」と述べた。コマー下院監視・説明責任委員長(同党)も「米国民は答えを求めている」として、22日の公聴会でチートル氏を証人喚問すると明らかにした。警護隊の元隊員もロイター通信に「あってはならないことだった。集中的な見直しが行われるだろう」と指摘した。

 警護隊は1865年、財務省の一部門として発足。1901年のマッキンリー大統領(当時)暗殺の後、大統領の警備を常時担う組織となった。

7067OS5:2024/07/16(火) 00:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a839772e6b0e07317124fe38a280fd0da289768aバイデン氏 トランプ氏と近く話す意向 発砲「許すわけにはいかない」と非難
7/14(日) 11:24配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領(民主党)は13日、大統領選に向けたトランプ前大統領(共和党)の集会で発砲事件が起きたことを受けて演説し、このような暴力を「許すわけにはいかない」と強く非難し、トランプ氏と近く話す意向を示した。

バイデン氏は「米国にこのような暴力が許される場所はない」と述べ、国民に事件への非難を呼び掛けた。事件の「徹底的な捜査」を進める考えを示し、トランプ氏の集会が「平和的」に開催される必要性を述べた。

バイデン氏は演説に先立って発表した声明で「われわれは団結し非難しなければならない」と指摘。「トランプ氏や彼の家族、集会に参加していた全ての人々のために祈っている」と安全を気遣った。

また、「シークレットサービス(大統領警護隊)がトランプ氏を退避させてくれたことに感謝している」と述べた。

7068OS5:2024/07/16(火) 07:52:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/70aeec3b8d019220599e6e4db56a47e33ddd01db
トランプ氏、副大統領候補にバンス氏指名 「後継者」最有力候補に
7/16(火) 4:25配信
毎日新聞
米中西部オハイオ州選出のJ・D・バンス連邦上院議員=2024年6月27日、AP

 11月の米大統領選に向けて、共和党候補指名を確実にしているドナルド・トランプ前大統領(78)は15日、中西部オハイオ州選出のJ・D・バンス連邦上院議員(39)を副大統領候補に起用すると発表した。ラストベルト(さびついた工業地帯)の白人労働者の窮状を描いた回想録「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる若手のバンス氏を起用することで、トランプ氏は2016年大統領選での「白人労働者の熱狂」を再現したい考えだ。

 民主党はジョー・バイデン大統領(81)とカマラ・ハリス副大統領(59)のコンビで臨む予定で、副大統領候補の討論会に向けた調整が今後進められるとみられる。2大政党の大統領候補がいずれも高齢のため、職務継続が難しくなった場合に地位を継承する副大統領候補の資質が従来以上に注目されている。

 バンス氏は22年中間選挙で「トランプ派」の象徴的候補として注目され、初当選した。米国の製造業の復興、石油・天然ガス・石炭の掘削推進、国境管理強化など、主要政策はトランプ氏と同様だ。地元オハイオ州にはウクライナからの移民が多いが、「米国第一主義」を掲げ、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続に強硬に反対している。

 バンス氏には、ラストベルトの一角である東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの支持拡大への期待もある。ただ、トランプ氏は元々、白人労働者から強い支持を受けている。女性や非白人の起用を見送ったことで、支持基盤の拡大にはつながらないとの見方もある。

 一方、副大統領候補に起用されたことで、バンス氏は「トランプ氏の後継者」の最有力候補に躍り出た。憲法の規定で大統領は原則2期8年までとされ、トランプ氏が勝利しても次回の28年大統領選には立候補できない。若手で政策面も共通するバンス氏は、共和党の「ポスト・トランプ」レースで一歩先んじた形だ。

 トランプ、バンス両氏は、7月15〜18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる党全国大会で、正式に党の正副大統領候補に指名される見通しだ。【ワシントン秋山信一】

7069OS5:2024/07/16(火) 07:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f1ead6d9960e1606934bf1c72b2d9ce3342ba4
トランプ氏を正式指名 副大統領候補にバンス氏 米共和党大会開幕
7/16(火) 4:18配信

時事通信
 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】米共和党全国大会が中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで15日開幕し、全米各州・地域の代議員の投票によりトランプ前大統領(78)を11月の大統領選の党候補に正式指名した。

 これに先立ち、トランプ氏は副大統領候補にバンス上院議員(39)の起用を発表した。共和党は4年ぶりの政権奪還に向け、両氏の下で結束強化を図る。

 トランプ氏はSNSで、海兵隊勤務やビジネス界での経験などバンス氏の経歴を挙げ「副大統領の地位に最もふさわしい人物と判断した」と指摘。バンス氏には、中西部の「労働者と農家」に重点を置く選挙戦を任せる考えを示した。バンス氏は17日に指名受諾演説を行う方向だ。

 バンス氏は2022年の中間選挙で中西部オハイオ州から出馬し、前大統領の支援を受けて初当選を果たした「トランプ・チルドレン」の代表格。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で、繁栄から取り残された白人貧困家庭の悲哀を描いた。16年大統領選で「米国第一」を掲げ、中西部の白人労働者たちの熱狂的支持を得て勝利したトランプ氏にとって、原点回帰と言える人選だ。

7070OS5:2024/07/16(火) 10:56:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2755f73e9c59ed17e4b33375486183a959c4cff8
副大統領候補バンス氏、共和党きっての「孤立主義者」…日本製鉄のUSスチール買収も強く反対
7/16(火) 10:32配信


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読売新聞オンライン
副大統領候補に正式指名されたJ・D・バンス上院議員=AP

 【ミルウォーキー=田島大志】米共和党のトランプ前大統領が15日、副大統領候補に選んだJ・D・バンス上院議員は、党内きっての「孤立主義者」(米政治専門紙ポリティコ)として知られ、米国のウクライナ支援に反対するなど外交・安全保障政策で「米国第一」を声高に訴えてきた。

 バンス氏は2016年の大統領選前にトランプ氏に批判的だった時期もあるが、トランプ氏の推薦を受けて22年に初当選すると、トランプ路線を一貫して支持し忠誠心を示してきた。

 ウクライナ侵略を巡っては、停戦実現のため領土を巡るウクライナ側の「譲歩」も主張した。2月にミュンヘン安保会議に出席し、メディアの取材に支援が米国の国益にならないとして「米国に東欧の地上戦を無期限に支援する能力はない」などと訴えた。欧州にはバンス氏の外交・安保を巡る発言に懸念が強い。

 同会議では「欧州より東アジアの問題に関心がある」と、対中国を優先させるべきだとも強調し、関税強化を訴えるなど対中強硬論者でもある。かつて鉄鋼業などで栄えた「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置するオハイオ州出身で「米国の安全保障と産業、労働者を守る」として、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収にも早くから反対論を強く唱えた。

7071OS5:2024/07/16(火) 19:53:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f492998b420704460bf376c9fdb87dd6f6664d
民主党、バイデン氏の撤退促す非公式の動き続く 内部調査の結果は「壊滅的」
7/16(火) 15:39配信


CNN.co.jp
米国のバイデン大統領。与党・民主党内でバイデン氏の大統領選からの撤退を求める動きが続いている

ミルウォーキー(CNN) 民主党議員らがバイデン米大統領に大統領選から撤退するよう求める公の呼びかけはここ数日静まっている。一方でバイデン氏とその側近に身を引くよう促す非公式の取り組みは続いているという。複数の民主党議員がCNNに明らかにした。

【映像】「縄で縛られたバイデン氏」の図 トランプ氏の投稿が物議

こうした取り組みの中には、ベテランで尊敬を集める民主党の調査員スタンリー・グリーンバーグ氏からの再三にわたるメモがある。同氏はバイデン氏が選挙に負ける見込みで、他の民主党候補者に深刻なダメージを与えるとの見解を伝えている。

ある民主党議員は、グリーンバーグ氏が最近バイデン氏の側近に送った調査メモの内容を「すべてを失う」と表現。別の民主党員は「壊滅的だ」と漏らした。

これらの情報筋によると、グリーンバーグ氏はバイデン氏の惨たんたる討論会以来、この2週間に複数のメモを送っている。同氏は内部調査を分析した結果、国民の圧倒的多数がバイデン氏はあと4年間務められるとは考えていないため、大統領の立場は悪くなり続けていると主張している。

情報筋によると、複数の民主党議員も非公式に活動を続けている。バイデン氏が大統領の座を失うだけでなく、共和党が下院を維持し、上院の過半数を獲得する可能性がある。これらの議員は、こうした場合にバイデン氏の実績が受けるダメージを考慮するよう同氏の上級顧問に促している。

ある民主党議員はCNNに対し、バイデン氏の上級補佐官の一部は「この問題の深刻さ」を理解しているが、事態は好転する可能性があると考えており、いずれにせよ大統領は自分が勝てると固く信じていると述べた。

この議員は、今週の共和党全国大会に対する党の一致した対応が不可欠であること、またバイデン氏が選挙戦の継続を繰り返し公に発言していることから、今すぐバイデン氏に辞任するよう公に呼びかけるのは逆効果だとみている。

一方で、この議員は、共和党全国大会後の世論調査やその他のデータでバイデン氏の立場がさらに悪くなっていることが示された場合、このアプローチは変化すると予測した。

7072OS5:2024/07/17(水) 17:46:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b96fda31e50e9a6b401d17cd5421def701bb2df
米民主党重鎮議員、エジプト政府から現金や金の延べ棒受け取る…NY連邦地裁は収賄などで有罪判決
7/17(水) 17:10配信

読売新聞オンライン
2013年に来日したロバート・メネンデス米上院議員

 【ニューヨーク=山本貴徳】米国のロバート・メネンデス上院議員(民主党)が賄賂を受け取ってエジプト政府などに便宜を図ったとされる事件の裁判で、ニューヨーク連邦地裁の陪審員は16日、収賄などの罪で有罪の評決を下した。量刑は10月29日に言い渡され、11月の大統領選や同時に行われる議会選で民主党に逆風となる可能性がある。

 メネンデス氏はニュージャージー州選出で、上院の外交委員長などを務めた重鎮議員。2018〜22年に米政府の対エジプト軍事支援やカイロの米大使館の職員に関する情報などをエジプト政府の高官に伝え、見返りに現金や金の延べ棒を受け取ったなどとして、計16件の罪に問われていた。陪審員は全てを有罪と判断した。

 無罪を主張していたメネンデス氏は評決後、「深く失望している。外国のスパイだったことは一度もない」と記者団に述べ、控訴する考えを示した。一方、民主党上院トップのチャック・シューマー院内総務は声明で「有権者や上院、国のために正しいことを行い、辞任すべきだ」と議員辞職を求めた。

7073OS5:2024/07/17(水) 19:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/364dab397246bef80fb1eeddd60723c6af73e866
米共和党、政権奪還へ団結誇示 ヘイリー氏「強力に支持」表明
7/17(水) 11:25配信


共同通信
16日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーでの共和党大会で演説するヘイリー元国連大使(ゲッティ=共同)

 【ミルウォーキー共同】米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の共和党大会は2日目の16日、党大統領候補に指名されたトランプ前大統領と指名を争ったヘイリー元国連大使が演説し「強力に支持する」と表明した。デサンティス南部フロリダ州知事も登壇して支持を訴え、和解を演出した。世界に衝撃を与えた暗殺未遂事件を乗り越えたトランプ氏を一丸となって支える姿勢を誇示し、4年ぶりの政権奪還を目指す。

 CNNテレビによると、一方の民主党では81歳のバイデン大統領に撤退を促す動きが水面下で続く。高齢不安の拡大は止まらず、党の内部調査の結果を見た議員からは「壊滅的だ」「全てを失う」と悲観論が出ている。

 ヘイリー氏は演説で、トランプ氏の主義や主張に「100%同意する必要はない」と述べ、支持を決めかねている有権者にトランプ氏への投票を呼びかけた。

 トランプ氏は激戦州の一つ中西部ミシガンで20日に副大統領候補のバンス上院議員と2人そろっての初となる選挙集会を開くと発表した。

7074OS5:2024/07/18(木) 18:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3518654e8e5e62f21fe4d526b0ebf535afdac2
米共和党バンス氏の「英国は核保有したイスラム主義国家」発言に英与野党が猛反発
7/18(木) 8:10配信


産経新聞
【ロンドン=黒瀬悦成】米共和党全国大会で大統領選の同党副大統領候補に選ばれたバンス上院議員がスターマー英労働党政権を「核兵器を持ったイスラム主義国家」と呼んだことに対し、英政界で反発が広がっている。11月の大統領選でバンス氏とトランプ前大統領が勝利した場合、これまで「テロとの戦い」やロシアに侵略されたウクライナへの支援で緊密に連携してきた米英の「特別な関係」に亀裂が入りかねないとの懸念も出始めた。

バンス氏の発言は、ワシントンで先週開かれた保守派の会合で飛び出した。これに対し、パキスタン移民の子孫である保守党のワルシ上院議員は英紙インディペンデント(電子版)への寄稿で「バンス氏は無知な人種差別発言で英国をおとしめた」と非難した。

労働党のレーナー副首相はテレビ番組でバンス氏の認識を否定し「彼は過去にも多くの低俗な発言をしてきた」と一蹴した。

影の退役軍人相を務める保守党のボウイ下院議員も「労働党の同僚たちに対して極めて侮辱的だ」と強く批判した。

英メディアの間では労働党所属のイスラム教徒のカーン・ロンドン市長(労働党)が過去にトランプ氏を「差別主義者」と批判したことへの意趣返しだとする指摘もある。

一方、トランプ氏の友人として知られる右派政党「リフォームUK」のファラージ議員はバンス氏の発言に同意しないとしつつ「労働党政権の外にイスラム主義者がいるのは事実だ」と主張した。

7075OS5:2024/07/19(金) 12:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f0cab9ec1e5e20bab2646359db649a7fea22e9
バイデン氏は「撤退を決断する寸前」との見通し報道が相次ぐ…オバマ元大統領も発言か
7/19(金) 11:35配信

読売新聞オンライン
せき込むバイデン大統領(16日、ラスベガスで)=AP

 【ワシントン=向井ゆう子】11月の米大統領選を巡り、民主党のジョー・バイデン大統領(81)の撤退に関する報道が相次いでいる。米ニュースサイトのアクシオスは18日、複数の党有力者の話として、バイデン氏が早ければ今週末にも、選挙戦からの撤退を決断する可能性があると報じた。

 米紙ワシントン・ポストも18日、党重鎮のナンシー・ペロシ元下院議長が側近議員にバイデン氏は「撤退を決断する寸前だ」との見通しを示したと報じた。

 同紙は、バイデン氏が副大統領として支えたバラク・オバマ元大統領もバイデン氏が出馬の可否について「真剣に検討する必要がある」と周辺に語ったと伝えた。バイデン氏がトランプ前大統領に勝てる見込みは低いとみているという。バイデン氏は新型コロナウイルス感染が判明し、地元デラウェア州で隔離生活を送っている。

7076OS5:2024/07/21(日) 18:20:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fc1a9592aa02613810d0cf806450d22f61456a
米民主党 バイデン氏の撤退論巡る対立長期化 大統領選でトランプ氏利する可能性
7/21(日) 14:22配信
産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)と撤退を求める勢力との攻防が長期化し、党内から大統領選への影響を懸念する声が出始めた。党議員で撤退を求める声は上下両院の1割超に拡大する一方、バイデン氏側は党員投票などで「選ばれた候補だ」と訴えている。党内対立が尾を引けば共和党のトランプ前大統領(78)を利することになる。

【写真】銃撃で犠牲、元消防士のヘルメットにキスするトランプ氏

民主党のタカノ下院議員は20日、バイデン氏に出馬辞退を求める文書を公表した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、撤退論を掲げる議員は計36人で、上下両院で約260人いる党議員の1割を超える。

これに対し、バイデン陣営は19日にヒスパニック議連の団体から出馬への支持を得たと発表するなど支持固めを継続している。

ABCテレビなどは20日、クリントン元大統領と妻のヒラリー・クリントン元国務長官がバイデン氏の選挙戦継続を支持し、献金者に支援を促していると報じた。

バイデン氏の進退を巡る攻防は3週間近く続いていて、民主党関係者からは「破滅のループに陥っている」との声も出ている。

民主党内の対立はバイデン氏の選挙戦継続、撤退どちらの決断にも関わらず、尾を引く可能性がある。

バイデン氏への撤退圧力が強まる一因には、盟友だったペロシ元下院議長の言動がある。ペロシ氏に近い議員が撤退を公然と求める状況に、バイデン氏はペロシ氏に対して「怒り心頭」だとCNNテレビは報じた。

さらに、バイデン氏が副大統領として支えたオバマ元大統領が周囲にバイデン氏の選挙継続に懸念を示したと報じられたことも、不協和音の引き金になりかねない。

バイデン氏は副大統領時代、クリントン元国務長官が民主党候補となった2016年大統領選への出馬を断念し、のちに「毎日後悔している」と語っている。党内の圧力が強まっても選挙戦継続の意思を変えてこなかったのは、こうした背景やジル夫人、次男ハンター氏の後押しとされる。

撤退論が広がる中、バイデン氏は自身の進退をどう判断するか。民主党は大統領選に向けて岐路を迎えている。

7077OS5:2024/07/21(日) 18:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e481239abffa890b57b04c68bf10fa6a56cd6c67
米自動車労組、トランプ派じわり 執行部はバイデン支持 大統領選激戦州ルポ
7/21(日) 7:13配信
時事通信
米大統領選でトランプ前大統領を支持するクリス・ビターレさん=10日、米中西部ミシガン州

 11月の米大統領選で勝敗を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州は、ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置する自動車産業の中心地。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 大手3社「ビッグスリー」の従業員が所属する労組は伝統的に与党・民主党の票田で、執行部はバイデン大統領への支持を表明済みだ。ただ、組合員の間では共和党のトランプ前大統領を推す声もじわりと広がる。

 ◇うそに飽き飽き
 「『何もかもうまく行っている』とうそをつかれるのに飽き飽きした」。ビッグスリーの一角、クライスラーの親会社ステランティスの研究開発部門に勤めるクリス・ビターレさん(51)は、同州デトロイト郊外の自宅で政治への不満を吐露した。過去40年間に自動車製造業の衰退や雇用の国外流出、中心街の空洞化を目の当たりにしてきたからだ。

 民主、共和にかかわらず、これまで政治家から「製造業へのリスペクトを感じてこなかった」。デトロイトはカジノやスポーツ賭博を柱とした「新たな経済」に移行すると説明されてきたが、「こうした産業では富が地元に残らない」とはなから信じていない。

 2016年の大統領選でトランプ氏が掲げた保護主義的な通商政策などに共鳴し、以来2回連続で票を投じた。今回もそうするつもりだ。トランプ氏は他の候補者と異なり「うそをついていない」と感じる。製造業を支えようと「少なくとも挑戦はするはずだ」と変化に期待する。

 ◇組合の敵
 一方、全米自動車労組(UAW)執行部はバイデン氏を推す。フェイン会長は、UAWが昨秋展開した大規模ストライキで、バイデン氏が「現職大統領として初めてピケラインに加わり、連帯を示した」と評価。これに対しトランプ氏は「億万長者」で、「UAWの掲げるすべてのことに敵対している」と突き放す。

 ただ、個別の組合員が追随するとは限らない。16年の大統領選では、UAWは民主党のヒラリー・クリントン氏を支持したが、組合員の3割近くがトランプ氏に流れたとみられている。

 米エマーソン大が先月中旬に実施した世論調査によると、ミシガン州内の組合員やその家族のうち、バイデン氏に投票すると答えたのは50.9%、トランプ氏は41.3%。この時点ではバイデン氏が優勢だったが、先月末のテレビ討論会での精彩を欠いた様子や、今月トランプ氏が演説中に銃撃された事件が投票先の選択に影響するとみられる。選挙戦からの撤退圧力が強まる中、バイデン氏が頼る組合票は盤石ではない。

 ◇スト支援に恩義
 それでも、今月中旬にバイデン氏がデトロイトで行った演説には、多くの組合員が駆け付けた。ステランティスの部品管理部門で働くファビアン・ヒルさん(53)は「バイデン氏はストの時に私の職場に来てくれた」と恩義を感じている。高齢不安に関しては「これまでも彼は乗り越えてきた。周囲が支えればよい」と、応援の意志は固い。

 ゼネラル・モーターズ(GM)で顧客対応を担うダニエル・パターソンさん(62)も、バイデン氏が「トランプ氏のせいでめちゃくちゃになった米国を立て直した」と称賛。「討論会ではうまくいかなかったが、次は大丈夫」と信頼を寄せた。

7078OS5:2024/07/21(日) 18:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/63585051f737109644ecbbeb864d583e3e4fe758
岩盤支持層への依存脱せず トランプ氏、党派色鮮明 「団結」訴えもすぐに変調・米〔深層探訪〕
7/21(日) 7:00配信
時事通信
 トランプ前米大統領は18日、共和党大統領候補の指名受諾演説で、冒頭こそ「全国民の大統領になる」と団結を唱えたものの、その後は普段通りの民主党批判を展開した。13日の暗殺未遂事件後、初めての演壇。死と隣り合わせの体験を経て態度の変化も指摘されていたが、敵味方を分け、岩盤支持層を熱狂させるスタイルは不変だった。

 ◇「魔女狩り」批判再び
 人気プロレスラーやロックミュージシャンの華々しいパフォーマンス。いつもの入場曲「ゴッド・ブレス・ザ・USA」の生演奏とともに舞台の幕が上がると、光り輝く「TRUMP」の文字を背景に、前大統領は姿を現した。銃撃で負傷した右耳は、まだ白いガーゼで覆われている。

 派手な演出とは対照的に、演説は静かな調子で始まった。「私は今夜、ここにいるはずではなかった」。人種や宗教を超えた「新時代」をスタートさせると語り、分断が極まる社会の融和を約束した。

 だが、演説はすぐに変調する。「党派的な魔女狩りを終わりにし、国民にふさわしい選挙を進めるべきだ」。2020年大統領選の敗北を覆そうとした罪などで起訴されたトランプ氏が、米政治史に汚点を残した連邦議会襲撃事件を招いた自身の言動を省みることはなかった。この後は移民を「犯罪者」とあおる「トランプ節」が復活し、聴衆は喝采した。

 ◇生還の「奇跡」、反対派声失う
 事件後、共和党の団結はかつてないほど強まっている。指名レースでトランプ氏に挑戦したヘイリー元国連大使は「強力な支持」を表明。党内の「反トランプ派」は声を失い、トランプ氏を脅かす存在はなくなった。

 大会に参加したウィスコンシン州の広告業マックスさん(22)は、「友人や兄弟が『トランプのために初めて投票に行く』と話している」と明かした。銃撃からの生還という「奇跡」は、政治に関心の薄い若い世代の注目も集めている。

 対する民主党は、高齢不安が高まるバイデン大統領の選挙戦継続を巡って内紛が激化。共和党大会中も、民主党重鎮らが撤退論を唱えているとする報道が相次ぎ、「打倒トランプ」でまとまる機運は生まれていない。

 CBSテレビが銃撃事件後の16〜18日に実施した世論調査では、トランプ氏の全国支持率は52%、バイデン氏は47%となった。トランプ氏のリードは7月調査の2ポイントから5ポイントに広がった。

 ただ、激戦7州に限れば差は3ポイントにとどまる。歴史に残る暗殺未遂事件が大統領選の行方を決定付けたと断じるのは早計だ。(ミルウォーキー=米ウィスコンシン州=時事)

7079OS5:2024/07/22(月) 07:43:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/417317978fb9733a9203129c2f18afba08327ce1
【速報】バイデン大統領が大統領選からの撤退表明 ハリス副大統領を後継指名 トランプ氏「バイデン氏は大統領・大統領候補としてふさわしくなかった」
7/22(月) 3:02配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

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アメリカのバイデン大統領が11月に迫る大統領選挙から撤退する考えを表明し、民主党の大統領候補にはハリス副大統領を支持すると表明しました。トランプ前大統領は、バイデン大統領について「歴史上、最悪の大統領だ」とコメントしています。

バイデン大統領は日本時間の午前3時前、SNSで声明を投稿し、大統領選から撤退する考えを明らかにしました。

声明の中で、バイデン大統領はこれまでの任期中の様々な成果を示した上で、「再選を目指すというのが私の考えだったが、自分が撤退し、残りの任期で大統領としての責任を果たすことに集中することが党と国にとって最善の策だと思う」と述べています。その上で、バイデン大統領は「今週の後半に私の決断の詳細について、国民のみなさんに説明するつもりだ」としています。

バイデン大統領はその後、SNSを更新し、ハリス副大統領を民主党の大統領候補として支持する考えを表明しました。

今回の撤退表明を受けて、共和党の大統領候補・トランプ前大統領はSNSに「いんちきジョー・バイデンは我が国の歴史上、群を抜いて最悪の大統領だ。左派が誰を擁立しても同じことの繰り返しだ」「バイデン氏は大統領としても大統領候補としてもふさわしくなかった」と投稿して、あらためてバイデン氏を非難。

さらに、CNNテレビに対して、「ハリス副大統領の方がバイデン氏よりも簡単に勝てる」との認識を示しました。

81歳と、アメリカの大統領としては史上最高齢のバイデン大統領は、6月下旬に行われたトランプ前大統領とのテレビ討論会で言葉に詰まったり、言い間違いをしたりして精彩を欠き、体力や認知能力の衰えを不安視する見方が広がり、民主党内から撤退を求める声が上がりました。

バイデン大統領は撤退する考えがないことを繰り返し強調していましたが、7月に入ってからは公に撤退を求める議員が相次ぎ、民主党の上下両院のトップがバイデン氏に「撤退を進言した」とも報じられていました。

再選を狙った現職大統領が選挙戦から撤退するのは1968年の当時のジョンソン大統領以来で、きわめて異例です。

TBSテレビ

7080OS5:2024/07/22(月) 07:49:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb03ff5037f32bf7b4925a2220e3319257fddab
新たな民主党候補者選び、混乱続く可能性 指名のプロセスに反発も
7/22(月) 6:29配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで2024年6月、拍手するバイデン米大統領(右)とハリス副大統領=ロイター

 バイデン米大統領(81)の撤退により、民主党の大統領候補選びは、近年にない差し迫った事態に直面する。8月19日に開幕する党全国大会まで、混乱が続く可能性もある。

 米大統領選に立つ主要政党の候補は、党大会で代議員による投票を経て、正式に指名される。ただ最近は、各州の予備選などを経て代議員が誰に投票するかがあらかじめ割り当てられており、党大会での指名は「儀式」だ。今回は約4千人の代議員のうち、バイデン氏が約3750人を獲得している。

 今後は、バイデン氏が獲得していた代議員が、代わりに誰に投票するのかが焦点となる。まず重要なのは、ハリス副大統領(59)を「後継者」として指名したバイデン氏の意向だ。代議員の多くはバイデン氏に近く、党大会前には、ハリス氏に実質的に決まる可能性がある。

朝日新聞社

7081OS5:2024/07/22(月) 07:53:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/21fcf4fea10356f0ac77f0440dd6665a51325459
米大統領選 過去には涙ながらに断念表明した現職も
7/22(月) 4:50配信


毎日新聞
ジョンソン元米大統領=1964年撮影、1978 Wallace Seawell・ロイター

 11月の米大統領選を巡り、バイデン大統領が再選出馬を取りやめる方針を決めた。現職の米大統領が自ら再選の道を断つのは異例だが、過去にも例はある。


 「我が党の次期大統領候補指名を求めないし、また受けるつもりもない」

 1968年3月31日夜、当時のジョンソン大統領はテレビ・ラジオで演説し、ベトナム戦争で軍事活動を縮小する政策転換を表明した。その最後で突如、涙ながらに次期大統領選への不出馬を明らかにし、世界に衝撃を与えた。

 「いかなる個人的な党派的目的にも、また大統領職に伴う厳粛な責務以外のいかなる責務にも、私の1時間を、私の1日を割くべきではないと確信する」と述べ、ベトナム対策に注力したいと説明した。側近にも事前に伝えていなかったとされる。

 ジョンソン氏は、63年にジョン・F・ケネディ(JFK)大統領が暗殺されたことを受けて、副大統領から昇格。64年の大統領選で当選した。

 内政では社会福祉の充実や貧困対策などで一定の成果を上げていたものの、北ベトナムの爆撃に踏み切りベトナム戦争を本格化させ、多数の犠牲者を出した。米国各地で若者を中心とする大規模な反戦デモや集会が広がり、国民の不満や民主党内の亀裂が深まっていた。

 米CNNは、ジョンソン氏が出馬を断念した背景の一つに、健康上の懸念もあったとの見方を伝えている。68年の大統領選で民主党はハンフリー副大統領を擁立したものの、共和党のニクソン氏に敗れた。

 今年、米国各地の大学ではイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に伴う人道危機に抗議するデモが拡大している。いまだ停戦を実現できていないバイデン氏に対し、リベラルな若者たちの支持離れが起きている。

 政府と、戦争に反対する若者という対立構図は、68年と現在で重なる面がある。【松本紫帆】

7082OS5:2024/07/22(月) 07:56:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3bdbfd0e5c4df601c64582a35e0078929cfc470
CNN「後継候補選びは混乱予想」 バイデン氏、大統領選から撤退表明
7/22(月) 5:06配信
日テレNEWS NNN
11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領が、選挙戦からの撤退を表明しました。

大統領選までおよそ3ヶ月半。バイデン氏の撤退で選挙戦の構図は大きく変わることになります。民主党は後継候補を決める手続きに入りますが、バイデン氏はハリス副大統領を後継指名しました。

バイデン大統領は日本時間の22日未明、SNSで、選挙戦からの撤退を表明しました。「大統領を務められたことは人生最大の名誉だ。再選を目指す意向だったが、残りの任期は大統領としての職務を全うすることにのみに専念することが、わが党と国にとって最善の利益であると確信する」と述べた上で、「決断の詳細については今週後半に国民の皆さんにお話しする」としています。

また、バイデン氏に代わる候補としてはハリス副大統領を指名した上で、「今こそ団結してトランプ氏を倒す時だ」と訴えました。

NBCによりますと撤退表明に先立ちバイデン氏とハリス氏が会談を行ったということです。

撤退を受けて、トランプ前大統領は自らのSNSで「バイデンは大統領に立候補する資格はなく、 大統領職に就く資格もない。彼の主治医やメディアを含む周囲の人々は皆、彼が大統領になる能力がないことを知っていて、実際にそうだった」と主張しています。

バイデン氏の撤退を受け民主党が誰を後継候補に選ぶかに焦点が移ります。民主党の大統領選候補を選ぶ予備選はすでに終了していてバイデン氏が代議員の大半を獲得して指名が確定していました。再選を目指す現職大統領が撤退するのは1968年のジョンソン大統領以来56年ぶりの異例の事態でCNNは「後継候補選びは混乱が予想される」と指摘しています。

バイデン氏はハリス副大統領を後継指名しましたが候補者が乱立し党内が分裂すれば共和党のトランプ氏を利する結果になりかねません。民主党は党が団結する形で後継候補を決め早急に選挙態勢を立て直す必要があり難しい対応を迫られています。

7083OS5:2024/07/22(月) 12:44:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c85b845e3603ce25468e85fd043faa2e8d2d5a1a
マンチン氏、民主復党し出馬か 無所属の上院議員、76歳
7/22(月) 12:15配信


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共同通信
イベントで話す民主党のマンチン上院議員=1月、米ニューハンプシャー州(AP=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは21日、5月に民主党を離れ無所属になった南部ウェストバージニア州選出のジョー・マンチン上院議員(76)が復党して大統領選に出馬することを検討していると報じた。

 共和党に近い立場を取るマンチン氏はバイデン政権の大型歳出法案などに反対して譲歩を引き出し、上院で大きな影響力を行使してきた。

 マンチン氏はバイデン氏の撤退表明前に放送されたテレビ番組で、バイデン氏が「新しい世代にバトンタッチする時が来たと思う」と語っていた。

 マンチン氏は出馬の臆測が一時広がったが、今年2月に見送りを表明していた。

7084OS5:2024/07/22(月) 13:58:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a91ff1af22bd3febd09ba9f01d648c2c8e52c48
米民主、立て直しへ団結課題 ハリス氏が後継最有力 バイデン氏撤退
7/22(月) 13:31配信

時事通信
バイデン米大統領(左)とハリス副大統領=4日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)の大統領選撤退で窮地に陥った民主党にとって、選挙戦の態勢立て直しが喫緊の課題だ。

 党が割れ、対立陣営を利した歴史を繰り返さないためには、新たな候補の下で一致団結できるかが最初の関門となる。バイデン氏が撤退と同時に推薦を表明し「党を結束させる」と決意を示したハリス副大統領(59)が、現時点で最も有力な後継候補とみられている。

 民主党は8月19〜22日、中西部イリノイ州シカゴで全国大会を開催する。各州で大統領候補を選ぶ予備選や党員集会は6月までに終了し、全国大会に参加する代議員約4000人の9割超が、バイデン氏への投票を誓約した。正式指名には過半数の票を得る必要があり、党の結束にはまず、撤退で宙に浮いたバイデン氏の代議員票が新たな候補でまとまるかが焦点となる。

 バイデン氏への撤退圧力が強まる中、黒人、アジア系かつ女性初の大統領になり得るハリス氏への期待は高まった。政権3年半を支え、知名度は十分。「バイデン・ハリス」チームとして集めた選挙資金も引き継げる。バイデン氏は自身の代議員に別の候補への投票を指示する権限はないが、ハリス氏への「全面的な支持」(バイデン氏)を表明したことで、代議員が自発的にハリス氏支持に動く可能性は高い。

 党内にはハリス氏以外にも多くの候補を擁立し、自由で活発な選出手続きを望む声もある。選挙までの期間が限られ混乱が予想される一方、メディアの注目を集め、選挙戦を盛り上げることができるのがメリットだ。

 ただ、現職が選挙戦継続を誓う中で繰り広げられた「バイデン降ろし」はメディアを連日席巻し、党内の亀裂を白日の下にさらした。代議員の投票行動が割れれば、後継者の求心力に早々と疑問符が付く。指名後には野党共和党からの厳しい攻撃も予想され、本選までわずか3カ月余りで幅広い有権者から支持を得るのは至難の業だ。

 民主党では1968年の大統領選でも、現職のジョンソン大統領がベトナム反戦運動のあおりで再選出馬を断念した。やはりシカゴで開かれた同年の党全国大会でハンフリー副大統領が候補に指名されたが、主流派の選出は反戦派の怒りを呼び、デモ隊が警察と衝突。混乱は統治能力の欠如を印象付け、本選では「法と秩序」の回復を約束した共和党のニクソン元副大統領に敗北した。

7085OS5:2024/07/22(月) 22:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/34baa21837bb16e1f967fc4778321a245781b9c0
中間層再生、製造業復活は道半ば インフレ足かせに バイデン氏
7/22(月) 13:32配信

時事通信
 【ワシントン時事】再選を断念したバイデン米大統領にとって、最後まで足かせとなったのはインフレだった。

 米経済はコロナ禍から力強い回復を遂げ、雇用の大幅増も実現したが、物価高で「追い風」を生かし切れなかった。掲げた中間所得層の再生や製造業復活は道半ばとなった。

 一時は約40年ぶりの高水準となった米国のインフレ率は大きく低下。大幅利上げで対応していた連邦準備制度理事会(FRB)も、利下げを視野に入れる。

 しかし、価格水準そのものは以前より高く、消費者心理を圧迫している。調査会社ユーガブなどが13〜16日に行った世論調査では、最重要の懸案として「インフレ・物価」を挙げた回答が25%と、最も多かった。

 バイデン氏は「1500万人の雇用を創出した」と成果を誇る一方、物価抑制で「もっとやるべきことがある」と繰り返し語り、国民の懸念に何とか応えようとする姿勢を示してきた。しかし、支持率低迷からの脱却には至らなかった。

 バイデン氏はまた、電気自動車(EV)振興を含めた気候変動対策や半導体支援といった産業政策を推進。「史上最も労働組合寄りの大統領」を自称し、戦略物資の国内生産拡大と雇用創出に取り組んだ。昨秋の全米自動車労組(UAW)による大規模ストライキに際しては、現職大統領として異例の現場訪問を決行、露骨に肩入れしてみせた。

 激戦州のミシガン州やペンシルベニア州など、製造業が盛んな地域では、労組の支持を取り付けたものの、支持率は伸び悩み、トランプ氏に水をあけられた。11日には自動車業界への新たな補助金発表に合わせ、「自動車産業と労働者のための闘いを決してやめない」と訴えたが、民主党内の撤退圧力に抗し切れなかった。

7086OS5:2024/07/22(月) 22:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd7728fe80cbbeceb758099688da1c3393f2d40
後継指名されたハリス米副大統領、女性初・黒人初・アジア系初で脚光…実績乏しく民主党内に不安
7/22(月) 15:00配信

読売新聞オンライン
米ホワイトハウスでハリス副大統領(右)の手を掲げるバイデン大統領(4日)=AP

 【ワシントン=田島大志】11月の米大統領選からバイデン大統領(81)が撤退表明したことを受け、民主党は共和党のトランプ前大統領(78)に対抗できる後任選びに入った。バイデン氏が事実上の後継指名をしたハリス副大統領(59)が本命だが、党内が一枚岩でまとまるかどうかは不透明だ。

【一覧】民主党、今後の日程

 「トランプを打ち負かすため、民主党、我が国を団結させるために全力を尽くす」。ハリス氏は21日の声明で、党の正式指名を得ることに強い決意を示した。

 民主党のビル・クリントン元大統領と妻のヒラリー・クリントン元国務長官は21日、連名の声明でハリス氏の支持を表明した。「今こそハリス氏を支援し、全力を尽くして当選のために闘う時だ」と結集を訴えた。

(写真:読売新聞)

 大統領選まで4か月弱と時間が限られる中、バイデン氏を支えてきた経緯もあり、党所属議員や支持団体の間ではハリス氏での一本化を図る動きが始まっている。バイデン氏が集めた選挙資金もハリス氏への引き継ぎは容易とみられている。

 ハリス氏は、上院議員などを経て21年に女性初、黒人初として副大統領に就任した。母親はインド移民でアジア系としても初めてで、就任当初は脚光を浴びた。ただ、移民問題などを担当したバイデン政権では目立った実績に乏しく、国民的な人気は低迷している。

(写真:読売新聞)

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた、トランプ氏との対決を想定した世論調査の平均支持率は、トランプ氏が43・5%に対し、ハリス氏は38・5%にとどまっている。

 バイデン氏の撤退論が浮上する中、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)やミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)らを推す声も出た。

 21日に声明を出したオバマ元大統領も「党が傑出した候補者選びのプロセスを用意できると自信を持っている」としつつ、ハリス氏には触れなかった。党内ではトランプ氏に「勝てる候補」としてハリス氏に対する不安もくすぶる。

 党大会直前での撤退は前例がないだけに、後継候補の選出も手探りとなる。

 党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長は21日の声明で「団結した党として前進するための透明で秩序あるプロセスに着手する」と表明しつつ、具体的な選出方法は明らかにしなかった。米メディアによると、8月上旬にオンラインで代議員による指名投票を行う案のほか、8月19〜22日の党大会の投票で選出する方法などが検討されている。

7087OS5:2024/07/22(月) 22:25:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8fb306cac1514e72c564a569c9f82e7966665d
米共和党、候補差し替えの「刷新感」警戒…トランプ前大統領「誰を擁立しても同じことだ」
7/22(月) 15:00配信

読売新聞オンライン
トランプ前大統領(20日)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党は、民主党のバイデン大統領が大統領選から撤退したことで、候補の差し替えに伴う「刷新感」が生まれ、自党の勢いがそがれることを警戒している。

【写真】米ホワイトハウスでハリス副大統領の手を掲げるバイデン大統領

 「左派が誰を擁立しても、同じことだ。米国を再び偉大にしよう」

 共和党の指名候補トランプ前大統領は、21日にSNSでこう訴え、自身への支持を呼びかけた。選挙戦への影響はないことを強調したものだが、米CNNは、「世論調査の結果から、トランプ陣営はこのままバイデン氏と戦うことを望んでいた」と指摘した。

 副大統領候補のJ・D・バンス上院議員(39)は、バイデン氏が後継として支持したハリス副大統領にさっそく攻撃の矛先を向けた。X(旧ツイッター)で不法移民対策などを巡るバイデン氏の「失政」を非難し、「ハリスは常にバイデンとともにあった。彼女はすべての失敗を共有している」と主張した。

 共和党は6月のテレビ討論会で勢いに乗った。今月13日には、トランプ氏が銃撃を受けながらも、奇跡的に右耳を負傷するだけですんだ。トランプ氏が2日後に開幕した党大会で「強い指導者」であることをアピールし、党の結束が強まった。

 共和党は、民主党の候補差し替えによってこうした情勢に陰りが生じることを懸念している。共和党のマイク・ジョンソン下院議長は声明で、「民主党は、(予備選で)バイデンを候補に選んだ国民の投票を無効にした。自称している『民主主義の党』とは正反対だ」と批判した。

7088OS5:2024/07/22(月) 22:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4a118e56b085d76b2b8316fec7fea91679e85a6
民主党内の撤退圧力に抵抗続けたバイデン一家と側近 一転の撤退判断は土日の2日間
7/22(月) 20:52配信
産経新聞
バイデン米大統領

米大統領選からの撤退を表明したバイデン大統領(81)を直前まで支えたのは、家族や少数の側近だった。バイデン氏とその周辺は民主党内の撤退圧力に抵抗を続けたが、オバマ元大統領やペロシ元下院議長ら党重鎮の介入で外堀は埋まり、共和党のトランプ前大統領が銃撃事件で求心力を高めたことがダメ押しとなった。撤退の判断は土日のわずか2日間で行われた。

【写真】笑顔のバイデン大統領とジル夫人

6月27日夜の討論会。言い間違いを繰り返すバイデン氏の姿は党内に「パニック」を引き起こし、交代論が一気に高まった。バイデン氏は直後の週末、家族や側近とキャンプデービッド山荘で対応を協議。残留を最も主張したのは次男ハンター氏だった。同氏は薬物依存を申告せず銃を不正購入した罪で有罪評決を受けたものの、ジル夫人とともに「最も頼れる相談相手」になっていた。

世論調査は「認知機能が衰えて大統領が務まらない」との回答が7割を超えた。6月の欧州外遊による「かぜと時差ぼけ」(大統領報道官)と釈明したが、多くの議員は自らの選挙に不利になると危機感を抱いた。大口寄付者らは「自分より国を大事にすべきだ」と進言を試みたが、家族や側近に阻まれた。

信頼回復の機会となるはずの7月9〜11日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は、ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と紹介するなどして機を逸した。

13日、銃撃を受けたトランプ氏は、血を流しながら拳を突き上げて強い指導者像を演出。対照的にバイデン氏の弱さを浮き上がらせた。トランプ氏を「民主主義の脅威」と位置づける戦略も行き詰まった。

バイデン氏は17日、新型コロナウイルスの感染が判明し隔離に。上下両院選の敗北を懸念するオバマ氏やペロシ氏らの発言が報じられ、外堀は埋まった。だが、19日の声明では「来週には遊説に復帰する」としていた。

米CNNテレビ(電子版)によると、バイデン氏は20日土曜日に側近2人と協議して撤退の意向を示し、その夜に家族とも話し合った上で21日の朝に決意を固めた。バイデン氏はその後、「ごく少数」の側近や有力者に電話で自身の決定を伝えたが、多くの陣営関係者が知ったのは声明文が発表される「数分前」だった。(ワシントン 渡辺浩生)

7089OS5:2024/07/23(火) 10:24:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9efeeaf0197ab4b3ae9b96e59a173092c9430e7
カマラ・ハリス氏、新たな「史上初」目指す 権利擁護の闘士 米大統領選
7/22(月) 20:32配信


時事通信
米公民権運動の中、黒人が襲撃を受けた「血の日曜日事件」から57年を記念する行進に参加するハリス米副大統領(前列中央)=2022年3月、南部アラバマ州セルマ(AFP時事)

 女性や少数派の権利擁護の闘士として知られ、2021年に女性、黒人、アジア系としては米国初の副大統領に就任した。

【写真特集】カマラ・ハリス米副大統領

 バイデン大統領から急きょ、トランプ前大統領の復活を阻止し、女性大統領という新たな「史上初」を成し遂げる使命を託された。

 ジャマイカ系黒人の父とインド系の母を持つ移民2世。両親はともに公民権運動に関わった。カリフォルニア大法科大学院修了後、検事として活動。カリフォルニア州司法長官を経て、上院議員に転じ、副大統領となった。

 検事時代から性的少数者(LGBTなど)の権利拡大に尽力。副大統領としては女性の人工妊娠中絶の権利を訴え、若者世代を中心に支持を広げた。

 しかし、副大統領就任以降、側近の辞任が相次ぎ、人望が薄いとの指摘もある。担当となった不法移民問題でも、十分な対策を取らなかったと批判を浴びている。

 外交・安全保障に関しては、バイデン氏のような豊富な経験はないが、22年には故安倍晋三元首相の国葬参列のために訪日。アジア系という出自もあり、「インド太平洋地域に特に強い関心を持っている」(在米外交筋)とされる。

 
 ◇カマラ・ハリス氏略歴
 カマラ・ハリス氏 64年10月20日、カリフォルニア州オークランド生まれ。ジャマイカ系黒人の父とインド系の母を持つ移民2世。カリフォルニア大法科大学院を修了し、検事として活動。16年に上院議員初当選、21年から副大統領。14年にユダヤ系の弁護士と結婚し、夫と前妻の間の子供2人の母親でもある。59歳。

7090OS5:2024/07/23(火) 16:00:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9756b1e9398f9573bb08d2cad47067b233965f
義理の息子と娘に「ママラ」と呼ばれるハリス氏…トランプ政権の閣僚ら鋭く追及し頭角、安倍元首相の国葬にも参列
7/23(火) 7:28配信


読売新聞オンライン
集会で演説するカマラ・ハリス米副大統領(11日、米ノースカロライナ州グリーンズボロで)=冨山優介撮影

 【ワシントン=向井ゆう子】米大統領選からの撤退を表明した民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、後継候補としてカマラ・ハリス副大統領(59)への支持を宣言した。女性、黒人、アジア系の全てで初めての副大統領を務めるハリス氏は、民主党が掲げる米国の多様性を体現する存在だ。

 ハリス氏は、ジャマイカ出身の経済学者の父、インド出身の生物学者の母のもと、1964年にカリフォルニア州で生まれた移民2世だ。カマラはサンスクリット語でハスの花を意味する。公民権運動に熱心だった両親は、ハリス氏をベビーカーに乗せてデモに連れて行ったという。

 7歳の時に両親が離婚し、妹とともに母に育てられた。12歳から高校卒業までは、カナダのモントリオールで暮らした。

 その後、米ワシントンにある黒人向けの名門、ハワード大学に進学した。大学では、南アフリカの人種差別問題など社会運動に取り組んだ。公職に関心を持つようになったのは、インドの政府高官だった母方の祖父の影響と言われる。ハリス氏は母とインドを何度も訪問し、祖父とも文通を重ねたという。

 ロースクールで学んだ後、2004年にサンフランシスコ地方検事、11年にカリフォルニア州の司法長官に就任した。いずれも黒人女性として初めてだった。16年には黒人女性として史上2人目となる上院議員に当選した。

 議会では、トランプ政権の閣僚らを鋭く追及し、頭角を現した。20年の大統領選に出馬し、ライバルだったバイデン氏を討論会で激しくやり込めたこともある。

 バイデン氏がハリス氏を副大統領候補に選んだのは、トランプ政権下で表面化した人種間対立を背景に、有権者に多様性をアピールするためだったとされる。21年1月に副大統領に就任した後は、不法移民対策や人工妊娠中絶問題などを担当した。

 バイデン氏に代わり、欧州や中南米、東南アジアなどへの外遊をこなすなど、外交経験も積んだ。22年9月には、バイデン氏の「名代」として、安倍晋三・元首相の国葬に参列した。

 私生活では14年に、白人の弁護士、ダグラス・エムホフ氏と結婚した。エムホフ氏は再婚で、ハリス氏には義理の息子と娘がいる。2人とは仲が良く、ハリス氏の名前にかけて、「ママラ」と呼ばれているという。

7091OS5:2024/07/23(火) 17:02:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/34ec456fd4a733e1b5dddab321e4af395a0ad65b
バイデン氏撤退、民主党内は歓迎ムード 出遅れは顕著、資金力など課題に
7/22(月) 19:44配信

産経新聞
バイデン米大統領

【ワシントン=坂本一之】米民主党のバイデン大統領(81)の選挙戦撤退を受け、同党内は歓迎ムードに包まれている。ただ、新候補による共和党大統領候補のトランプ前大統領(78)との選挙戦は厳しいものとなることは間違いない。バイデン氏が「民主党や米国にとって最善」の道として選択した撤退が正しかったのか。その答えは挙党態勢で巻き返しを図れるかにかかっている。

【写真】談笑するバイデン米大統領とオバマ元大統領

「最高の愛国者であることに改めて気付かされた」。バイデン氏が副大統領として支えたオバマ元大統領は21日、バイデン氏撤退の決断を歓迎する意向を示した。

バイデン氏に選挙戦継続への懸念を直接伝えたと報じられたペロシ元下院議長も、X(旧ツイッター)に「バイデン氏はつねに国を第一に考える愛国的米国人だ」と投稿し、決断を称賛した。

民主党の新候補は若返る。最有力と目されるハリス副大統領は59歳。年齢問題は民主党の足かせではなくなり、逆にトランプ氏を「高齢」と攻撃できる立場になる。

だが、民主党の今後の道程は平坦(へいたん)ではない。ハリス氏は現政権メンバーであり、国内で高まる物価高騰などの不満がバイデン氏と同様に向けられる可能性がある。米政治専門家は産経新聞の取材に、産業空洞化でラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域や接戦州の「知事の方が新たな候補として支持を広げやすい」と指摘した。

新候補は選挙資金の確保も重要な課題だ。無党派層への訴求に必要なテレビ広告や集会などには莫大(ばくだい)な資金が必要となる。CNNテレビによると、6月末時点で共和党側の資金1億160万ドル(約160億円)に対し、民主党側は7830万ドル(約123億円)。短期間での資金調達力が問われる。

投票日まで4カ月を切り、大統領選を左右する接戦州で選挙集会を開く回数も限られている。選挙戦で先行し、自身への銃撃事件を機に共和党の団結を図るトランプ氏に対抗するのは容易でない。

今回、バイデン氏への撤退圧力が高まった一因は、大統領選と同時に実施される上下両院選挙への悪影響だ。バイデン氏撤退後も、世論調査の結果が上向かなければ、歓迎ムードが一変し、党内の不協和音が強まる恐れがある。

7092OS5:2024/07/23(火) 17:02:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f063485f0279b1bd089d9b80f562ef3110cefc95
米民主党、ハリス氏が大統領候補争い優勢 ペロシ氏ら有力者が相次ぎ支持
7/23(火) 10:06配信


産経新聞
4日、米ホワイトハウスで、ハリス副大統領(右)の手を持ち上げるバイデン大統領(AP)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選への出馬を辞退した民主党のバイデン大統領の後継を決める同党の候補指名争いで、バイデン氏が推すハリス副大統領(59)が支持を広げている。党重鎮のペロシ元下院議長や指名争いの対立候補と目された知事らがハリス氏支持を表明し、指名獲得に向け地盤を固めつつある。

ハリス氏は22日、東部デラウェア州にあるバイデン陣営の選挙本部を訪れ、自身の選挙本部として活動を本格化させた。スタッフらを前に党候補の指名獲得と、共和党候補のトランプ前大統領(78)の打倒を掲げた。

ハリス氏は、トランプ氏の過去の性的暴行疑惑を巡る民事訴訟で陪審員が法的責任を認めていると指摘。自身が検事だったことから、「トランプのようなタイプを知っている」と述べ、大統領としての資質を問う批判を展開した。

人工妊娠中絶に関し「トランプは機会があれば全ての州で禁止するだろうが、そんなことはさせない」と訴えた。

バイデン氏は電話で行事に参加し「トランプはいまだに米国にとって危険だ」と強調。「われわれは民主主義を救う必要がある」と訴え、ハリス氏への全面的な支援を表明した。

民主党内では、ペロシ氏が22日、自身のX(旧ツイッター)でハリス氏が「(大統領選を)勝利に導いてくれることを確信している」と支持を表明した。バイデン氏が撤退した場合の党候補として名前が取り沙汰されていたミシガン州のウィットマー知事(52)やペンシルベニア州のシャピロ知事(51)らもハリス氏を支持している。

民主党復党による立候補検討が報じられた無所属のマンチン上院議員(76)は22日、CBSテレビで立候補しない考えを明言した。

ハリス陣営は22日、バイデン氏の選挙戦撤退を表明後の約24時間で8100万ドル(約127億円)の資金を集めたと発表した。ハリス氏が党候補となった場合、11月の大統領選に向けて共に戦う副大統領候補選びへの感心も高まりつつある。

7093OS5:2024/07/23(火) 17:03:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/14bb949ed938c0cf07d183d4e009f64aa8a77edd
バイデン氏撤退、どうする民主党 候補者選び、宙に浮く3900人の票
7/22(月) 5:20配信


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毎日新聞
ホワイトハウスで三者会談に出席するハリス副大統領(左)とバイデン大統領=米首都ワシントンで2024年4月11日、AP

 11月の米大統領選に向け、民主党のジョー・バイデン大統領(81)が高齢不安などから撤退を決断した。民主党は、既に共和党の候補に指名されたドナルド・トランプ前大統領(78)との戦いに向け、代わりとなる候補への「差し替え」を急ぐ。

【写真まとめ】バイデン氏が推薦したハリス氏って?

 バイデン氏は後継候補にハリス副大統領を支持すると明らかにしたが、党内からは「徹底的な討論と熟慮のもとに選ぶ」(アリゾナ州のケイティ・ホッブス知事)よう求める声が出ている。

 民主党は2〜6月に予備選・党員集会を実施した。有力な対抗馬はおらず、そのほとんどでバイデン氏が勝利し、各州・地域に割り当てられた代議員らを積み上げた。AP通信によると、バイデン氏は約3900人いる代議員のほとんどを獲得。この代議員らはバイデン氏への投票を「誓約」しており、その投票によってバイデン氏が正式に党の候補に指名されるはずだった。

 ところが、バイデン氏が撤退したことで、こうした代議員らの投票先が宙に浮くことになる。この場合に代議員らがどう投票するかについては、民主党内で明確に定められた規則はない。

 一般的には、撤退した場合は代議員らは自分が選んだ別の候補に投票する自由があると解釈されている。ただし、代議員の選定にはバイデン氏の陣営も関与しているため、バイデン氏やその陣営の意向を全く無視した新たな候補は選ばれにくい。バイデン氏はハリス氏を支持すると明らかにした。

 ただ、いつ、どのような形で選ぶのかは、現時点では不透明だ。元々、民主党は8月19〜22日に中西部イリノイ州シカゴで開く党全国大会で代議員による投票を行い、党の候補指名をする予定だった。

 しかし、中西部オハイオ州が州法で候補指名の期限を8月7日と定めているため、民主党全国委員会(DNC)は5月、それに間に合わせるためにシカゴに集まる前にオンラインでバイデン氏を指名する方針を示していた。

 同州がその後、指名の期限を民主党大会後に変更したため、党大会前に候補指名をしなければならない理由はなくなった。バイデン氏に代わる候補者は、オンラインか党大会かなどの形式は現時点では不明だが、代議員が投票で決めるシナリオが有力だ。

 幅広い党支持層を引きつけ、無党派層にもアピールするためには、できるだけ透明性がある選考過程と投票による選出が出発点になる。

 最終的に党候補指名を獲得するためには、過半数の代議員の支持が必要だ。【ワシントン西田進一郎】

7094OS5:2024/07/23(火) 17:04:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8550bccf5b08d9b2d2eef2be852d8e3a5d78bef
「ガラスの天井」挑戦へ ハリス氏、実績に不安 副大統領候補に白人男性の観測・米大統領選
7/23(火) 0:03配信

時事通信
米ハワード大で講演に臨むハリス副大統領=2023年4月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】ハリス米副大統領は大統領候補の後継指名を受け、これまで誰も突き破ることができなかった「ガラスの天井」である「初の女性大統領」を目指す。

【写真特集】カマラ・ハリス米副大統領

 まずは民主党の候補指名を勝ち取る必要があるが、実績不足に加え、11月の大統領選まで時間は限られており、多難な前途が待ち受ける。

 「トランプ(前米大統領)を打ち負かすため、民主党と国を団結させることに全力を尽くす」。ハリス氏は21日、バイデン氏の撤退表明を受けて声明を出し、「打倒トランプ」を誓った。その後、民主党議員らの支持表明が相次ぎ、同日午後9時時点で約4670万ドル(約73億4000万円)の献金が集まったという。

 ハリス氏は前回大統領選で、民主党候補指名をバイデン氏と争い、人種問題を巡りバイデン氏の立場を厳しく追及。指名争いから脱落した後、バイデン氏の長男ボー氏(2015年に死去)と親交があった経緯から、初の女性副大統領に起用された。就任後は移民問題を任されたが、目立った実績を残せず、共和党からは不法移民の流入を許す「国境問題の権威」などとやゆされた。

 当面は8月下旬の民主党大会での候補指名獲得を通じ、自身の政策や国家観を広くアピールすることが重要になる。態度を明らかにしていないオバマ元大統領やペロシ元下院議長ら民主党重鎮の支持を取り付ける必要もある。

 大統領選を共に戦う副大統領候補選びも焦点だ。自身が黒人、女性、アジア系であることから、白人男性を選ぶとの観測が浮上しており、ノースカロライナ州のクーパー知事、ケンタッキー州のベシア知事、ペンシルベニア州のシャピロ知事らの名前が挙がる。

 一方、共和党のトランプ氏は「米国民にとってハリスはバイデンよりひどいだろう」と早速批判のボルテージを上げた。同党はハリス氏の移民政策に焦点を定め、攻撃を強めていく構えだ。

7095OS5:2024/07/23(火) 17:05:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb7f9af4a8411423ac674dcb5ac66070d3cf84e5
米民主党の大統領候補者選び 8月の党大会までの一本化が焦点
7/22(月) 19:45配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】民主党のバイデン米大統領の大統領選撤退表明を受け、同党は共和党候補のトランプ前大統領と戦う後継候補選出に向けた作業を進める。正式に候補が指名されるのは、8月19〜22日に中西部イリノイ州シカゴで開催する党全国大会。それまでに候補が一本化できるかが焦点だ。

バイデン氏が後継に指名したハリス副大統領が正式に大統領候補となるには、全米各地から選ばれた代議員約4700人の過半数の支持を得る必要がある。

AP通信によると、バイデン氏が予備選や党員集会の勝利を通じて、支持を得た代議員は3896人で、半数を大きく超える。ただ、党規則上、バイデン氏を支持した代議員がハリス氏を推す義務はない。ハリス氏はまず代議員の支持を取り付ける必要がある。

現在、ハリス氏の対抗馬となる可能性があるのは、5月に民主党を離党して無所属となった穏健派のジョー・マンチン上院議員(76)だ。米CNNテレビは21日、マンチン氏が復党し、指名レース参戦を検討していると報じたが、党内での支持基盤は脆弱(ぜいじゃく)で、ハリス氏の優勢は揺るがないとみられている。

だが、党全国大会までに指名候補を一本化できなかった場合、「オープン・コンベンション(開かれた党大会)」と呼ばれる形式に移行する。特定の候補が過半数を得るまで代議員が議論し投票を続ける仕組みで、議事が混乱すれば、党内の不一致が顕在化することとなる。

7096OS5:2024/07/23(火) 18:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce24abd300012463091343582a599eee7fe44ad9
ハリス氏指名確実で、次の焦点は副大統領候補選びに…キーポイントは「白人男性」と「激戦州」
7/23(火) 17:37配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】ハリス米副大統領が民主党の大統領候補指名を確実にしたことを受け、米世論の関心は「ランニングメート(伴走者)」と呼ばれる副大統領候補の人選に移った。黒人、女性初の副大統領であるハリス氏の支持層を補完するためにも、白人男性の中からの選任が有力視されている。

米ホワイトハウスでのイベントに出席するハリス氏(左)とバイデン氏(5月9日)=AP

 ハリス氏は22日にバイデン氏の選挙事務所を訪問し、伴走者から「主役」への交代を宣言したが、副大統領候補には言及しなかった。候補に求める条件なども明かしていない。

 副大統領候補は8月18日開幕の民主党大会で、大統領候補とともに正式指名される。それに先立ち、8月上旬のオンライン投票で選ばれる可能性がある。半年近くかけてトランプ前大統領が候補者を共和党の選び方と異なり、時間は極めて限られている。

 AP通信は22日、候補に浮上している4人の名前を挙げた。ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事、ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事、マーク・ケリー上院議員(アリゾナ州)、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事だ。

 いずれも白人男性で、うち3人は知事としての行政経験がある。政治経験が2年弱と浅い共和党副大統領候補のJ・D・バンス上院議員との差別化を図る狙いもあるとみられる。

 もう一つ重要な要素が、大統領選の勝敗を左右する七つの激戦州への影響だ。4人のうちベシア氏以外は、激戦州から選出されている。

 ベシア氏は共和党が地盤とするケンタッキー州で当選を重ねたのが強みで、22日には前日にハリス氏から電話を受けたことを明かし、「助言を与えられる信頼関係を築いている」とアピールした。資金力のあるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事や、メリーランド州初の黒人知事ウェス・ムーア氏を推す声もあるが、激戦州でないことがネックだ。

 一時、大統領候補に推されたミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は同じ女性で、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は同じ州出身と特徴が重なる。2人は副大統領レースは回避し、2028年の次回大統領選を目指すとみられている。

7097OS5:2024/07/23(火) 18:59:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e482ad7699228cb9ad3eec29f3ff1444488d1d8
バイデン氏撤退 リベラル派メディアは決断を評価、保守派は酷評
7/22(月) 18:30配信
毎日新聞
米ホワイトハウスで演説するジョー・バイデン大統領(右)。左はカマラ・ハリス副大統領=2024年7月14日、ロイター

 米民主党のジョー・バイデン大統領(81)の大統領選撤退表明を受けて、米メディアは相次いで速報した。リベラル系では、高齢不安を抱えて党内で撤退圧力が高まっていた中でのバイデン氏の決断を評価する論調が目立った。一方、保守系は、民主党には国を率いる力がないと批判を強めている。

【写真でみる】バイデン氏推薦のハリス氏

 リベラル派の有力紙であるニューヨーク・タイムズ(電子版)は、社説で「勇気ある選択をした」と評価した。同紙は、バイデン氏とトランプ氏の戦いだった前回2020年大統領選ではバイデン氏を支持していた。しかし、バイデン氏が精彩を欠いた6月下旬のテレビ討論会以降、選挙戦から撤退するよう社説で提言。民主党内の「バイデン降ろし」の勢いを加速させた。

 同紙は、今回の決断を政治家としてふさわしい幕引きだったとした上で、バイデン氏は大統領として国に尽くしてきたとたたえた。選挙戦にとどまっていれば共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が返り咲く可能性を高めていたと指摘し、「バイデン氏はトランプ氏が決してしないことをした。プライドや野心より国益を優先した」と強調した。

 バイデン氏は21日、選挙戦からの撤退と同時に、後任の候補としてカマラ・ハリス副大統領(59)を推薦した。

 主要紙ワシントン・ポスト(電子版)は社説で、この推薦について、ハリス氏は8月の民主党大会で候補指名を受ける「最有力候補」だが「党は開かれたプロセスを受け入れるべきだ」と提言。予備選をする必要はないが、有力候補同士の討論会は実施可能だと訴え、ハリス氏が「唯一の選択肢ではない」とも主張した。

 ポスト紙はさらに、バイデン氏に対し、いま重要なのは次期大統領のため「国を可能な限り最良な状態にすることだ」と注文を付けた。選挙戦の重荷から解放されたバイデン氏は、パレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘や、米国のインフレ問題などの解決に力を注ぐことができると呼びかけた。

 一方、本選が迫る時期の撤退表明について、保守系のFOXニュースは、もはや一般の有権者は民主党の大統領選指名候補者を選ぶことができないと批判的に論評した。選択の機会があるのは党大会に招集される代議員など「数千人のエリートたちだ」と指摘し、「これは建国の父たちが築き上げた民主国家にふさわしいプロセスではない」とした。

 「年老いた無能な大統領が(後任として)支持したのは、無能な副大統領だ」とも酷評。ハリス氏の資質を疑問視し、民主党には「偉大な米国を率いる人物は誰一人いない」と厳しい言葉を並べた。【ニューヨーク中村聡也】

7098OS5:2024/07/24(水) 07:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8cea474059ca28faa19f7acd0dba9f53b43cb19
米仏軍が撤収、露が勢力圏に取り込み 西アフリカのニジェール、マリ、ブルキナファソ
7/23(火) 19:10配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】西アフリカのニジェール、マリ、ブルキナファソの3カ国で、それぞれクーデターで権力奪取した軍事政権が連携を強めている。7月6日に「首脳会談」を開き、協力関係をアピール。旧宗主国フランスや米国の駐留軍を追放し、ロシアとの関係を深めている。グローバルサウス(南半球を中心とした新興・途上国)で欧米主導の国際秩序が揺らいでいる実態を象徴している。

3カ国の軍政トップ3人が6日、ニジェールの首都ニアメーで、「サヘル諸国同盟(AES)」の第1回首脳会談と称する会合を開き、連邦創設条約に調印した。サヘルとはサハラ砂漠南縁部をさす。

ロイター通信によると、ニジェール軍政トップのチアニ将軍は、会合の開催は「国家主権を取り戻すという私たちの共通の意思の成果だ」と強調した。

親欧米のバスム大統領をクーデターで追放してから7月26日で1年になる。

■クーデター相次ぐ

3カ国では2020年から23年にかけてクーデターが相次いだ。露民間軍事会社「ワグネル」が偽情報を拡散させ、反仏感情を拡散したとも指摘される。ソ連崩壊で国力が落ち、アフリカの親露諸国との関係が衰えたロシアは近年、関係構築を積極的に進めている。

3人は会合で、地域の経済交流や協調を進める「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」からの脱退を確認。共通の投資銀行や安定化基金を設け、鉱物やエネルギーなど戦略的資源の備蓄でも協力する。

経済面で対露協力を強めるとの見方もある。英誌エコノミスト(電子版)によると、ニジェールは原子力発電所で使われるウランの世界屈指の生産国で、欧州のウラン需要の25%を供給していた。しかし、6月には仏国営企業の採掘権を取り消しており、露国営企業に権利を与えることが懸念されているという。

■軍事面でも対露傾斜が鮮明

軍事面でも対露傾斜は鮮明だ。ニアメーの空港近くにある空軍基地では7月7日、軍政の求めに応じて駐留米軍が撤収を完了した。基地は露軍が軍事教練のために使用するという。

米軍はニジェール中部アガデス近郊の空軍基地も使用し、無人機でサヘル地域のイスラム過激派を監視してきたが、8月には撤収に追い込まれる公算だ。3カ国に駐留してきた仏軍は23年までに撤収している。

サヘル地域ではスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカーイダ系の組織が勢力を広げており、米仏の撤収で野放しになることが懸念されている。エコノミストは前出の記事で、イスラム過激派関連の事件で昨年は1万1000人以上が死亡したとし、「サヘルはいまや世界におけるテロ攻撃の中心地だ」と評した。

7099OS5:2024/07/24(水) 09:52:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/84bfd5f6e71900f82d89508f420eec24c3f823d8
ハリス氏、中絶・年齢前面に 米大統領選、異なる戦い方
7/24(水) 7:08配信

時事通信
ハリス米副大統領=22日、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、民主党の候補指名を確実にしたハリス副大統領(59)は、人工妊娠中絶の権利や自身の年齢を前面に押し出す姿勢を打ち出した。


 共和党のトランプ前大統領(78)に対し、撤退を表明したバイデン大統領(81)とは異なる戦い方で挑む。

 「政府が女性に自分の身体をどうするかを指図すべきではない」。ハリス氏はバイデン氏から後継指名を受けた最初の選挙演説で、こう力強く訴えた。

 カトリック教徒だったバイデン氏はこれまで女性の中絶の権利擁護を訴えてきたものの、説得力に欠けるきらいがあった。バイデン政権で中絶問題に熱心に取り組んできたのもハリス氏だった。

 ハリス氏は「連邦議会が中絶の自由を回復する法案を可決すれば、私は大統領としてそれに署名する」とも表明。中絶の憲法上の権利を否定した2022年の連邦最高裁判決以降、女性の関心が特に高いこのテーマを選挙戦の主要な争点に持ち込む構えだ。

 また、これまで民主党のアキレス腱(けん)だった候補者の年齢も、一転して強みとなった。ハリス氏は22日の演説で、トランプ氏を過去志向、自らを未来志向と位置付け、対比の構図を作り出した。

 バイデン氏は老化が目立ち、トランプ氏からやゆされてきた。しかし、トランプ氏も共和党の指名を争ったヘイリー元国連大使を民主党のペロシ元下院議長と混同するなど、言い間違いを繰り返してきた経緯がある。ハリス氏はトランプ氏より19歳若く、攻守が逆転した格好だ。

7100OS5:2024/07/24(水) 09:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/56350b200802e3e1ec66bb1e657cd65e8e448de4
抵抗の果て、無念の退場 気力そいだ盟友離反 「勝利の道なし」現実に直面・バイデン氏〔深層探訪〕
7/24(水) 7:00配信

時事通信
米大統領への就任宣誓を行うバイデン氏(左)とジル夫人=2021年1月、ワシントン(AFP時事)

 バイデン米大統領(81)が大統領選から撤退した。6月の大統領候補テレビ討論会で失態を演じてからわずか3週間余り。民主党内の「バイデン降ろし」の勢いはすさまじく、信じてきた盟友たちの「裏切り」と相次ぐリークが、戦い続けようとするバイデン氏の心をさいなんだ。最後は狭まる包囲網と、トランプ前大統領(78)を倒せないという厳しい現実の前に屈した。

【写真】米大統領専用機を降りるバイデン大統領

 ◇信じ続けた草の根支援
 小さくかすれた声。要領を得ない回答。6月27日の討論会でバイデン氏の弱々しい姿が全国放送されると、民主党は瞬時にパニックに陥った。「バイデンでは勝てない」。陰に陽に撤退を求める議員や大口献金者が日ごとに増えた。

 「決心が弱まればトランプを利するだけだ」。バイデン氏は7月8日、ぐらつく党を一喝した。激戦州での演説やメディアのインタビュー、単独記者会見など表に出る機会を増やし、認知能力や体力に問題がないと懸命に示そうとした。自分を引きずり降ろそうとしているのは「党エリート」で、草の根の支援は自らの側にあると信じていた。

 バイデン氏が頑として抵抗した背景には、出馬断念を余儀なくされた2016年大統領選の屈辱がある。副大統領として仕えたオバマ元大統領は、クリントン元国務長官の支持に回った。

 しかし、クリントン氏はトランプ氏に敗北。その後、バイデン氏はトランプ氏を破り、22年中間選挙でも事前の予想を上回る結果を残したことで、「自分は間違っていない」との思いを強めた。

 ◇深まる孤独
 だが、逆風はやまない。党重鎮で長年バイデン氏を支えたペロシ元下院議長はテレビで「決断」を迫り、撤退運動の急先鋒(せんぽう)となる。匿名の「周辺」や「陣営幹部」が「撤退は近い」と語ったとする報道も相次ぎ、外堀を埋めていく。状況を制御できなくなったバイデン氏の怒りと疑心暗鬼は深まり、本音を知るのは数人の側近と家族だけになっていた。

 共和党は15〜18日の全国大会で、暗殺未遂に遭ったトランプ氏の下、結束を固めていた。有権者の目がトランプ政権2期目の危険に向けば、挽回の機会はやってくる―。そう期待した折、17日に新型コロナウイルス感染が判明。公の場でトランプ氏を批判することもかなわなくなった。

 この頃、内々の世論調査ではトランプ氏のリードが拡大し、「勝利の道は、ほぼ残されていない状態」(CNNテレビ)になっていたという。支援者は献金を凍結し、選挙資金も先細りしつつあった。

 20日午後、バイデン氏は一握りの最側近を東部デラウェア州リホボスの別荘に呼んだ。「そばにいてほしい」。ジル夫人に寄り添われ、夜にかけて撤退を世に知らせる声明を準備した。

 翌日、バイデン氏はハリス副大統領(59)に電話し、決断を伝達。午後1時45分に陣営幹部とテレビ会議を開いた直後、情報漏えいの恐れのないX(旧ツイッター)への投稿という形で、自らの手で再選に向けた戦いの幕を下ろした。(ワシントン時事)

7101OS5:2024/07/24(水) 09:55:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5226f53b24288659efa96fcf7eefb4acbb41cd7f
米大統領警護隊トップが引責辞任 トランプ氏銃撃事件防げず
7/24(水) 1:03配信


毎日新聞
下院監視・説明責任委員会の公聴会に出席した大統領警護隊のキンバリー・チートル長官=2024年7月22日、ロイター

 米共和党のトランプ前大統領が13日の選挙演説中に銃撃された事件で、大統領警護隊(シークレットサービス)のキンバリー・チートル長官が23日、辞任した。銃撃を防ぐことができなかった責任を取った。バイデン大統領は新たな長官を近く任命する考えを示した。

 米メディアによると、チートル氏は職員に宛てた文書で、最も重要な任務である国の指導者を守るという「使命を果たせなかった」とし、事件を踏まえて辞任するという難しい決断を下したと説明したという。

 辞任を受け、マヨルカス国土安全保障長官は警護隊の長官代行にロナルド・ロウ副長官を指名したと発表。バイデン氏は声明で、チートル氏のこれまでの功績に謝意を示したうえで、「近いうちに新たな長官を任命する」と述べた。

 チートル氏は22日に下院監視・説明責任委員会の公聴会に出席した。銃撃事件を阻止できなかったことについて、過去数十年間で「最も重大な失敗」と述べて、当日の警備態勢の不備を認めた。ただ、共和・民主両党の議員らからの辞任要求に対しては「現時点で警護隊を率いるのに最適な人物は私だ」とし、この時点では拒否していた。

 同委のジェームズ・コマー委員長は23日の声明で、チートル氏の辞任を「説明責任を果たすための第一歩だ」と指摘し、警護隊に対する監視を継続すると表明した。下院は、共和党のジョンソン議長と民主党のジェフリーズ院内総務が超党派のタスクフォースを設立すると発表しており、警備態勢に関する本格的な調査を進める構えだ。

 事件は13日午後、東部ペンシルベニア州バトラーで発生。トーマス・クルックス容疑者(20)が演説台から約120〜130メートル離れた会場外の建物の屋上から半自動小銃でトランプ氏を狙撃したとみられている。トランプ氏は右耳を負傷した。クルックス容疑者は現場で射殺されたが、警備態勢の不備を批判する声が高まっている。【ワシントン西田進一郎】

7102OS5:2024/07/24(水) 09:56:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8ac6625cf8b20683ea13f53e04a955edf9675c1
ハリス氏で後継スピード決着、きっかけは重鎮・ペロシ元下院議長の「熱烈な支持」表明
7/24(水) 0:26配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米民主党の次期大統領候補選びが、カマラ・ハリス副大統領でスピード決着する見通しとなったのは、党内有力者の支持が集まったことが大きい。「ランニングメート(伴走者)」として撤退したバイデン大統領と共に活動してきただけに、資金面でも圧倒的な強みがあった。

【図表】ハリス氏への支持を表明した民主党の主な有力者

米ホワイトハウスでハリス副大統領(右から2人目)の手を掲げるバイデン大統領(同3人目)(4日)=AP

 バイデン氏が後継指名したハリス氏に、党所属議員が雪崩を打つきっかけを作ったのは重鎮のナンシー・ペロシ元下院議長(84)だった。

 バイデン氏に撤退を促したとされるペロシ氏は22日昼過ぎに声明を出し、「ハリス氏への私の熱烈な支持は公式なもので、個人的かつ政治的なものだ」と表明した。212人の同党下院議員は22日夜までに、187人(米紙ワシントン・ポストまとめ)がハリス氏の推薦に回った。

 代わりの候補として一時名前が挙がっていたカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事らを含め23人の民主党知事全員もハリス氏を支持した。

 資金面を考慮しても民主党にとってハリス氏以外の選択肢は事実上なかった。連邦選挙委員会への団体の届け出も、名称変更だけで済ませた。

 円滑な移行は、バイデン氏の伴走者として共に選挙活動を行ってきたからこそだ。6月時点で約9600万ドル(約150億円)あったバイデン氏の選挙資金の大半は、ハリス氏であれば引き継ぐことが可能となる。

 バイデン氏の撤退後には資金集めも勢いづいている。ハリス氏陣営は22日、24時間で8100万ドル(約127億円)を集めたと発表した。陣営は「大統領選史上、最大の24時間の額だ」とアピールした。

 共和党の副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員は22日の演説で「民主党内の有権者の代わりに、オバマ(元大統領)、ペロシが決定を下してハリスを選出しようとしている」と批判した。

7103OS5:2024/07/24(水) 10:46:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb926ad46049d40761ac52437bb3b02a509a7f5
「子のない惨めな変わり者」 共和・バンス氏の過去の暴言が拡散
7/24(水) 10:22配信

毎日新聞
米共和党の副大統領候補のバンス上院議員=東部バージニア州で7月22日、AP   

 11月の米大統領選へ向けて共和党の副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員(39)の過去の発言が波紋を呼んでいる。バンス氏が、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)らを「子どもがいない惨めな変わり者」と呼び、米国に「直接利害関係がない人々」と語る過去のインタビュー映像がソーシャルメディアで拡散し、大きな批判を招いている。

【写真でみる】バイデン氏推薦のハリス氏

 民主党の大統領候補選出が確実視されるハリス氏は、夫で弁護士のダグラス・エムホフ氏の連れ子2人の継母だ。子どもたちからは親しみを込めて「ママラ」と呼ばれているという。

 バンス氏の発言は、2021年に保守系FOXニュースで右派ジャーナリストのタッカー・カールソン氏の番組に出演した際のもの。ハリス氏のほか、同性愛者と公表しているピート・ブティジェッジ運輸長官や、急進左派のアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員を名指しして「民主党の未来は子どもがいない人々に支配されている」と言及。「私たちの国を、直接利害関係がない人々に委ねることに、どのような意味があるのか」と続けた。

 今月22日にX(ツイッター)に投稿されたインタビューの映像は、1日で2150万回以上視聴された。

 AP通信によると、ハリス氏の陣営は「この国の将来にはすべての米国人が利害関係を持つ」と反論し、「醜悪な個人攻撃」だとした。16年の民主党大統領候補だったヒラリー・クリントン元国務長官は、Xの投稿で「(バンス氏は)なんて普通で親近感を持てる男性なんだ」と痛烈に皮肉った。

 バンス氏は、大統領選の争点の一つである人工妊娠中絶を巡り、コンビを組む共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領よりも強硬に反対の姿勢とみられる。一方のハリス氏は、トランプ氏の過去の性加害を認めた民事裁判などに触れ、共和党が政権を奪取すれば、生殖の自由や女性の権利を後退させるとして批判を強めている。【ニューヨーク八田浩輔】

7104OS5:2024/07/24(水) 23:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/89fe8485b3c27b6c90a38a5659e62f49915b17cd
ハリス氏の大統領選での発言を注視 政府、インド太平洋重視は「変わらず」の見方
7/24(水) 22:13配信
産経新聞
ハリス副大統領(AP)

米大統領選の民主党候補にハリス副大統領が指名される見通しとなったが、政府関係者はハリス氏がバイデン政権の外交路線を踏襲するとの見方を示す。インド太平洋地域を重視する米政権の方針が「大きく変わることはない」(外務省幹部)として、引き続き日米関係強化を進める立場だ。ただ、ハリス氏がトランプ前大統領と争う選挙戦で、どのような主張を発信するか注視している。

岸田文雄首相はハリス氏と複数回、会談している。4月に国賓待遇で訪米した際、ハリス氏ら主催の昼食会に出席。昨年9月にはジャカルタでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議に合わせ、ハリス氏とフィリピンのマルコス大統領と懇談。中国を念頭に「力による一方的な現状変更の試み」に連携対処することで一致した。

大統領選の決着まで3カ月以上を残す中、岸田首相らと親交を深めたハリス氏と「わざわざ関係づくりを進めることはしない」(外務省幹部)といった落ち着いた受け止めが政府内で大勢だ。一方、ハリス氏は中東情勢でパレスチナ寄りの姿勢を示したことがあるなど対外政策に不透明感もあり、選挙戦での今後の発言を見定めていく展開となりそうだ。(原川貴郎)

7105OS5:2024/07/25(木) 07:17:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c519915b4714c44f85e7187bce5f3e7490da7392
民主副大統領候補、2氏有力か 元宇宙飛行士と激戦州知事 米報道
7/25(木) 7:05配信

時事通信
ケリー米上院議員=4月13日、アリゾナ州フェニックス(AFP時事)

 【ワシントン時事】ハリス米副大統領(59)がバイデン大統領の後継者として民主党の候補指名に道筋を付けたことを受け、ハリス氏の伴走者となる副大統領候補の人選が本格化している。

 ABCテレビは23日、西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)と東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)の2人が現時点で有力視されていると報じた。

 ハリス氏は民主党の牙城である西部カリフォルニア州出身で、黒人、アジア系、女性という属性を持つ。これを補う形で、副大統領候補には白人男性で、11月の大統領選の激戦州選出もしくは超党派の合意形成に取り組んだ経験が豊富な人物を選び、バランスを取るとみられている。

 ケリー氏は元宇宙飛行士、海軍出身などの経歴が評価される半面、行政経験の少なさが指摘される。検事出身でユダヤ教徒のシャピロ氏は、激戦州の中でも最も重要なペンシルベニアで人気が高いのが最大の強みだが、全国的な知名度は低い。

 アリゾナ、ペンシルベニアは大統領選で接戦が予想される重要州。両氏は共に2022年中間選挙で共和党「トランプ派」の対立候補を破った実績がある。

 2氏のほか、行政手腕に定評のある南部ノースカロライナ州のクーパー知事(67)や、若くして共和党地盤の南部ケンタッキー州を制したベシア知事(46)も候補に挙がっている。

 民主党全国委員会は8月1〜7日の間に代議員によるオンライン投票を行い大統領候補を決定する。副大統領候補もこの期間に選出される可能性が高い。

7106OS5:2024/07/26(金) 11:26:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7886dab5e46428148e6d13d521f2ff50885fcdf0
米メディアは接戦州の知事や議員に注目 ハリス氏の副大統領候補
7/26(金) 11:13配信

産経新聞
ハリス米副大統領=25日、ワシントン(AP)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で民主党候補に指名される見通しのハリス副大統領(59)は副大統領候補の人選に入った。米メディアは大統領選の行方を左右する接戦州の知事や議員らの名を挙げている。共和党のトランプ前大統領(78)はオハイオ州選出のバンス上院議員(39)を副大統領候補とし、接戦州で票の掘り起こしを始めている。

ハリス氏は、大統領選で民主党候補が連勝している西部カリフォルニア州の出身。主要政党で初の黒人・アジア系女性の大統領候補となることから、接戦州の白人男性らの名が取り沙汰されている。

ABCテレビは、ともに接戦州の東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)と西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)が有力視されていると報じている。

シャピロ氏はペンシルベニアで高い支持率を維持している。同州は、ハリス氏が引き継ぐバイデン氏の選挙本部が接戦州の中で重視してきた地域で、票の上積みが期待できる。ケリー氏は海軍出身で元宇宙飛行士という異色の経歴を持ち、銃規制の強化を掲げる。郊外の白人女性やヒスパニック(中南米)系の若者らに支持を広げている。

米紙ニューヨーク・タイムズはこのほか、接戦州のノースカロライナ州で行政手腕に定評のあるクーパー知事(67)や、共和党が強い南部ケンタッキー州で選挙に勝利したビシア知事(46)、資金力のある中西部イリノイ州のプリツカー知事(59)の名をあげる。ただ、こうした知事や議員の全国的な知名度は高いとはいえない。

トランプ氏の副大統領候補のバンス氏は、産業空洞化のためラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域の一角、中西部オハイオ州の労働者階層の出身。ラストベルトに位置する接戦州などで物価高や失業にあえぐ人々の支持を広げる戦略だ。

ハリス氏にとって接戦州の議員や知事を起用することは、トランプ陣営への強力な対抗手段となる。

7107OS5:2024/07/26(金) 17:21:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b989d756bbff5241618c244edd388499386286
オバマ氏の後継狙ったが見放され…バイデン氏、9年前の「後悔」と「怒り」がもたらした続投への執着
7/24(水) 5:00配信


読売新聞オンライン
[バイデン撤退]<上>
 「民主党と国を団結させて、この選挙に勝つために全力を尽くす」

【写真】米ロサンゼルスで開かれた資産集めのイベントに参加したバイデン氏とオバマ氏

テキサス州オースティンで、大統領選について意見を交わす民主党地方組織のメンバーら(17日)=池田慶太撮影

 米民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)は22日、訪問したデラウェア州の選挙事務所でこう誓った。建物は前日までジョー・バイデン大統領(81)の再選に向けた運動の中枢となる事務所だったが、バイデン氏の撤退表明を受けて衣替えが進み、看板は「Harris for President(ハリスを大統領に)」に差し替わった。

 党内抗争の末に再選を断念したバイデン氏は、吹っ切れたかのようにハリス氏への「禅譲」に動いている。撤退表明翌日の22日にはスタッフらとの会合に電話で参加し、「私はどこにも行かない」と3回繰り返し、ハリス氏以外は支援しない決意を示した。スタッフの大半はハリス陣営に残留が決まった。

 ハリス氏が事務所で行った演説で「私たちにとってジョーとジル(夫人)は家族のようだ」と語ると、バイデン氏が電話越しに「お互いに」と割り込み、「いつも見守っている」と優しく声をかける場面もあった。

 バイデン氏は2020年大統領選に出馬した際、次世代への「架け橋」になると誓った。その言葉通り、遅ればせながらバトンをハリス氏に手渡した。

 バイデン氏撤退の裏側と構図が一変した米大統領選の動向を報告する。

7108OS5:2024/07/28(日) 15:31:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/785cb0fb2ccdf879803f9568d2512e389958ec12
「対ハリス」戦略転換に苦慮 差別の衝動、失言を警戒 米共和党
7/28(日) 7:03配信


時事通信
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=24日、南部ノースカロライナ州シャーロット(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選の民主党候補がバイデン大統領からハリス副大統領に差し替わる方向となったことで、バイデン氏への高齢批判一本やりだった共和党は、戦略の転換に苦慮している。



 党内では黒人女性のハリス氏に差別的な発言も飛び出し、幹部は選挙戦へのダメージに神経をとがらせる。

 「フェイクニュースは1カ月前に『無能』と呼んでいたカマラ(ハリス氏)を救世主のように報じている」。トランプ氏は24日、激戦州ノースカロライナ州の選挙集会でいら立ちをにじませた。

 トランプ氏が銃撃されて奇跡的に難を逃れ、「強い指導者」像を印象付けてからわずか2週間。現職大統領の再選断念と、米史上初の女性大統領誕生の可能性という新たな展開は、瞬く間に国民の注目を奪った。トランプ氏周辺は米紙に「こういう時、彼は自滅的な方法でニュースサイクルに入り込もうとする」と語り、同氏の失言への懸念を漏らした。

 ハリス氏は若者や黒人有権者の間で人気が高く、最新の世論調査ではトランプ氏との支持率の差をバイデン氏より縮めた。新たな脅威に、共和党の一部議員は「(職場の多様性・公平性・包括性を意味する)『DEI枠』で雇われた」などとやゆ。ジョンソン下院議長が「人格ではなく政策に焦点を」と差別的発言を控えるよう党議員団に注意する事態となった。

 共和党はこれまでのところ、移民の急増や記録的インフレに関し、政権ナンバー2のハリス氏の責任を追及している。ただ、「攻め手を定めるのに苦労している」(米メディア)のが実態で、トランプ氏陣営は9月10日に予定していた候補者テレビ討論会の調整を先送りした。

7109OS5:2024/07/28(日) 16:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7a2f6bf45fc790dbb7d82a51ed2b105204aa97
イスラエル首相訪米 ハリス氏との隔たりが浮き彫りに 国会休会、停戦回避に全力か
7/27(土) 18:26配信


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産経新聞
イスラエルのネタニヤフ首相は26日、トランプ前米大統領との会談で親密な関係を確認し、パレスチナ自治区ガザへの攻撃に公然と懸念を示したハリス副大統領との違いが浮き彫りになった。ネタニヤフ氏はハリス氏の求めるイスラム原理主義組織ハマスとの停戦には後ろ向きとされ、11月の米大統領選本選まで戦闘を続ける思惑もうかがえる。

ネタニヤフ氏は26日、ハマスとの停戦について仲介役の米国やカタールなどと協議するため、近く代表団をローマに派遣するとした。ただ、協議の成否については「時が明らかにする」と述べて言葉を濁した。

イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は政府高官の話として、代表団の派遣は協議の進展を内外に印象付けるための「偽装」に過ぎないと伝えた。ネタニヤフ氏は訪米中こそ柔軟な姿勢も見せたが、本音は戦闘継続だとの観測が絶えない。

イスラエルではネタニヤフ政権の戦闘指揮が妥当か否かを争点に、早期に国会選を実施すべきだという声が多い。しかし、ハマスによる奇襲を許して支持が低迷するネタニヤフ氏は、選挙となれば首相の座はおろか政治生命さえ絶たれかねないのが実情だ。

そして、事態は選挙を回避したいネタニヤフ氏に有利に傾きつつある。イスラエル国会は7月末から10月末まで休会するため、野党などによる政権の打倒が難しくなる上、首相や内閣の裁量で対処できる事案が増えるからだ。

ネタニヤフ氏がこの期間を利用して、「ハマスの残存勢力が存在する限り、イスラエルの治安は安定しない」などと国民に訴え、戦闘継続の環境整備を進めることも想定される。

ネタニヤフ連立政権に加わる極右政党のスモトリッチ財務相は26日、「ハマスに(組織の)立て直しを許し、拘束された人質を見捨てる。そんな罠(わな)にかかるわけにはいかない」と述べ、ハリス氏が求めた停戦を拒否する姿勢を鮮明にした。ネタニヤフ氏は極右との連携を強化し、停戦協議の結論を先延ばしする可能性がある。

ハリス氏はネタニヤフ氏が強く反対してきた、パレスチナ独立国家の樹立による「2国家解決」を支持する意向も示した。ネタニヤフ氏は今回の訪米をへて、11月の米大統領選でのトランプ氏の勝利を一層強く願っているに違いない。(カイロ 佐藤貴生)

7110OS5:2024/07/28(日) 21:58:08
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024072700294&g=int100日間の短期決戦 「ハリス対トランプ」で再始動―米大統領選、接戦
時事通信 外信部2024年07月28日07時01分配信
【図解】米大統領選 激戦7州
【図解】米大統領選 激戦7州

ハリス米副大統領=25日、ワシントン(EPA時事)
トランプ前米大統領=24日、南部ノースカロライナ州シャーロット(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)が11月の大統領選から撤退を表明して28日で1週間。民主党は後継にハリス副大統領(59)を指名する方向で結束し、ハリス氏は早くも選挙活動を本格化させた。暗殺未遂事件から間もない共和党のトランプ前大統領(78)は対ハリス氏へ態勢立て直しを急ぐ。大統領選の構図は一変し、両陣営は100日間の短期決戦に突入した。

「対ハリス」戦略転換に苦慮 差別の衝動、失言を警戒―米共和党

 「私たちは未来のために戦う」。23日、中西部ウィスコンシン州で遊説を開始したハリス氏は、黒人女性歌手ビヨンセさんの曲「フリーダム」(自由)が流れる中で登壇。トランプ氏が「米国を暗い過去に戻そうとしている」と対比を強調した。

 ハリス氏は現職撤退の衝撃も冷めやらぬ22日、電光石火の勢いで党候補の指名に必要な過半数の代議員の支持を獲得。後継に推薦されてから24時間で8100万ドル(約125億円)の献金を集めた。寄付者の6割は今回の大統領選で初めての献金といい、ハリス氏は「老々対決」で停滞していた選挙戦に新たな熱狂を生んでいる。

 一方、政治専門紙ヒルの集計によると、13日の銃撃後、トランプ氏の好感度は事件前の41.8%から44.9%に上昇した。24日の演説では、ハリス氏を「史上最も無能な極左」「不法移民の流入を許した」と徹底批判。新たな対決相手に照準を切り替えつつある。

 バイデン氏の撤退表明後に実施された六つの主要な世論調査のうち、トランプ氏は四つ、ハリス氏は二つで全米支持率でリードした。ただ、ほとんどが1〜3ポイント差にとどまり、レースは接戦との見方が強い。

 主戦場にも変化が出そうだ。バイデン氏陣営は7月、「激戦州」を伝統的地盤のペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの東・中西部3州に絞り込んだが、ハリス氏陣営はこれを再び7州に拡大。同氏が黒人やヒスパニック系など人種的少数派に人気があることから、こうした層がより影響力を持つジョージア、ノースカロライナ、アリゾナ、ネバダの南・西部4州を加えた。

 ハリス氏は8月1日にも党候補に選ばれ、7日までに副大統領候補を指名する見通し。19〜22日の党大会で独自の政策や国家観を示すかが注目される。

7111OS5:2024/07/29(月) 10:50:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17f16016fccff0918d95e684914f4898035b981
ハリス氏の立候補表明から1週間、草の根支援で307億円の献金…支持率でもトランプ氏を猛追
7/29(月) 10:29配信


読売新聞オンライン
ハリス氏=AP

 【ワシントン=池田慶太】11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得が確実なカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営は28日、立候補を表明した21日から1週間足らずで2億ドル(約307億円)の献金が集まったと発表した。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)を追うハリス氏が勢いづいている。

 ハリス氏の陣営によると、献金全体の66%は初めての献金者からだった。選挙活動の支援で17万人以上が新たにボランティア登録したという。陣営の広報担当は「前例のない草の根の支援だ」と強調した。

 ハリス氏は、バイデン大統領の選挙戦撤退に伴う出馬表明後、オバマ元大統領夫妻ら有力者の支持を取り付け、党内の支持をほぼ固めた。対抗馬はなく、代議員による8月1日のオンライン指名投票で正式に党候補になる見通しだ。

 米ABCと民間調査会社イプソスが28日に発表した世論調査では、民主党員の86%がハリス氏に「熱狂している」と回答し、共和党員がトランプ氏に熱狂的と答えた82%を上回った。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた平均支持率によると、ハリス氏はトランプ氏を1・7ポイント差で追う。バイデン氏撤退前の約3ポイント差から縮めた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「トランプ氏のリードを消し去った」と指摘し、互角の戦いと評価している。

7112OS5:2024/07/30(火) 10:04:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2788de41b9a8804e9a14c42d979e4201e075c69
ハリス氏の副大統領候補絞り込み、ミシガン州知事ら外れる
7/30(火) 9:52配信

ロイター
7月29日、米民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領が進める副大統領候補選びから、ノースカロライナ州のクーパー知事(写真)とミシガン州のウィットマー知事が外れたことが明らかになった。ノースカロライナ州ローリーで6月撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)/File Photo

Jarrett Renshaw Stephanie Kelly

[29日 ロイター] - 米民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領が進める副大統領候補選びから、ノースカロライナ州のクーパー知事とミシガン州のウィットマー知事が外れたことが29日明らかになった。

クーパー氏の関係者によると、同氏は副大統領候補選びから身を引いた。理由は不明。

また、ウィットマー氏はCBSの番組で、候補者選考プロセスに参加していないと発言。「2026年末の任期満了まで知事にとどまるつもりだとミシガン州民を含む全ての人に伝えた」と述べた。

ハリス氏の副大統領候補にはこのほかケンタッキー州のベシア知事やアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員、ミネソタ州のワルツ知事らの名前が挙がっている。

7113OS5:2024/08/01(木) 11:38:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b713feaca0a25a03f9832e3e0b95637b7a6a81f3
全米自動車労組がハリス氏支持を表明 大統領選の追い風に
8/1(木) 10:33配信

毎日新聞
米国のハリス副大統領=1月23日、秋山信一撮影

 全米自動車労働組合(UAW)は7月31日、11月の米大統領選挙で民主党の候補指名を確実にしているハリス副大統領への支持を表明した。ハリス氏の陣営は8月7日にUAWの本拠地である中西部ミシガン州で選挙集会を開く。同州は大統領選の行方を左右する「激戦州」の一つで、UAWの支持はハリス氏の追い風になりそうだ。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 UAWのショーン・フェイン委員長は声明で「我々は米国の岐路に立っている。労組の考えに反対する億万長者を再び大統領の座につけるか、貪欲な企業と闘うハリス氏を当選させるかだ」と述べ、ハリス氏への支援を呼び掛けた。

 UAWは、フォード・モーターやゼネラル・モーターズなど米自動車大手3社「ビッグ3」の従業員ら約40万人が加盟する米有数規模の労組。1月にバイデン大統領の支持を表明していたが、バイデン氏が大統領選から撤退を表明したことを受け、ハリス氏支持の手続きを進めていた。【ワシントン大久保渉】

7114OS5:2024/08/01(木) 11:38:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca87d03239a1593ec69a02b863e251955f41a57f
ハリス氏は「インド系から黒人になった」 トランプ氏が言いがかり
8/1(木) 10:06配信


毎日新聞
ドナルド・トランプ前米大統領=2024年7月18日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は7月31日、中西部イリノイ州シカゴで開かれた黒人ジャーナリスト団体のイベントで、民主党候補指名が確実視されるカマラ・ハリス副大統領(59)は「いつからかインド系から黒人になり、今は黒人として知られようとしている」と言いがかりをつけた。イベント後には、ソーシャルメディアへの投稿で「狂ったカマラは人種さえも(選挙に)利用する」と一方的に主張した。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 米メディアによると、ハリス氏は、ジャマイカ系の黒人の父とインド系移民の母の間に生まれた。自身は幼少期から「黒人」として育てられたと説明している。トランプ氏の発言に対し、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は同日の記者会見で「ひどく不快で侮辱的だ」と反発した。

 トランプ氏は31日のイベントで「彼女のことは間接的に古くから知っているが、いつもインド系だと自ら宣伝しており、黒人だと知らなかった。だから彼女がインド系なのか、黒人なのか分からない」と語った。

 ハリス氏は幼少期に両親が離婚し、インド系の母のもと、黒人地区で「黒人の娘」として育てられたという。長年、黒人に教育機会を提供してきたハワード大学を卒業し、法科大学院でも黒人の学生組織のメンバーだった。

 トランプ氏は過去にも政敵の出自に言いがかりをつけ、「ルーツが怪しい」という根拠のない印象づけを図ってきた。黒人のオバマ元大統領について「外国で生まれた」と何度も主張したり、今回の共和党候補指名を争ったインド系のヘイリー元国連大使がインド名を意図的に使っていないと示唆したりしてきた。【ワシントン秋山信一】

7115OS5:2024/08/01(木) 11:39:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eaddf7accbd35d6bbe438a0d85b27fedcca1f1e
トランプ氏、大統領選でハリス氏と黒人票の離間狙う アイデンティティーに照準 逆効果も
8/1(木) 9:41配信


産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米共和党のトランプ前大統領(78)は7月31日、中西部シカゴで開かれた「全米黒人記者協会」のイベントに出席し、11月の大統領選に向けて民主党の候補者指名を確実にしたハリス副大統領(59)について「ずっとインド系だと言っていたのに何年か前に突然、黒人になった。インド系か黒人か分からない」と主張した。

【写真】「全米黒人記者協会」のイベントに出席したトランプ氏

ハリス氏からの追い上げを受ける中、同氏がアイデンティティーを偽っていると印象付けて黒人有権者との離間を図る狙いがある。

ハリス氏は、黒人でジャマイカ出身の父とインド系の母を持ち、黒人系大学の名門ハワード大の卒業生だと一貫して公表している。

トランプ氏は、過去にもオバマ元大統領やヘイリー元国連大使が米国生まれではないとの偽情報を拡散させるなど、政敵の「出自」をやり玉にあげるのが常套(じょうとう)手段。ホワイトハウスは同日、トランプ氏の主張は「侮辱的だ」と非難した。

イベントは同協会が大統領選の年に有力候補を招いて開催しているもので、協会側を代表する記者たちの質問に答える形式。ハリス氏も正式指名後の9月に出席する方向で調整している。

トランプ氏は、過去の人種差別的な発言や白人至上主義団体代表との交際について質(ただ)したABCテレビの女性記者を「無礼だ」「ABCはフェイクニュースだ」などと罵倒し、質問への直接の回答を避けた。またトランプ氏は、南部国境から流入する不法移民は世界各地の刑務所や精神疾患の療養施設から「米国に送り込まれている」と強弁し、「黒人の仕事を奪っている」と主張した。

トランプ氏は、バイデン大統領(81)が選挙戦から撤退しハリス氏が民主党の候補者指名を受けるのが確実になった7月下旬以降、本選の勝敗を左右する接戦州でのリードを縮められている。トランプ氏には、民主党支持が多い黒人に訴求することでハリス氏の勢いを削(そ)ぐ思惑があるが、黒人の職業能力を蔑視するかのような発言がむしろ黒人票を遠ざけているとの指摘もある。

7116OS5:2024/08/02(金) 18:26:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4836069e0b3eba7b75587ca05a4e15b8103db8
ハリス氏の伴走者は誰に 副大統領選びが佳境 ユダヤ系知事が最有力
8/2(金) 17:28配信

毎日新聞
東部ペンシルベニア州のシャピロ知事=AP

 11月の米大統領選に向け、民主党の副大統領候補選びが佳境に入っている。副大統領候補は大統領候補に欠けているものを補うという観点や、選挙戦略で選ばれることが多い。党の大統領候補の指名を固めたハリス副大統領(59)は西部カリフォルニア州出身で黒人、アジア系、女性という属性を持つ。ハリス氏の伴走者は誰になるのか。

 米メディアで真っ先に名前が挙がるのが、東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)だ。同州は大統領選の結果を左右するとされる激戦7州の一つで、ラストベルト(さびついた工業地帯)が含まれる。2016年の大統領選では、ラストベルトで支持が高い共和党のトランプ前大統領(78)が制し、20年は民主党のバイデン大統領(81)が取り返した。

 シャピロ氏は22年の知事選で、トランプ氏が推す共和党候補を破り初当選した。州議、州司法長官などを歴任し、現在も高い人気を誇る。ユダヤ系でもあり、仮に副大統領候補になれば、00年の大統領選で民主党の候補者だったゴア氏に指名され、ユダヤ系初の副大統領候補になったリーバーマン元上院議員以来となる。

 シャピロ氏は、イスラエルのネタニヤフ首相には批判的で、パレスチナとの「2国家共存」を支持する一方、「シオニスト(イスラエル国家の信奉者)」を公言する。パレスチナ自治区ガザ地区で軍事作戦を続けるイスラエルへの抗議活動に対し、苦言を呈したこともあった。

 米NBCニュースによると、民主党関係者は、ハリス氏の夫もユダヤ系であることに触れ、大統領に最も近い2人がユダヤ系だった場合、政府への批判が反ユダヤ主義につながりかねないとの懸念を示したという。

 シャピロ氏のほかには、激戦州の一つである西部アリゾナ州の上院議員で、米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士のケリー氏(60)や、中西部ミネソタ州の知事で元下院議員のワルツ氏(60)、共和党地盤の南部ケンタッキー州で知事を務めるビシア氏(46)らの名前が挙がる。いずれも白人男性で、ハリス氏とのバランスを考慮した人選となる可能性がある。

 米メディアによると、民主党は1日、党の大統領候補を正式に指名するため、代議員によるオンライン投票を始めた。5日午後6時まで実施し、最終集計結果を発表する。立候補しているのはハリス氏のみで、指名は確実な情勢だ。ハリス氏は6日までに副大統領候補を発表すると報じられている。【ワシントン松井聡】

7117OS5:2024/08/05(月) 10:29:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5afcd34eed61f1f117a73f9678d93246e53343
マスク氏に続きIT業界でトランプ支持拡大、民主党政権の施策に反発…献金額は前回選の60倍
8/5(月) 7:00配信



読売新聞オンライン
暗号資産業界のイベントで講演するトランプ氏(7月27日、テネシー州で)=小林泰裕撮影

 【ニューヨーク=小林泰裕】米国のIT業界で、共和党のトランプ前大統領を支持する動きが広がっている。長年、民主党支持者が多数とみられていたが、イーロン・マスク氏ら著名な実業家が相次いでトランプ氏支持を表明した。暗号資産やAI(人工知能)の規制緩和に期待しているとみられ、11月の米大統領選に影響を与える可能性もある。

 「米国を世界の暗号資産の中心地とする」。7月27日、テネシー州で行われた米国最大級の暗号資産業界のイベントでトランプ氏は力強く語った。大統領候補が暗号資産のイベントで講演するのは異例だ。

 著名IT投資家のデビッド・サックス氏は「トランプ氏が大統領選で勝利すれば、米国の暗号資産業界でさらなる技術革新が起こる」とX(旧ツイッター)に投稿した。ネット決済大手ペイパル創業者のピーター・ティール氏やIT投資家のマーク・アンドリーセン氏、ベン・ホロウィッツ氏らもトランプ氏支持を表明した。

 米国のIT業界は、民主党支持者が多いとみられていた。南アフリカ出身のマスク氏のような移民を積極的に受け入れて成長してきた歴史があり、移民や多様性に寛容な民主党と相性が良かったためだ。

 だが、バイデン政権は独占禁止法違反でグーグルやアマゾン・ドット・コムなどを提訴し、投資家保護として暗号資産交換業者も提訴するなどした。民主党政権が続けば、事業基盤が揺らぎかねないとの不安が、IT業界のトランプ氏支持につながっている。マスク氏も元々は民主党支持だったが、バイデン政権の労働組合重視の姿勢に反発し、7月13日の銃撃事件直後にトランプ氏支持を表明した。

 トランプ氏は暗号資産に懐疑的だったが、5月に暗号資産での献金を受け付け始めるなど姿勢を転換した。バイデン政権が昨年発表したAIの安全性に関する大統領令も廃止する方針だ。

 豊富な資金力を持つIT業界を味方につけたいとの思惑がある。マスク氏はトランプ氏の支援団体に毎月約4500万ドル(約66億円)を献金すると報じられている。

 また、米メディアによると、今回の大統領選で暗号資産業界からの献金額は1億2000万ドル(約180億円)超に上る。2020年の前回大統領選では200万ドルにすぎなかった。

 トランプ氏は前回の大統領在任時に、著名投資家のウィルバー・ロス氏らを政権幹部に登用した。IT業界には、トランプ氏が大統領に返り咲いた場合に、自分たちに有利な政策導入を促す狙いもあるとみられる。

 民主党候補のカマラ・ハリス副大統領も暗号資産業界への接近を検討していると報じられている。IT業界の多くは依然として民主党支持だが、その支援が勝敗を左右する可能性もある。

7118OS5:2024/08/05(月) 14:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/8feea934117c76473b4b6c5c3dd9bdc95cf6f922ハリス氏が副大統領候補と次々面談 最有力シャピロ氏には懸念も
8/5(月) 12:57配信


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毎日新聞
米ペンシルベニア州フィラデルフィアの市場を訪れたシャピロ知事(左)とハリス副大統領=7月13日、ロイター

 11月の米大統領選で民主党の候補指名が確定したハリス副大統領(59)が、副大統領候補の最終選考を進めている。米メディアによると、ハリス氏自らが複数の有力候補者と面談し、「能力」「相性」「価値観」の観点から6日までに判断する見通しだ。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 AP通信によると、ハリス氏は4日までに計6人と面談。東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)、西部ミネソタ州のワルツ知事(60)、西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)のほか、南部ケンタッキー州のビシア知事(46)とブティジェッジ運輸長官(42)らの起用も検討しているとみられる。

 米メディアで真っ先に名前が挙がってきたシャピロ氏に対しては、ここに来て懸念も生じている。激戦州の一つペンシルベニア州で高い人気を誇る一方、ユダヤ系であり、親パレスチナのグループはシャピロ氏を副大統領候補にすることに反対。さらに米メディア「ポリティコ」によると、同州選出の民主党の上院議員が「シャピロ氏は個人的な野心が強すぎる」と懸念を示しているという。

 一方、最終盤になってワルツ氏の注目度が上がっている。ミネソタ州は民主党が優位の州で激戦州ではないが、激戦州の中西部ウィスコンシン州に隣接しており、白人労働者層への支持拡大につながる可能性がある。全米自動車労働組合(UAW)もワルツ氏やビシア氏を推している。

 ハリス氏は6日からペンシルベニア州を皮切りに副大統領候補と一緒に激戦州を回る予定で、勢いに乗って支持拡大を図りたい考えだ。【ワシントン松井聡】

7119OS5:2024/08/06(火) 19:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fa7301ebd7be513593100b47a17aa61bea47c42
ハリス氏、副大統領候補の人選大詰め 正式指名への民主党の投票終了
8/6(火) 18:25配信

朝日新聞デジタル
2024年7月30日、米アトランタの集会に到着したハリス副大統領=AP

 米大統領選に向けた民主党の候補者を選ぶための、代議員によるオンライン投票が5日、締め切られた。最終的な集計をもって、ハリス副大統領(59)が正式に党の候補者に指名されることが確実となっている。ハリス氏は6日にも副大統領候補を選ぶとみられ、人選に大きな注目が集まっている。

 主要政党で大統領候補に指名されるのは、黒人女性としてもアジア系としても初めてとなる。19〜22日にシカゴで開かれる党全国大会で、ハリス氏は指名受諾演説をする予定だ。11月の本選では共和党のトランプ前大統領(78)と対決する。

 党大会に先立ち、副大統領候補の選考も大詰めを迎えている。

 ロイター通信は関係者の話として、人選はミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)とペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)の2人に絞られたと報じた。

 ハリス氏は4日、この2人に加えてアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員(60)の3人と首都ワシントンの私邸で面談。この週末は選挙集会を開かず、副大統領候補の選考に時間を費やしたという。

 6日からは接戦7州を5日間で回る選挙運動を計画しており、新たに選ばれる副大統領候補も同行するとみられている。

朝日新聞社

7120OS5:2024/08/06(火) 23:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc2d85c87b3f6f135e0e8620f487c0be5afae58
ハリス氏、副大統領候補にミネソタ州のワルツ知事を起用
8/6(火) 22:02配信
CNN.co.jp
ミネソタ州のティム・ワルツ知事。カマラ・ハリス副大統領が、選挙戦を戦う副大統領候補にワルツ氏を起用することを決めた

(CNN) 11月の米大統領選で、民主党からの指名を確実にしているハリス副大統領は、自身の副大統領候補としてミネソタ州のティム・ワルツ知事を選んだことが分かった。事情に詳しい情報筋4人が明らかにした。

ワルツ氏は陸軍州兵として20年以上の経験を持ち、米同時多発テロ後には海外でも従軍している。2006年の下院選では、6期務めた現職の共和党候補を破り周囲を驚かせた。その後も再選を重ねたが、18年にミネソタ州知事選に出馬するため下院議員の職を離れた。6年にわたるミネソタ州知事時代には、新型コロナウイルスの流行や、白人警官による黒人男性のジョージ・フロイドさん殺害などさまざまな政治的、社会的動乱に直面した。

ハリス氏の副大統領候補をめぐってはワルツ氏とともに、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事とアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員も最終候補に残っていたとみられる。

7121OS5:2024/08/06(火) 23:32:04
最初は名前の出てこなかった、ティム・ワルツ ミネソタ州知事が選ばれた


>>7096 >>7105
 AP通信は22日、候補に浮上している4人の名前を挙げた。
・ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事  共和党が地盤とするケンタッキー州
・ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事 行政手腕に定評のある
・マーク・ケリー上院議員(アリゾナ州)、元宇宙飛行士、海軍出身などの経歴が評価される半面、行政経験の少なさ >>7105有力
・ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事だ。 検事出身でユダヤ教徒>>7105有力>>7116最有力

・資金力のあるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事
・リーランド州初の黒人知事ウェス・ムーア氏


大統領候補に推された
・ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は同じ女性で、
・カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は同じ州出身と特徴が重なる。


>>7112で初登場
ミネソタ州のワルツ知事
>>7118
最終盤になってワルツ氏の注目度が上がっている。ミネソタ州は民主党が優位の州で激戦州ではない
>>7119
ロイター通信は関係者の話として、人選はミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)とペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)の2人に絞られた
この2人に加えてアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員(60)の3人と首都ワシントンの私邸で面談。


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