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2004年米国大統領選スレ
6742
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信
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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。
バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。
しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。
さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。
保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。
今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。
一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。
米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。
共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。
6743
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信
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時事通信
【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。
8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。
中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。
司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。
さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。
トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。
6744
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信
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時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)
【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。
米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。
中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。
6745
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信
1
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共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)
【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。
中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。
6746
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信
70
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時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)
【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。
【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑
今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。
「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。
トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。
そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。
焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。
6747
:
チバQ
:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信
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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。
中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。
デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。
中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。
トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。
マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。
マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。
訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)
トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。
中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。
トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。
トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。
バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)
6748
:
チバQ
:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信
5
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毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター
米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。
ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。
下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】
6749
:
チバQ
:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。
6750
:
チバQ
:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)
「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」
南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。
今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。
バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。
共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。
出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。
中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。
共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。
躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。
ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。
フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。
6751
:
チバQ
:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信
2
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毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP
米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。
ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。
党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】
6752
:
チバQ
:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際
速報
北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。
上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。
トランプ派にとって「壁」になったのは、…
6753
:
チバQ
:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信
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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。
現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。
下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。
約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。
ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。
ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。
次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。
党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。
6754
:
チバQ
:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信
27
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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。
先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。
2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。
中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。
民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。
ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。
ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。
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チバQ
:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信
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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。
大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。
これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。
バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。
新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。
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:
チバQ
:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】
(読売新聞)
【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。
AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。
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チバQ
:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022
聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。
――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。
「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。
日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。
――どういうことでしょうか?
南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。
そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。
北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。
――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。
その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。
誤解されがちなのですが、奴…
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チバQ
:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信
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毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP
米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。
ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。
民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。
ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。
中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】
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チバQ
:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信
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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。
最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。
下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。
民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。
現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。
36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。
共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。
共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。
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チバQ
:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信
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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影
米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。
【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】
シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。
シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。
上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】
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チバQ
:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。
シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。
上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。
仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。
シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。
アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。
ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。
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チバQ
:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。
◇肩すかしの「重大発表」
トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。
1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。
肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。
今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。
11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。
◇デサンティス氏に劣勢の調査も
世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。
中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。
ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。
トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】
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チバQ
:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。
テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。
「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。
メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。
米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。
越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。
バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。
政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。
来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。
中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。
議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。
続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。
マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。
マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。
保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。
連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。
議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。
新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。
造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。
保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。
上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。
6766
:
チバQ
:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信
読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP
【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。
4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。
造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。
民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
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毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP
米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。
中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。
議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。
続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。
マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。
マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。
保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。
連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0
米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信
時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)
【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。
多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。
「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。
トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。
民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。
だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。
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チバQ
:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞
米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。
議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。
事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。
それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。
議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。
保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。
同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。
共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター
(毎日新聞)
米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。
議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。
下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。
6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。
しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。
米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。
マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。
ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。
一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。
下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々
毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字
2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。
中間選の「敗北」、離れた支持
「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。
トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。
中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。
11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信
バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。
NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。
最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。
朝日新聞社
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OS5(旧チバQ)
:2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信
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コメント2件
産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。
機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。
特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。
バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。
特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。
一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。
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OS5
:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。
警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。
ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。
朝日新聞社
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OS5
:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。
サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。
24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。
米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。
バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。
しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。
米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。
一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。
同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。
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OS5
:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】
(読売新聞)
【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。
報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。
高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。
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:
OS5
:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】
(読売新聞)
【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。
現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。
米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。
共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。
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OS5
:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP
(朝日新聞)
2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。
トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。
同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。
ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。
■この2州から始めた理由は
28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。
24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。
トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。
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OS5
:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信
毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP
2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。
トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。
これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。
トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信
朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP
2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。
インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。
ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。
朝日新聞社
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OS5
:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信
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コメント22件
産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)
【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。
「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。
ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。
移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。
不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。
ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。
米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。
ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。
対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。
ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。
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OS5
:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信
時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)
バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。
◇秋波に冷たい対応
「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。
超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。
下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。
◇経済再生に自信
演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。
バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。
中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。
◇広がらぬ支持
だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。
最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)
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OS5
:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。
ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。
ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。
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OS5
:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。
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OS5
:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に
超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。
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OS5
:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。
【写真】ウクライナへの侵攻、許してはいけない一線について語る東野教授
同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。
バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。
ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。
バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。
バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。
NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。
ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。
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OS5
:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信
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毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター
バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。
【写真特集】記者が見た戦禍の日常
バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。
各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。
専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。
その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。
米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。
バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。
米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。
欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】
◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程
■米国
19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ
19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油
19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発
■ポーランド
19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動
19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ
■ウクライナ
20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談
20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ
■ポーランド
20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着
※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差
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OS5
:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信
時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)
【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。
2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。
「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。
19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。
保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。
デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。
大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。
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OS5
:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。
ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。
デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】
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とはずがたり
:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html
アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。
アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。
容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。
トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本
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OS5
:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信
毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP
2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。
「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。
さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。
トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。
トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。
しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。
勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。
一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター
2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。
トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。
デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。
24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信
朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影
米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。
24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。
トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。
朝日新聞社
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OS5
:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信
朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP
2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。
ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。
トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。
朝日新聞社
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OS5
:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信
時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)
米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。
同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。
民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。
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OS5
:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信
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コメント1件
毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP
米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。
スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。
米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。
共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】
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:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。
デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】
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OS5
:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb
バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信
朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP
バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。
バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。
バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。
それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。
朝日新聞社
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OS5
:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。
「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。
問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。
下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。
これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。
共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。
この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)
6802
:
OS5
:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信
産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)
【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。
大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。
来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。
また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。
日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。
6803
:
OS5
:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。
民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。
NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。
バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。
共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。
一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。
「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。
もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。
6804
:
OS5
:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信
時事通信
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。
米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。
ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。
6805
:
OS5
:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信
【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。
デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。
これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。
6806
:
OS5
:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信
時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)
【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。
同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。
共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。
前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。
6807
:
OS5
:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信
【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。
米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。
共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。
6808
:
OS5
:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信
時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)
バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。
原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。
「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。
米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。
広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。
今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。
結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。
6809
:
OS5
:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター
【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。
スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。
ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。
6810
:
OS5
:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)
【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。
「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。
ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。
分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。
6811
:
OS5
:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。
デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。
リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。
昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。
デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。
名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。
家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)
6812
:
OS5
:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。
【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事
「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。
その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。
米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。
しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。
選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。
バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。
また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。
政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。
6813
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OS5
:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)
(ロイター)
[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。
6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。
バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。
6814
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OS5
:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。
報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。
一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。
共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】
6815
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OS5
:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信
産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。
共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。
熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。
保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。
6816
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OS5
:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。
「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。
民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。
民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。
債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。
バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。
バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。
民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。
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OS5
:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。
米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。
ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。
また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。
ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。
共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信
【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。
16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。
各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。
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OS5
:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。
ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。
ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)
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OS5
:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。
バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。
バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。
朝日新聞社
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OS5
:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信
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毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP
2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。
共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。
トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。
選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。
デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。
3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。
ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。
共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。
一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。
共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信
【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。
「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。
ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。
同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。
ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。
不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。
クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。
これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。
共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。
このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。
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OS5
:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信
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時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)
【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。
州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。
訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。
現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。
選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。
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OS5
:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信
【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。
今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。
「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。
かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。
候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。
各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。
ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。
さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。
共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。
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OS5
:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信
産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。
機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表
8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。
起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。
共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。
調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。
最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。
前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。
ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)
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OS5
:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ
米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。
ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。
物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。
共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信
時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)
【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。
手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。
中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。
バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。
民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。
対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。
大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。
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OS5
:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘? バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信
時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)
【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。
高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。
各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。
ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。
バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。
ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。
共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。
6829
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OS5
:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP
2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。
ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。
一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。
スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。
エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】
6830
:
OS5
:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信
時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)
【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。
ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。
調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。
6831
:
OS5
:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信
米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。
大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。
◇怒るバイデン氏
「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。
最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。
さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。
◇大統領選へ論争激化
9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。
野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。
24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。
ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。
民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。
6832
:
OS5
:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信
時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)
米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。
◇アジア系を抑制
訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。
裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。
大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。
◇「逆差別」との争い
米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。
連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。
しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。
◇世論の半分は反対か
世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。
米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)
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:
OS5
:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信
読売新聞オンライン
【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。
起訴逆手 献金増
選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。
(写真:読売新聞)
各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。
トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。
その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。
15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター
2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。
米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。
一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。
ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。
大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。
6834
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OS5
:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信
読売新聞オンライン
【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。
起訴逆手 献金増
選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。
(写真:読売新聞)
各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。
トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。
その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。
15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター
2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。
米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。
一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。
ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。
大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。
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OS5
:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信
産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。
過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。
ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。
発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。
運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。
左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。
「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。
6836
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OS5
:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ
2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。
ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。
20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。
24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信
時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)
【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。
バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。
キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。
こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。
また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。
民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。
二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。
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OS5
:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP
2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。
【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状
「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。
トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。
スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。
一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。
トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。
副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。
さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信
産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。
「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。
だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。
米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。
3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。
共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。
共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)
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OS5
:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信
時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。
24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。
◇強まる結束
「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。
自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。
今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。
ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。
◇「選挙降りよ」
ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。
陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。
今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。
しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。
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OS5
:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信
毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP
米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。
◇深まる2人の因縁
討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。
討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。
一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。
◇認知度アップ、絶好の機会に
討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。
米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】
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