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食品産業総合スレッド

710荷主研究者:2009/12/14(月) 23:07:28

http://www.sankeibiz.jp/business/news/091211/bsc0912110503004-n1.htm
2009.12.11 05:00 Fuji Sankei Business i.
ビール類出荷、5年連続過去最低 縮むパイ、シェア争奪戦過熱

 2009年のビール類(発泡酒、第3のビール含む)の年間出荷量が、05年以降5年連続で過去最低を更新する見通しとなった。ビール大手5社が10日発表したビール類の1〜11月の課税出荷数量は、前年同期比2.5%減の4億1854万ケース(1ケース=大瓶20本換算)と、この期間としては1992年の統計開始以来最低を記録。さらに冬のボーナス減額で12月もビールの販売減少が避けられない状況にある。景気低迷を背景とした消費者の買い控えにより、縮むパイをめぐる各社のシェア争奪戦も一段と激しさを増している。

 キリンビールなど各社が同日発表した11月のビール類の総出荷数量によると、前年同月比2.4%減の3530万ケースとなり、単月としては、5カ月連続で過去最低となった。種類別では消費者の節約志向の高まりから、低価格の第3のビールが同17.0%増の1068万ケースと、11月単月で過去最高を更新。一方、ビールは飲食店向けの不振などから同6.6%減の1812万ケース、発泡酒も14.2%減の649万ケースとなり、総出荷量を押し下げた。

 12月に入っても第3のビール以外は苦戦が続いており、09年の出荷量が08年の4億8268万ケースを下回るのは確実な情勢だ。このままの水準で推移すれば、ビール類の市場規模は、ピーク時の1994年と比べ、約16%超も縮小することになる。

 販売の減少に拍車がかかる中で各社のシェア争いも一段と過熱している。各社のシェアは四半期ごとにしか開示されないが、1〜9月の実績をみると、キリンが37.9%で首位。2位アサヒは37.3%で、その差はわずか0.6ポイントという大接戦。3位はサントリーで12.4%、4位サッポロビールは11.5%でここも激戦を繰り広げている。

 関係筋によれば、11月末時点の首位争いについては、キリンがアサヒをシェアで0.6〜0.7ポイント上回ったとされる。激しい戦いの中で、キリンが僅差ながら優位な戦いを続けているのは、唯一市場が伸びている主戦場の第3のビールで、圧倒的なシェアを握っているため。キリンの第3のビールのシェアは40%超で、アサヒの24%を大きく上回る。アサヒも11月から展開した10万人に、総額3億円があたるキャンペーンの展開などが奏功して11月の第3のビールの出荷量が約46%増加した。しかし、キリンはトップブランドの「のどごし〈生〉」の拡販でアサヒの攻勢を抑えたようだ。

 キリンは、のどごし〈生〉を中心としたCM展開を強化するなどで、9年ぶりにアサヒから首位を奪う構えを崩していない。一方、シェアトップの座を死守したいアサヒは、歳暮や忘年会向けに主力のビール「スーパードライ」の拡販に全力を挙げている。首位争いの行方は、予断を許さない。(今井裕治)


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