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食品産業総合スレッド

1606荷主研究者:2015/10/10(土) 23:32:04
>>1604-1605
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150916/CK2015091602000105.html
2015年9月16日 中日新聞
《経済》伊藤ハム・米久 来春統合

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◆総菜など「中食市場」に力

 食肉加工二位の伊藤ハムと七位の米久(よねきゅう)は十五日、共同持ち株会社を設立し、来年四月一日に経営統合すると発表した。生産や物流などの効率化を進め、国内外で事業拡大を図るのが狙い。事業規模を拡大して商品開発力や原材料の調達力を高め、コンビニ向け総菜をはじめとする「中食市場」への対応を強化する。事業を効率化することで採算性の向上も進めていく。

 売上高は連結の単純合算で六千三百億円超となる。首位の日本ハム(約一兆二千億円)に次ぐ二位の座を固め、三位のプリマハム(約三千四百億円)以下を引き離す。

 持ち株会社の社長には伊藤ハムの堀尾守社長が就任する。名称や所在地などは今後検討する。

 伊藤ハム一株に対し、共同持ち株会社一株を、米久一株に対し同三・六七株を割り当てる。来年一月中旬に両社で統合承認のための臨時株主総会を開催。東京証券取引所に上場している両社の株式は、三月二十九日にそれぞれ廃止となる。

 伊藤ハムと米久の筆頭株主はいずれも三菱商事。少子高齢化で国内市場の先細りが見込まれる中、需要が拡大しているアジアなどへの海外展開も加速させる方針だ。

◆「米久ブランド継続する」 青柳室長

伊藤ハムと経営統合する米久の本社=沼津市岡宮寺林で

 伊藤ハムとの経営統合の発表は、米久の本社(沼津市)や工場がある静岡県内に波紋を広げた。来年四月に設立する共同持ち株会社の商号や本店所在地は十一月までに決まる見通しだが、米久の青柳敏文IR室長は「事業活動を続けるので、米久の名前が消えることはない」と話した。

 発表は、米久の創業五十周年の節目と重なった。二〇〇九年に三菱商事、伊藤ハムの三社で包括業務提携し、原料調達や生産、物流で効率化を進めた。一三年五月に三菱商事から宮下功社長を迎え、売上額は順調に伸びていた。

 米久は沼津市のほか、静岡県内の長泉町や御殿場市などに工場がある。長年、県内の民放の天気予報番組に提供し、知名度も高い。青柳室長は「育ててもらった地元の方に安心してもらえるよう米久ブランド、キャラクターは継続したい」と語った。

 <伊藤ハム> 「アルトバイエルン」や「ポークビッツ」といったブランドのソーセージで知られる食肉加工メーカー。兵庫県西宮市に本社を置き、千葉県柏市や茨城県取手市などに工場がある。1928年に創業者の伊藤伝三氏が大阪市で伊藤食品加工業を立ち上げ、「セロハンウインナー」と呼ばれるスティック型ソーセージの開発をきっかけに発展した。

 <米久> 食肉やハム、ソーセージなどの製造、販売を手掛ける業界7位のメーカー。1965年創業で、78年に現在の社名に変更した。2013年に三菱商事が子会社化した。本社は静岡県沼津市。静岡県内に生産工場があるほか、全国各地に営業拠点を持つ。15年2月期連結決算の売上高は1550億円で、純利益は40億円。


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