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食品産業総合スレッド

1461荷主研究者:2015/03/01(日) 15:06:55

http://www.tomamin.co.jp/20150222281
2015年2/17 苫小牧民報
苫東に道産そば製粉工場 最大手・日穀製粉が現地法人

記者会見後、連携事業に意欲を見せる(右から)大多和巌社長、小山紀雄社長、松島永典社長、堰八義博頭

 そば粉生産の国内最大手、日穀製粉(本社長野市)の小山紀雄社長は16日、札幌市内で記者会見し、苫小牧市柏原32の苫東工業地域に製粉工場を建設する計画を明らかにした。5月ごろに着工、年内操業を目指す計画。ソバ生産から加工、販売までを展開する6次産業化を目指し、道銀アグリビジネスファンドも出資して現地法人の北海道そば製粉(本社苫小牧市)が1月21日設立され、今後、本格的な建設準備を始める。

 記者会見には小山社長のほか、松島永典北海道そば製粉社長、道銀の堰八義博頭取、6次産業化を後押しする農林漁業成長産業化支援機構の大多和巌社長CEOらが出席した。

 説明によると、苫東地域に建設する製粉工場は本社事務所を含め、3階建て3000平方メートル。玄そばとそば粉の製造、販売を行う。生産設備は、年間生産能力5000トンの製粉機械を導入、当面、年間1000トンを目標に生産する。操業時の従業員は生産部門15人程度を予定、営業部門の展開時に増員していく。工場用地は5000平方メートルを見込み、今後、土地を所有する苫東(本社苫小牧市)と売買契約を結ぶ。

 原料のソバは全量道内で調達する。日穀製粉は、長野県内に松本、軽井沢に2工場を持ち、県外の工場設置は初めて。本道が国内最大のそば産地であることや北海道ブランドを前面に出した商品展開、工場の県外設置によるリスク分散を考え、本道進出を決めた。松島社長は「苫小牧は空路、陸路、海路の交通機関が整い、道内でも比較的暖かいことが工場稼働にもよいと考えた」と立地場所に苫東を選んだ理由を説明した。

 工場稼働後、早期に食品安全マネジメントシステム(FSSC)22000を取得、「高品質で安全安心な商品を提供し、そば市場を活性化させたい」と語り、稼働後10年を目標に年商10億円を目指す考えを示した。

 小山社長は「そばは香り、風味が極めて重要。新鮮さを維持するため、輸送のリードタイムを短縮することが大切だ」と述べ、高品質な原料の安定確保に加え、道産そば粉を活用しためん類、菓子などそば食品の開発にも意欲を見せた。

 新会社の北海道そば製粉は資本金2億円。日穀製粉のほか、主に原料を供給する湯内農場(本社深川市)、道銀アグリビジネスが出資して設立。総事業費は9億円を見込み、道銀を含む提携地銀9行による地域再生・活性化ネットワークが融資する。広域的に生産から加工、販売まで展開する6次産業化の典型ともなり、道銀アグリビジネスの案件としては第1号となる。堰八頭取は「本道の生産力に販売力、技術力を融合させたプロジェクト。銀行の持つ2次、3次産業とのネットワークを活用しつつ、今後も質の高い道産品に付加価値を付け、地域振興、農業活性化に貢献していきたい」と話している。


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