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食品産業総合スレッド
1130
:
チバQ
:2012/07/01(日) 20:54:56
>>548
>>906
>>1116
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120701/bsc1207010701001-n1.htm
【底流】異例の三角関係 アサヒとサントリーが青島めぐり火花 (1/4ページ)2012.7.1 07:00
サントリーホールディングス(HD)が中国ビール2位の青島ビールと提携、上海とその周辺地域の事業展開に乗り出す。だが青島はアサヒグループHDが発行済み株式の20%を保有する大株主。アサヒは青島の販売網を生かして中国全土で事業展開する計画だったが、一大消費地の上海を手放せざるを得なくなる可能性が出てきた。日本の大手2社が中国を舞台に生き残りをかけて火花を散らしている。
6月5日午後3時半(日本時間午後4時半)、中国・上海市内のホテル。サントリー(中国)ホールディングスの白井省三社長と、青島ビールの孫明波取締役は、にこやかにあいさつを交わし着席した。2人は上海・江蘇地域で両社のビールを生産、販売する2つの合弁会社を、折半で設立する契約書にサイン。手続きは30分ほどで終了した。
その数時間前、同じ上海市内では青島ビールの臨時取締役会が開かれた。議題はサントリーとの提携について。アサヒの山崎史雄中国代表も、青島の社外取締役として席に着いた。「アサヒの“意見”を伝えるように」(アサヒ首脳)。東京のアサヒ本社からそう指示を受けていた山崎氏は、サントリーとの提携に異論を唱えたが、提携は賛成多数で承認された。
■思いもよらぬ提携
国内で熾(し)烈(れつ)なシェア争いを繰り広げる2社が、同じ青島と組む「三角関係」となった事態に、別のビール大手首脳は「異例中の異例」と驚きを隠さない。
表面的には冷静を保つアサヒだが、首脳陣の心中は穏やかではない。「当然、腹が立つ」。ある同社関係者はそう吐き捨てた。
アサヒは1994年、日本のビール大手の中ではいち早く中国に進出。青島との提携は97年からと古く、約15年に渡って関係を築いてきた。2009年、出資比率を約20%に引き上げた際に青島と結んだ覚書には「アサヒは中国ビール事業で唯一のパートナー」と記されており、アサヒとしては、青島が他の日本勢と提携するとは思いもよらなかった。
一方のサントリーはしてやったりだ。青島が開示したサントリーとの提携に関する資料には「上海・江蘇では第三者のビールは作らない、売らない」と明記してある。アサヒは青島との合弁工場でアサヒブランドのビールを製造しており、今後、消費地として最大規模の上海でも青島の販売ルートを活用して拡販をもくろんでいた。サントリーは提携でその芽を摘んだ。
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