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化学・薬品産業総合スレッド

997チバQ:2012/06/20(水) 22:58:38
http://www.asahi.com/national/update/0617/OSK201206160168.html
2012年6月17日19時8分
強い刺激臭、マスクなし作業 印刷会社胆管がん10人に
資料を見ながら工場での様子を語る元作業員の男性=16日、大阪府内、高橋健次郎撮影


 大阪市内の印刷会社の元従業員らが胆管がんを次々発症した問題で、元従業員の男性が作業の実態を語った。原因の可能性が指摘されている臭いの強烈な洗浄剤をマスクなしで常時使う状況だったという。また、発症者は9人(5人が死亡)が確認されていたが、関係者によると、さらに治療中の人が1人いて、計10人に上ることがわかった。

 「刺すような鼻の奥に押しつけられるようなきつい臭い。顔に近づけたら痛くて目が開けられない。吐き気に襲われ、ウウッとなった。皮膚につくとピリピリし、赤くなる」。大阪府内に住む40代の元従業員の男性は校正印刷部門で働き、洗浄剤を使い続けた。

 男性によると、約100平方メートルの作業場は地下にあり、校正印刷機は7台。プラスチック容器に入った洗浄剤はふたをあけた状態で機械の下に置かれていた。

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120619/ecd1206191532001-n1.htm
胆管がん、業務に原因と厚労省断定2人は在職中発症2012.6.19 15:32
 大阪市の校正印刷会社の元従業員らが高頻度で胆管がんを発症し、少なくとも5人が死亡した問題で、うち2人がいずれも在職中に胆管がんと診断され死亡していたことが18日、関係者への取材で分かった。会社側は従業員の発症を把握しながら適切な措置を取っていなかったことも判明。厚生労働省は、同社の業務に何らかの発症原因があったと断定し、今後原因物質についても特定を急ぐ。

 一方、同社が労働安全衛生法で定められている衛生管理者や産業医を選任していなかったことが新たに分かり、大阪中央労働基準監督署は、同社の衛生管理に問題があったとして是正勧告した。

 関係者によると、在職中に発症した2人は平成元年ごろと同8年に入社。いずれも印刷の仕上がりを試し刷りして確認する校正印刷部門に所属し、作業場では機械に付着したインキを落とすために有機溶剤が含まれた洗浄剤を大量に使っていたという。

 8年に入社した男性は、15年に胆管がんと診断され、2年後に27歳で死亡。元年ごろに入社した男性も在職中に発症し、19年に30代後半で死亡した。

 同省などによると、平成3〜15年までに同社で1年以上勤務した元従業員ら33人のうち、10人が胆管がんを発症、少なくとも5人の死亡が確認されている。

 校正印刷の作業工程では、発がん性が疑われる化学物質「1、2ジクロロプロパン」や「ジクロロメタン」を多量に含む洗浄剤を頻繁に使うとされる。

 労働安全衛生法に基づく厚労省の指針では、使用量などに応じて十分な換気や防毒マスクの着用などを義務づけているが、同省によると、同社は従業員にマスクを支給せず、地下の作業場では温度と湿度を一定に保つため換気が不十分で、空気が屋内を循環していた可能性が高いという。

 この問題は5月に判明。ほかに宮城県や東京都の印刷関連事業所でも元従業員2人が胆管がんを発症し、うち1人が死亡したとの相談も寄せられており、同省は大阪市の校正印刷会社の従業員や退職者計約50人の聞き取り調査を進める一方、全国の校正印刷会社など約500社を立ち入り調査し、同様の疾患がないか確認を急いでいる。


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