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化学・薬品産業総合スレッド

992荷主研究者:2012/06/03(日) 14:48:42

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120526/bsc1205260502007-n1.htm
2012.5.26 05:00 Fuji Sankei Business i.
住化とサウジ・アラムコ拡張決定 サウジ石化施設に5600億円

住友化学は25日、サウジアラビアの国営石油会社サウジ・アラムコとの合弁会社「ペトロ・ラービグ」がサウジで2009年から操業している世界最大級の石油精製・石油化学の複合施設で拡張を行うと発表した。ラービグが事業主体となり、総投資額は約70億ドル(約5600億円)を想定。サウジで得られる安価な原料を武器に2016年中に大半の製造設備を稼働させ、競争力の高い石化製品を生産する。

 ラービグは、住化とサウジ・アラムコが各37.5%、サウジの一般投資家が25%を出資。約1兆円を投じ、09年にサウジの紅海沿岸で第1期計画の設備を稼働させた。今回の拡張は第2期計画にあたり、住化は09年からサウジ・アラムコと共同で事業化調査を実施し、採算性のチェックなどを進めてきた。

 第2期の総投資額約70億ドルのうち、プロジェクトファイナンスを除いた分を、ラービグの株主が出資比率に応じて負担する見通し。住化の負担分は1000億円程度になるとみられる。

 第2期計画では原油を採掘する際に得られるエタンや、原油を蒸留・精製してできるナフサ(粗製ガソリン)をサウジ・アラムコから調達。これらの原料をもとに、石化の基礎製品であるエチレンやプロピレンをつくり、自動車部品の合成ゴム、アクリル樹脂原料など高付加価値の石化製品を生産する。

 記者会見した住化の石飛修副社長は「サウジは世界で最も安くエタンが手に入る。通常のナフサと比べると(調達コストが)桁違いに安い」と強調。また、欧州債務危機や中国経済の減速の影響などで、足元の石化需要は低迷しているが、石飛副社長は「今はどん底だが、今回の投資は長期的に見ており、心配していない」と述べた。


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