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化学・薬品産業総合スレッド

915荷主研究者:2011/11/23(水) 16:24:59

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111027/bsc1110270500003-n1.htm
2011.10.27 05:00 Fuji Sankei Business i.
フィルム、樹脂など開発競争 素材各社 携帯タッチパネル保護部材続々

 素材各社が、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末のタッチパネルの表面保護部材をめぐり火花を散らしている。独ガラス大手のショットは26日、「カバーガラス」と呼ばれる表面保護ガラスに本格参入すると発表。ガラスに加え、フィルムや樹脂による部材開発も活発で、成長市場での攻防は素材分野でも激化しそうだ。

 ショットはカバーガラスの新製品「センセーションカバー」を日本や韓国、米国など世界6カ国・地域で発売する。他社製品より全体的な強度を約2割高め、製造プロセスを簡略化して低コスト化を図ったという。横浜市内で記者会見したショット日本法人のルッツ・グリューベル副社長は「3年後には(世界市場で)シェア2割、売上高数億ドルを目指す」と強調した。

 スマホなど携帯端末向けのカバーガラスは、米ガラス大手のコーニングが大きくリードしている。同社のカバーガラス「ゴリラ」は韓国サムスン電子のスマホ「ギャラクシーSII」など世界33の主要メーカーの500以上の製品に採用されており、確固たる地位を築いている。

 ただ、日本勢も今年に入り反撃を開始。旭硝子は1月、建築用などのガラスに比べ強度が6倍のカバーガラス「ドラゴントレイル」を発売し本格参入。2012年に売上高300億円以上を目標とする。日本電気硝子も4月、カバーガラス「CX−01」の量産を滋賀高月事業場(滋賀県長浜市)で始め、12年度に世界シェア2〜3割を目指す。

 一方でガラスではなく、最終製品の軽量化につながるフィルムや樹脂で、ガラス代替需要を狙う動きも加速しつつある。

 昭和電工は、ガラスに比べ重さが半分で、同等の強度を確保した特殊フィルムの試験生産を開始。2年以内に実用化し、20年に売上高200億円規模に育てる。帝人は、自動車のヘッドランプなどに使うポリカーボネート樹脂をベースに表面の硬度を高めたシートを開発。軽くて割れにくく、加工が容易な同樹脂の長所を生かし拡販を図る。

 調査会社のIDCジャパンによると、11年のスマホの国内市場は前年比34.5%増の1兆1915億円、12年は11年の実績見通しより17.6%増の1兆4013億円になると予測している。(森田晶宏)


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