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化学・薬品産業総合スレッド

908荷主研究者:2011/10/17(月) 23:43:32

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110929/bsc1109290503013-n1.htm
2011.9.29 05:00 Fuji Sankei Business i.
三菱化学、世界シェア4割へ展開加速 リチウム電池材、中国で生産

 三菱化学は28日、リチウムイオン電池の主要材料である電解液の生産を2012年末に中国・江蘇省で始めると発表した。今後は英国と米国でも電解液の生産を始める。同社は電解液で15年の世界シェア4割を目指しており、積極的な世界展開を通じて攻勢をかける方針だ。

 電解液はリチウム電池の主要4材料の1つ。電池の内部を浸し、イオンが行き来して充放電する役割を果たす。

 中国での電解液の製造・販売に向けて、同社は全額出資の新会社を12年2月に江蘇省常熟市に設立。約25億円を投じて年間生産能力1万トンの新工場を建設し、12年末に稼働させる。

 同社の四日市事業所(三重県四日市市)には年産能力8500トンの電解液工場があり、12年2月に1万3500トンへと増強。海外では11年秋に英国、12年夏に米国でそれぞれ年産能力1万トンの新工場を建設する予定。中国を加えた全体の年産能力は12年末時点で計4万3500トンに拡大する。

 同社は15年に年産能力5万トンとし、現在20〜25%の世界シェアを40%とする目標を掲げている。電解液の主原料の電解質を安定調達するため、高純度電解質大手のステラケミファ(大阪市)との提携も検討している。

 一方、電解液で世界シェア2割強の宇部興産は今秋、米化学大手ダウ・ケミカルと電解液を製造・販売する合弁会社を設立。12年から数年かけて米国と中国、欧州に工場を建設する。

 調査会社テクノ・システム・リサーチによると、電気自動車(EV)用リチウム電池の需要拡大などを追い風に、電解液の世界市場規模は出荷量ベースで09年の2万4000トンから15年には6万7000トンに拡大する見通しだ。


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