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化学・薬品産業総合スレッド

839荷主研究者:2011/04/09(土) 18:40:32

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13019224201242
2011年4月5日(火)茨城新聞
鹿島東部コンビナート、再開3社のみ 原油確保できず停止長期化

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/13019224201242_1.jpg
【写真説明】津波で破壊された鹿島東部コンビナートの岸壁=神栖市東和田

 神栖市の鹿島東部コンビナート企業24社で組織する環境対策連絡会(幹事会社・東京電力鹿島火力発電所)は4日、記者会見し東日本大震災からの復旧見通しについて、「原油が確保できない状態が続き、多くの企業が全プラントで停止中。再開時期は不透明」と長期化する見通しを示した。大規模な損壊はなかったものの、1日現在で一部で稼働を再開できたのは3社にとどまっている。

 例年春から秋に実施している定期修理工事は「復旧工事と重複して行う」としている。

 各企業の被害状況まとめによると、津波による被害が最も大きく、鹿島港の中央航路や南航路に面した企業では軒並み配管が損壊し、バースも全半壊するなどした。周辺道路や各企業の構内道路も液状化や陥没などの被害があった。

 プラント施設については、部分的な変形や配管損傷などはあったが、高圧ガス施設や危険物施設からの漏えいはなく、倒壊などの大きな損傷はなかった。震災による死亡者はゼロで、負傷者は軽傷が4人だった。

 各企業の状況をみると、石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギー鹿島製油所は、1日現在、西日本の各製油所から船による製品受け入れが可能になり、在庫切れを起こさず出荷できる態勢が整ったが、同製油所の生産体制は停止状態。川下企業への燃料・原料の供給も行われていない。同社は「夏ごろをめどに精製装置を稼働できるようにしたい」としている。

 総合化学メーカーの三菱化学鹿島事業所も全プラントで停止。南航路に面する桟橋が損傷し、海上からの入出荷が困難となっているほか、インフラ関連施設が損傷しているという。同社は「プラント稼働再開は最短でも5月下旬〜6月上旬とみている。今後の調査によってはそれ以上になる可能性がある」との見方を示した。総出力440万キロワットの設備を持つ東電鹿島火力発電所は「停止中の設備を順次点検しながら4月上旬以降の再開を目指したい」としている。

 同コンビナートは鹿島港を中心に、原油からナフサを精製するJX、これを原料に石油化学製品の基礎原料を生産する三菱化学、さらに基礎原料を使う化成品メーカー、プラントに電力を供給する電力会社が集積している。


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