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化学・薬品産業総合スレッド
824
:
荷主研究者
:2011/03/17(木) 23:39:46
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/03/15-859.html
2011年03月15日 化学工業日報
東日本巨大地震 鹿島 ほぼ全面停止
11日に発生した東日本巨大地震のために、石油化学プラントに深刻な影響が出ている。鹿島地区の三菱化学2基、千葉地区で丸善石油化学、川崎地区でJX日鉱日石エネルギーの計4基のエチレン装置が停止した。三菱化学、丸善石油化学両コンビナートでは主要誘導品プラントも停止している。東京電力の計画停電次第ではさらに影響が広がる可能性が高い。復旧の見通しも立たない状況だ。石化製品の供給が大きく細る一方、自動車、電機など有力ユーザーの生産も低下が避けられないため、需給バランスがどうなるかは判断が難しい。地震の被害を受けなかった西日本の石化コンビナートにも影響が及ぶ可能性がある。また、アジア市況を押し上げるのも必至だ。
鹿島地区は、三菱化学の2エチレン設備が停止している。上流のJX日鉱日石エネルギーの鹿島製油所、下流の各誘導品、南北・共同発電所、工業用水などのインフラ設備も合わせ、ほぼ全面的な停止状況にある。余震の懸念や電力供給の問題もあり、安全や設備確認も完全にはできていないのが現状だ。したがって14日現在、復旧のめどなどもたたない。
三菱化学は第一号エチレン、第2号エチレンが停止しているほか、ポリオレフィンを含めたグループの誘導品設備が全面的に停止している。生産設備に大きな損傷は今のところは確認されていないが、バースなど付帯設備については一部津波を被った。液状化などで浸水があるとの情報もある。基本的に、状況が整えばエチレンなど設備を稼働できる可能性が高いが、余震の危険もあるため、十分な点検作業はできていない。
合成ゴムを生産するJSRは、地震により自動停止したままの状況が続く。点検作業を進めているが、生産設備への被害はいまのところなさそう。しかし、工業用水や共同発電所からの蒸気の供給のめどがたたないため、復旧計画はたてられないのが現状。
旭硝子(電解・誘導品)船積バースが損傷し、使用できない。設備は停止状態。
エラストマーを手掛けるクラレの設備は停止中で、安全確認中。
カネカでは、塩化ビニル樹脂を生産する鹿島工場(茨城県神栖市)が生産停止。バースに一部損傷がみられたが、それ以外には製造設備や従業員にも被害はなかったとみられる。現在、製造設備の精査中だが、工業用水や電力供給が解決されれば、生産を再開できる見通し。
川崎地区ではJX日鉱日石エネルギーがエチレン装置を自主的点検のために停止した。東燃化学のエチレン装置は通常通りに稼働している。
日本ポリエチレンのポリエチレン(PE)、日本ポリプロのポリプロピレン(PP)プラントは停止した。
サンアロマーのポリプロピレン(PP)プラントのうち1系列は停止中。もう1系列も原料が入手できないため停止。日本触媒のアクリル酸、アクリル酸エステル、酸化エチレン(EO)は通常通りの稼働。旭化成ケミカルズのアクリロニトリル(AN)は通常通りの稼働で、合成ゴムプラントは定修中。
日本ゼオンの合成ゴムは一部影響を受けたが、現在は順次立ち上げ中。
昭和電工は余震の影響や節電協力を理由にAN、クロロプレンゴムなどの設備を停止している。
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