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化学・薬品産業総合スレッド

804荷主研究者:2011/02/06(日) 14:04:21

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/219824
2011年1月9日 06:38 西日本新聞
パソコン、携帯用の電池材 旭化成 日向の生産基地強化

■太陽電池用 量産も検討

 宮崎県日向市でリチウムイオン電池用フィルム材を生産する旭化成(東京)は8日、日向地区を成長分野の電池材料基地として強化する方針を明らかにした。同フィルム材の大幅増産や、新規参入を準備中の太陽電池パネル用フィルム材の量産のほか、国内の他工場にある電池関連の研究開発機能の一部移転も検討する。日向市の細島港では国際物流に対応するため大型岸壁整備が予定されており、同社は日向地区を国内外の需要増に対応する拠点と位置付けて整備を進める。

 日向地区で生産しているリチウムイオン電池用フィルム材は、電池の正極と負極を分ける「セパレーター」と呼ばれる。パソコンや携帯電話などに欠かせないリチウムイオン電池の主要部材の一つで、旭化成が世界シェアの約50%を持つ。滋賀県の工場に続き、日向地区では2010年に生産を始めた。

 市場拡大に合わせ日向地区の生産体制を強化しており、11年6月には3本目のラインが動きだす予定。今後も、ハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)の普及などにより急テンポでの需要拡大が見込まれるため、早ければ年内にも第4、第5の生産ラインを増設する。増設に伴い雇用も増やす方針。さらに滋賀県にある研究開発機能の一部を日向地区に移すことも検討する。

 同社は高いフィルム技術を生かし、太陽電池パネルを保護するフィルム材など、電池材料を幅広く開発中。量産する場合は今後、広い土地があり、労働力や技術がしっかり確保できる日向地区を最優先で考えるという。

 フィルム材は国内のほか韓国にも輸出して2次加工するため、細島港の国際物流機能強化は追い風になる。藤原健嗣社長は「セパレーター生産にはいつでも投資していく。その量産を母体に、日向にいろんな事業を集め電池材料の基地にしたい」と話した。

=2011/01/09付 西日本新聞朝刊=


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