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化学・薬品産業総合スレッド

792荷主研究者:2011/02/02(水) 21:58:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110120t62015.htm
2011年01月20日木曜日 河北新報
三菱ガス化学が白河進出 半導体パッケージ用樹脂など製造

 福島県は19日、化学大手の三菱ガス化学(東京)が白河市に新工場を建設することを明らかにした。主に半導体パッケージ用の樹脂を製造するほか、研究開発部門も併設する。稼働は2014年度以降の予定。県と白河市は21日、同社と立地基本協定を結ぶ。

 立地するのは県の工業団地「工業の森・新白河」(白河市豊地)で、同社は約32ヘクタールを取得する。今後、県が造成に着手する。投資総額や雇用人員は明らかになっていないが、県は「県内では最近10年で最大級」と話す。工業の森・新白河には昨年、ヤフーのデータセンター建設も決まった。

 半導体パッケージは基盤を保護する製品で、材料の樹脂は耐熱性があり、電気を通さないことが必要。世界的な需要が見込まれるという。新工場からはアジア各国などに輸出する予定。白河市に隣接する西郷村では、同社子会社が既に半導体パッケージ用樹脂を製造している。

 三菱ガス化学はさらに、新工場で食品や医薬品の劣化を防ぐ「脱酸素剤」の製造も検討する。

 同社は1971年、日本瓦斯化学工業と三菱江戸川化学が合併して設立された。資本金は約420億円、従業員はグループ全体で約4920人。2010年3月期の連結売上高は約3845億円、連結営業利益は約41億円。

 東北での工場建設は初めてで、同社は「首都圏に近く、災害に強い地盤などが決め手になった。最先端の工場を目指す」と説明している。

 福島県の佐藤雄平知事は「研究開発部門も備えた工場進出はうれしい。地元雇用も期待したい」と語った。

 白河市の鈴木和夫市長は「中核技術を国内に残す企業の進出であり、誘致のモデルになる」と話した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110122t62005.htm
2011年01月22日土曜日 河北新報
白河進出の三菱ガス化学 福島県と立地協定締結

協定の締結式に臨んだ(右から)佐藤知事、酒井社長、鈴木市長

 福島県白河市に工場を新設する化学大手の三菱ガス化学(東京)は21日、福島県、白河市と立地基本協定を締結した。酒井和夫社長は「高機能型の化学製品の世界市場に向けた拠点と位置付けている」と述べた上で、「研究開発型の工場として、将来は1000人を超す雇用を予定している」ことを明らかにした。

 佐藤雄平知事や鈴木和夫白河市長らが出席した締結式は、福島市の知事公館で行われた。白河進出について酒井社長は「海外での工場立地も検討したが、技術流出を防ぐ上でも国内が最適と考えていたところに、福島県から話があった」と説明した。

 同社が進出するのは県の工業団地「工業の森・新白河」(白河市豊地)の32ヘクタール。県が2011年度後半から造成に着手、14年度から工場を建設する。酒井社長は稼働時期を14年度以降として、初期の投資額や生産額も「市場の動向を慎重に見極めた上で、早急に決めたい」と述べるにとどめた。

 新工場では、まず携帯電話などに内蔵する半導体パッケージ用樹脂を製造する。食品や医薬品の劣化を防ぐ脱酸素剤の製造も検討する。ともに同社の主力商品。

 さらにポリカーボネート樹脂などの機能化学品分野の生産拠点としても整備する。試作品の製作などを行う研究開発部門も併設し、商品開発に直結する応用研究を担わせる考えだ。

 同社は1971年、日本瓦斯化学工業と三菱江戸川化学の合併で設立。資本金は約420億円、従業員はグループ全体で約4920人。2010年3月期の連結売上高は約3845億円、連結営業利益は約41億円。


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