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化学・薬品産業総合スレッド

769荷主研究者:2010/12/26(日) 22:22:26

2010年12月10日(金)化学工業日報
JSR、S−SBRを14年めど最大3倍増強

 JSRは、低燃費タイヤ向けに需要が急増している溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)の供給能力を、2014年をめどに現状に比べ最大3倍の年産19万トンに拡大する。このため、13年から14年初にかけてアジアに生産拠点を新設する。環境意識の高まりとともに低燃費タイヤ市場は新興国にも広がっており、S−SBRは供給不足が課題になっている。JSRはS−SBRのなかでも、タイヤの転がり抵抗の小さな高級グレードで差別化を図っている。おう盛な需要に対応して増産も積極化しており、三重・四日市工場の増強計画を1年前倒して2万5000トン増やし、来年11月に年産6万トン体制を構築する。これにダウ・ケミカル(現スタイロン)のドイツ工場からの引き取り権分3万トンを合わせると、9万トンのS−SBR供給体制が整う。

 これでも自動車市場の拡大以上に低燃費タイヤの需要増が続く見通しで、供給不足の基調は変わらない。一方、原料のブタジエン不足は国内外で深刻化しており、S−SBR増産にはブタジエン調達が必須条件。このため同社は数年前からS−SBR新生産拠点を検討し、適切な立地を探ってきた。

 その結果、「13年から14年初頭にかけてアジア新工場を設けて稼働する」(小柴満信社長)ことを決めた。生産規模は2期にわたって拡大し、年産5万〜10万トンになる見通し。これによって同社の供給能力は最大で現状比約3倍の19万トンになる。


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