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化学・薬品産業総合スレッド
749
:
荷主研究者
:2010/11/23(火) 12:44:08
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201011/18/01401_2121.html
2010年11月18日(木)化学工業日報
三菱化学、白色LED蛍光体事業の拡大急ぐ
三菱化学は、蛍光体事業の拡大を急ぐ。同社は白色発光ダイオード(LED)用蛍光体に注力しており、緑色、赤色の蛍光体に加えて、近紫外(紫色)LEDの実用化に合わせて青色の蛍光体も照明用、液晶ディスプレイバックライト用に市場投入する。一層の高機能化要請に対して、開発から量産まで期間短縮を図るとともに、量産ラインの生産性向上にも取り組む。LED用蛍光体事業の売上高は50億円強。今後5年間で4倍の200億円に引き上げる。
三菱化学は白色LED事業を将来のコア事業に育成する方針で、基幹材料であるLED基板、パッケージ、封止材、蛍光体をグループで事業化している。蛍光体事業では2009年4月に子会社の化成オプトニクスを吸収合併し、小田原工場の高輝度白色LED用の赤色、緑色の蛍光体の製造能力を従来に比べて3倍に高めた。
同社は現在、第2世代の白色LED用蛍光体を供給しており、青色LEDと組み合わせる緑色、赤色の蛍光体で白色を実現している。赤色はほぼ市場を独占しており、緑色もバックライト用で高いシェアを得ている。赤色、緑色ともそれぞれ高信頼性、高輝度グレードを揃えており、液晶バックライト用には色再現性の高い製品の組み合わせ、照明用には太陽光に近い演色性の高い製品の組み合わせを提案している。
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