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化学・薬品産業総合スレッド

744荷主研究者:2010/11/14(日) 12:14:33

2010年11月5日(金)化学工業日報
日産化学、高品位尿素水生産拡大へ北海道にも拠点

 日産化学工業は、ディーゼル車の排ガス浄化システムに使用する高品位尿素水「アドブルー」を新たに北海道でも生産開始する。現在、委託製造先で年産1万キロリットル能力の設備を建設しており、年内に稼働させる。ディーゼル車では昨年10月に排ガス規制「ポスト新長期規制」が施行され、これに対応した排ガス浄化システムは急速な普及が見込まれる。これにともないアドブルーの成長が確実視されており、供給体制を強化するもの。新工場は名古屋工場(名古屋市)、グループ会社工場(群馬県藤岡市)に次いで国内3番目。合計生産能力は年5万キロリットルとなる。同社では1〜2年内に、さらに1〜2カ所の生産拠点を整備する考え。

 アドブルーは独自動車工業会の登録商標。脱硝装置「尿素SCR(選択還元型触媒)システム」において触媒に噴射、NOxの還元剤として使われる。尿素32.5%の水溶液だが厳しい規格が定められている。国内では日産化学工業のほか、三井化学、日本化成がメインサプライヤーで、3社で約90%のシェアを占めるといわれる。

 日産化学は、2005年にグループの日星産業(東京都中央区)、日産物流(同)と組んでアドブルーを市場投入。名古屋工場に続き、07年にはグループ会社工場にも「関東工場」を設置した。生産能力は、それぞれ年2万キロリットル。加えて今回、北海道にも生産拠点を置くことにした。委託製造先の既存設備を活用して現在建設中で、撹拌装置の導入などを進めている。生産能力は年1万キロリットルで年内に完成・稼働の予定。


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