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化学・薬品産業総合スレッド

738荷主研究者:2010/10/29(金) 00:21:14

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101019/bsc1010190504006-n1.htm
2010.10.19 05:00 Fuji Sankei Business i.
【興隆アジア】エコタイヤ需要、旭化成が照準 シンガポールに合成ゴム工場

低燃費タイヤ向け合成ゴムを生産している旭化成の川崎製造所=川崎市川崎区

 旭化成は18日、シンガポールに低燃費タイヤ向けの合成ゴム工場を新設する、と発表した。2013年に稼働させる予定。同社が海外でこの合成ゴムを生産するのは初めて。自動車の環境対応が求められる中、拡大が見込まれるアジア需要を取り込みたい考えだ。

 シンガポールのジュロン島に「S−SBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)」と呼ぶ高機能品を生産する工場を100億円超を投じて新設する。年産能力は約2000万本分のタイヤの原料に相当する5万トンで、13年6月の稼働開始を予定している。需要動向をみながら、15年前半までに同規模の能力増強を図る。

 S−SBRは主に地面と接触する「トレッド」と呼ぶ部分に使われ、別の素材との摩擦によるエネルギーロスを減らし、燃費性能を高める。このため、環境意識が高まる中で世界的に需要が拡大している。

 同社はこれまで、S−SBRを国内の2工場で生産していたが、「特にアジアではモータリゼーションの急速な進展とタイヤ生産のアジアシフトで、ゴム市場の成長が続いている」として、原料が確保しやすく、アジア市場に近いなどの理由からシンガポールでの工場新設を決めた。

 S−SBRをめぐっては、旭化成のほかにも住友化学がシンガポールでの生産を検討しており、12〜13年に稼働を始め、年産能力を現在の3〜4倍に高める計画だ。

 JSRも来年11月までに四日市工場(三重県四日市市)の年産能力を現在の2倍弱に拡大させるほか、アジアに生産拠点を設けることも検討しており、今後も各社の能力増強の動きが相次ぎそうだ。(中村智隆)


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