したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

化学・薬品産業総合スレッド

734荷主研究者:2010/10/23(土) 14:00:43

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101014/bsc1010140503002-n1.htm
2010.10.14 05:00 Fuji Sankei Business i.
【興隆アジア】セントラル硝子、リチウムシフトで中国を開拓

2011年春に稼働予定の電解液工場の建設を進めるセントラル硝子の宇部工場。これに続き中国での合弁生産も決めた=山口県宇部市

 ガラス大手のセントラル硝子は13日、中国でリチウムイオン電池の主要部材である電解液の生産に乗り出す、と発表した。中国化学大手の山東石大勝華化工集団(山東省)と合弁製造会社を設立することで基本合意した。リチウム電池はハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などエコカー向けに拡大することが予測され、電解液も旺盛な需要が見込めると判断した。

 合弁会社の「東営盛世化工」は12月をめどに設立する予定。資本金は未定だが、セントラル硝子が70%を出資する。

 合弁会社は、山東石大勝華が山東省で運営する化学工場の敷地内に、12年半ばの稼働を目指して新工場を建設する。段階的に生産能力を拡大し、将来的には年1万トンの能力を持たせる計画だ。

 新工場では、原料の一つである溶媒を山東石大勝華から調達して電解液を製造する。その後はセントラル硝子が国内2カ所で運営する電解液工場に送り、顧客の要望に合わせた最終製品に仕上げるなどして電池メーカーに供給する。

 電解液は、電解質と溶媒を組み合わせて製造する。合弁相手の山東石大勝華は溶媒の世界的大手で、セントラル硝子では電解液の生産拡大を目指す上で溶媒を安定調達できるパートナーとして最適と判断した。

 セントラル硝子は、自動車向け蓄電池の市場が立ち上がり始めたのを機に電解液市場に参入。09年春に川崎工場(川崎市川崎区)内に新工場を立ち上げたほか、11年春には宇部工場(山口県宇部市)内に2カ所目となる工場を建設する計画だ。同社では、これに今回の中国を加えた3拠点体制を構築することにより、1台当たりの電解液使用量が携帯電話やパソコンに比べはるかに多い自動車向け市場で主導権を握りたい考え。

 電解液製造では、宇部興産が堺工場(堺市西区)内に新工場の建設を検討するなど、各メーカーが増産の方針を打ち出している。(井田通人)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板